「少林山達磨寺」の紅葉_2024_各紅葉情報では”見頃”でしたが‥‥‥（高崎市）

2024/11/22 - 2024/11/22

群馬県高崎市の「少林山達磨寺」へ、紅葉を見に行きました。今年(2024)の紅葉は遅れていて、色付きが悪いところもあると言われてます。それでも、いくつかの紅葉情報が”見頃”と言ってたので「少林山達磨寺」に、行きました。

境内の紅葉は進行中で、”見頃”と言うにはやや物足りない印象でした。さらに、境内が北向きの急な斜面で、陽が当たりにくく、輝く紅葉は少なく感じました。

エリア 高崎(群馬)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車

今年(2024)の紅葉は遅れているようですが、それでも色々な紅葉情報が、色付いた、見頃になった、散り始めてる……等々、流れてきます。

そんな中、いくつかの紅葉情報が”見頃”と言ってた「少林山達磨寺」に、やって来ました。写真は、駐車場から見えた紅葉で、これを見て”見頃”を期待しました。

「少林山達磨寺」は、高崎市の西部に広がる観音山丘陵の北端斜面、碓氷川右岸の河岸に、境内があります。50ｍ程の高低差の、一番下に「山門」、一番上に「本堂」があり、「本堂」の裏（南）に大きな駐車場があります。

写真右は「本堂」、その左、白い柵が途切れてるところに、境内を下りていく階段があります。

ここは「縁起だるま発祥の寺として知られていて、「本堂」の周りには、奉納されただるまが積まれていました。

天明の大飢饉で窮乏した村人を救うため、和尚が張り子だるまの作り方を教え、「高崎のだるま市」が始まったとされています。

明治14年(1881)の火災で、寺院や古文書が焼失したため、寺の歴史など詳細は不詳とのことです。（高崎市観光協会、ウィキペディア）

「本堂」の正面には、大きなだるまが置かれていました。

「本堂」の前の、紅葉と黄葉、色付き進行中ですね。

その東側、だいぶ進んでいます。

丘陵地の北端で、北側が開けてますが、木が繁っているので、眺望の良い場所は限られてます。

木の間から見える山は、「榛名山」だと思います。

「本堂」から階段を下って、「大講堂」のところまで下りてきました。

北側斜面なので、見上げれば逆光です。そして、この時季は太陽高度が低いので、北側斜面には、ほとんど陽が当たりません。

木々の葉には、陽が当たっています。

東へ歩くと、薄紫の花が咲いてました。

東の上の方を見上げたら、まだ緑が多くて、まだ”色付き初め” です。

境内の東側を下ります。紅葉が進んだ木も見えますが、まだ進行中ですね。

左手前の緑の葉は、紅葉しないまま枯れてしまいそうです。

東側を少し下ったところに、家が建っています。

「洗心亭」という説明が立っていました。建築家のブルーノ・タウトが、1934年から2年数ヶ月の間、ここに滞在していたそうです。

「洗心亭」の北側には、柿が生っていました。

「洗心亭」の周りの紅葉です。もう少し色付きが進んだ方が、綺麗だと思います。

「洗心亭」の近くから見た、北方向の景色です。あまり開けていません。

右下手前に、何やら石碑のようなモノがあります。

この石碑には、「筆供養之塔」と刻まれてました。

更に下っていきます。

「山内案内図」を見ると、「洗心亭」の下は、「香至園」という庭園、と表示されてます。

ここが、”「少林山」の紅葉” と云われているところ、なのでしょうか。

透過光だと、色付き途中でも綺麗です。

色付気が進むと、青空との相性が良くなります。

青空の下での透過光も綺麗です。

花の少ない時季ですが、白い花が咲いてました。

ピンクの花も咲いてました。

何かの実が生ってました。

黄葉は、落葉が進んでいました。

散り残ってる葉が、透過光に輝いてます。

一番下の「山門」まで下りてきました。

では、「山門」から「本堂」へ、階段を真っ直ぐ上がります。

階段（山内案内図には「大石段」と標記）を上がっていくと、階段を跨いで「鐘楼」があります。

くぐり抜けて振り返ると、階段の上の端を跨いで、「鐘楼」が建っています。

「鐘楼」の左（西）」には「瑞雲閣」、右（東）」には「大講堂」があります。「本堂」よりも低い場所です。

「本堂」へ上がる階段の脇に、「水屋」があります。

「本堂」へ上がる階段です。前を行く人の影が、こんなに長いのは、太陽が正面にあるからですね。もしかすると、冬至の日には、陽射しの角度と階段の角度が同じになるのでしょうか。その時に”龍”が現れれば、かなりの話題になりそうですね。

階段の途中から、振り返って「鐘楼」を見ています。

「本堂」まで上がってきました。

奉納されただるまが置かれています。

黄葉の隙間から見た「本堂」と、奉納されただるまです。

正面には、大きなだるまが置かれています。

「本堂」の前の紅葉は、まだ進行中に見えます。

「本堂」の西側を少し下りたところに、茅葺きの建物があります。

ご本尊の「十一面観音菩薩」をお祀りした「観音堂」です。

「本堂」へ、戻ってきました。

駐車場の出口の紅葉が、かなり赤くなっていました。これで帰ります。

（　おしまい　）