2023名古屋　～念願のオーケストラ満喫旅～

2023/10/21 - 2023/10/22

昨年末にウィーンで聴いたクラウスマケラさんの指揮が素晴らしくて、来日公演があると知った春、名古屋公演のチケットを予約しました。
辻井伸行さんとの共演です。
週末を利用して１泊２日で出かけました。
この日はちょうど、名古屋祭りの日。
名古屋市内も犬山市内も大賑わいでした。

エリア 名古屋(愛知)

早朝家を出て、9時半、名古屋到着。
娘と合流して、今日のスケジュールを決めます。
ググってこちらの喫茶店に辿り着きました。
地元の方もいるけど、観光客も多め。

ハセ珈琲店 グルメ・レストラン

珈琲は美味しかったです。

コーヒーに何をプラスするか選べるタイプで、迷わず小倉トースト！
ヨーグルトと茹で卵がついてきます。
トーストが甘すぎて、ああ名古屋はお砂糖多めだった（私しらべ）と思い出したのでした。

次の目的地Apple storeに向かう途中、大音量が流れてて何事かと音のする方は近づいたら、
アイドルおしゃべり会でした。
その1

その2
同じ場所でこちらはチェキ会。
初めての光景に、ほーっとしばし観察してしまいました。
その後apple storeで予想外に時間がかかり、気が付けばランチタイム。
名古屋駅まで戻ります。

駅近くのJPタワーのにて。
行こうと決めていたお店が貸切だったので、急遽彷徨いランチ場所を探す私たち。
Johnnie’s Brasserie（ジョニーズ ブラッセリー）に決めました。
オープンキッチンで期待が高まります！
…そして、オーダー後に気が付いたのです。
あと５０分後にはコンサートが開演してしまう！
慌てて、早目にお料理を出していただくようお願いしました。

Johnnie's Brasserie グルメ・レストラン

カルパッチョ。
上に乗っている赤いツブツブはザクロ！
甘酸っぱくて大好きでした。

娘オーダーのシーザーサラダ。
ロメインレタスが丸マル横たわっています。
大迫力。
パルメザンチーズがたくさんふりかけてあります。美味！

メインのビーフ。
安定の美味しさ。

私はポークを選択。
脂身が多いけれど、さらっとしてとっても美味しい脂でした。
銀杏の下にはサツマイモを添えて、秋の味覚を堪能です。

デザートは、バナナのタルトと洋ナシのタルト。
ヨーグルトシャーベットを添えて。
時間が気になって気になって、気もそぞろ。
大口で頬張ります。
そしてタルトを食べ終わるまでにコーヒーが出てこなかったので、そのままお店を後にしました。

駅前でタクシーを拾えば間に合う計算でしたが、タクシー待ちの大行列。
結婚式に参加される若者が多数タクシー待ち。
気は焦るけれど、タクシーは来ない、ひたすら待ちます。
ようやく乗車した車窓から、名古屋まつりの行列を見ることができました。

名古屋まつりの行列は、郷土英傑行列と呼ばれているようです。
三英傑（織田信長、豊臣秀吉、徳川家康）と三姫（濃姫、ねね、千姫）に扮するかたが毎年選ばれている様子。

行列の行われている道路は大混雑していて、私たちは反対方向へ進行。
お祭り気分を味わえて、車窓からの眺めは最高でした。

やっとの思いで、愛知芸術劇場に到着。
初めて行く会場なので、どこに何があるのやら。
タクシーを降りて、４階目指して走ります。

愛知芸術文化センター 名所・史跡

クラウスマケラさん指揮、
オスロ・フィルハーモニー管弦楽団
辻井伸行さんピアノ
豪華すぎてわくわくが止まらない！

こんなに素敵な建物だったとは。
（これは帰りに撮影したもの）
行きは何もみえず、とりあえず会場に突進しました。

しかし、チケットチェックまでたどり着いたものの、
席のフロアに行くまでにタイムアウト。
「チューニングが始まったので、入場できません」と言われ、１曲目（１０分程度）を会場外から聴くこととなったのでした。。。。
その後無事中に入れていただけて、約２時間コンサートを堪能。

後々知ったのですが、オスロフィルの楽団員は110名だとか！
それだけたくさんステージ上にいらっしゃったわけですね。
大迫力でした。
ステージの上側から見下ろす席だったので、指揮者のタクトも表情もずーーーっと見える！
辻井さんの手元もずーーーっと見える！最高でした。
愛知芸術劇場のファンにもなりました。

