2024/11/28 - 2024/11/28
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ペコちゃんさん
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11月の〇〇会は、都内の紅葉散策。
午前中は、駒込にある六義園・・・さすが、都内の紅葉名所人気No1で、見頃を迎えた紅葉と美しい庭園を楽しみました。
その後は池袋に向かい、一度見学してみたかった立教大学のチャペルに立ち寄って、昼食の後は自由学園明日館から目白庭園と歩いて回りました。
写真は、池に映える紅葉が見事な目白庭園。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル 私鉄 徒歩
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10時半に山手線・駒込駅に到着・・・六義園は南口から歩いて数分です。
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元禄15年(1702)に築園された「六義園」は、五代将軍・綱吉の信任が厚かった川越藩主・柳沢吉保の下屋敷だった処で、池を中心とした回遊式築山泉水の大名庭園です。
明治11年には三菱財閥の創始者・岩崎弥太郎の別邸となり、その後、昭和13年に東京市に寄付されて一般公開が始まり、昭和28年には特別名勝に指定されます。
創建当時から名園の誉れ高く、小石川後楽園と共に江戸二大名園と言われ、綱吉の御成りが58回にも及んだとか。 -
駅から近い染井門・・・通常は閉まっていますが、紅葉やイベントの時には開門します。
でも、ご覧の通り長蛇の列・・・外国人も結構来ています。 -
シルバー料金:150円を払って入園し、千里場(昔の馬場の跡)を進むと、爽やかな竹林があります。
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出汐湊と呼ばれる「大泉水」と「中の島」・・・六義園と言えばこの景色です。
園名の六義園は和歌の分類六体に因んだもので、園内には和歌に詠われた名勝88ケ所が設けらています。 -
「中之島」の左側に見える石組は妹背山・・・妹山(いものやま:女性)と背山(せのやま:男性)の二つの山は男女の間柄を示すものとされ、子孫繁栄を願った山です。
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売店で一休みする人々を横目で見ながら、大泉水を反時計回りに進みます。
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2枚の大きな石を中央で連接した「渡月橋」・・・後堀河天皇が詠んだ「和歌の浦 芦辺の田鶴の鳴く声に 夜渡る月の 影ぞさびしき」という和歌からその名がつけられました。
橋を渡って藤代峠に向かいます。 -
大泉水に浮かぶハゼの紅葉。
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園内で一番高い標高35mの築山「藤代峠」・・・登り道の途中には、季節外れのツツジの花が。
『ふじしろの みさかをこえて見わたせば かすみもやらぬ 吹上の浜』・・・紀州・和歌の浦近くにある「藤白坂」の峠からは和歌の浦全体が見渡せ、藤代峠は藤白坂に見立てたものと考えられています。 -
頂上は「富士見山」と呼ばれ、江戸時代には富士山が見えたそうですが、今も庭園が一望できるビュースポットです。
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大泉水と中の島に架かる田鶴橋。
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庭園の先に聳える高層オフィスビルは、理化学研究所の跡地に1998年に建てられた地上23階の「文京グリーンコート」。
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美しいハゼの紅葉。
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庭園に架かる9つの橋の1つ「山陰橋」・・・最も北側にある橋で、山陰の名前の通り、周囲の樹々の陰に遮られて陽の光が届かない場所にありますが、却ってその分、趣きがあります。
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山陰橋は紅葉の写真スポット・・・「剡渓流」と名付けられた水路の水面に映る紅葉が見事です。
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ツツジの古材で建てられた「つつじ茶屋」・・・六義園を所有した岩崎家は庭園を修復し、園内各所に洒落た亭を建てましたが多くは焼失し、唯一残ったのがこのつつじ茶屋です。
柱と梁にツツジの木を使った茶屋は老朽化のため、周囲を栗の木の控柱で補強しています。 -
「つつじ茶屋」から庭園に戻る途中も紅葉に包まれます。
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抹茶と茶菓子をたしなみながら、絶景を愉しめるスポット「吹上茶屋」・・・金沢の兼六園で有名な「雪吊り」がそばにあります。
