2024/10/20 - 2024/10/24
43位(同エリア663件中)
tenkoさん
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デルタのスカイマイルが中途半端に残り、使ってしまおうと思い同じマイレージを持っている友人と韓国の慶州とソウルに行ってきました。
必要マイルは15000。とてもお得な航空券です。どうせ行くなら古都慶州に行きたい。韓国時代劇「善徳女王」も見ているし・・・・
新羅を都にして3国(新羅、高句麗、百済)を統一。はるか昔のロマンを感じに出かけました。
町中が世界遺産。どっちを見ても瓦屋根の韓屋が続く。
善徳女王は7世紀の人。その後統一するまで300年。日本は奈良、平安時代の頃。2泊した韓屋の宿は雰囲気抜群で、遠い昔をちょっとだけ体験できました。
ソウルに何回も行っている方、足を延ばしてぜひ慶州へ行ってみてください。
3日目は慶州からソウルに移動。
時代をぴょーんと飛び越えます。
今回は青瓦台の見学が目的。
ソウルは相変わらず元気な街でした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 航空会社
- 大韓航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
初めてWiFiを借りました。
成田空港出発ロビーのロッカー受け取りです。
KONESTで予約。
他にもAREX、KTXも予約しました。 -
ソウルから新幹線のようなKTXで慶州に向かいます。
ソウルから2時間10分。
遠いです。
釜山から35分なので、釜山から行ったほうがベスト。
私たちはマイルで行ったので、ソウルイン、ソウルアウトでないとダメなのです -
新慶州からタクシーで街に入りました。17時過ぎに到着。ほぼ夜。
宿の名前はウイエンジェハノクステイ。
難しくてなかなか覚えられません。 -
韓国の伝統的な韓屋造りの宿。
ここが入口。 -
各お部屋がガラス戸の中にあります。
全部で4部屋。
欧米人に人気で予約が取りにくいらしいのですが、私はNEWTニュートという旅行社から予約しました。 -
韓屋なので椅子やテーブルは見当たりません。小さな台があっただけ。
ちょっと不便です。
ゆかはオンドルでホカホカしています。
布団類は隣の洗面台がある部屋から持ってきました。
チラッと見える棚からです。 -
大きなテレビがあり、あとは韓国風の調度家具が置かれています。
-
物入れの箪笥の絵が素敵でした。
-
天井と照明。
きれいに調和しています。 -
壁側は屏風のように木のデザインが素晴らしい衝立が置かれています。
韓屋ホテルは一度は泊まってみたい宿でした。
普段、椅子とテーブルの暮らしをしている私たちにとって、ゆかにペタンと座ることに慣れていないので立ったり座ったりが大変でした。足腰鍛えないと・・・ -
夕飯を食べに。
歩いて5分くらいの所にたくさんお食事処がありました。
このお店にします。 -
プルコギを注文。
こんなふうに出てきました。
プルコギも美味しかったですが、私が一番美味しいと思ったのは右上のお皿に載ってる葉っぱのコチジャン漬けでした。
この葉っぱ、これからのお食事に必ずと言っていいほど出てきました。
この葉っぱはエゴマでした。形はシソに似ていますが味は違います。
韓国のエゴマ、美味しいです。 -
宿に戻る途中、チョムソンデ天文台がライトアップされていました。
-
こちらは古墳群。
まるでキャンプのテントのように見えますね。 -
朝食前に宿の周りをお散歩。
チョムソンデは東洋最古の天文台として国宝に指定されている。 -
この古墳群は仁旺洞古墳群。
-
この辺りに新羅時代の王宮などがあったらしい。
-
宿の朝食。
食パン2枚と柔らかいパン半分。コーヒーとお茶がポットで出てきました。
デザートにみかん。
2泊しましたが、2回とも全く同じ。「軽い朝食が付きます」と書いてあったことを思い出す。 -
石窟庵の入口。
今日は慶州日本語ガイド付ツアーを予約しました。ツアーは釜山発ですが、慶州のGGホテルでピックアップしてくれて1日ガイド付で廻りました。
