2023/05/06 - 2023/05/08
1位(同エリア19件中)
ごれんさん
メキシコ最古の植民都市ベラクルスに2泊してきました。
メキシコシティからは長距離バスも出ていて5時間ほどで到着しますが、今回は飛行機で行きました。
フライト時間は約1時間です。
ベラクルスはメキシコシティの人にとってメジャーな行楽地なので、週末はビーチや海鮮料理を楽しむ人や、歴史あるセントロ観光で多くの人で賑わっていました。
欧米人だらけのカンクンやロスカボス等の超高級リゾートと違って、ベラクルスはメキシコの庶民のリゾート色が強く、昔ながらののんびりしたザ田舎の雰囲気です。
それでも現在海沿いは高級コンドミニアムの建設ラッシュのようです。
メキシコの観光地は最近は何処に行っても必ずアジア人を見かけますが、ここでは一切見ませんでした。
空港から乗ったタクシーの運転手さんに、お薦めレストランを色々教えてもらったのですが、2泊という限られた時間且つ、ホテルをクラブラウンジ付きにしていたため、あまり地元料理巡りができなかったのが心残りです。
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空港からグランド フィエスタ アメリカーナまではタクシーで約20分260ペソでした。
写真は夜撮ったものですが、実際チェックインしたのは12時ちょっと前です。 -
有難いことにすぐにチェックインさせてもらえました。
フロントのお姉さんは親切で好印象。
フロントでタクシーを呼ぶより、inDriveという配車アプリを使った方が安いということで早速インストール。ベラクルスではDiDiもUberも使えないのです。 -
全233室7階建てという、ベラクルスでは大規模ホテルです。
POSADASグループが経営するフィエスタ アメリカーナは、メキシコ主要都市には必ずある知名度抜群の老舗ブランドです。そのため建物は古いことが多いです。 -
今回宿泊したのは、34平米のクラブラウンジアクセス付きツインルームです。
クラブフロアは6階になります。 -
高温多湿のベラクルスですから、冷房はガンガンです。
使いませんでしたが、スリッパとバスローブは1人分のみしかありませんでした。 -
洗面所。
ダブルシンクではありません。
そしてこのホテルでは残念ながら、バスタブ付きの部屋はマスタースイートのみとなっています。 -
シャワーも固定式ですが、水圧、お湯のレスポンスは問題なし。
アメニティはロクシタンでした。 -
無料のペットボトルの水2本は毎日補充されますが、冷蔵庫のミニバーは、使用しても翌日の補充がありませんでした。
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広いベランダ付きの部屋もあるのですが、クラブフロアの部屋のベランダは狭いのでテーブルセットはありません。
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東向きです。
気候の関係で劣化が早いのでしょうか。結構老朽化が目立ちます。
部屋の窓の取っ手もガタガタで壊れるんじゃないかと心配になりました。 -
建物内部は吹き抜けになっており、6階から見下ろすフロント。
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クラブラウンジも6階になります。
利用時間は7時から11時の朝食タイムと、18時から22時までのカクテルタイムです。 -
よってお昼はラウンジには入れるものの、誰もいませんし何もありません。
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景色は自分達の部屋とほとんど変わりありませんが、ラウンジはホテルのど真ん中にあるので、建物が割り込むことなくオーシャンビューが楽しめます。
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フロントがあるPB階にはスターバックスが入っています。
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こちらはフロントの正面にあるバー。
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Arantzia というオールデイダイニング。
ここの朝食ブッフェは美味しいと地元の人にも人気なのだそうです。
大人 410ペソ、子供 205ペソ。 -
閉店後のArantziaの様子。
他にも、ランチから営業するRosattoというイタリアンレストランがあります。
残念ながら我が家は2つとも利用せず。 -
早くにチェックインできたので、さっそくプールに繰り出すも、土曜日のためゲストでいっぱい。
ビーチもプールサイドも週末は席取りマストです。チェアはあってもパラソルが圧倒的に少ないです。 -
このホテルはプールが充実しています。面積も広く、すべて繋がっているものの、エリアによって深さが異なっていたり、適度な段差があったり形も面白く、小学生以下の小さな子供連れファミリーが多かったです。
浮き輪の貸し出しもあります。 -
土日は14時くらいになるとDJが来て、ガンガン音楽をかけてプールサイドを盛り上げてくれます。
日中のプールサイドは日陰にいても蒸し暑くて、風が吹き抜けるビーチのほうがまだマシでした。 -
プールサイドレストラン。ここの従業員は基本お菓子やアイスを食べながら働いているので、サービスは超ゆっくり。
