便器ばかり！TOTOミュージアム（はまゆうその後）

2023/05/24 - 2023/05/25

長距離フェリーに乗りたい！航路も行き先もどうでもいい！とにかく乗りたい！

と、、、横須賀港から東京九州フェリー『はまゆう』に乗り、北九州へやってきました！


東京九州フェリーさんが、新門司港ターミナルから門司駅経由で小倉駅まで送ってくれるので、小倉に滞在することにしました。

翌日は、iPhoneのマップで見つけた、

『TOTOミュージアム』

へ行きました。


前回は青い海、青い空って感じのさわやかな旅行記でしたが、

今回は、便器ばっかり出てくるよ！！！

エリア 小倉・北九州市中心部(福岡)

• 旅行の満足度: 2.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 2.5
• ショッピング: 2.5
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス 船 JRローカル 徒歩 スターフライヤー
• 旅行の手配内容: 個別手配

21時間の船旅は終わり、新門司港からバスで小倉駅へ向かいます。

フェリー楽しかったなぁぁ。バスに乗車後も何度もはまゆうを振り返ってしまった。

私は、フェリーに乗ること自体が目的だったので、下船したら燃え尽き症候群のようでした。

フェリーターミナルから無料のバスで小倉駅まで来ました。

15年前に来たことがあるはずなんだけど、全く記憶なし。

本日のお宿
コンフォートホテル小倉

こちらのホテルは、東京九州フェリーとタイアップして、「フェリーとホテル宿泊プラン」などを販売していることもあります。

そのためか、はまゆうから降りたお客さんが何組かチェックインしていました。


写真は翌日撮ったもの。

シングルを予約したのに、ダブルのお部屋でした。
ありがとうございます(^-^)

お風呂ははまゆうで済ませたので使いませんでした。
この部屋のお掃除担当の方、ラッキーって思っていただけたかな。

チェックインしたのが22時で、ちょっと遅かったのですが、24時までロビーでウェルカムドリンクが用意されていたのでいただきました。

寝る前にコーヒー飲んでしまった。

いやいや。揺れないベッドって良いね！！
めちゃぐっすり眠れたわ。

船旅最高だったけど、陸の方がよく眠れるわ。

朝ごはんは宿泊者は無料でした。
とても品数の多いビュッフェで美味しかったです。

北九州や小倉に、特に目的はなかったのですが、

iPhoneのマップで何か面白いことはないかと探していると、、、

ホテルから南側に２キロほどの場所に、（便器で有名な）TOTOがあるようで、併設に『TOTOミュージアム』という施設があるらしい。


ということで、のんびりと徒歩で向かいます。

ホテルからすぐの小倉駅。

TOTOに行く途中で、小倉城に寄りました。

外から見ただけ。

昭和30年代に再建されたお城です。

紫川。

奥に写る橋の先にTOTOの看板が見えます。

しかーし！

TOTO、めちゃ広い！！

歩いてすぐにTOTOに辿り着きましたが、それは工場やオフィスでした。

素人が入れるTOTOミュージアムは北側に位置し、

やっと到着しました。

ミュージアムは、入館料は無料。団体でなければ予約の必要もありません。

平日のためか、お客さんは誰もいませんでした。

受付で、無料の音声ガイドのタッチペンを貸していただきましたよ！

そうか！
便器って、陶器だったわ！！

わたくしは、（下手な趣味だけど）陶芸歴19年。

便器の原材料を見てとても親近感が湧いて来ました。

ウォシュレットの電気部品の作成や、蛇口などの金属部分のメッキも、外部委託せずに自社で行なっているそうです。

便器を焼く窯の模型。

でかっっ！！

広報用のバイク。
ちょっと恥ずかしいフォルムですが、一目瞭然の宣伝効果。

しかし。後部にあるのは、

『うんこから燃料を作るマシン』

とてもハイテク！！

色々な便器たち。

てか、とても展示内容が豊富で情報量が多く、すでにお腹いっぱいです。

色々な便器、、、。

一番左は、昔、外国で見て「なんだこりゃ？」と思ったやつ。ビデなんだそうです。お股や足なんかも、これで洗うらしい。

左から3つめは、
『女性用立ちション便器』
かつて、国立競技場にあったらしいです。
話を聞いたことがありましたが、実物を見られるなんて。
ちなみに、便器に対して後ろ向きに立ってするみたいです。

