カリブ海　USVI(米領ヴァージン諸島) 船泊 2022 3月

2022/03/05 - 2022/03/12

久々に投稿をしてみますが、すでに１年以上溜めてしまいました。
この旅行の計画をした2021の夏の時点では、翌年の春にはコロナなんてとっくに終息しているだろうと思っていたけど、予測は甘かった！リスキーではあったけど久しぶりに出かけたのでした。2022 3月時点はカリブ海のSt.Thomas島に入るには出発の５日前のPCR陰性結果が必要。旅行の２週間前から人との接触を極力避け、リモートワーク徹底。そのお陰なのか旅友の６人も全員が陰性で無事に旅行が出来ました。

１日目：フライト　Newark乗継　St.Thomas入り
２日目：St.ThomasからSt.John　船移動
３～７：St.John　船宿泊
８日目：フライト　St. Thomas発 Washington DC(IAD)乗継　
予定通りの帰宅ができず。。フライト遅延のせいで１日延長帰宅となった。

船：Jeanneau Sun Odyssey 519

エリア セント・トーマス(米領ヴァージン諸島)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 旅行の手配内容: 個別手配

まずはコロナ検査結果の陰性のお知らせ！CVSで3/1の4:30pmに予約をし、ドライブスルーの車中にて、長い綿棒を鼻に入れ自分で検査をし提出。翌早朝にやっと結果が来ました。陰性でホッ！　もう今となってはこの検査も時代の思い出？またそんな時世が来る事が無いように祈るのみです。

3/5出発はUnitedでNJのNewarkからSt. Thomasへ。７割はシートが埋まっていました。映画見たり景色見たりして、すっかり写真撮影を忘れました。

St.Thomas空港には午後３時前に到着。空港では携帯画面の陰性証明書を簡単に確認しただけで、即この出口へ到着。小さい空港なので本当に何も無い！トイレ位？到着後に喉が乾いて何か飲みたくても、売店も何もありませんー。
ここで迎えのタクシーを２０分位待ちました。アイランド時間なので２０分待ちなんて、彼らにはフツーです。空港から目的地のCompass Point Marinaまで４０分程かかりました。

チャーター会社の受付での手続きに１時間くらい待たせられ、やっと案内されました。今回はこのヨットを１週間レンタルです。４部屋＋３つのトイレ。そのうち１つにはシャワールーム付きを７人で利用。

後方から。

サロン（船内リビングルーム）８人位座れます。ここで朝ご飯食べたり、毎朝海図を見て行先の計画を立てる相談会議をしたりします。

このキャビン（ベッドルーム）は右前方（スターボードバウ）。これと一対のキャビンがもう１つあります。そういえばバスルーム（ヘッド）の写真は撮り忘れました。

これは船の右後方（スターボードアフト）キャビンです。これと一対のがもう１つ。到着した日はこのままマリーナ停泊の船に泊まります。このマリーナはレストランも無い！歩いて行かれるような距離にはレストランもバーも何もありません。マリーナ到着後に同じタクシーを使って、１週間分の食料買い出しに行ったので、その中からサンドイッチを作り適当に夕食として食べました。私たちのキャビンはこの写真の所。バッグなどを左のウッドロッカーに収納し、足を向こう側に、頭をこちら側にして寝ます。ダブルベット位の大きさです。

これが海図の１つ。GOOGLE MAPでは流石に海側の情報を得ることができないので、この海図が必要。左の島がセントトーマス。赤丸のシャーロットアマリが空港です。青い四角はこの船のチャーター会社のあるマリーナ。真ん中の島はセントジョン。今回はその周りの星マークをフラフラと移動しました。緑色の線はアメリカ領とイギリス領の国境です。

２日目の朝。今日は船をチェックアウトして海に出ます。必要の無いもの、足りないもの、船の状態をチェックしチャーター会社の書類にサインをしてから出発です。私の仕事は不要なものを船からおろし写真に記録。航海中は冷蔵庫、携帯、GPSを優先電力使用とするので、トースターやコーヒーメーカーなんて必要ないのです。なぜこの手の船に搭載されてるか意味不明。一番左のものはチャコールのBBQセット。炭から火を起こすなんて時間かかりすぎるし、船上ではあまり安全では無いー。

鎖の先にアンカー錨がついています。船を停泊するときに使う重りであるアンカーです。こんなに錆びているチェーンは見たこと無し。最終日にアンカーを降して停泊を試みたところ、アンカーを引き上げた時には鎖は上がってきたけど、アンカー自体は海底に残ったまま上がって来なかった大事件がありました。お笑いだったけれど、笑っている場合では無く危険。どう見てもメンテンス悪過ぎる！おかげで停泊したかった入江には泊まる事ができず。。船上ピザ屋さんがある所でピザを夕食にと、楽しみにしてたのに！涙