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茶屋の向かいにあるドウダンツツジも紅葉真っ盛り。
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茶屋の先にある「吹上松(ふきあげのまつ)」・・・樹齢300年以上の赤松です。
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カモが泳いでいます。
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千鳥橋周辺の紅葉。
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大泉水の水面に映える紅葉。
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傘に取り付けられた龍の藁細工。
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大泉水に浮かぶ「臥龍石(がりょうせき)」・・・その名の通り、龍が伏せているような形の石が水面から顔を出しています。
その先には雪吊りと吹上茶屋。 -
茶室「心泉亭」と紅葉。
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その東側にある茶室の「宜春亭(ぎしゅんてい)」。
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正門近くの紅葉。
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快晴の下、仲間の皆さんと共に紅葉を楽しみました。
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正門を入った所に展示されている菊花展。
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正門を入った所にある石碑。
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ここが正門・・・昼前なので、もう行列はありません。
六義園の後は池袋周辺を散策するため、駒込から池袋に向かいます。 -
最初に立教大学のチャペルを見学するため、立教大学池袋キャンパスへ・・・立教大学といえば、やはりツタの絡まるレンガ造り校舎ですね。
立教大学が西池袋に移転したのは大正7年(1918)で、当時建設されたレンガ造りの校舎群は本館・チャペル・図書館など8棟・・・関東大震災や戦時下の空襲も乗り越え、現在は6棟が東京都の歴史的建造物に選定されています。 -
立教大学のルーツは、米国聖公会の宣教師チャニング・ウィリアムズ主教が、明治7年(1874)に築地の外国人居留地に設立した立教学校・・・正門にはクリスマスの飾りつけが施され、毎年クリスマスの時期には、様々なイベントが開催されます。
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正門をくぐると、イベントのパンフレットなどが配られています。
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本館前の見事なイチョウとヒマラヤ杉の巨木。
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チャペルは、1919年に他のレンガ建物群と共に落成しました。
♪ つたの絡まるチャペルで 祈りを捧げた日 ♪・・・ペギー葉山のヒット曲『学生時代』のメロディが思わず出てきますが、この歌は彼女が通った青山学院が舞台だそうです。 -
キリスト教に基づく教育を行う立教大学・・・そのシンボルがチャペルで、チャペルの正式名称は「立教学院諸聖徒礼拝堂」。
日々の礼拝をはじめ、創立記念やクリスマスなど様々な礼拝が行われます。 -
祭壇と装飾壁には、国産の白大理石が使われています。
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右側に置かれた鷲の姿をした聖書台は、英国聖公会マンチェスター教区大聖堂から贈られたものです。
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1958年に奉献された祭壇上部のステンドグラス・・・植物をモチーフにした幾何学的なデザインで、中世ゴシック様式の大聖堂で見かけるローズウインドウを思い出します。
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2013年に新しく導入されたパイプオルガンは、英国・ティッケル社製。
丁度、奏者が練習していて、その厳粛な響きに思わず身が引き締まります。 -
祭壇の右側には、1924年に制定された校旗・・・紫紺地に白色の十字架と左肩に金色の「立」が描かれています。
紫色は王者の色、白色は純潔・正義を象徴し、十字架はキリストとその愛を、「立」の金色は研究・教育を通して追究すべき真の価値を象徴しています。 -
入り口側。
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1960年に設置された2階会衆席後部のステンドグラスは、中央にユリ、その周りをブドウの実と葉が囲んだデザイン・・・白ユリは「マドンナ・リリー」とも呼ばれ、聖母マリアを象徴すると言われます。
