初夏の阿嘉島ダイビング（陸の記録）

2023/06/28 - 2023/07/03

慶良間へは20年くらい前に阿嘉島で宿泊して潜りに行ったことがある。が、それ以降はわざわざ、泊まる必要がない感じがして、ずっと那覇から日帰りでダイビング。でも、よく考えると、慶良間までの往復2時間は結構長い、3日潜れば6時間は船上か・・と思い始めて、今回は阿嘉島ステイでダイビングを決行。
那覇から1時間の距離なのに、阿嘉島は時間の流れるスピードが違う感じで、離島の雰囲気満載。宿や売店などかなり不便なところも多いけど、それ以上の心地良さに癒された感じ。
こちらの旅行記はダイビング以外のもろもろを記録。

エリア 慶良間諸島(沖縄)

1日目　今日は午後休で那覇へ移動。
羽田空港で軽くランチする予定が、フードコートですら許容範囲外のお値段で、しようがなくジャンボ肉まん480円を食べる。

まだ、水曜日だからか、羽田は空いていて、ストレスなく飛行機へ搭乗。

那覇へ到着。タクシーで本日の宿　沖縄オリエンタルホテルへ。
安い割には快適な宿。今日の夕食は近くのマックスバリューで買ったお弁当。

沖縄オリエンタルホテル 宿・ホテル

明日の下見を兼ねて、泊港へ散歩。ホテルから道を渡ってすぐが港だけど、乗船する慶良間への高速船乗り場は反対側になるので、結構、歩かないといけないみたい。

2日目　朝イチの高速船で島へ移動。座席はネットで予約済みだけど、席は改札順みたいだから、早めに行って列に並ぶ。日陰はないので、結構つらい。

改札はネット予約のQRコードを見せるだけ。早めに並んでいたおかげで、余裕で窓際の席に座れた。が、最後は満席になって、結構、カオス。
ダイビング器材のスーツケースは、船の後ろのスペースに置く場所があった。ただ、スペース小さ目なので、あとで乗った人は置けたのかな。

島の宿は、民宿 春海。11時すぎから部屋を使わせてもらえた。離れの2Fで窓からは海が見えて気分が上がる。那覇で買ってきたお菓子やパンを食べて、しばらくは宿でゴロゴロ。

民宿 春海 宿・ホテル

12時30分に宿pickupで、午後から2ダイビング。天気が良くて、最高。
ダイビングから帰ってきたら、シャワーを浴びて、宿でまったり。この宿は器材の洗い場とお風呂（といってもお湯が入ってないのでシャワーだけ）が1Fにあって、便利。

夕食。広々とした食堂に、1人旅の男性2名と一緒に食べる。ごはんは食べ放題だけど、おかずが見た目よりボリュームがあって、ごはんのおかわりは不要だった。グルクンの唐揚げが美味。

夕食の後は、島内を散歩。ケラマジカがそのへんにウロチョロしてる。慶良間の固有種で天然記念物らしいが、離島あるあるの野良猫たちと共存している姿が面白い。

住宅街の中にあった神社。ガジュマルの大木が印象的。

天城（あまぐすく）展望台から見た無人島の砂白島。左手方向には渡嘉敷島、橋でつながる慶留間島も見えた。ただ、夕日は草木が生い茂る反対側で、いささか見づらい。

天城展望台 名所・史跡

天城展望台の手前にあった広場。こちらからの方が夕日は見やすかった。残念ながら、雲があって、海に落ちる夕日とまではいかなかったけど。

3日目　蚊に悩まされて昨夜はいささか寝不足気味・・。蚊取があるので部屋の中はOKだけど、外のトイレと洗面台に蚊がいっぱいで、さされまくった。
朝ごはん。結構なボリュームだけど、頑張って食べきる。こういう民宿だと、作っている人の視線が気になって、ご飯を残せないのが、いささかストレス。

今日は1日ダイビング。午前1本、午後2本のスケジュールらしいが、寝不足でイマイチの体調なので、午後も1本にした。

今日の夕食。普通に美味しい。夕食後は、明日に備えて、早めに寝る。

4日目　昨夜はちゃんと寝れたので体調回復。でも、朝からカツはきついので、朝食は結構、残してしまった。お膳を下げるご主人の視線が気になる・・・。

本日も1日ダイビング。今日は途中合流のゲストがいないので、朝2本、午後1本のスケジュール。3本とも潜る。

ここのDSはランチは宿で各自というスタイルなので、今日はDSに弁当550円を頼む。
沖縄ちゃんぽん。麺かと思ったら、丼ものだった。それもご飯が大量で食べきれない。コンビニがないから、軽くお昼ご飯におにぎりを買う　とかができないのが、離島の問題点。

