エチオピア　オモバレーから帰国　　

2023/11/05 - 2023/11/07

エチオピア最終日　ジンカからエチオピア、そして帰国

結局オレはツアーエージェントにだまされたのか？だまされなかったのか？真相はわからないまま迷宮入り。

エリア アディスアベバ(エチオピア)

翌朝、ホテルのネットで残りのエチオピア滞在費としてATMからいくら引き出すかを考えていて、エチオピアビルと米ドルの為替を見ていて、１万ブルっていくらだろうと見ると181.5ドル。そういやあ、960ドルと860ドルの差額100ドル分を1万ブルで払ったことを思い出した。81.5ドル払いすぎじゃん。

その直前にベビーがオレのサングラスケースを車の中で見つけたので持っていくと。

なんとラッキーなことにマムが来た。サングラスケースありがとう。とっても楽しい旅行だったとお礼を言う。

ところで。。。。と差額100ドル分を1万ブルで払ったこと、81.5ドル払いすぎであることを告げる。コンピューター画面で交換率を見せる。

マムは、政府への支払いもあるし、ブラックマーケットレートだから、という。ブラックマーケットレートなら逆に良くなるはずじゃん、見せた交換率は中値だからね、自分のスマホで確認してみればいい、と言うと、自分で確認して無言となる。
誤解していた。81.5ドルもらいすぎたようだとベビーに説明。エチオピアビルでもらっても困るからドルで持ってきてほしい、12時半まではホテルにいるから、と。
マムは出ていく。ベビーは残る。

ベビーは問題が発生したみたいだねと言う。そしてオレに、実はマムの兄さんが死んだんだよと。アジスアベバに車で行く途中に死んだと。つい先日倒れてクスリを打っていたそうだ。でもまだマムには伝えていないと。

本当かね？話が出来すぎてるね。

これでベビーがいなくなったら、まあ81.5ドルは戻ってこないだろう、と覚悟した。自分にはすごく大金ではないが、真相が知りたい。マムは俺をだましたのか？それとも本当に誤解していただけなのか。マムは結構信頼できそうな人だったから１万ブルいうままに払ったが。

この後ベビーはいなくなった。やっぱり。

オレはマムに電話した。周りで泣き叫んでいる女性の声が聞こえる。これも演技なのか？８１．５ドルのためにそこまで芝居を打つのか？

マムは８１．５ドルはタヌキ顔の男に持ってこさせると。

この時点でお金を返してくれない確率は８０％と予想。

待つが来ない。１２時半になる。ベビーに電話する。出ない。マムに電話してそろそろ空港に行くと告げる。ベビーに空港に届けさせると。

空港の入り口についてぬかるみを歩いて空港カフェへ。そこにアルメニア・ツアーグループの２０人と中国人数人もやってくる。また行きにであったエチオピアン・オーソドックス教会の３人も。カフェには不思議なエチオピア人女性が。なぜ不思議かといえば、あの２０人がアルメニア語を話していると言っていたから。エチオピア人がなぜアルメニア語がわかるのか？

この時点でお金を返してくれない確率は８５%と予想。

アジスアベバからの飛行機が付いたので、空港の人がそろそろセキュリティチェックしてくれと。セキュリティチェックをすます。でもベビーは来ない。この時点で９５%。

そろそろ搭乗という間際に、ベビーが来た。まさか！　そして８０ドルを渡された。１．５ドルはどうなったのか。まあいいや。ベビーありがとう。

早速マムに電話。お金受け取った。マムはオレにいう。ごめん。本当にごめん。

短かったようで長かったオモバレーの旅は終わり。

また絶対にくるぞ！３年以内に！

アジスアベバのホテル　一泊５２ドル　素晴らしいホテルでした。

ムルシ族の人達は、想像できないだろうな。こんなにきれいなホテルのベッドに寝るなんて。別にオレが彼らよりも優秀なわけでもなく、ただただいい時代に日本に生まれていい時代にアメリカに移住しただけ。運がいいだけ。ムルシ族の子供たちは今も泥水を飲んで、おなか壊して、泥の上で転がっているわけだ。でもおれがこの５２ドルをムルシの部落に寄付したとして、彼らはどうなるのか？根本的な解決にはならない。本当に彼らを助けようとするのなら、あのNGOの人達みたいに、彼らが自給自足の生活ができるようにサポートすることだ。彼らには本当に頭が下がる。

