４年ぶり！クリスマスの香港（ついでにマカオも）を歩く旅②－澳門編－

2023/12/11 - 2023/12/11

円安に燃油サーチャージの高騰、加えて香港のホテルの高いこと高いこと！と出かけるには全くもって不利な状況下ではありましたが、『地球の歩き方』も４年ぶりに改訂版（てか、前回のはダイヤモンド社からだったんですよねー）が出たりして、久々に香港のクリスマスを見にいきたくなりました。そんな中、peachの特売で片道8990円というチケットをゲットできたので、ついでに澳門も行ってみることにしました。新旧織り交ぜてあっちこっち歩いてみましたよ！

【旅程】
12/09 MM063　関空(14:20)→香港(17:55)
12/12 MM066　香港(14:55)→関空 (19:35)　【片道8990円＋諸税＝27690円】


【ホテル】
12/09　Noble Park (Agoda：8719円）
12/10　Best Western Hotel Causeway Bay (Agoda：8203円)
12/11　Belive&More (Agoda：6829円）

エリア マカオ(マカオ)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: タイガーエア台湾
• 旅行の手配内容: 個別手配

今日は上環からターボジェットでマカオに向かいます。チケットは事前にKKdayで購入しておくとちょっと安くなります。あとは窓口でQRコードを見せて、搭乗券を発券してもらうだけです。

11時発の船でしたが、10時過ぎには着いてしまい、仕方なく待合室でぼけーっとしていました。でも前の便が一向に出ないんですよね。そうしたら突然係りの人が待合室にやって来て「席、余ってるから、乗りたい人は行けーッ（みたいな？）」て言うもんだから走ったさ。これってたまたま遅れていたのか、毎回毎回こんな感じで出航時間を過ぎても乗せるため遅れるのか…わからん。

で、満席状態の中、席を探していたら、なんやら小競り合いしているオッチャンとにいちゃん＆ねーちゃん。ここは俺のだ、いや、お前はこっちだってな感じで。てか、そこ、ワシの席です。確かに座席番号がめっちゃ見にくい。どこに書いてあるの？この番号ってこの席の事？ってな感じになります。ちなみに中央ブロックの座席番号はこんなところについてます。気がつかねぇ～。

結局のところ、マカオに到着したのは、11時の便に乗るよりは少し早めに着いたって感じです。ともあれ50分ちょっとで到着です。

今日はマカオタワーのランチビュッフェを13時半に予約しているのですが、早く着いてしまったもんだから、やることもなく、ターミナルを散策。てか、ターミナルの２階とかって上がったことないな～。マクドナルドがあるんだ～。スヌーピー、かわいいです。この真ん中のドーム状の缶、実はオルゴール＆プラネタリウムになります。

中国サマ、すごいよ～ってな、ダムの宣伝？

1階には郵便局や、お土産の自動販売機、それもペット用もあったりして、見てるだけでけっこう面白かった。

いつもならこんな無料のシャトルバスに適当に乗って街中へ行くところなんですが…

なんせ今日はほら、マカオタワーのランチビュッフェだから、路線バスに乗ります。マカオのバスは一律6パタカ。小銭がないとつらいっす。
それにしてもマカオのバスはだいぶ利用しやすくなりましたね。今どこ走っているかなんかもバス停に表示されてるし。

マカオタワーに到着したものの、やはり早すぎた！受付に行ったらまだですだって。ということでブラブラして時間を潰します。てか、なんでモンチッチ？そういえば以前香港のどっかでも見たぞ！日本でモンチッチなんてもう半世紀ぐらい前にブームだったやつじゃん？

そろそろ受付時間かなと思って行ってみると、全く人がいなかったエレベーターホールの前がえらいこっちゃ！大半は大陸人っていう印象。ああ、この順番で入って行ったら、窓側なんて無理やな～。なんて思いながら会場に到着！
なんとなんと窓側の席にしてくれました！うれぴー！で、座ろうとしたら係りのおばちゃんが、こっちに座れというのです！そうなんです、ここ回転レストランなんですよ！だから進行方向に向かって座れと言ってくれたのね。やさぴー！