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1960年に寄贈された、入口脇のステンドグラス・・・キリストの勝利を意味する白の十字架と聖書がザインされた立教学院の楯のマークです。
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今日の昼食は、池袋駅にほど近い「としま産業振興プラザ(IKE・Biz)」で。
中小企業振興および地域経済の発展に寄与することを目的に設置された7階建ての施設で、多目的ホールや会議室、体育室などもあります。 -
建物の1階にある「純喫茶いけびず」に入ります。
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チョイスしたのは「デミグラスハンバーグプレート」(1,089円:税込)・・・ライスがない、と思ったら、目玉焼きの下にありました。
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昼食後はIKE・Bizから徒歩10分ほどの所にある「自由学園明日館(みょうにちかん)」へ・・・大正10年(1921)に羽仁吉一・羽仁もと子夫妻が設立した女学校で、知識の詰め込みではなく新しい教育を実現するために作られました。
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羽仁吉一(はに よしかず・1880~1955)は、報知新聞社などでジャーナリストとして活躍した後、1903年に『婦人之友 』を創刊し、1921年に創立した自由学園の学園主を務めました。
羽仁もと子(1873~1957)は、日本における女性ジャーナリストの先駆けで、1901年に職場の報知新聞社で知り合った羽仁吉一と再婚し、2人で自由学園や婦人之友社への道を進みます。 -
明日館の設計は、羽仁夫妻の友人である建築家・遠藤新の紹介で、1921年に米国人建築家のフランク・ロイド・ライトト(1867~1959)が引き受けましたが、翌年ライトがアメリカへ帰国したため、弟子の遠藤新が引き継いで完成させます。
その後、自由学園は1934年に東久留米に移転し、この建物は「明日館」と命名されて卒業生の諸活動に使われました。 -
明日館の建物は、1999年から約3年かけて修復され、竣工時の姿に復元しました。
軒高を低く抑えて水平線を強調した建物と、幾何学的な建具の装飾は「プレリーハウス(草原様式)」と呼ばれるライトの特徴的なデザインです。 -
玄関は4ヵ所あり、どこからでも出入り自由・・・当時、先生や生徒に関係なく同じ玄関を使っていたようで、ここからも羽仁夫妻の新しい教育を実現させたいという思いが感じられます。
玄関に使われているのは大谷石・・・火に強く軽い万能石材の大谷石に着目したライトは、旧帝国ホテルに採用するなど建築石材として内外装に多用しました。 -
建物に入ると、ホールに続く北側の廊下は採光を考えて明るいガラス戸になっています。
漆喰の壁と幾何学的な窓装飾、そして大谷石の床・・・モダンな造りにライトの設計技法が感じられます。 -
校舎の中央にある「ホール」・・・幾何学模様の大窓が印象的な明るいホールで、毎朝の礼拝をしていた部屋です。
大きな壁画は、昭和6年の創立10周年を記念し、生徒達が旧約聖書『出エジプト記』の場面を描いたフレスコ画で、虐げられていたユダヤ人をモーセが率いてエジプトから脱出する、いわゆる ” エクソダス ” と呼ばれるシーンです。
左側の「三人の少女の像」も創立10周年を記念した生徒たちの作品で、自由学園のモットー「思想しつつ、生活しつつ、祈りつつ(Thinking・Living・Praying)」を3人の女学生が体現しています。 -
これは、壁画を制作する生徒達の当時の写真です。
こうして描かれた壁画も、戦時中には時勢に相応しくないとして漆喰で塗り固められ、その存在が忘れられていましたが、1999年の保存修復工事の際に発見され、復元されました。 -
ホール後部には暖炉、その上の中2階は大谷石の柱で支えられ、ミニミュージアムとしてライトと明日館保存修理工事に関する資料を展示しています。
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ホールを出て階段を上がった所にある「食堂」・・・外光を取り込み、幾何学的な装飾で変化に富んだライトらしい空間・・・ライトのデザインによる照明器具もユニークです。
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全校生徒が集まり、手作りの暖かい昼食を食べることは、羽仁夫妻が願った教育の基本でした。
そのため、当時の学校建築としては珍しく、校舎の中心に食堂があります。 -
左手奥にあるJMショップ(Jiyugakuen Myonichikan Shop)。
明るい店内には、卒業生たちによる工芸品・玩具・日用品・クッキーなどが並んでいます。 -
日本で最も長い歴史をもつ女性雑誌「婦人之友」・・・羽仁夫妻が1903年4月に創刊した《家庭之友》を、1908年1月に《婦人之友》と改題し、現在に至っています。
初の家計簿や衣食住の合理化、家族関係の民主化など「より良い生活への提案と実践」を提唱してきました。 -
「婦人之友社・羽仁先生記念展示室」。
