築城航空祭【呉艦船めぐり/空母かが/大和ミュージアム/広島お好み焼き/築城基地航空祭】

2023/11/25 - 2023/11/26

【築城基地航空祭へいく旅】
①呉艦船めぐり「かが」を見る
②大和ミュージアム
③広島でお好み焼きを食べる
④快活クラブ鍵付き個室で一夜を明かす
⑤築城航空祭に初参戦

エリア 呉・海田・安浦(広島)

新大阪から新幹線に乗って、広島に行ってきます。
わくわく。

新大阪－広島。
広島はひさしぶりです。だけど本当は広島が最終目的地ではないのです。あくまで経由地。

広島－呉。
ちょっと曇っているけど、雨じゃないから良しとするか。
広島から呉までの電車は、ちょっと不便なような気もします。快速という名の鈍行（行き違い待機があるので）
だけど風情はある。

電車で呉に来たのは初めてです。

うわ、ひさしぶり。
父親は何度か来ているようです。仕事で手いっぱいで、私は参加できなかった家族旅行がたくさんあります(笑)

うちのお父さん、お母さんのことが大好きすぎて、私とのふたり旅には全然興味なし。お母さんとのふたり旅は行きたいみたいなんだけど…

私はお父さんと行きたいんだけど…

こんなかわいそうな娘いる？？？？？笑

今回は猫の都合で、母がしぶしぶ留守番。
「とにかくどこかに行きたい病の私」と、「航空祭に行きたいけどホテルがなくて快活クラブに泊まろうと決意したはいいものの一人だと不安な父親」のふたり旅です。

そう…どうせ私は「いたら便利」程度の…（拗ねる）

昼の艦船めぐりを予約しているので、それまでの間に、てつのくじらでも行ってみようかと思います。

海上自衛隊呉史料館。

海上自衛隊呉史料館(てつのくじら館) 美術館・博物館

さすが自衛隊、無料で入れてくれます。
軽度のミリオタ父は、何度かここに来たことがありますが、私は初めて。

その私は陸海空にけっこう知り合いがいるのですが、ミリオタ要素は残念ながら持っていません。

ですので、私はこういうのはあまりじっくり見るわけではなく、気になったところをざっと拾っていく感じ。
気になったことは後からいろいろ調べてみて、場合によってはその場所を再訪するタイプです。

掃海艇のお仕事についてなど。

潜水艦でのお食事。

私が忘れられないのは、潜水艦が沈没するときの話で、昔これを「戦艦霧島」だか何だか、タイトル忘れたんですけど、とにかく本で読んだんですよね。

酸素がなくなって苦しいから、みんな喉をかきむしってマッチ箱の中にまで酸素を求めて死んでいく…みたいな話（を主人公が誰かから聞いたって話）で、

わりと思春期のころにそれを読んだから印象に残ってて…

でも、やっぱり世の中から戦争はなくならないし、兵器もなくならないし、軍事会社はどんどん儲けてウハウハで、

…あ、考えれば考えるほどうんざりする。

ともかく、艦船めぐりに行きましょう。
残念なことに、空母も潜水艦も戦闘機も、やっぱり見ているだけだとカッコいいんだよなあ…

土曜日なのでものすごい人！
艦船めぐりも人気があるんですね。
バンカーサプライというHPで予約しました。

新しい超巨大コンテナ船が2隻。

デカすぎて笑う。
バルバスバウがまだしっかり見えています。コンテナを積むと、また見た感じが変わってくるんだろうな。

知り合いが何人か呉に勤めていますが、今日は非番だそうです。
案内してくれると言っていたのだけど、午後には九州に向かうし、あまり時間もないので、今回は泣く泣くお断り。

艦船めぐりの船の席上には、自衛艦旗がご丁寧にセットされていました。みんなでそれを振って、自衛官の皆さんにご挨拶。
子どもたちが大喜びです。

光の加減を見るに、これ艦船めぐりに参加する時間帯ちょっとミスったんじゃない？(笑)

父親がどうしても見たかった「かが」。
横須賀で「いずも」を見たときのインパクトを思い出します。
（建物かと思った）

ちょうど「かが」が呉基地に帰ってきたばかりで、タイミングが良かったようです。

呉や横須賀には何度か行ったことがあるけれど、
そうえば佐世保の軍港クルーズだけは行ったことがないなあ。

少し晴れてきました。

山々がきれいです。
こんな静かできれいな場所に、軍港があるなんて信じられないくらい。

潜水艦群が見られるのも呉ならではだと思います。
からす小島のほうまで行きたかったけど、今回の旅の目的が築城航空祭なので、やめ。そもそも父親は全部行ったことがあるので、「かが」さえ見られれば良いらしい。

40分ほどのクルーズを終えて、桟橋に帰ってきました。

お昼ごはん食べようと思ったんだけど、どこも人でいっぱいで断念。
この食いしん坊の私が！まさかの昼抜き！
そして父親は食事には無頓着、無関心！！！忘れてた！！！(笑)

昼抜きでも機嫌悪くならないからありがたいけど…(笑)