なんて浮かれているうちに、ビュッフェ台は大混雑！
もう隙間がある所からどんどん取っていきます。
てか、刺身ってそう渡すもんなんか？

デザート系はそこそこ充実していました。エッグタルトはプチだったのであまり期待していませんでしたが、やはりそこは本場？美味しいです。

ま、ここへ来たなら料理を味わってというよりは、やはり少しずつ変わっていく景色を堪能すべきって感じですかね？

なんて思いながら堪能していたら、突然外に足がぶら下がっている！タワーの外を1周するツアーの人たちですね。バンジージャンプをしている人はいませんでしたが、昨日だったか、マカオタワーでバンジージャンプして亡くなった日本人のニュースをやっていましたね。ちょうど1周するとビュッフェの時間も終了。これまたタイミングを見計らって出ないとエレベーターが大渋滞するので気をつけましょう。

たらふく食って、景色を堪能して上機嫌でバスに乗ってホテルに向かい…え？？ここどこ？気づいたら、フェリーターミナルの近くまで戻って来てる～。バス、間違えました。降りたのはいいが、ホテルの方向に行くバスがない。そもそもバスに乗る小銭がない！最悪！浮かれていたバツでしょうか。食った後は運動しろという天の声でしょうか。てことでホテルまでの道のりをググってみたら、1時間もかからないみたいなんでボチボチ歩き始めました。ありゃま、マカオにも愛国教育基地があるんですね。そういやー、マカオは香港以上に簡体字普及率が高い印象。

本日のホテル「Belive Andmore （彼寓旅居）」に到着です！商店が軒を連ねる中にある小さなホテルです。部屋のドアを開けると、はい、ベッドってなもんです。それでもトイレとシャワーの間に仕切りがるのでOKです。

ちなみに部屋に冷蔵庫はないです。地下に共有の冷蔵庫があって、名前を書いて入れているようです。ウォーターサーバーもここにあります。

久々のマカオってことで、以前来た時にはまだなかったものを見に行ってみます。で、それを調べていたら、マカオパス（交通系ICカード）がコンビニでも使えるってわかりました。だってコンビニで購入もできればチャージもできるようになってるんだもん！以前はバスしか使えず、130パタカ（うち30パタカはカード代）で購入しても、使いきれないってことで、ガイドブックやら、なんちゃらナビとかにはお勧めしないと書いてあったんですよねー。なんとなんとまぁ、時代は進化し続けております！てことで、早速セブンイレブンでゲット！

これさえ手に入れたら、小銭を気にせずバスは乗り放題だぜ！てことで、媽閣碼頭のあたりまでバスで移動します。この近くに新しくできたのが「駅」です！媽閣駅です。空港があるTaipa島には2019年にLRTが開業していたのですが、つい2日前の12月8日になんと媽閣駅が開業してマカオ半島とTaipa島を行き来できるようになったのです。真新しい駅ということで、まだ殺風景な感じもしますが、学生さんやら、地元のおじさんやらもそこそこ来ていて写真を撮っていました。

もちろんマカオパスも使えます。車内はこんな感じです。ゆりかもめと同じく三菱重工が受注して作ったものだそうです。観光客というよりは地元の人が乗っているという感じで、その人たちも車内の写真を撮ってましたよ。

空港までこれで行けるのは便利ですね。ま、でも今日は空港までは行かず、ラグジュアリーホテルが集まるギャラクシーに行ってみようと思います。Cotai West駅で下車です。この駅はベネチアンの裏手、ギャラクシーの正面に位置しています。

コタイ地区と言えばどうしてもベネチアンがメインですよね。自分もこれまでその裏手にあるギャラクシーには足を運んだことがありませんでした。ホテルオークラが出来たのが2011年というのだから、もう10年以上経つんですね。