マムから電話があった。泣きながら。

本当にごめん、と何度も繰り返す。この紙にあるように、１００ドルの差額のために、彼は１万ブルをはらってくれ、と言った。

故意があったかどうかは、証拠をもとに客観的に判断する。全ての証拠はクロであることを示しているが。

でも、オレはマムを信じる。マムは人をだますような人ではない、と思う。

オレは、もういいよ。それよりお兄さんのこと残念だったね。時が解決するよ、って、ありきたりのことを言った。

真実はわからない。迷宮入り。

ベビーは相変わらず、あの写真を送れ、とかうるさい。

ベビーはうざかったけど、たくさんお世話になった。次回はベビーに直接声をかけようと思っている。

ベビーには後でWhatsupで言った。ガイドは写真撮ってくれとか送ってくれとかお客さんに要求しない、って。

アジスアベバの空港へ

エチオピアについて２日目　Fitchがエチオピア国債のレーティングをCCCからCCに落とした。デフォルト間近。レーティングが下がると調達コストがあがるので、ますます借金が増え、さらにレーティングが下がるという借金地獄。アフリカでもエチオピアの状況はかなり悪い。

これでデフォルトになれば、中国に港湾を全て取られ、エチオピア・ブルの価値は無くなり、輸入品の価格は無限大に上がる。

今回訪問した部落の人達は、自給自足できない限り、飢え死ぬだろうな。自給自足といっても、輸入する肥料や農薬が必要なので、完全な自給自足はできない。彼らはどうなるんだろう。飢え死ぬのか、それともジンバブエの人達みたいに、難民となって隣国に行くのか。

次にエチオピア来るまでにエチオピアンブルが紙切れになる可能性が高いので、残ったお金でコーヒーを買った。

日本も知らぬうちにシングルAに下がっていた。かつてはAAAだったのに。これが円安の原因の一つだが、心配している人はあまりいない。このまま税収をあげない限り、日本も借金地獄のループに落ちる。

円がさらに暴落して、日銀が為替介入しても円安を止められず、輸入価格が上がり、貧乏人が飢える。一部の金持ちを除き、日本人全て貧乏人になる。食えるか食えないかというレベル。でも日本人は、理由はどうあれ増税反対だから、日本は多分もう助からないだろうな。ほんと悲しいよ。

中国がお金貸してくれるかもしれないが、借りたら最後、中国の属国になる。中国の属国になるか、侍らしく名誉の死を遂げるか？難しい選択肢。

オレは日本は中国の属国を選ぶと予想する。スリランカのように。

ナイロビについて

ラウンジを探す。

まさかね、これはないでしょう。

掘っ立て小屋の先にトルコ航空ラウンジがありました。

ここで午後２時から夜の１０時まで過ごします。

大夕立が降って、飛行機が遅れた。

夜中の１２時発になった。

パリに朝８時頃ついてRERでChâtelet Les Hallesへ。

久々にありがちな観光地を散歩して、最後にチーズを買いに行くことにした。

Église Saint Eustache

ほんと、久しぶりだわ。

フランスの学校

Liberté, égalité, fraternité

これを見ていつも思う。

自由を追求すると、平等はなくなる。投資家は大儲けして豪華な生活を送り、ムルシ族は泥の水を飲んで泥の上に寝転がる。

平等を追及すると、自由は無くなる。資本家を処刑し資産を没収し、恐怖と洗脳で人民を支配する中国が典型例。

パリはずっと雨だったらしいが、この日は晴天

パリってきれいじゃん。

セーヌ川もきれい。

ほんと、久しぶり。

Pont Neufからの景色

Hotel de ville

マレの方に歩いていく

Canal St. Martin

この地域はとっても好きです。

ここには水門があります。

紅葉は始まったばかり

リパブリック駅に向かう

地下鉄でGallieniに向かう。

フランス人は本当にWall Street Englishを話したいのかな。。。。ニューヨークのダウンタウンの英語ってかなり訛っていると思うんだが。

駅の上に

Bel Estモールがあります。

ここには、Auchan Hyper Marché があります。

チーズセクションはこのように、

チーズパラダイスになっています。パリ中心部ではこれほど大きいチーズ売り場は他にないと思います。

目移りしますが、

チーズセクションのおっさんが親切にしてくれました。いろんなチーズを味見していくつも買いました。約８０ユーロくらい。

これは空港で買ったHermitageワイン。

これは２３ユールくらいですが、味はもう最高です。

２本買いました。

Gruyereはフォンデュに

Reblochonは朝ごはんに。

Tom Des Bauges は Tom de Savoieに近い味。

ComteとStillonも買いました。

Livoratって知りませんでした。ノルマンディー産なので、カマンベールチーズみたいなものだと思っていましたが。。。カビはドイツのリンバーガーと同じだと思います。蚕を煮たような匂いがします。

でも、赤ワインととても良くあいます。

臭すぎて家の人は誰も食べません。帰ってから毎日一人で少しずつ食べています。

そして、お土産に買った怖いお面の裏のギターの音を調整してみました。

次回の旅行はクリスマス、フランスTrois Vallées です。雪があることを期待して。