【一人旅】伊勢神宮～鳥羽～賢島～名古屋 3泊4日

2025/03/10 - 2025/03/13

以前からずっと行ってみたかった伊勢志摩エリア。
伊勢神宮参拝から、志摩の温泉と海産物、鳥羽水族館を堪能します。
当初は伊勢志摩エリアのみ訪問する予定でしたが、1日だけ延泊して名古屋でもおいしいものを食べてから帰宅することにしました。

移動はすべて公共交通機関を利用、朝ゆっくり早めの宿到着で詰め込まない・無理しないスケジュールでお目当てのスポットをまわりました。

【行程】
1日目：伊勢神宮
　賢島宝生苑泊
2日目：鳥羽
　賢島宝生苑泊
3日目：賢島→名古屋
　名鉄イン名古屋桜通泊
4日目：岡崎・名古屋



　

エリア 三重

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

新幹線で名古屋まで向かい、名古屋からしまかぜに乗って伊勢市駅まで。

2列-1列の座席配置で、ぼっち席が予約できたので
お隣を気にせずのんびり電車旅できました。
周りの乗客はご家族とかお友達と来ている方ばっかりで電車内はどことなくウキウキモードで終始賑やかでした。

シートがフカフカで座り心地が最高だったので、発車して早々に私は寝落ちしてしまいました。

近鉄名古屋駅 駅

伊勢市駅に到着。参道をまっすぐ歩きます。

伊勢市駅 駅

外宮に到着しました。

伊勢神宮外宮(豊受大神宮) 寺・神社・教会

正宮。この鳥居の先は撮影禁止です。

このあと別宮もひととおり回りました。

参道は人がまばらだったのに、境内はかなり大勢の人で混雑していました。
平日なのですいてるかと期待してたんですが、春休みシーズンなので仕方ない。
大学生くらいのグループ客が多かったかな。あと、予想外に外国人が少ない。というか、ほぼいない。

伊勢神宮外宮(豊受大神宮) 寺・神社・教会

伊勢市駅前にいったん戻ってバスに乗り内宮へ移動。
内宮は外宮以上にめちゃめちゃ混んでる！

伊勢神宮内宮(皇大神宮) 寺・神社・教会

宇治橋を渡ります。
かなり混雑していますが、神様の通り道である道の真ん中はみなさん避けて端をお行儀よく歩いています。
神聖な場所だからか、みなさん秩序正しく参拝している感じ。

伊勢神宮内宮(皇大神宮) 寺・神社・教会

五十鈴川。
手水舎もありますがこちらで手を清めるのが本来の手順だそうです。水が透き通っています。

伊勢神宮内宮(皇大神宮) 寺・神社・教会

こちらが内宮の正宮。
こちらもこの先は撮影不可。

伊勢神宮内宮(皇大神宮) 寺・神社・教会

外宮と内宮で御守りを一つずついただきました。

外宮のはぷっくりしてかわいらしいかんじ。
内容のはシュッとしててシンプル。

外に出たら急にお腹がすいてきました。
おかげ横丁で何か食べよう…と思ったら、すごい人の数！

せっかくだから伊勢うどん食べたいな～と考えていたら、おかげ横丁入ってすぐのお店のメニューに「而今」の文字を発見！問答無用で入店します。

而今は単品では注文できず「三重の地酒３種飲み比べ」セットで飲めました。

森下酒店 伊勢神宮前店 グルメ・レストラン

しばらくして伊勢うどんも到着。
ダシとネギと鰹節が相性よくてほんのりあったかくて、歩き疲れた身体に染み入ります。

麺はやわやわぶよぶよ。箸で持ち上げると切れちゃうくらい。すすれないうどん。
普段なら絶対に食べないけど、お伊勢参り記念なのでおいしくいただける。

森下酒店 伊勢神宮前店 グルメ・レストラン

日本酒のアテに焼き牡蠣も。

やっぱり而今おいしい！来てよかった～！

森下酒店 伊勢神宮前店 グルメ・レストラン

お腹を満たしたら、お土産やさんなどを物色します。

おかげ横丁 名所・史跡

お酒を飲んだから甘いものが欲しくなりました。
せっかくだから赤福。

赤福 本店 グルメ・レストラン

お座敷でいただきます。疲れていたのであっという間にペロリ。

赤福っていつも喉に引っ掛かりそうになるのであんま好きじゃなかったんですが、やはり現地で食べるとおいしく感じます。

赤福 本店 グルメ・レストラン

もう夕方も近くなってきたのでさすがに観光客の数も減ってきます。

おかげ横丁も満喫したので、宿のある志摩方面までバスで向かいます。
内宮前のバスターミナルから毎日往復2便パールシャトルという志摩方面のホテルへ向かうバスに乗ります。要予約なので事前にネットでチケット購入していました。バス移動はらくちんです。

