祝” 世界遺産登録９周年！「田島弥平旧宅」

2023/06/18 - 2023/06/18

「富岡製糸場と絹産業遺産群」として２０１４年６月の

世界文化遺産登録を受けてから早９年！

世界遺産登録９周年記念イベントが「田島弥平旧宅」を中心に開催されたので

コンデジ片手に行ってきました。

エリア 伊勢崎(群馬)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車

久し振りの田島弥平旧宅です。
屋号は「桑柘園・遠山近水邨舎」

まだ９時になったばかりで見かけるのはほとんど関係者。
いつものように昨年補修が終わった東門から入ります。

こちらは一昨年補修の終わった別荘

庭にある石灯籠とアジサイの花。

奥の方に氏神様

毎月第三日曜日に一般開放される「上段の間」の掛け軸
「上段の間」とは高貴な人を迎えるための場所

こちらは畳の上に広げてあります。

「上段の間」の中央部の畳を上げ爐蓋を開けたところ。

スタンプラリーの台紙をもらい
近隣の養蚕農家を回ってみます。

近隣の養蚕農家は弥平旧宅を含め６軒残っており
蚕種を売っていたので各家に屋号が付いています。
弥平旧宅前にある　屋号は「對青廬」

慶応２年に建てられました。
昔の家の階段はとても急勾配です。

２階の北東角に顕微鏡室がありました。
弥平旧宅以外ではここにしかないようです。

外から見た顕微鏡室

玄関に飾ってあった絵
養蚕風景とは思えないほどのカラフルさ。

庭にはきれいな百合が咲いていました。

アジサイの花も

埼玉県側から見た「對青廬」
　庭に県境線が引かれ建物は伊勢崎市、庭は本庄市。

次は「有隣館」明治元年に建てられました。

江戸後期の南画家「金井烏洲」作の屏風絵

屏風絵は大変珍しいらしくお宝です。

掛け軸も「金井烏洲」作

こちらも「金井烏洲」作
　大変貴重な物を見せていただきました。

こちらの掛け軸は「龍虎」作と聞きました。

これらは今回初めて公開された物と思われます。

存続の危機を乗り越えた蚕室は
現当主「田島亀夫」氏のギャラリーとなっていました。

蚕室の屋根裏

「栄盛館」文久元年頃の建築、島村最古の瓦葺。

栄盛館は座敷だけの開放です。

全て国の登録有形文化財になっています。

屋号「進成館」
　幕末頃の築・木造２階建入母屋造

弥平旧宅では見ることの出来ない立派な「総櫓」を
毎月第三日曜日に無料で一般公開してくれます。

見たい見たいと思いつつ初めての見学となりました。

最後が「桑麻館」文久３年築
　田島武平旧宅で田島弥平の本家。

庭に咲くアジサイの花。

急な階段で２階の蚕室へ
　通常養蚕展示室は有料（３００円）ですが本日は無料。

「島村蚕種紙」イタリアに直売

手動ミシン

明治天皇・皇后の御写真

明治の養蚕風景
　同じような絵が沢山展示されていました。

田島弥平旧宅にもあった鎖かたびら。
　いつ頃使った物でしょうか？

武平旧宅から見た弥平旧宅

弥平旧宅に戻ってきたら女子校生の書道パフォーマンスやってました。

それほど広くない庭で一所懸命のパフォーマンス

完成です。

お疲れ様でした。午後もあるみたいです。

大会本部のある「元境島小」にやって来ました。

体育館では「上州　境雉子尾太鼓」の熱演。

校庭いっぱいにテントが広がり

食べ物やら骨董品などいろんな店が並びます。

臨時駐車場は河津桜のある利根川堤防にまで・・・

前にあるのはサイクリングロードです
正直これ程人出があるとは思いませんでした。

クイズ スタンプラリーコンプリート！

スタンプラリーの参加賞、私はこれを選びました。手拭いです。

記念品は、ほかにもいろいろ

最高気温が前橋で35.5度、暑い！　関係者の皆様お疲れ様でした。
来年の10周年がどのくらいパワーアップするのかとても楽しみです。