2019/12/27 - 2019/12/29
1605位(同エリア2582件中)
TATAさん
英国駐在時、コロナ前の2019年に行ったマルタ旅行記です。職場の同僚から良かったよと勧められていくことにしたのですが、地中海に浮かぶ小さな島ということ以外に何も知らずに行きました。
なのですが、地下神殿とか古代遺跡とか、紀元前4000年とか、さすがに眉唾物だろうと思いつつも、不思議なものでその場にいると本当なのかと思ってしまいます。世界ふしぎ発見並みの歴史遺産への旅路です。
この頃、まだ旅行記を公開するなんて事は全く考えてなかった頃で、写真の枚数もクオリティもダメダメなレベルですが、よろしければお付き合いください。
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前日食べたものが悪かったのかあまり眠れず、4時前に目が覚める。予定より早いけど5時に出発、Uberでルートン空港へ。Ryanで一路マルタへ。
マルタ空港は小さい。入国審査も空いててものの10分で入国。バス乗り場に行くと宿泊先のWaterfront Hotelに行くバスは10分後ということですぐに乗り込む。40分ほど乗ってPonsonbyという停留所で降りて数分歩く。
海沿いの停留所。ちょうど通り雨が来る。すぐ横は地中海。素敵な青緑色。対岸にはバレッタの城塞都市群が見える。ザ ウォーターフロント ホテル ホテル
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12月だけど気温は20度、快適。やっぱり冬は南の国に行くに限る。3時前にホテルにチェックイン。写真はホテルからの景色。海が正面に。
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少しホテルで休んで、16時ごろに散歩へ。フロントの人と少し話して、どうせなら対岸までフェリーで行けばと。数分歩くとすぐに港に到着。これね。
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フェリーは30分に一便と書いてるけど、どう考えても満席になったらすぐ出発してる感じ。対岸のバレッタ港迄は10分足らず片道1.5ユーロ、往復だと少し安くて2.8ユーロ。対岸が近づくと少し気分が上がるなあ。
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対岸に到着すると風情のある街並み。英国風でもなく独特の様式。色合いとかは南欧風だなあと。地中海の島国ということで軍事上の要衝として歴史的にも複雑な経緯だったこともこの国に独特の風情を与えているということなんでしょう。
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小一時間バレッタ側を散歩して、真っ暗になる前にホテル側に戻る。今度は50~60人ほど行列を作ってて満席だったけどそれでも乗せてくれる。結局船内では立ちっぱなし。それでも10分程度なので問題なし。
スリーマ港に下船後、せっかくなので海鮮をいただく。シーフードのミックスフライ17ユーロ。エビ、イカ、白身魚のフリッター。不味くはないけどというお味。特に物珍しさもないけど満腹に。
その後ホテルに戻って就寝。 -
さて、2日目。ホテルの朝食をいただいて8時半ごろ出発。明日は午前便で帰国なので実質観光できるのは今日が最後。
向かったのはハイポジューム地下神殿遺跡。途中時間潰しのためにカフェに寄ってから到着。
地下神殿遺跡、名前はすごく重みを感じる。一時間に10人まで、前もって予約が取れた人だけ参加できる。写真撮影厳禁。
丁度突然に来てチケットを購入したいとの人が。でもさすがに売ってくれない。次は1月7日のチケットだと。我ながらよく取れたもんだ。荷物をロッカーに入れて中へ。日本語の音声ガイドもあるので、へえと。アジアの言語は日本語だけ、よく日本語設定してくれてたものだ、ありがたい。参加人数を数えるとやっぱり10人。限られた人数しか観光できない世界遺産か、かなり驚き。まずはガイダンス、紀元前4,000年前の地下遺跡。1907年に偶然見つかった後一般公開された直後から遺跡が劣化したため仕方なしの制限だそう。なので写真もダメと改めて説明される。
今から6,000年ほど前の遺跡。石灰石を削って作った地下街区。いったい何のために作ったのか、その後この人々はどこに消えたのか。アトランティス大陸の伝説に関連づけられるほどの古代史の謎。歩く距離はごく僅か。だけれども丁寧に見せてくれたことに感謝、そう思えば10人しか同時に入れないというのもいいことと感じる。40分ほどで終了。見応えはあった。今更ながらチケットが取れた僥倖に感謝。絵葉書を3枚買ってハイポジュームを後にする。
ホントに6,000年前の遺跡なの?と眉唾物に感じる部分もあるのですが、それがホントかどうかみなさん是非足を運んでご自身の目で見てください。わたしは信じてます(笑)。ハルサフリエニ ハイポジウム神殿 城・宮殿
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イチオシ
せっかく買った絵葉書だから早速書いて郵便局に向かおうとすると教会から荘厳な鐘の音が。ちょっと感動。
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カフェで絵葉書執筆中。イタリアとかもそうだけど南欧のスイーツのレベルは高いですよね。ティラミス美味しかったです。
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郵便局。欧州はこのラッパのマークで示すこと多いですね。
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10分ほど歩いてタクシーン神殿に到着。ここも巨石文明の遺跡。15分ほどうろうろして終了。
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その2。ここは事前予約とか不要。凄いんだけどその前に見たハイポジュームがもっと凄いので何故が感動が抑えめ。ショックのあまり心が乾いてるのかなあと。
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バスをバレッタのバスターミナルで乗り継いで80番台のバスに乗って目指すは古都イムディーナ。
道中はサボテン畑が沢山。地中海性気候といえばレモンとオリーブと習ったような気がするのだけど、サボテンも多いんだな。 -
イムディーナその1。イムディーナは古都というだけあって、豊かな風情に囲まれた街並み。教会と洒落たレストラン。だけどそれだけという感じ。一時間ほど歩いたらもう終了。
イムディーナ ダンジョン 史跡・遺跡
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その2。
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その後バレッタに戻って考古学博物館に、ここでSleeping Ladyの現物を見る。ここは見ごたえあり。
それにしても写真が下手だなあ。ごめんなさい。なんだか分からないですね。国立考古学博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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バレッタの中心地。
マルタ。地中海の島国。面積は淡路島の半分という小国ですが、その地理的な背景から要衝に。ローマ、イスラム、フランス、英国統治を経て今の公用語はマルタ語と英語。欧州では実は結構珍しい英語が公用語の国。ただ地名はマルタ語表記が中心で、なぜこう読む?というのが多く、慣れるまでは結構苦労しました。中世のままの街並み、そして何より古代遺跡と、単なるリゾートではなく、歴史好きの人も十分に満足のできる場所。治安はよいし、食べ物はおいしい(というほど大したものは食べていないけれど)。暖かい気候に恵まれたことも良かったですし、なかなかのおススメでした。 -
最後にパン屋でパスティッチを購入。一個50セント。チーズと豆のどっちがいいかと聞かれたので豆のを購入。正直これが一番おいしかった。ほぼコロッケパンの味。これでこの値段ならいいな。キニーと一緒にホテルに戻って食す。キニーは昔子供の頃病院でもらった風邪薬の味。もともとコーラのような飲み物を目指したマルタの会社が独自に作ったものらしい。ドクターペッパーよりは好きかな。でも本家コーラのほうがおいしいな、やっぱり。
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ザ ウォーターフロント ホテル
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