今回2連泊お世話になる賢島宝生苑さんです。
大きくて立派な旅館です。ロビーはでっかい吹き抜けになっています。

朝なぎの湯 夕なぎの湯 (賢島宝生苑) 温泉

ひとり旅プランというお値打ちコースを予約しました。

朝なぎの湯 夕なぎの湯 (賢島宝生苑) 温泉

こちらのお宿は全室オーシャンビュー！お部屋から英虞湾を一望できて素晴らしかったです。
英虞湾を眺めながらの露天風呂も最高でした。

残念ながら次の日からずっと雨の予報なので晴れている今日のうちに景色を堪能します。

朝なぎの湯 夕なぎの湯 (賢島宝生苑) 温泉

温泉に入ったあとはお待ちかねの夕食です。

お造りが美しい～！伊勢海老がぷりっぷりで甘みもあって美味！

朝なぎの湯 夕なぎの湯 (賢島宝生苑) 温泉

鮑の蒸焼き。

今まで鮑っておいしさが分からなかったんですが、ここで食べたのはおいしかった！

朝なぎの湯 夕なぎの湯 (賢島宝生苑) 温泉

茶碗蒸し。これもとってもおいしい～！

朝なぎの湯 夕なぎの湯 (賢島宝生苑) 温泉

天ぷらもカラッとしてて最高でした。

明日の食事も楽しみ…！

朝なぎの湯 夕なぎの湯 (賢島宝生苑) 温泉

2日目は賢島駅から鳥羽に向かいます。
予報通り朝から雨です。

賢島駅 駅

大降りの雨なうえに気温も低く、鳥羽湾めぐりクルーズはあきらめて屋内観光を楽しむことにしました。

ミキモト真珠島へ向かいます。

ミキモト真珠島 美術館・博物館

ちょうど海女さんの実演が始まる時間ということで、海女スタンドへ向かいます。

ミキモト真珠島 美術館・博物館

開始時間の少し前に私たちの前を一頭のスナメリが横切りました。
一瞬なのでうまく撮影できませんでしたが、鳥羽湾クルーズは諦めたけど予想外のラッキー。

ミキモト真珠島 美術館・博物館

しばらくすると、船に乗って海女さんが登場。

ミキモト真珠島 美術館・博物館

愛想よく手を振ってくれました。

ミキモト真珠島 美術館・博物館

ただでさえ寒いのに水の中はさらに冷たそう。
アナウンスに聞き入り、海女の歴史や生活について学びます。

ミキモト真珠島 美術館・博物館

真珠博物館で養殖真珠の歴史などを学びます。真珠が生まれる理屈はド文系の私には難しかった。

ミキモト創業者のでっかい銅像がありました。
島の奥に進むと創業者の生涯を展示した記念館もあったのですが、雨がひどすぎて歩く気になれなかったのでそちらには入らず、せめて像の写真だけでもと思い。

真珠博物館 美術館・博物館

お次はお隣の鳥羽水族館へ。
館内は人でごった返してました。春休みの平日恐るべし。

鳥羽水族館 動物園・水族館

入館したら真っ先にラッコエリアへ。

・・・ですが、ものすごい人だかりでほぼ見えません。(この時観覧方法が変更になる直前だったので余計に混雑していたかも)

お食事タイムとかでもないのでラッコたちもただただプール内をぐるぐる泳ぎ回ってるだけだし前方の観客は一向にどかないしでまったく動きがありません。
とりあえずメイちゃんとキラちゃんの元気そうな姿を見れたのでよしとします。
(1時間後くらいにもう一度来てみたけど状況に変化ナシ)