愛知芸術文化センター 名所・史跡

推しに会えた喜びと、演奏の大迫力にぼーっとしてしまった私たち。
最高の余韻にひたりながら、芸術劇場を出ると、そこは名古屋テレビ塔。

中部電力 MIRAI TOWER 名所・史跡

まっすぐ歩いてオアシス２１に向かいます。
とりあえず登ってみなきゃね。

オアシス21 公園・植物園

水辺？を１周します。風が吹いて水面が綺麗です。
夕暮れが近づいて少し肌寒い。

この日は、オアシス２１で、
この道ひとすじ「尾張名古屋の職人展」が開催されていました。
ステージあり、ブース有。
石のハンコ手作り体験に並びます。

職人さんが１人に１人ついてくださり、まず書きたい文字を決めます。
楷書・隷書等々から書きたいフォントを決めます。
やっぱり印鑑にするなら隷書がいいな。というと、職人さん苦笑い。
…お伺いした時間が１７時頃、夕暮れ近くて、朝からイベントに参加されている職人の方々は少々お疲れだったのです。
私も娘も選んだ画数が多すぎて、笑うしかない！
けれど、私たちのわがままにこたえていただきました。

「章」を隷書で書くとコレ。
①この下書きを見ながら、写し紙に清書
→②石に写し紙をあてて、書き写し
→③掘る
書き写した時点①で、すでにバランスが悪い仕上がり、
手元は暗くなるし、若干急いでいたので、ぱぱっとしたら、それなりの雑な仕上がりになりまして。。
見かねた職人さんが、かなり修正してくださいました。
「せっかく作ってもらったんだから、良いものにしたい」という職人魂で、コツコツ修正してくださいます。
その間私は他の職人さんも交えておしゃべり。
楽しい時間を過ごさせていただきました。

出来上がりがこれ。
私が掘った時点では判読不明でしたが、ここまで仕上げていただきました。
組合長さんありがとうございます。
大事に使います。
印泥を買いに行かなきゃ。

１８時、予約していた肉のよいちに急ぎます。
期待通り、牛タン美味しかった。

お米と焼肉 肉のよいち 名駅店 グルメ・レストラン

”お米と焼肉”肉のよいち、と名乗っているから、お米は食べなきゃね。
火をつけた状態でタイマーと一緒にテーブルに運ばれてきます。
タイマーがなって、３分ほど蒸らしたら、ツヤツヤのごはん！
肉とごはん、止まりません。
とっても美味しかった。

初日はこれで終了、ホテルに戻ります。
まだ夜７時台、お酒を買ってホテル飲み。
選んだのはなぜか仙台のお酒。

２日目。
朝寝坊の娘をホテルに残し、お散歩兼買い出し。
大好き、矢場とん。
前回名古屋に来た時に食べたので、今回は食べる時間がなく見てるだけ。

名古屋名物 みそかつ 矢場とん 矢場町本店 グルメ・レストラン

片道４０分お散歩して、８時４０分にパン屋さんに到着しました。
スーリープー。
８時開店、すでに１０人以上並んでいます。なぜか男性一人客が多いこの日。

こちらが入口。
雑居ビル１階のとっても小さなお店です。控えめな看板。

スーリープー グルメ・レストラン

入店したのは9時1分！
21分、待ちましたね。
狭い店内は目移りするほどパンがぎっしり。
総菜系もハード系も、すべてのジャンルをお試ししたい。

なんだかんだ欲張って購入しました。
大事に持ち帰ります。
お店を出たら、さらに行列が伸び２０人くらいは並んでいたかな。
大人気店です。

パン屋からホテルまで、またまた徒歩で帰ります。
行きはgoogle頼りに信号待ち多めで歩きましたが、帰りは斜め斜めに進んで帰って３５分くらい、平地なので全く疲れないお散歩です。
矢場とんトラックを発見。
車番が「８８１０」ヤバトン！素敵すぎて写真を撮ってしまった。

ホテルに戻ってスコーンをいただきます。
中にはクロテッドクリームといちごジャム。
スコーン大好きな私、ドストライクの味です。
スコーンは軽くてさっくり、中のクリームもジャムもそれぞれ最高に美味しい。
素晴らしいお味でした。