停泊する時は風を避ける為、カリブ海ではなるべく陸の西側に停めるのでサンセットは見れるけど、水平線から上がってくる日の出はいつも見れない。これは私たちの船ではないけど、みなさん後ろに小さい舟のディンギーを引っ張っています。これに乗り換えてビーチや陸に行く事ができるのです。

しばしスコールがあるので虹をよく見ます。これは結構長い虹だった。

この日は食料と氷が足りなくなり、陸に降りてスーパーに行きました。途中でヤギさん集団発見。ヤギさん達だけでお散歩を楽しまれていた。暑いから日陰で休憩中のところでした。誰も人間がいなかった。毎日徘徊しているのだろうか？

この日は公園のトレイルを歩いて、かつての砂糖工場跡の見学に。公園といっても島の大半がNational Parkなので、どこからどこが公園？か分からず。

ここがAnnaberg Sugar Plantation。18-19世紀に実際にサトウキビから砂糖を作り、そしてRUM酒も盛んに作られていたとか。ここでは蒸したサトウキビを石臼の大きなもので挽いていたらしい。周りは椰子の木と崖だらけだし、奴隷の方々は当時は本当に大変な思いをしたんだろうなーと、そんな時代を想像しました。

その高台からの眺め

カリブ海のNational Parkに面する地域は、その陸近くに船やディンギーを停泊出来ないし、レストランも大きなハーバーの町にしか無く、ほぼ船で自炊でした。
朝は食べ過ぎないように、軽くシリアル。昼はヨット移動しながらなので、サンドイッチを簡単に。そして夜はのんびりと。

ではお食事の１部紹介。初日にローカルファーマーから買ったプランテインとサツマイモを茹でてます。

気がついたら、食事の写真はこの１枚しか撮って無かった。チキンとジェノベーゼのパスタ。サラダは無し。カリブではあまりサラダ系の野菜は質が良くない上に異常に高い。本土から仕入れているのだと思う。

これはタマリンド。Sugar Plantationのところに木があって、たくさん実っていました。数個もらってきました。のし梅をもっとすっぱくしたような感じ？さっぱりして大好き！東南アジアのものより酸味がもっとある感じ。

今回の旅ではアンカーでは無くて、このモーリングボールに船を繋いで宿泊をしました。最後の日は結局アンカーが無くなった事件があったから、この方法でしか停泊出来なかった。この一帯のボールの金額は1泊$35-45?だったような。もうすっかり忘れている。。ここではプラットフォームのようなステーションがあり、そこに自分でボールの番号を書いた封筒にお金を入れて、郵便箱みたいなところへ投函します。場所によってはホストの船が停まっていて、そこに支払いに行くことも。

これが私達のディンギー。ここも公園なのでビーチに置いておくのはNG。。うちのキャプテン、ノリオ君はディンギーをヨット停泊の場所に戻し、この後ここまで泳いで戻ってきた。

カリブらしい空と海の色！

私の誕生日が重なり、その日はCruz BayのSt.John Brewersでお昼を食べることに。ボリューミーなランチでした。久々の外食で美味しくいただきました。MahiMahiSandwich $19 お店の外観写真撮り忘れました。

Menu。

最後はみんなでお片付け。楽しい旅もこれでおしまい。毎日やる事があり過ぎるわ、今回は結構波が高くて、気がついたら写真あまり撮っていなかった。沢山撮影して日付ごとに記録を残したい。と、毎回反省するのに、旅に出て途端に実行できない。皆さんの旅行記は素晴らしいものばかりなのにー。次回こそ！

St.Thomasの空港の出発フロア。出発フロアーと言えるほど大きくはないけれど、クルーズ船の旅行者もローカルもいる訳で激混み！座るベンチも少ないし、お店もカフェが１つ、２軒入っているフードコート。後はキオスクレベルのお土産屋さんのみ。この時はまだコロナで規制があった時期なのに、それでもセキュリティーは１時間は並んだ。もともと２カ所くらいしか開けて無いのが問題。これはコロナでもコロナでなくても変わらない？

最後の最後にオチがありました。St.ThomasからIADに向かう飛行機が、燃料が足りないのでプエルトリコで給油しますと。。飛行機の給油って時間かかるんですねー。お陰様でその後の乗り継ぎ便は間に合わず！もう夜中２時近く！United が変更してくれた便は何と翌日の夕方発！そんなの待ってられない！ということで朝4:30出発のサウスウェストを購入し、ヘトヘトになっていた私達は２時間程床で寝ることに。。ベンチはアームレストがあるデザインで横になれないようになっているし、汚い！とか言ってられない程疲れていて寝たかった。空港で寝る初体験でしたー。