鳥羽水族館 動物園・水族館

ラッコのお隣にいたイロワケイルカ。
スタイリッシュなかんじ。

鳥羽水族館 動物園・水族館

そのお隣のバイカルアザラシ。
人だかりのラッコプールの脇で愛嬌を振りまいてました。ラッコだけじゃなくてみんなアザラシも見ようよ～

鳥羽水族館 動物園・水族館

ジュゴンのセレナさんはお食事中でした。黙々と食べ続けるセレナさん。
だいぶおっとりさんに見える。
海草が水中に散らばって視界が悪くなってました。

鳥羽水族館 動物園・水族館

屋外エリアのアシカ(オットセイかも)
元気いっぱいでした。

鳥羽水族館 動物園・水族館

こちらはオタリアだったかな。

鳥羽水族館 動物園・水族館

水槽に貼りつくセイウチさん。でっかい。
この子はたしか繁殖のために他の水族館から一時貸出中の女の子。

鳥羽水族館 動物園・水族館

スナドリネコ。
小さいけど凛々しいお顔立ち。

鳥羽水族館 動物園・水族館

先ほど鳥羽湾でも見かけたスナメリさん。
ちょうとごはんタイムでした。

鳥羽水族館 動物園・水族館

せっかくなのでアシカショーも鑑賞します。
この日の演者はカリフォルニアアシカのシルクちゃん。

陸ではおとぼけ顔でぺちぺちやってるのが可愛らしいけど水に入るとめちゃめちゃ勢いよく泳ぐのでギャップがすごい。

鳥羽水族館 動物園・水族館

15時近くなってさすがにお腹ペコペコになり、駅前にある鳥羽一番街というビルの中にある「味佐々」へ。

大漁船盛膳という定食を注文。名前の通り船に乗って登場！
フライもお刺身もめちゃめちゃおいしかったです。
定食や単品もメニューが豊富で、一人じゃなかったらおつまみもいろいろ頼みたかったなあ。

宿に戻って夕食まで温泉に浸かります。
宿の建物の中にボウリング場がありました。懐かしい…！若いお客さんたちがボウリングしてました。

賢島宝生苑 宿・ホテル

本日もお楽しみ夕食タイム。
1日目と全メニュー違うものを出してくれました。

2日目は洋食多めでこちらは伊勢海老のビスク。濃厚でとってもおいしかった。

賢島宝生苑 宿・ホテル

本日のお造り。
氷の器が立派です。
全部間違いなく美味しい。

賢島宝生苑 宿・ホテル

本日の鮑はバターのソテー。
香りが豊かでソースもしつこくない。この旅ですっかり鮑が好きになりました。

賢島宝生苑 宿・ホテル

伊勢海老の天ぷら。贅沢！

賢島宝生苑 宿・ホテル

お食事は名物の手こね寿司と赤だし。
お米も地元産でおいしかった。

2日間こんなにおいしいものを食べ続けていいんだろうかと心配になるくらい。

賢島宝生苑 宿・ホテル

3日目。今日も相変わらず雨ですが賢島クルーズに行きます。
雨なので人が少ないと思いきや団体のお客さんがおりまあまあ賑わってました。

あご湾遊覧 賢島エスパーニャクルーズ 乗り物

お天気が良かったらデッキで風を浴びながら景色を楽しめたのになぁ。

あご湾遊覧 賢島エスパーニャクルーズ 乗り物

これも全部真珠の養殖場でしょうか。

50分程度のクルーズを終え、賢島駅からまた特急に乗って名古屋へ向かいます。

あご湾遊覧 賢島エスパーニャクルーズ 乗り物

名古屋一食目は名古屋人のソウルフード・スガキヤ。ノリタケのイオンモールにあるフードコートです。

子供の頃名古屋に住んでいた時期があるので私にとってもスガキヤは思い出の味です。
まぁ、スガキヤラーメンはインスタントでいつも食べてるんですが。

こちらのお店ではスガキヤのダシが入ったたこ焼きがあるということで気になって。七味がかかってガリがついているのが珍しい。味はごく普通のたこ焼きでした。

私にとってスガキヤといえばラーメンよりもソフトクリームなのでもちろん食後にソフトクリームもいただきました。

さすがに食べすぎてお腹が苦しい。

食後に「ノリタケの森」を散策します。

こちらはノリタケのショップ。見てると欲しくなる。
アウトレットやセット割などお買い得品も多そうでした。

ノリタケの森 美術館・博物館

レトロなレンガ造りの建物。

ノリタケの森 美術館・博物館

こちらは入場無料のウェルカムセンター。
ノリタケの歴史が学べます。ノリタケっていうのは創業者の名前と思ってたんですが、地名だったんですね。

ノリタケの森 美術館・博物館

有料のミュージアムも拝見。本物の職人さんが絵付けしているところも見れたりしました。
陶器と磁器の違いもイマイチ知らなかったのでとても勉強になった。
見終わったらノリタケの磁器でテーブルセット一通り揃えたくなります。(買わなかったけど)