ツアーは私たちだけ。贅沢なプライベートツアーになりました。
最初は石窟庵。車はここまで、この先結構歩きました。 -
道は歩き易かったですが、以前は細くて崖から落ちそうになるくらい怖かったとガイドさん。
提灯の先、山の上にお堂が見えます。
751年に建てられた石窟寺院。 -
この提灯は日本の絵馬のようなものだそうです。願い事を短冊に書いて提灯に付けて飾ってあります。
初めて見る光景できれいだなと思いました。
ガイドさんはこれが寺院の景観をダメにしていると怒っていました。 -
お堂の中の説明です。一番奥のドームの中に本尊の釈迦如来座像が置かれています。
見学者は図の左側から見ることになります。
ドームは花崗岩を切り出して造り、手前の部屋に続く通路の天井も平らな石で造られている。世界でも珍しい優れた技術として1995年世界文化遺産に登録された。 -
ここからお堂に入ります。
見る場所は狭いです。この建物の部分しか入れません。 -
甘露水
日本はお寺にお詣りする時は手を洗いますが、韓国ではこの甘露水を口に含むそうです。
確認はしませんでしたが山からの湧水と信じて私もひと口飲みました。 -
ちょっと下に降りてくると仏国寺があります。
石窟庵と一緒に751年に建てられた。
新羅の仏教文化の中心。 -
正面にどーんと紫霞門があり、左右に掛かる石橋は創建当時の遺構。
1995年世界文化遺産に登録されている。 -
紫霞門の向こうへ行くと2つの塔がある。
これは釈迦塔。新羅時代のもの(8世紀)。国宝に指定されている。 -
多宝塔
新羅時代のもの(8世紀)。
奇抜な形で他に例がない。
花崗岩でできている。
10ウオン硬貨に描かれている。 -
白くてきれいな花崗岩で造られた灯篭。
石で細かく彫刻するのは難しいとのこと。 -
新羅時代に盛んだった仏教は朝鮮時代1407年の仏教弾圧の際多くの寺院が廃寺にされ、この仏国寺はかろうじて残ったものの16世紀の文禄・慶長の役で焼失。
その後何度も再建するが結局没落、廃寺になってしまう。
日本統治時代の1925年、朝鮮総督府によって再建された。 -
金の豚
撫で回してきました。
どこの国でも同じです。 -
鐘楼
なんと鐘が地面すれすれに釣られています。
そして鐘の真下に穴が・・・
ゴーンと鳴った鐘の音は地下に掘った穴に入り、そこから素晴らしい響きが聞こえてくる仕組みだそうです。聞いてみたい! -
山から下りて慶州中心部に戻ってきました。
またチョムソンデです。
新羅27代善徳女王の時造られたとされている。
ドラマを観てこのチョムソンデを見ると、今がいつだかわからなくなってしまいそう。花崗岩でできている。 -
お昼ご飯はサンパプ。
豚肉を鍋で炒め煮にしてサンチュやエゴマの葉などで包んで食べます。
葉っぱにお肉、キムチ、辛いイカや大根などなどを乗せてクルリと巻いて食べます。
たくさんの小皿料理でお腹いっぱいになりました。 -
このお店で食べました。
名前が読めません。 -
午後の観光は大陵苑。
新羅王朝の王族の古墳群。
公園になっていて園内に7基の王陵と23基の古墳がある。 -
古墳の中でも一番有名なのが「天馬塚」。
王様の亡骸を安置してあった部屋が公開されている。
亡骸と一緒に埋葬された数々の副葬品が展示されていて、当時の装飾品の素晴らしさが良くわかる。 -
2つの連なった古墳は王様と王妃様の古墳。
-
ツアーの最後は良洞村。
慶州市内から車で30分、民俗村として有名。
両班の住まいがそのまま残っており、600年以上ここで暮らし続けている。
ここは孫氏と李氏の2つの両班が村を支えてきた。 -
54棟の瓦屋根の家と110棟の藁葺き屋根の家があり、伝統的な暮らしと自然を守っている。
2010年に世界遺産に登録された。
ツアーの最後でだいぶ疲れてしまい、もっと山の上まで行けばいろんな建物が見られたと思いますが見上げて終わった時もしばしば。 -
両班の家の門。
韓国時代劇に出てきますね。
待っていれば両班の誰かが出てきそう・・・ -
きれいなお屋敷です。
どんな両班が住んでいたのでしょうね?