便器などの模型。

ショールームがない時代に、営業マンは、これで説明したらしい。

なんか、可愛らしいな。

これは、TOTO製ではないそうですが、豪華な絵の入った便器。

こ、、、これは！！

私が5歳くらいまで、自宅のトイレはこれでした。
（東京23区内、昭和58年くらい）

床に接する小窓が、何故か怖かった。
便器に蓋をしたことはあまり記憶にない。
ちり紙を入れていたのは、ヨックモックの缶だった。

こ、、、これは！！
まだ現役であるでしょうが、とても懐かしい！

こういうタイルがなんか怖かった。

タンクの下の管に、強烈な臭いがする玉がよくぶら下がっていたな。透明なフィルムに包まれて、網に入っていた。

そして、手洗い専属の台。今もイトコの家にあるけど、これも何故か怖かった。


古いトイレって、恐怖の素が多かったなぁ。
今は、オシャレで居心地の良いおトイレが増えてきましたね。
これも、TOTOさんの企業努力の賜物ですね。

そして！
これもまた、別のいとこの家にまだあるんだよ～。

赤いTOTOのロゴも、昔のものです。

便器のほかに、洗面台やバスタブなどもたくさん展示されていました。が、情報量が多く疲れてしまった(^_^;)

最後に紹介したいのは、この洗面台。
『たん吐付洗面器』

左手前の小穴は、痰を吐く穴だそうです。

古いモノ好きの私でも、見たことないし、知らなかった。

昔は、洗面台に水を溜めて洗顔したんだそう。水を大切に、流しっぱなしにしなかったんだね。
なので、そこに痰を吐くのが不衛生と考え、別に穴を作ったらしい。
口をすすいだり、歯磨きしたりするときにも使ったんだろうが、なぜか『痰吐き』という、マイナス要素の多いネーミング。

他にも色々ありますが、もうお腹いっぱいなのでここまで。

TOTOミュージアムのサイトでバーチャル見学ができますのでどうぞ！
https://jp.toto.com/knowledge/visit/museum/

ミュージアムを出ると、スーパーを発見したので、何か掘り出し物はないかと入ります。

麺はもしかしたら東京でも売ってるかもだけど、見慣れないので購入。
うきとらは、めちゃ甘い洋風和菓子でした。

駅の方へ戻る途中にあった、旦過市場。

平日なのに予想以上に賑わっていました。

ここで、ご当地名物の『ぬか炊き』と、練り物の『カナッペ』を発見！！

ですが、本日は気温も高く、自宅に着くのは7時間後だったため、買えませんでした。

その後もふらふらと街歩きし、駅を越えて港の方まで行ってみましたが、特に収穫はなく、、、

小倉駅に戻って遅めのお昼ご飯にしました。

駅ナカのアミュプラザという商業施設にある、『魚衛門』

鯖の塩焼きに、お刺身まで付いて1000円未満ととても良心的なお値段。
美味しかった。

小倉駅から、北九州空港への直通バスにのり、空港へ到着。

小倉駅から約40分くらいでした。直通ではないバスもあります。予約の必要はありません。

メーテルがお見送り。

スターフライヤーで羽田まで帰ります。
窓側の席取っちゃったけど、隣2席は空席だった。ラッキー
（2月に広島から帰る時もそうだったな。）

お茶をいただきました。

スターフライヤーは、LCCだけど無料でお飲み物をいただけます。
機体も黒でカッコいいし、シートも座り心地良いです。

『上空から見えた特徴的な地形などを写真に撮っておいて、あとでどこか、何か調べよう！』

という、マイブームな1人遊び。

これは、三重県鳥羽市。


だがしかし、、、本日は雲が多く、あまり地形が見えませんでした。

昨日降りたはまゆうが、横須賀に行くのが見えたら面白いと思ったけれど、さすがに高度が高くて無理だった。

行きはフェリーで21時間かかりましたが、帰りは飛行機。たったの100分。
もう関東上空です。

滑走路と、右下に競技場のような建物。

千葉県鎌ヶ谷市にある、『海上自衛隊下総航空基地』

とても特徴あるのになかなか同定できなかった。

写真中央左下に、オレンジの塔のような建物。
調べるのに苦戦。

『Sport&Do Resortリソルの森』

と判明。

ほかにも色々写真を撮って、どこかな？と調べて遊びました。この遊びに賛同してくれる人はいるのだろうか、、、(^_^;)

あっという間に羽田空港に到着。

と、いうことで、初フェリーの旅は無事終了！！

天気も良く、船酔いもなく、とてもよいフェリーデビューでした。

移動の選択肢に、『フェリー』が加わり、より面白い旅ができるようになりました。

次はどのお船に乗ろうかな？