ノリタケの森 美術館・博物館

工場の煙突6本が残されています。なかなか迫力があります。

ノリタケの森 美術館・博物館

工場跡と芝生とイオンモールがとてもいいバランスで共存していて地元の憩いの場という感じで気持ちのいい場所でした。
ノリタケの洗練されたセンスすら感じる公園です。

ノリタケの森 美術館・博物館

名古屋駅まで15分ほど歩き、予約していたぴよりんをピックしにいきます。
今は人気すぎてお店に並んでも買えない可能性があると聞いてたんですが、事前予約で確実に購入できると知り、予約しておきました。
ぴよりんを食べるために名古屋に寄ったといっても過言ではない。

ホテルの部屋で開封の儀。
駅チカのホテルで5分くらいしか歩いてないので無事でした。
でもすでに下のほうはちょっと崩れかけてきてる。なるほどぴよりんチャレンジおそるべし。
2匹のお顔がちょっと違うのが手作りらしくていいですね。
ぴよりんは夜食にとっておきます。

夕食はひつまぶし。
まめきちまめこさんのブログでおすすめされていた「しら河」さんへ。栄の店舗です。
18時前に入店したのですが、この日は肝焼きはもう売り切れとのことでした。

しら河 栄ガスビル店 グルメ・レストラン

ちょっとボケちゃったのですが、鰻のテリが分かるでしょうか。
外パリパリ、中ふわ～で私の理想の鰻そのものでした。
こちらのお店はお茶漬け用のおダシは必要な時に店員さんに声掛けしてアツアツを提供してもらえます。

しら河 栄ガスビル店 グルメ・レストラン

鰻でお腹いっぱいになったら久屋大通公園を散歩します。
公園の両サイドにカフェなどがありオシャレな都会のオアシス。

久屋大通公園 公園・植物園

デカぴよりん発見。

久屋大通公園 公園・植物園

テレビ塔。
ふもとに広いテラス席のあるバーがあり、気候のいい季節にここでお酒を飲んだら気持ちよさそうです。

名古屋の街の中心部は整然としていて綺麗。
人が多すぎないし道も広いので歩きやすく快適だと感じました。

久屋大通公園 公園・植物園

ホテルに戻りついにぴよりんを実食です。

タマゴの香りがふわーっと香ってしっかりとした味のプリン。ただ、周りのババロアがやや甘すぎるうえに緩すぎるかな。冷蔵庫で冷やしすぎたのか？ちょっと水っぽい気もして、まぁ1回食べれば満足かな、という感想でした。
もう一つは冷蔵庫に入れて明日の朝ごはんがわりに食べます。

4日目最終日は岡崎まで八丁味噌の味噌蔵見学にいきます。

歴史ある工場です。
八丁味噌発祥の地である岡崎で今も営業しているのはこちらのカクキューさんともう1件だけだそうです。

まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような立派な蔵がいくつも並んでいました。

見学ツアーは30分ほどで終了する簡単な内容のものでした。

ツアー終了後にお隣にある直営のレストランで味噌煮込みうどんをいただきます。

こちらのお店の味噌煮込みは比較的マイルドな味付けで麺の固さもほどほどで食べやすい感じでした。
個人的にはもう少し八丁味噌のパンチがあってもよかったかな～。(ビールも飲んでたから余計にそう感じたのかも)

食後は売店でお土産用に味噌かりんとうやフリーズドライのお味噌汁を購入しました。

売店の外では味噌ソフトクリームをいただけます。
上にかかっているのが味噌パウダー。お店の方が「塩キャラメルのような味わい」とおっしゃっていましたが、確かにキャラメルっぽいコクと香ばしさ。
そして付け合わせの味噌味のビスケットがびっくりするくらいおいしかったです。こちらも売店で売っている商品かもしれません。

最後に栄のデパ地下でお土産を物色して帰路につきます。
千寿の天むすをテイクアウトして新幹線の中でいただきました。
味がしっかりついている天むす。お米もふわふわぎっしりで食べごたえたっぷり。
お腹いっぱいで東京に戻りました。

悪天候や想像以上の人混みで予定通りに行かない部分もありましたが、4日間のんびり食べたいものを食べ尽くし大満足の東海旅でした。

天むす 千寿 天むす茶屋 松坂屋店 グルメ・レストラン