大和ミュージアムをひとめぐりしたら、広島へ戻ります。

呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム) 美術館・博物館

回天。

回天の展示前で、若い女の子がとても悲愴な顔つきで立ち尽くしていたのが印象的でした。想像力があればあるほどつらいよね…。

光の加減で縞模様に見えるゼロ戦。

それほど広くないスペースに展示が盛りだくさん。

私が見ても何が何だか分からない展示の数々です。
技術の積み重ね。
こんなのチェックするだけでもとんでもないことだと思うんだけど…

技術者ってすごいよね…。本当に。

父親が言うには、ゼロ戦のエンジンがすごくいいんだって。
ずっと言ってるよ…ブルーインパルスのかわりにゼロ戦を飛ばしてくれたら…って。

歴史を背負って飛んできました。
良くも悪くも、重たい歴史です。

こんな設計図？描けるってすごいなあ。
理系ってことでしょ？（単純すぎ？笑）
でも尊敬するなあ。

父親にいろいろと教わりながら、

特別展までしっかり見てまわりました。
3月末までやっているそうです。

広島駅で、新幹線の待ち時間に夜ごはん。
牡蠣の鉄板焼き（1,200円）

お好み焼き。

神戸で「（広島の）お好み焼き専門店※広島県人がやってる個人店」で食べたことがあるんですが、「思っていたほど美味しいものでもないんだなあ」という記憶があって、

ぜひ本場広島で食べよう！と意気込んで食べたんだけど…
あれ？？？？？？なんかやっぱり期待していたほどの満足感がない……？？？？

え？もしかして広島のお好み焼きってすべてこういうものなのかな？だとしたら私、たぶん相性が良くないと思う。
ここ確か「いっちゃん」だっけなあ？ekie広島店です。

美味しいお好み焼き屋さん教えてください＞＜涙

で、新幹線で小倉へ。小倉の快活クラブが空いていればそこに泊まろうと思ったんだけど、小倉に着く5分前に鍵付き個室が満室に…（2店舗とも）

詰んだ…

というわけで、しぶしぶ行橋の快活クラブに泊まったのでした。
航空祭のチラシ持った人もけっこういたので、たぶん小倉も行橋も、快活クラブに泊まった航空祭参戦者は多かったんだろうと思います。

始発で行橋から築城に行こうとしたんだけど、来る電車来る電車しっかり満車で、あんなぎゅうぎゅう押されて乗るくらいなら…と、新田原から徒歩で基地まで行くことにしました。

ここの新田原はしんでんばるって読むんですね。
新田原はにゅうたばるかと思っていたら、にゅうたばるとしんでんばる、二か所あるんだなあ。

歩くこと1時間。
寒い日でよかった。でもやっぱり父親は、この1時間の徒歩がきつかったみたい。率先して歩いていたけど、最近運動不足だもんなあ。

航空祭はファントム展示からスタート。
やっぱりミリオタからは程遠い私は、「わ～カッコイイ～」と言いながら歩くだけです。

父はさすが軽度なだけあって、「あれは〇〇だ」「これは〇〇だ」と、カメラを抱えて楽しそう。

は、速すぎて撮れないよ、素人のiPhoneでは。

これが噂のブルーインパルス。

ここにはありませんが、いちばん良かったのはF15戦闘機でした。

いわゆるにゅうたばるの方から飛んできて、何分か展示飛行をして、またにゅうたばるへ帰っていくF15がとてもカッコよかったです。
父親はあの音が気に入ったようです。

大賑わいの航空祭です。

コックピットに乗れたり、見物できたり、屋台もたくさん出ていたりして、みんなすごく楽しそう。

たぶん航空祭に興味がなくても、お祭り気分で楽しめそう。

父親にくっついていろいろと見物し、

ところどころで写真を撮り（人が多すぎてほとんど無理だったし、展示飛行は速すぎてもっと無理だった

屋台でもごはんを食べたりして、とても楽しく過ごしました。

帰りはすっかり疲れて、予定の新幹線を早めて帰宅。
お父さん、あの朝の徒歩が効いたよね～！
私は快活クラブが効いたわ～！笑

バラまき土産に、個売りのもみじ饅頭を。

誰にあげたかもはや覚えていないレモンケーキとイカ天レモスコ。

自宅用に、「さみだれ」と「かが」のレトルトカレー。

母親が大好きなイカ天。
これ広島のいろいろなお土産屋さんで売っていましたが、めちゃめちゃ美味しかったですよ。オススメ～！

せっかくだからと小倉で何とか見つけた小倉土産の焼うどん。
焼うどんは小倉が発祥だとか？
資さんうどんも行けなかったので、コラボめんべいを。（食べてない）（買うだけで満足する症候群）（不治の病）

これは安定のごはんのおとも。やまやのかずのこ明太。
それと小倉の駅で売ってたやまやの明太フランスパン、めっちゃ美味しかったのでこれもオススメです。

工業都市ならではの「ねじチョコ」
ねじの形をした固めのチョコで、実際にねじ締められるのが面白かったです。

けっこうハードな旅になりましたが、個人的にはめったにない父娘旅で満足でした。またしばらくは行ってくれへんやろうなあ…。