夢想が広がります。 -
山の上にあって、とても見晴らしがいいです。
観稼亭とありますが、ここのご主人様は何を観ていたんでしょう。 -
オンドルの焚き口
昔の人の知恵が今も活きているってすごい! -
ツアーも無事終了。疲れました。万歩計は22000歩と記録されました。
ランチが多かったので、夕飯は近くにあったスターバックスで。
韓屋風のスタバ、いいですね! -
すいてました。
東京のスタバに比べると木の造り、広さなど珍しい感じでした。 -
スタバグッズの棚。
何か買ってくればよかったと今更ながら後悔。 -
3日目の朝
慶州駅です。来年APECが慶州で開催されます。 -
駅の待合ロビーは閑散としていました。
慶州ともお別れです。
奈良と姉妹都市。
静かな良い所でした。
桜がきれいだそうで、長い桜並木がありました。
桜の頃また来たいなぁ~ -
ホームに来ました。
ハングルは記号の組み合わせに見えます。
漢字で表してあるとホッとします。 -
KTXのために作った新しい駅。
以前の慶州駅は町の中にありました。
市内から遠いのでちょっと不便。 -
KTXの中。
左右2席、日本の新幹線より狭いです。
ソウルまで約2時間、5000円くらいなので日本より安いです。 -
ソウルで2泊します。
宿は「ホテルPJ明洞」
地下鉄3、4号線「忠武路」か2、5号線「乙支路4街」どちらからでも徒歩4分。
駅近で便利でした。 -
13時過ぎでしたがチェックインできて、お部屋もグレードアップ。
ただしバスタブ無し、シャワー付。もちろんOKしました。 -
シンプルな洗面台
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ベランダに憩いの場所が。
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コーヒー、紅茶、もろこし茶等。
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冷蔵庫の中は全て無料。
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夕ご飯はカンジャンケジャン。
オダリチプは有名店。
日本からのお客様が何組かいました。 -
2人前です。
韓国に来たら必ず食べます。
美味、美味、美味。 -
4日目の朝食はホテルの近くの小さなご飯屋さんで。
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ズンドウブチゲ
朝から辛さがビンビンきます。
小皿のおかず、ちょっと食べた後の写真ですみません。
韓国はもやしが美味しい。
お客様は地元の人がほとんど。 -
こんな箱に入ったアイスを買った思い出があり、思わず写真を撮りました。
懐かしいなぁ~
ブリキの蓋が凄くいい! -
ベランダでコーヒータイム。
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今日も良い天気になりそうです。
ベランダから見えるソウルの街。 -
ソウルタワーも見えます。
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今日はソウル市内半日ツアーです。
ホテル1階でピックアップ。 -
景福宮光化門
ツアー開始。参加者10名。
ソウルの中心地にあることに驚きます。 -
守門将交代式
10時から15分のショーです。 -
国立古宮博物館
ガイドさんが韓国の歴史を分かりやすく説明してくれました。
朝鮮王朝は1392年から1910年まで。
李成桂が建国、日韓併合のより滅亡。 -
あちこちで韓服を見かける。
韓服姿で訪れると無料だそうです。
その時代にタイムスリップしたみたいで、なかなか良いアイデアだと思いました。 -
こんなふうに建物の向こうから韓服の人が現れて、ドラマの中に入ったみたい。
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煉瓦造りの塔のようなものはオンドルの煙突。
小さな庭園に並んで建ってます。 -
慶会楼
池に浮かんでいて美しい。
迎賓館の役割をしていました。
ドラマのロケにも使われたそうです。 -
