愉しき韓国

2003/11/29 - 2003/12/02

2000年代に入り仕事で韓国映画を観まくっていたら、いつの間にか韓流ドラマにもハマってしまった。観たドラマは数え切れないが、その中でも面白くて記憶に残っている作品を羅列してみよう。
「秋の童話」(2000年、全16話)
「美しき日々」(2001年、全24話)
「冬のソナタ」(2002年、全20話)
「夏の香り」(2003年、全20話)
「オールイン 運命の愛」(2003年、全24話)
「天国の階段」(2003年、全20話)
「宮廷女官 チャングムの誓い」(2003年、全54話)
「ごめん 愛してる」(2004年、全16話)
「悲しき恋歌」(2005年、全20話)
「春のワルツ」(2006年、全20話)
「コーヒープリンス1号店」(2007年、全17話)
「魔王」(2007年、全20話)
「IRIS アイリス」(2009年、全20話)
「メリは外泊中」(2010年、全16話)
「シンデレラのお姉さん」(2010年、全20話)
「清潭洞アリス」(2012年、全16話)
「星から来たあなた」(2013年、全21話)
「調査官ク・ギョンイ」(2021年、全12話)
他にも多くの作品を観たが、韓国ドラマは基本的に記憶喪失、不慮の事故、貧富の格差愛、不治の病、出生の秘密、復讐のオンパレード。これらがいくつも複雑に絡み合ってドラマが進行していく。
そろそろ誰か記憶喪失になるよ、とか、この人交通事故にあうんじゃない？と言って観ていると、ドンピシャなんてことはザラだった。それでも観てしまうのは、日本のドラマが希薄になった徹底したエンタテインメント性と、役者のスター性だろう。
2003年は韓流ドラマのマイブームがピークだった年だと思う。この旅では「宮廷女官 チャングムの誓い」の撮影を見学したり、明洞でロケ中のイ・ビョンホンに偶然遭遇したりして、韓流ドラマファンとしては楽しいひとときを過ごすことが出来た。

エリア ソウル(韓国)

2003年11月29日
9:46渋谷発の成田エクスプレス13号に乗車。
10:56成田空港第ターミナル到着。
13:30成田空港発、アシアナ航空OZ101は
16:10仁川国際空港に到着した。

ロッテホテルソウルにチェックイン。

ノビチプ
明洞で焼肉を食べるならここ。高級牛肉を炭火焼で満喫できる。

2003年11月30日
シンソンソルロンタン
朝食はここが定番になっていた。

明洞聖堂
いつも朝食後の散歩に訪れていた。

ソウル総合撮影所

音楽喫茶

生演奏を聴きながら珈琲を飲んだ。

ソウル市庁舎
1926年に建てられた京城府庁舎。終戦後はソウル市庁舎として使われている。現在は近くに新市庁舎が完成し、ここは図書館になったらしい。

景福宮(キョンボックン)
慶会楼は、人工の池に建てた宴会場。

勤政殿は景福宮の正殿だ。

勤政殿の玉座の後ろにある日月五峰図。

仁寺洞(インサドン)。

伝統茶を飲む。

NANTA
いまだに公演が続いている超ロングランのノンバーバルパフォーマンス。ニューヨークブロードウェイはじめ世界中で公演を行っており、勿論日本にも何度も来ている。僕は4、5回観ているが何度観ても飽きない。

明洞釜山チプ
明洞の狭い「海鮮鍋通り」にある有名店。
同じ通りにある「オモニチプ」とここは海鮮鍋の双璧で、どちらもよく行った。

ヘムルタン（海鮮鍋）

サンナクチ(生タコの踊り食い)

海鮮チヂミなど。

店を出ると、店の前の狭い通りで何やら撮影している。人集りの視線の先に、なんとイ・ビョンホンがいるではないか。それまでも映画の撮影は数え切れないくらい立ち会っていたが、街中で偶然出くわすのは珍しい。ただのミーハーになって写真を撮ろうとしたら、スタッフに制された。イ・ビョンホンは当時すでに映画「JSA」やドラマ「美しき日々」で日本でも認知度が高かったが、その後「G.I.ジョー」でハリウッドに進出し、「REDリターンズ」や「マグニフィセント・セブン」などに出演してハリウッドスターの仲間入りを果たしている。

2003年12月1日
韓国民俗村
知り合いのドライバーに水原(スウォン)郊外にある韓国民族村へ連れて行ってもらう。

この日は「大長今」という韓国で大人気のドラマを撮影していると聞いて、楽しみにしていた。
撮ってる、撮ってる！

イ・ヨンエが主演なので、会えたらラッキーと思っていたが、残念ながら遭遇することは叶わなかった。

農楽
豊年を祈念して行われる農楽は、アクロバティックな踊りもあって楽しい。

綱渡り
綱の上で曲芸を見せてくれる。韓国の重要無形文化財だそうだ。

デジカルビ(豚の焼肉)を食べに来た。
店の名前は失念した。

水原華城
1796年に李氏朝鮮王の正祖が築いた城郭は世界遺産だ。
一周5.7キロの城壁がぐるっと囲んでいる。一見万里の長城を彷彿とさせるが、本家は21,196キロなので比べ物にならない。

八達門
万里の長城の八達嶺をパクったのかな？

この時足がかなり疲れたのは覚えているが、全長5.7キロ歩いたかどうかは、どうしても思い出せない。

ソウルに戻ってきた。

南大門市場
この市場は見て歩くだけでも楽しい。

ソウル商会
当時はよくこの店で土産を買っていたな。

コリアハウス

韓国伝統料理を味わう。

食後は19:00から1時間の韓国伝統芸能を観た。

ソウルタワー

ソウルタワーからの夜景

ホテルに戻りテレビをつけると、昼に韓国民俗村で撮影を見学した「大長今」が丁度放映中だった。韓国では最高視聴率57.8%という驚異の数字をたたき出した本作。大好きなイ・ヨンエが主演だったので日本でもオンエアしてほしいと思っていたら、なんとこのドラマ、日本でも一大ブームを巻き起こした「宮廷女官チャングムの誓い」(全54話)だったのだ。翌年から1年かけてNHKで放送された「チャングム」を毎週楽しみに観たことが懐かしく思い出される。

2003年12月1日
今回のドライバーは以前釜山で雇ったK氏だったが、その後ソウルに引っ越したと聞いていたので連絡してみた。韓流ドラマに出てくるような高身長のイケメンだったが、ソウルでもドライバーをやっているというのでお願いした。
11:30仁川国際空港発アシアナ航空OZ104便は13:40成田空港に到着した。

この旅行記へのコメント （1）

• ねもさん 2024/04/08 17:41:19

  韓国ドラマ

  SamShinobuさん　ご投票ありがとうございます。つまらぬネタお許しを！
  20年ほど前の教え子が、SamShinobuさんと同じようなことを言ってました。特に、不治の病と出生の秘密が鉄板だと😅
  また、お母さんとよく観たそうですが、｢次はこうなるよね｣と観ていると、そのとおりにとも(笑)
  
  私がひいきにしている田沢湖の民宿の女将さん、アイリスのロケで宿にイ・ビョンホンが来てくれた(ﾟ-ﾟ)　偉いのは、そういう日に備えてちゃんと韓国語会話をマスター、役立ったと👍