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礼拝を行う場として当初はホールが使われていましたが、生徒数の増加に伴い、昭和2年に遠藤新の設計で道路を挟んだ向かいに講堂が建てられました。
デザインはライトが設計した明日館の意匠を継承しています。 -
講堂の入り口に置かれた「学問の梟」の像・・・豊島区の区制七十周年を記念した事業で、平成15年に自由学園の生徒たちが大谷石で製作しました。
因みにフクロウは池袋がある豊島区のシンボル鳥です。 -
講堂ではコンサートなどが開催されますが、今日はたまたま14時から「銀の糸 第8回コンサート」がありました。
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中央にソプラノの稲葉有妃子、左右にテノールの清家忠顕、バリトンの浅古昌之(自由学園OB)・・・「花の街」など日本歌曲やオペラアリアなど、想わぬところで美しい歌声が楽しめました。
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自由学園から歩いて10分もかからない所にある豊島区立の「目白庭園」・・・庭の中心に大きな池を配し、周囲に園路を巡らせた伝統的な池泉回遊式の日本庭園で、平成2年に開設されました。
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入口の長屋門・・・瓦葺きの切妻屋根に漆喰塗りの白壁で、日本伝統の長屋門形式で建てられています。
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この敷地は、以前は大地主・大野家の邸宅でしたが、平成2年に当時の造園技術を駆使して作庭されました。
右側の六角浮き見堂に中央の十三重石塔、そしてモミジなどの見事な紅葉・・・園内に入った途端に圧倒されます。 -
庭園の中心に池を配して、周囲に園路を巡らせた伝統的な池泉回遊式の日本庭園・・・六義園と比べるとかなりコンパクトで、ゆっくり鑑賞しても10~15分あれば一周できます。
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天気も良く、池に映える紅葉と青空のコントラストが見事です。
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風もないので、池に写った『鏡写し』による幻想的な景観は感動的です。
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紅葉と雪吊り。
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沢飛石。
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こんな庭園が都心にあるとは知りませんでした・・・しかも、入園料は無料。
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これぞ、日本の秋。
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カメラのシャッターが止まりません。
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紅葉の中、ウェディングフォトを撮るカップル・・・しかも新郎は外国人。
よき思い出として残るでしょう・・・末永く、お幸せに! -
築山の谷間から流れ出る、深山幽谷を思わせる滝・・・高さ4mの滝口から毎分3トンもの水が流れ出ています。
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十三重石塔と紅葉。
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雪吊りと紅葉とススキ。
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池の南側に建つ数寄屋造りの「赤鳥庵(せきちょうあん)」・・・建物の名前は、1918年にこの地で創刊された子供向けの文芸雑誌『赤い鳥』(主宰:鈴木三重吉)に因んだもので、茶道・花道・句会の集まりなどに利用できます。
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都会の中のオアシスとも言える美しい景色・・・ここだけ時間の流れが違うかのようです。
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優雅に泳ぐ錦鯉。
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この池に棲みついたカルガモ・・・毎年5月には親子の姿が見られます。
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池の水際に浮かぶ六角浮き見堂・・・庭園の全体が見渡せます。
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今日は六義園と池袋周辺の散策・・・見事な紅葉と立教大学チャペルのパイプオルガン、自由学園明日館でのコンサート・・・充実した晩秋の一日に、仲間の皆さんも大満足でした。
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