ハンバーガー280ペソ、モヒート110ペソなど、かなりホテル価格ですが我が家が最も利用したのがこのレストランです。 -
14時を過ぎてくると、プールサイドに日陰エリアができます。
私達は日陰になったプールの中のテーブル席で毎日ランチをとりました。 -
室内にもプールがあって、日焼けしたくない人たちに人気でした。
あとここのお湯ジャグジーも人気。
最終日は私達もチェックアウトギリギリまで、ここでまったり過ごしました。 -
希望するればSPAサービスをここで受けられるそうです。
水着のままマッサージしてもらっている人もいました。 -
夕方から結婚式があるそうで、準備していました。
その後、披露宴が0時ごろまでありました。クラブのように音楽ガンガンで踊りあかすのがメキシコの披露宴。0時に終わるなんてむしろ早いほう。 -
隣の背の高いツインタワーはコンドミニアムのようです。
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こういった特等席は、特別料金がかかります。3~4か所ありましたが週末は埋まっていました。
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ホテル前のビーチです。プライベートビーチではありません。
ペナチョ・デル・インディオという広範囲にわたるビーチで、ビーチ沿いをずっと歩いていくことができます。 -
バレーネットとサッカーゴールが設置してありました。
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ホテルのビーチチェアの在庫はいっぱいあるけど、パラパは8つしかないです。
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グランド フィエスタ アメリカーナの隣は空き地で、その隣がカミノ リアルというホテルです。ビーチでつながっています。
レジャーに来る地元の人達は、だいたい空き地の前のビーチサイドにパラソルを立てています。 -
波も穏やかで水温も高く遠浅で、子どもでも安心のビーチです。
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意外にも水がきれいでプカプカ浮かぶのに丁度いいのですが、海藻が多いです。
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ホテルの全景。
老朽化は否めませんが、設備がしっかりしているのは大箱ホテルの良い点です。 -
プールサイドでSPAのリーフレットを貰ったので、夕方早速予約して行ってみました。
PB階の一つ下の1階にあります。かなり小さなSPAで高級感はないです。 -
ディープティシューマッサージにしたのですが、アロマオイルたっぷりだし背中はホットストーンだし、フェイシャルはサービスしてくれるし、凄いお得感がありました。
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セラピストも上手な方で、90分2240ペソ。ホテルSPAとしては安いと思いました。
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18時半ごろにクラブラウンジに行きました。
時間が早かったのか、利用しているのは私達のみ。 -
アルコールはコロナビールと赤/白ワイン。他にもリクエストすれば時間はかかるけど1階のレストランから持ってきてくれるものもあります。
ハムやチーズ、サラダ、ホットサンドイッチなのどのおつまみ。 -
ホットミールはパスタ、スープ、日替わりのお肉系のおかず。
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焼き菓子やカップケーキのデザートとパン。コーヒーステーション。
基本的にドリンクはスタッフが持ってきてくれます。 -
折角なので、inDriveでタクシーを呼び出しセントロに向かいます。
inDriveでは自分で値段を決めることができるのですが、ソカロまで約20分120ペソでマッチングできました。 -
メキシコ人にとってメジャーな行楽地であるベラクスルのソカロは、土曜日の夜は人でごった返していました。
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その白さが美しいカテドラルです。
日中は暑すぎるので、地元民も観光客も夜になってからセントロに繰り出すのです。 -
音楽隊があちこちに来ていて演奏しており、踊っている人も多かったです。
ベラクルス人は音楽を愛する陽気な人が多く、ザ・ベラクスルの夜を楽しめる場所です。 -
Mariscos Villa Ricaで夕食です。
実はメキシコシティにもあるんですが、やはりベラクスルにきたらここかと・・・ -
生牡蠣8ピース200ペソ。
他にもロブスターのクリームスープ175ペソ、タコのアヒージョ250ペソくらい?を食べました。 -
蟹のタコス125ペソ。
本当はもっとがっつりシーフードを食べたっかけど、何せお腹いっぱいで・・・ -
デザートは、ベラクルス名物のNevería Güero Güeroでシャーベットを食べました。
結構な行列でしたが5分くらいで買えました。
2種類のフレーバーが選べる小カップで35ペソ。
最初に食券を買って、その後列に並んでシャーベットを注文するシステム。 -
マメイとパッションフルーツのシャーベットを食べならが港沿いを散策します。
お土産物やお菓子の露店がひしめいていました。 -