まずはJWマリオットから訪問。入ったとたんに、すげーってなりましたね。
とてもゴージャス！

なんですか、この光るフロント！こんなん見たことねぇー！

このまま歩いて行くとお隣のリッツ・カールトンへ繋がります。派手さはないですが清楚でクラシカルな感じがまたマリオットとは違っていて、良きです。

さらにショッピングモールを突き進むと…

今度はバンヤンツリーがあります。ロビーは広くはないですが、アジアンテイストなしつらえがホテルのイメージを象徴していますね。

更に進むと、オークラさまです。やはり日本と言えば折り鶴なんですかね。赤いツリーとよくマッチしています。

オークラのロビーは横に長く広がっていて、至る所に日本文化を感じられる品々が置かれていました。

ギャラクシーホテルまでやってきました。華がありますね。最初はゴージャスな噴水やなぁと思っていたら、突然天井近くまで動き出したんでビックリ！小林幸子かってなもんで、派手ざんす。

フロント周辺もスペースが広く取られています。団体客が来ても大丈夫ってか？

ついでにヴェネチアンを挟んで反対側のコンラッドにも行ってみました。ここも入るのは初めてかも。

レセプションの入り口がめちゃかっこいい！

ショッピングモールを進むと…

シェラトンホテルへ出ます。ここはゴージャス感はなく、庶民的な雰囲気でわちゃわちゃしてます。

そこから外に出るとちょうどエッフェル塔のあたりです。

今回、家に帰ってから撮った写真を見直していると、ホント、画像がキラキラして、再現力が増幅しています。これってやっぱりケータイのカメラが進化しているからんでしょうね。

ベネチアンの中を通って下車したCotai West駅へ出ようと思ったんですが、ハイ、迷子になりました。おんなじ所をグルグルしてるような気がして、諦めてバス停まで歩いて戻ります。

激コミのバスの中、渋滞もあってか中心部まで戻ってくるのにだいぶ時間がかかりました。とは言え、マカオの夜はまだまだギラギラです。
んが、ワシはもうぐったりなので、ホテルに戻って爆睡です。

朝食はホテル近くの飲茶屋さんへ。お～、ジモピーしかいない！メニューも壁にかかったのしかない。店員のおばちゃんたちもマイペース過ぎ。
注文したのはいいけど、ちっとも来ない。常連さんらしき人の所にはどんどん運ばれていくのに。これはどーしたもんか。かれこれ30分近くたってようやく運ばれてきました。でかっ！確かに、コスパはいいかもしれないけど、観光客には雰囲気的にキッツいかも。

一端ホテルに戻って、荷造りをしてチェックアウトします。
空港に行く前に、前から気になっていた所に寄り道します。マカオにゴンドラがあるって知っていましたか？え？そんなに高い山なんてあった？？って思いますよね。街中にある「二龍喉公園」に設置されています。
なんともかわいいゴンドラです。丘の上の公園ってな感じの所に連れて行ってくれます。あっという間に到着です。

上ってはみたものの、地元のおじいちゃんおばんしゃんが運動しているだけで、これといった目玉はありません。見晴らしがいいのかといえば、木々が邪魔して、たいして見えないので、すぐに下りてきちゃいました。

ただゴンドラで往復しただけってことで、ちょっと時間が余り気味。地図で見たら聖ポール天主堂跡が意外にも近くだったので、寄ってみました。んが、すげー人！人！人！！

そそくさと退散です。んが、ちょっと待て！え？こんなところにユニクロが店を出してる！！なんかもう隙あらばですな。

人を避けて路地へ路地へと入っていくと、偶然に徳成楼の所に出てきました。せっかくなので入ってみました。

質屋博物館とは言っても店舗を展示室にしているだけなので、そんなにでかいわけではありませんが、無料だし、なかなか趣があっておススメです。

そこからはバスに乗って、ヤオハンへ。てか、正式には「New Yaohan 新八佰伴」だそうですが、ヤオハンなんてまだあったんですねー。日本のデパートとは反対に食品売り場は最上階です。お土産を調達したら路線バスで港珠澳大橋邊檢大樓へ向かいます。

ヤオハンからは101Xの路線バスに乗って30分ほどで到着です。大橋ができた時に香港の空港から来たことはあったのですが、その逆ルートはなかったので、時間に余裕がある今日は挑戦です。