今日の夕食。毎日、メニューを工夫されている感じ。

夕食後はまたもや天城展望台へ。宿から近いからついつい。今日は展望台から夕日を見る。雲の隙間から海に落ちる夕日がかすかに見えた。

5日目　今日は午前中、観光して、午後に帰路につく。
まずは朝ごはん前にウォーキング。朝日を見に阿嘉大橋へ。

阿嘉大橋 名所・史跡

渡嘉敷島から昇る朝日が見たかったんだけど、雲が多すぎた。

気を取り直して、タキバル展望台へ。林道らしき道を歩いて行く。宿から30分くらい。

Googleマップを見ると、展望台へは、林道から入っていったところにあるようなんだけど、入口が見当たらない。マップが指し示すところを探していたら、一本のロープを発見。どう見てもやぶ漕ぎになるんだけど、宿の人も「あんまり人が行かないところだから、草ボウボウかも」と言ってたしな・・・。ということで、急斜面をロープを頼りに這い上がる。

すると、こんなキレイな木道に出た。これ、入口が他にあるな。絶対。

木道を上り切ると、展望台の建物が。360度とは言わないが、300度くらいの眺望はある。ここからの朝日、夕日はきれいだろうけど、暗い時間帯には歩けそうにない。

ここからは、いろんな島が点在している景色が楽しめるんだけど、いかんせん、島の名前が分からない。展望台なんだから、案内板が欲しいぞ。

展望台からの帰りは木道を最後まで歩いてみる。すると、あっさり、林道に出た。どうも、あのロープは木道を半分くらいショートカットするための抜け道らしい。もうちょっと、林道を先まで歩いていれば、ちゃんとした道標もあったんだ・・Googleマップと草ボウボウ情報に騙された・・。

帰りは、ゆっくりお花と景色を楽しみながら、宿へ帰る。
ランタナ。南米原産で、琉球王朝時代末期に導入されたものが野生化したらしい。

たくさん咲いていたオオハマボウ。沖縄ではユーナと呼ぶらしい。

ヒズシビーチ。秘境ぽいけど、シュノーケルで遊べるらしい。

アダンの実。パイナップルに似てるけど食べれないらしい。
この後、宿に戻って朝ごはん。5時過ぎから歩き始めて、8時ごろ宿に到着。結構、歩いた。

朝ごはんの後は、宿でレンタサイクルを借り、外地（ふかじ）島までサイクリング。

阿嘉大橋を渡り、慶留間島の海岸線を景色を見ながら、自転車をこぐ。

海と反対側は絶壁の崖。

慶留間島を突っ切り、空港大橋を渡れば、外地（ふかじ）島。

坂を上ったところに慶良間空港がある。

不定期にヘリタクシーが飛んでいるらしい。私が行った時は人っ子一人いなかった。

空港の隣に展望台へ上る木道が。

坂を10分ほど登る。

高台にそびえたつ外地展望台。

ここからの展望は360度のパノラマと言っていいかも。

空港の滑走路も一望。
ここも貸し切り状態だったので、30分くらいくつろぐ。

帰路は観光しながら、ゆっくりと。
空港大橋のふもとにある、世界平和祈念碑。第二次世界大戦で米軍が初めて日本国土に上陸したところらしい。

祈念碑から見た慶留間小中学校。海に赤い屋根が映える。

慶留間港。となりの浜は貸し切り状態で家族が遊んでいた。

慶留間島の秘匿壕。戦争中に特攻艇を隠していた穴らしい。

阿嘉島に戻ってきた。

ビジターセンター さんごゆんたく館に立ち寄る。若干のお土産ものと展示。トイレ休憩には良さそう。
この後、宿に戻って、シャワーを浴びて、14時のクィーンざまみで那覇へ。

15時10分に泊港へ到着。羽田へのフライトは20時20分なので、この後、DMMかりゆし水族館に行くつもりだった。が、googleの指示に従い、路線バスを乗り継ぐ予定が、バスが予定通りに全然こない。ようよう水族館のあるイーアス沖縄豊崎に着いたのは、17時過ぎ。これじゃ、ゆっくり水族館が楽しめないので、夕食とショッピングだけに予定変更。

タコライス食べて、ショッピングモールを散策。お土産ものもそこそこあってそれなりに楽しめた。
イーアス沖縄豊崎からは空港へバスが30分ごとに出てた。泊港からバスを乗り継ぐのではなく、ゆいレールで空港まで行って、空港からバスでくれば良かったんだ　と気づく。次回はそうする。

フライトが30分以上遅れて、羽田空港へは23時過ぎに到着。そんなこともあろうかと、今日は羽田空港内のホテルFirstCabinに泊まる予定にしていたので、全く問題なし。ホテルの大浴場でくつろいで、翌日の朝、自宅へ帰る。お金はかかるけど、後泊も楽でいいな。

今回のお土産たち。ネタも尽きてきた。