2023/05/15 - 2023/05/15
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chiaki-kさん
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九州は2020年11月に福岡・佐賀・長崎・熊本をレンタカーで廻ったが、大分・宮崎・鹿児島には行けず、阿蘇山は遠くから眺めただけという内容だったので、やや不満の残る旅行だった。そこで今回は人気上昇中のフェリーを利用して、行けなかった県をマイカーで巡ろうという計画を立てた。
表紙の写真は、大阪南港に停泊中の今年1月に大阪=別府航路に就航したばかりの「さんふらわあ くれない」。日本初のLNG燃料を採用した長距離フェリーとして、国土交通省の内航船省エネルギー格付制度で最高評価の5つ星を獲得している。
- 旅行の満足度
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 船 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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05/15
08:00に自宅を出発。中央道を名古屋方面に向かって進む。写真は最初の休憩地、恵那峡SA。 -
レギュラーガソリンが188円/Lとはね。
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11:30に刈谷ハイウェイオアシスで昼食
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フードコート内の「ザ・めしや」で注文したのは・・・
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うなぎ丼、豚味噌串カツなど。1,360円はリーズナブル。
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東名阪自動車道から国道25号・名阪国道を西へ進み伊賀ICで一旦降りてガソリン給油(166円/L)。その後近くの伊賀ドライブインで休憩。
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満腹の術・RESTAURANTだそうだ。
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名阪国道は無料の国道で制限時速は60km/hなのだが、どう見ても高速道路なので60km/hで走る車はまずいない。
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天理ICを直進、西名阪自動車道で大阪へ入り、松原JCを直進、長い大和川トンネルを抜けて16:00に大阪南港にあるATC(アジア太平洋トレードセンター)に到着。写真はセンター内にある「フェリーさんふらわあ」のチェックインカウンター。
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埠頭には「さんふらわあ くれない」が停泊している。ちなみに「くれない」と名の付く船はこれで4代目。
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初代「紅丸」は1900年に竣工し、1911年に大阪商船が購入して運航した貨客船 。初代「瀬戸内海の女王」とも言うべき存在で 、大阪、神戸と別府温泉を結びつける大きなきっかけを作った貨客船であった。2代目の「くれなゐ丸」と交代した後は「鳴門丸」と名を変えるが、1945年6月の大阪空襲により大阪湾で沈没する。
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2代目「くれなゐ丸」は、1924年に建造された大阪商船および関西汽船の旅客船。WW2の勃発により軍に徴用され1944年にフィリピンにて沈没。
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3代目「くれない丸」は、1960年に就航した関西汽船の旅客船。同年5月、当時高い人気があった島津貴子さんと島津久永さん夫妻が新婚旅行で利用し、その様子が大々的に報じられたこともあった。山陽新幹線の開業とともに旅客船は経営が成り立たなくなり、1980年に貨物輸送を重視した「フェリーに志き丸」「フェリーこがね丸」に航路を譲り退役し、同航路は産業的輸送路線の色彩を強めた。
なお。退役した「くれない丸」は「ロイヤルウィング」と名を変え、横浜港でエンターテイメント・レストラン船として活躍するが、2023年5月14日(昨日!!)運行を停止した。 -
4代目の「くれない」は1997年から就航していた「あいぼり」「こばると」に代わって2023年1月に登場した「フェリーさんふらわあ」の最新フェリーで、姉妹船の「むらさき」も3月から就航している。
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商船三井の技術開発プロジェクト「船舶維新」にて2009年に発表された環境負荷低減型フェリー案「ISHIN-II」を元に、液化天然ガス(LNG)を中心に重油にも対応したデュアルフューエルエンジンを搭載し、硫黄酸化物の発生を無くし二酸化炭素排出量の20%削減といった環境負荷の低減や、静粛性の向上を実現した。LNGのタンクは、船尾の露天甲板に2個有し、全長は瀬戸内海で夜間航行が可能なサイズとしては最大の199.9mとし、ドライバー不足やドライバーの時間外労働上限による「2024年問題」に対応すべく貨物積載量は約50%増加させた。(Wikipediaより)
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18:00から乗船開始。私の前には大阪ナンバーのベンツEタイプ。
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当日の車両甲板。客が戻ってきてよかったね。
なお、フェリーに乗り込む動画もドラレコで撮影したが、車両ナンバーの消し方が解らないのでUPは遠慮しました。 -
アトリウムはこんな感じで広々としている。客室は雑魚寝型の大部屋を廃止し定員一人当たりの内装面積は6.9平米から10.9平米と大幅に拡大。スイート・デラックスでは和室・洋室の2室を組み合わせての利用が可能なコネクティングルームも設置された。公室については3.6倍に拡大されプロジェクションマッピングや別府の竹細工アートも組み込む等しエンターテイメント性の向上が計られている。
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荷物を部屋に置いて展望デッキから出航の風景を眺める。左の建物はアジア太平洋トレードセンター。右側の高層ビルは大阪府庁咲洲庁舎。
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大阪湾の向こうには淡路島が見える。
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ファンネルはこんな形の重箱型。
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反対側はこんな感じ。
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出航15分前に銅鑼の音が船内に響く。
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定刻の19:05に出港。地上勤務員が手を振って見送ってくれる。
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行ってきま~す。
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遠ざかる大阪南港。通常はファンネルから黒い排気煙が出るのだが、この船はほとんど出ない。さすがはLNG船。
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今回の部屋はスーペリアシングル。コンパクトだがTVも大きく一人旅にはこれで充分。
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大きな空気清浄機に・・
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ナイストイレ(笑)
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さらにシャワー付き。
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和のテイスト。枕元にスイッチやコンセントがあり便利。
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小さな冷蔵庫付き。これはうれしい。
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夕食は船内レストランでバイキング。どの料理も美味しかったが、直前に2000円から2300円に値上がってしまったのが残念。なお、生ビールは有料(500円)。
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人気のさんふらわあカレー。適度な辛さで、これも美味しかった。なお、カレーの向こう側は自家製のりゅうきゅう丼(笑)
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食後にデッキに出ると明石海峡大橋が見えた。
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なんとレインボーカラーにチェンジ!
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近づいたら白色に戻ってしまったのが残念。
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対岸の神戸・明石の街明かりも綺麗だね。
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本日の締めはYoutubeフェリー動画のオーソリティーであるエ○イチさんにならって檸檬堂。(笑) この後、全く揺れ無い快適な瀬戸内海航路のおかげで深い眠りについた。
これで「2023年 九州旅行記1:さんふらわあ くれない」は終了です。本日も最後までご覧いただきありがとうございます。
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