港珠澳大橋邊檢大樓の中に入ったらまずバスのチケットを買います。出国後にも買えますが、バタバタするのもヤだし、出来ることは先にしておいた方が無難です。ちなみにチケットカウンターは二つ。香港の空港の制限エリア内へダイレクトにアクセスするパック型と、バスを乗り継いで行く自力型があります。当然お値段も倍以上違います。その分パック型は、港珠澳大橋のマカオ側イミグレーション内で飛行機のチェックインと荷物の預け入れができます。しかし航空会社が限られているので、ビンボー旅行人には無関係でございます。てことで、一般的には画像の奥のカウンターでチケットを購入します。クレカ、OKです。ついつい見慣れた香港国際空港のロゴがあるカウンターに行かないように。

自販機もあります。マカオパスも使えます。（←マカオパス、大活躍！）

イミグレを通過してバス乗り場に向かいます。

チケットを購入したカウンターと同じロゴの看板が出ているバス停に向かいます。あとは係員が誘導してくれます。パンパンになるまで乗せるのかと思ったら、意外と余裕がある感じで次から次へとバスが出ていきます。ここでのタイムロスはあまりなかったですね。30分に1本とかって思っていたんで。

さ、これでマカオともお別れです。

40分ほどで香港側のイミグレに到着しました。
最近香港ではこうした「あなたも警察官になりましょう！」的な広告をよく目にします。それもなんだか映画の宣伝ポスターのような作りで。黒警の汚名返上のイメージ戦略なんでしょうね。

無事に到着してひと安心。と思ったら、香港入国後、空港へ行くバスが見つからない。出て左に行けって書いてあったのに…。
ここからは、こんだけのバスが出ているんですねー、ビックリ！

で、思い込みというのは恐ろしい。香港のバスと言えば、2階建てで、基本赤と黄色のバスっていうイメージがあるから、ついつい見慣れたバスが停まってる方に吸い込まれてしまうのですが、いやはや、空港へ行くバスはこれまでに見たことがなかったバスです！このB4ってヤツなんですが、運行会社が香港島とかでは見ない「新大嶼巴士」！バス停は緑の柱で車体は白です。それも2階建てではなく普通のバス。全く気づきませんでした。これを探すのに結構な時間を費やしてしまいました。
このバスが意外と来ません。下手するとここでかなりのタイムロスが発生するかもしれないので、やはり余裕をもって移動した方がいいですね。あ、そうそう、このバスは別途料金が発生しますのでご注意を！香港のお金か、オクトパスを準備しておいてください。

乗ってしまえばあっという間に空港ビルに到着です。ヤオハンからバスに乗って香港のターミナルビルまで、1時間40分ほどで到着しました。これはなかなか早いんでないかい？ただ、毎回全てがスムーズに流れるとも限らないので余裕は持って行動した方がいいですね。ましてや帰りの飛行機に乗るってことになれば、ターミナルビルに着いてから航空会社のカウンターへ行ってチェックインしなければならないので…。

てなわけで、無事に香港出国も完了！余った時間はプライオリティパスを使ってラウンジでお食事です。今日は例の飲茶屋で食ったきりだったのでオナカペコペコヨ。
ただ、プライオリティパスが使える香港のラウンジは行くたんびに貧相になっていくような気がします。食事のメニューも少ないし、何より狭くて、暑い！ラウンジにいながら汗をかくなんぞありえん！

不快指数バクあがりで、ゆっくりする気にもなれず、ご飯を食べたらそそくさと退散。ぶらぶら歩いていたらレゴショップ、発見！てか、本当に人が戻ってきましたねー。1年前はまだまだ閑散としていて、ショップも半分ぐらい閉まっていたし…あれはいったい何だったんでしょうねー。

はー、搭乗口前の椅子の方が人も少ないし、涼しい…。
てか、このおじさんキャラは何？

さぁ、そろそろ搭乗の時間です。てか、搭乗口がちょっとおしゃれな感じの電光掲示板になってないかい？航空会社の尾翼がなかなかいい感じ。
てなわけで、今回も最後まで拙い文章にお付き合いいただきありがとうございました！