こちらはラムレーズンサンドのスコーン。
こちらも泣けるほど美味しい。毎日食べたい。

ホテルをチェックアウトしたあとは、どうしても行きたかった
「貨幣・浮世絵ミュージアム」に行きます。
なんと無料。
荷物を預けるコインロッカーがあり‥こちらも無料、身軽に見学できます。
いきなり大判小判が目に飛び込んできて、テンションが上がります。

三菱UFJ銀行 貨幣・浮世絵ミュージアム 美術館・博物館

和同開珎。708年ころのお金。
小学校で習ったなぁ。銀銭・銅銭といろいろ展示してあって、たくさんあることにびっくり。

まばゆい大判。金73％。
裏面には所有者のサインが書かれています。

透かしを初めてみました。
真ん中の肖像画と、右側に一本の線が！
ちなみに一万円は三本線。

本当にこのミュージアムは素晴らしくて、お金の歴史が詳しく学べます。

歴代のお札に登場する人物。
渋沢栄一・津田梅子・北里柴三郎３氏の紙幣が見られるのも、もうすぐですね。
娘が「聖徳太子のお札初めてみたー」と言ったのにはビックリ。
そうか知らないんだ。。。

やっぱり大判小判が好き。
初めて見るので、表裏じっくり拝見。

日本の貨幣・お札のみならず、世界のお金も展示されています。
世界最初の金貨だって！ビックリさせられっぱなしのミュージアムです。

全国で貨幣が統一される前は、藩ごとにお札を発行していたようで、藩札づくり体験ができます。
見本は左、右がわたし作。
わたし作は、真ん中に空白ができてしまった、偽札です涙。
隣の浮世絵コーナーは撮影不可、浮世絵もじっくり堪能しました。

ミュージアムを出たらほぼ１２時。
ランチは近くでひつまぶしを食べます。
急遽ググったお店、うな泰。
チェーン店でしょうか、券売機でチケットを買って着席。

ひつまぶし、並・特・特上の３種類。
写真手前の特上はウナギ一匹！大ボリュームでした。
そして美味しい。安い。
待ち時間も少なくて最高のお店です。

お出汁もおいしかった。

名古屋の街には、金色が似合います。

徳川宗春公のポストだそうです。
ここで栄をあとにして、犬山市へ向かいます。

栄から乗り継いで１時間弱、犬山市へ。
この日は犬山まつり開催中。
からくり神輿があちこちで公開されています。
とんてん館で、しばし拝見。

一番上＝３段目、のからくり人形が動いています。

太鼓と笛の奏者が一番下に乗っています。

どこでからくり人形が動いているのか聞いてみたら、
中段に人が複数人乗り込んで、ひもで人形を操作しているのだとか。
貴重なものを見せていただきました。

どうしても五平餅が食べたい娘。
参道で見つけた五平餅？を購入。
小粒で、申し訳程度にピーナッツがかかっています。

犬山市に来たのは、もちろん国宝　犬山城を見たかったから！

国宝犬山城 名所・史跡

最上階天守閣が当時のものなので国宝だとか。
お昼も過ぎて２時４５分、入場待ちの列に並びます。
入場までに４０分、中に入ったとも天守閣に登るまでに待ち続けて、結局待ち時間は１時間以上！
犬山市内が一望できて風が気持ちよいところでした。

三光稲荷神社を抜けて、下って駅まで戻ります。

三光稲荷神社 寺・神社・教会

さきほどの小粒の五平餅もどき、じゃ満足できないということで。

こちらをいただきました。おいしい。
以前食べたものは、上にピーナッツ粉がたっぷりかかっていたけれど、こちらは味噌だけ。
お店によって味が違うのでしょうか。
来た道を駅まで戻って、名古屋まで名鉄に乗って帰ります。

最後の晩餐。
名古屋駅近くの大名古屋ビルヂングにある、カツレツ　マツムラさんへ。
少し待って入店。待ちの間にオーダーを聞いてくださったので、着席後はスムースにお食事が出てきました。
前菜のスナックを食べたあとに、メインディッシュ。
こちらは味噌カツレツフィレ肉150ｇ。

私は豚フィレ肉低温カツレツ100ｇ。
初めて食べる食感。素晴らしく美味しいお肉でした。
塩・ポン酢・自家製ソースでいただきました。
キャベツにかけるドレッシングも、ご飯も、香の物もすべてすべて美味しい。
ここはぜひ再訪したいです。

名残惜しいけれど、帰路へ。
帰りも大混雑の新幹線でした。