はるばるフィンランドまでラリー観戦

1997/08/27 - 1997/09/01

1997年8月、学生時代の友人とフィンランドにラリーを観に行きました。ラリーフィンランドはWRC（世界ラリー選手権）の一戦、かつては1000湖ラリーと呼ばれており、風光明媚なフィンランドの森林地帯の未舗装路をラリー車が高速で走り抜けるスペクタクルなイベントでした。学生時代、同好会でラリーの真似事をやっていた私達にとってはまさに聖地です。卒業してから16年、ようやく夢が叶って彼の地を訪れることができました。

エリア ユーバスキューラ(フィンランド)

8月某日、ちょっと遅い夏休みを取った私は成田空港からフィンランド航空で一路ヘルシンキへ。約十時間でヘルシンキヴァンター空港に到着。空港からバスで市内中心部へ向かい、中央駅近くのホテルバークナにチェックイン。ロンドン経由で来る友人とは2日後に合流予定です。

ヘルシンキ大聖堂 寺院・教会

翌日はヘルシンキ観光。スオメンリンナ島にも足を伸ばしました。

スオメンリンナの要塞 建造物

8月のフィンランドの気候は快適そのもの、それだけでもはるばる灼熱の極東の国から来た意味があります。

翌日ヘルシンキで友人と合流し、ハーツでレンタカーを借り、約300km北のユバスキュラまでドライブ。車はマニュアルのフィアットプントでした。ほとんど交通量のない森と湖の美しい景色の中をドライブすること約3時間、ラリーの拠点ユバスキュラに到着しました。

ユバスキュラのホテルに設置されたラリーのヘッドクォーターで3日間の観戦チケットを購入し、コースマップなどラリー観戦に必要な資料を入手しました。ちなみに3日間のチケットの値段は250マルカ（約6000円）とリーズナブルです。

いよいよこれからタイムスケジュールとコースマップを頼りにレンタカーで観戦ポイントに先回りしてラリー車を待ちます。

生で間近で見るラリー車の走りはさすがの大迫力でした。コースはとてもコンパクトなので観戦ポイント間の移動は容易ですし、比較的コースに近いところに車を停めることができました。

ユバスキュラでの宿はラウカアンホビ（Laukaanhovi）というモーテルのようなところに2泊しました。

3日間で5ヶ所のポイントで観戦することができました。

有名な観戦ポイントには大勢の観客がいました。

優勝したティモ・マキネンのランサー・エボリューションが林の中を爆走します。

3日間ラリー観戦を楽しんだ後、レンタカーでヘルシンキ空港に戻り帰国しました。