神武門を出ると向こうに青瓦台が見えてきました。
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青瓦台
1948年から2022年まで韓国大統領府。
2022年5月10日、一般に開放され見学できるようになりました。
個人で見学するのは難しいと思い、この半日ツアーに参加。
ガイドさんの説明もあったので良かったと納得。
個人でも入館は難しくないそうです。
ピンクの文字は「青瓦台、国民のもとへ」と書いてあります。 -
青い瓦が青空に映えてます。
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赤い絨毯はどこの国でも象徴的です。
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いろんな議題を話し合ったんでしょうね。
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シャンデリアも重厚な雰囲気。
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屏風、日月五峰図
左右に太陽と月が昇り、5つの峰がそびえている。
朝鮮時代、王が座る席の後ろに置かれていた絵。 -
韓国のニュースで見たような。
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大統領の座る所でしょうか。
執務室のようです。 -
壁の灯、新羅の女王の冠みたいです。
-
以前は遠くから眺めていた青瓦台の中を見学できて大満足。
様々な政治の舞台だったこの場所も、今は観光の目玉として平和に佇んでいます。 -
ツアーは13時半に明洞で解散。
お昼ご飯は「明洞餃子」で。 -
カルグクスを食べました。11000ウオン
超有名店なので混んでいました。ちょっと並びました。 -
ソウル工芸博物館
陶磁器、家具、刺繍、ポジャギ(風呂敷)などを展示。
韓国の伝統工芸にふれることができました。 -
校舎のような建物。
敷地内に4棟あります。 -
ショップもあり、おしゃれな小物が並んでいます。
-
疲れた時はスイーツで。
マカロンとコーヒーでほっこり。 -
お馴染みオリーブヤングは人でいっぱい。
何でもありそうです。 -
明洞駅に向かう道はいつものように屋台が並んで賑わっています。
-
5日目最終日
ホテルで朝食、ビュッフェです。
鮑粥が美味しかった。 -
12時チェックアウト、空港行きのリムジンバスの時刻表をもらいました。
-
ホテルから徒歩4分でバス停です。
忠武路駅のところです。 -
バスは右1列、左2列でゆったり。
3列の優等座席バスのようでした。
90分くらいで着きました。 -
韓国で最後の食事は石焼ビビンパ。
空港のレストランで食べました。 -
これから乗る大韓航空機がチラッと見えます。
-
4泊5日の韓国の旅、予約する事が多くて出かけるまで心配でした。
シニアの2人、何とかなりました。
WiFiとGoogle翻訳でとても楽に動けました。
時代がどんどん進んでいるのを実感。どこまでついていけるのか・・・
旅行記は卒業のつもりだったので、写真が良くありませんが私の忘備録としてお許しください。
お付き合い下さりありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- クラウディアさん 2025/04/02 12:26:14
- 慶州
- こんにちは。
全州の旅行記にいいねどうもありがとうございました。
全州から帰って来て、慶州に興味が湧いてきたところです。慶州も素敵な街ですね。奈良と姉妹都市なのが納得です。見どころ満載で私も行ってみたくなりました。
- tenkoさん からの返信 2025/04/02 15:39:52
- Re: 慶州
- コメントありがとうございます!
慶州は新羅時代の都で、とても良い雰囲気でした。
私も慶州に来たのならぜひ韓屋に泊まりたいと思いました。とても良かったです!
私はマイレージの都合でソウルから行きましたが、釜山からの方が近くて便利です。
ぜひ行ってみて下さい。
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