春のみやざき旅　　２－１

2023/03/27 - 2023/03/27

春爛漫の陽気の中、キャッチフレーズ「日本のひなた（日向）宮崎県」に行って来ました 。
宮崎県西部の山間部にある西米良村の「おがわ作小屋村」に宿泊します。
西米良村は、九州中央山地のほぼ中央に位置する山深い村です。
村には四季折々の豊かな自然が残り、自然がもたらす恵に感謝を捧げくらしています。

写真はおがわ作小屋村の風景　

エリア 日向(宮崎)

• 旅行の満足度: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

東九州道北川I.C降りてすぐ 「道の駅北川はゆま」にて休憩

地採れの新鮮な野菜や総菜、宮崎ならではのお土産がたくさん揃っています。

マンゴーソフト(450円) 宮崎県産マンゴー果肉入り

米ノ山展望台
標高192m、日向灘の水平線と入江を一望できます。

駐車場からすぐこの絶景を見ることができます。

伊勢ヶ浜海水浴場

日本の海水浴百選にも選ばれています。
白い砂浜と木々の緑、透き通った海水が美しい海水浴場です。

昼食は都農町『讃岐うどん 一の茶屋』
一の茶屋ランチ(980円) もちもち麺におろし生姜の絡みもよく、とても美味しい。

『日向国一之宮』都農神社に参拝

『神の石』境内へ入る前に置いてあります。

この石を持って参拝し、本殿の裏にある石納所へ納めると願いごとが叶うといわれています。

「因幡の白兎」の神話で有名な大己貴命（別名・大国主命）が、御祭神として祀られています。

参拝後、神の石納所に石を納めました。

お願い事、叶いますように。

ご祭神が大黒様だけあって「打ち出の小槌おみくじ」というおみくじがあります。

御朱印をいただくため社務所へ

社務所前には美しい苔が。

直書きの御朱印を頂きました。

一ツ瀬川沿いを走って宿のある西米良村へ向かいます。

杉安ダム 放流中でした。

こんな山奥に本当にあるの？と不安になりながら一本道をくねくね進むと、突如として桜の園が現れました。

おがわ作小屋村に到着

お食事処　　チェックインもこちらで。

作小屋とは、山に囲まれたこの地での畑作は、家から遠くて通うのが大変なため、農繁期に泊まりこむ小屋のこと。

おがわ作小屋は地区住民の有志27名で構成された、おがわ作小屋運営協議会が運営を担っています。

村を縦断して流れる一ツ瀬川

川のせせらぎが心地よい

本日のお宿は『桃源郷の宿』コテージです。

洋室の他に和室もあります。

キッチン・トイレ・浴室を完備

冷蔵庫や炊飯器、鍋や皿などキッチン用品もあり、自分たちで食材を持ち込んで調理することもできます。

部屋からの眺め

小川民俗資料館

おがわ作小屋村のある小川地区は、かつて旧米良城主が居住した小川城があったところだそうです。

桜と花桃

満開の桜

天神橋と桜

川に降りてみます。

清流の美しい水辺にはオタマジャクシがうじゃうじゃ（笑）

満開の花桃

夕食はお部屋まで配達してくれます。
おがわ四季御膳
西米良村内でとれた食材を使って、地域の人が丹精を込めて作る小川地区ならではの地産地消御膳です。

ふきのとうの天ぷら

白和え

おから天

イセイモとしいたけ煮物

ゆず甘露煮

鹿肉の唐揚げ

大根なます

刺し身こんにゃく　ゆず味噌かけ

紅白ゆず巻き

菱餅型ゼリー

しいたけ天

手作り豆腐

筍・大根・人参のきんぴら

おからの酢物

筍・大根・人参の煮しめ

味噌漬け　帰途・売店で購入,とても美味しい漬物です。

ちらし寿司

地粉を使った団子のすまし汁
素朴で優しさと温かさを感じる御膳でした。ご馳走様でした。

夕食後、西米良温泉ゆた～とに出かけます。
かりこぼうず大橋
日本国内では木造車道橋として全長および支間長が最大だそうです。

西米良温泉かりこぼーずの湯ゆた～と

館内では『かりこぼーずのひなまつり』が開催中でした。

竹明かりが美しい

こんなに立派な施設なのに・・・。

誰もいません。

誰か来てください…ちょっと不安になりました。

宿に戻ると、部屋の前の桜がライトアップされていました。

夜桜を楽しめるとはラッキーです。

今夜は電波状況が悪くて、テレビやパソコンも使えません。
前もって確認の電話がありましたが、承知の上で宿泊しました。
宿泊料金は一人1000円引きでした。

翌朝、目覚めると目の前に桃源郷が。

至る所に花々が植えられています。

レンギョウ

朝モヤのおかげでますます桃源郷の雰囲気

かやぶきの屋根が周囲の景色と調和してまさに日本の原風景のようです。

朝食は食事処でいただきます。
本日の宿泊客は私たちを含め2組のようです。

朝食も品数たくさん、やさしいお味

美しい風景の下、地元産の食材にこだわった食事は格別でした。

静かにゆっくりと日常から離れたひと時を過ごすことができました。
きょうは西都原古墳群に向かいます。２－２につづく