灯台ファロ・カランサ
途中露店でりんご飴を購入。観光地価格で1本40ペソ。 -
週末だからか、このフォトスポットで写真を撮るには専門の人にお願いしなきゃならず、有料っぽかったので遠くからみるだけ。
でもメキシコ人は結構並んでいました。 -
Centinela De La Patriaという記念碑です。
それぞれの台座に、ベラクルスにとって重要な戦いの日付が刻まれています。
まだまだセントロは人であふれ賑やかでしたが、23時には帰路につきました。 -
セントロからの帰りも120ペソでホテルまで戻れました。
翌朝は残念ながら美しい日の出は見られず。 -
朝食の前に夫がビーチのパラパを取りに行ってくれました。
日曜日の8時ちょっと過ぎでしたが、既にキープしてある席が多数あったらしいです。 -
Arantziaでの朝食ブッフェも気になりましたが、2日とも朝食はラウンジでいただきました。
ジュースは果汁100%です。
アルコールは用意がなかったけど、言えば持ってきてくるのかも?不明です。 -
カットフルーツや生野菜、ハム、チーズなど。
ホットミールは、常に3種類が日替わりで、スクランブルエッグ、フリーホレス、ブリトー、温野菜、お肉系のおかず等。 -
パンセレクション。メキシコで定番の朝食は甘いパンなのですが、残念ながらここはあまりおいしくないです。
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旅行中はいつも夕食を食べすぎて、あまり朝食が食べられないのでラウンジで十分満足でした。
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チェックイン時にタオルカードを人数分渡されます。
それをビーチクラブに持っていき、タオルと交換します。タオルを返却するとカードが戻ってくる、というシステムです。 -
この時期の天気は、朝は雲が多いものの午後になると晴れて気温も一気に上がります。
2泊3日で天候には常に恵まれました。 -
ペット大国のメキシコ。
犬を連れてビーチに来ている人が非常に多かったです。 -
だんだん地元の人達もビーチに集まってきました。
それと共に、ココナッツやおつまみ、サングラスなどの物売りも増えてきます。
ベラクルス名物の、ボロバネスというパイに色んな具を詰めたパンも売りに来てくれます。 -
物売りは、こちらが呼び止めなければ向こうからは来ません。
来ても全然しつこくないので断ればそれでおしまい。
写真はアイスキャンディー売りのおじさん。 -
物売りはリヤカーを引いて、ひたすらビーチを歩いて往復しています。
ホテルで軽食を買うより全然安いので、現金を持ってきて買うのもありです。 -
部屋に戻ってシャワーを浴びたら、洗面所エリアの床が水浸しになっていることに気づきました。原因はシャワーではなく、シンクの下の水道管からの激しい水漏れ。
フロントに何度も内線をかけるもずっと話中で埒が明かないので、ラウンジのコンシェルジュに修理を依頼。 -
その後10分ほどでスタッフが部屋に到着。10分かからず無事に修理が終わるも、今度は水浸しになった床を掃除するスタッフが来ない。
再びコンシェルジュに至急部屋に清掃を入れるように依頼して、ラウンジで夕食を取っている間に終わらせてもらいました。 -
他にも、朝タオル交換に来てくれた清掃スタッフに、冷蔵庫の補充をお願いしても「それは私じゃできないから」と言うだけで、他のスタッフを呼んでくれるわけでもないし、スタッフ同士の連携がいろいろ謎でした。
気が利くのはラウンジとフロントのみ。 -
夜のビーチサイド。
防犯も兼ねてビーチに出るゲートは閉められています。 -
プールは20時まで利用できます。
さすがに夜は風もひんやりしてくるのですが、20時ギリギリまでプールで遊ぶゲストも多かったです。 -
観光地は深夜まで多くの人で賑わい、治安も良いです。
軍が頻繁にパトロールをしているので、安心して歩くことができます。 -
マレコンと呼ばれる海沿いの歩道は、広く快適に整備されているので、夜はローラースケートを楽しむ人で賑わいます。
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最終日である月曜日。
週末が嘘のようにゲストが減りました。
が、クラブラウンジの朝食(9時半ごろ)は最終日が最も混んでいて満席でした。 -
この日は午前中からピーカンだったので、日焼けを避けて室内プールとジャグジーを楽しみました。
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ビーチも閑散としています。
カップルでグランドフィエスタアメリカーナに来るなら、絶対平日がお薦め。
週末は3世代旅行の大家族グループや子供たちで、にぎやかすぎる。 -
2日間という短い間でしたが、カンクンやロスカボスの超が付く高級リゾートは全く異なる、メキシコ庶民のリゾートと言われるベラクルスのビーチを満喫できました。
ただホテル内で満腹になってしまい、グルメのほうが全然だったのが心残り。 -
ベラクルスの空港は新しく広いのに、発着便が限られていて利用客が少なく、すべてがスムーズ。非常に快適です。
国際線はヒューストンのみだそうです。 -
aeromexicoの機体がエンブラエルで、帰りは乱気流でめちゃ揺れて怖かったです。
ベラクルスのローカルフードが全然食べられなかったのは残念・・・
また来たい!
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