冬の箱根路①　箱根富士屋ホテルに泊まる

2022/12/27 - 2022/12/28

全国旅行支援「いざ、神奈川！」を利用して、以前から行ってみたかった「箱根富士屋ホテル」さんに宿泊してきました。旅行支援の第一弾が延長されて最後のチャンスの日で、お得感を味わって宿泊できました。

クラシックホテル好きな私。
歴史ある建築、格式高く落ち着いた雰囲気の館内、美味しいお料理、あたたかいおもてなしを堪能してきたので紹介します。

エリア 宮ノ下温泉(神奈川)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 新幹線 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

本館一階入り口より入ります。クラシックホテルあるあるの回転ドア。

富士屋ホテル 宿・ホテル

数ある部屋の中で、一桁番号のお部屋へ。

本館　7号室　ヒストリックハリウッドツインのお部屋に案内されました。

旅行支援が延長された時、慌てて一休さんから予約し、ただ一つ空いていたお部屋です。

天井が高いわ。クラシックホテル感満載。
かわいいカーテンの向こうは何かな。

くつろぎスペース。
窓際だけど、全然ヒンヤリしていない。快適な暖房がしてあります。
暖房は温水のヒーターとエアコンでしているそう。

眺めはこんな感じ。

右手の白い建物は西洋館。（1906年建築）（登録有形文化財　近代化産業遺産）
正面の緑の屋根の建物は花御殿。豪華な感じですね。（1936年建築）（登録有形文化財　近代化産業遺産）
和洋折衷ですねー。

本館（1891年建築）（登録有形文化財　近代化産業遺産）
一階のテラスのようなところのすぐ上の部屋にいます。

書斎コーナー。

一休ダイヤモンド会員のプレゼント、ありがとうございます。
ホテルオリジナルの大判ハンカチ、マスクケース、
しおり（旅行カバンに着けるものか？丈夫な紐がついていた）です。

テレビでは、館内施設混雑状況のほか、YouTubeやNetflixなども見られた。
クラシックホテルだけど、室内設備はクラシックでないなぁ（古くさくない、という意味です）と思う。快適に過ごすことができます。

館内着の上に羽織って、館内を歩いてもいい。
和風旅館でいうところの丹前？
でも、館内は廊下を含めてどこも快適な室温で、防寒としてはこれは一度も着なかった。

左下の茶色いのはシューズキーパー。

有料飲み物。

カップの下段には、
紅茶の茶葉、緑茶の茶葉、コーヒー（どれもマシーンで淹れる）がありました。

こういうゆったりとした収納が好き。

水周り。使いやすくとても綺麗です。
少し前にリニューアルされたとのことです。

アメニティいろいろ。

部屋のバスタブには源泉水そのままが出ます。
かなり熱いですが、水で薄めると温泉成分が薄められるので、バスタブのお湯を冷ましてから入りました。

もちろん、大浴場も快適でした。

トイレ用品は剥き出しになっていない。
お品（ひん）がよろしい。

館内の様子を紹介します。写真は翌日に撮ったものもあります。

厳かな雰囲気の階段。
ちょっとしたところに椅子があり一服できる。
一服して、緩やかな時間が流れる。

廊下は赤い絨毯敷き。
窓際にはヒーターがあり、どこも寒くない。
きっとお客さまに快適に過ごしてもらうために、室温が計算されて調節されているんだろう。
宮ノ下は標高が高いから寒いだろうと覚悟してきたけど、、、。

「洋」を感じて歩いていると、突然現れる赤の手すり。急に「和」。

玄関近くのお正月飾り。

赤の手すりの上には立派な彫刻が。

本館地下入り口の回転ドアと一階への階段の赤い手すり。
和洋折衷ねー。
明治の頃は、この、和と洋の融合がオシャレ、モダンだったのでしょうか。

夕食は　レストラン　カスケードにて。

着席すると、富士屋ホテル特製のプレートがでーーん！と構えてました。
いらっしゃいませ、お客さま。

写真を撮るのは憚られたのでお料理の写真はありません。
アラカルトで、スープ、サラダ、私は蟹クリームコロッケ、主人は仔牛のカツレツを大変美味しくいただきました。
今までに食べたことのない、蟹爪のついた超本格的蟹クリームコロッケでした。
あぁ、もう一度食べたいわ。
単品で注文したパンが美味しく、
「おかわりできるのかねぇ？有料かも？　コース料理ならおかわり自由なんじゃない？」とヒソヒソ話していたら、（貧乏なわたしたち）
おかわりを聞いてくださり、もちろん追加料金無しで、
これまたありがたくいただきました。
ご馳走様でした。

館内散策。
ホテルミュージアムには、著名人の宿泊の際のお写真がありました。
ヘレンケラー、チャーリーチャップリン、オノヨーコなどなど。

貴重な資料の数々。
箱根町の重要文化財「レジスターブック」（宿帳）」もあります。

歴史がわかる。

宿泊者が自由に利用できる飲み物コーナー。
コーヒー、紅茶、緑茶、ココア、ほか、ジュース、コーラなどもあり。

ほかに、別場所に、600冊蔵書のホテルライブラリーがあり、
ゆったりソファで読書することもできました。

また、室内プールやジムもあり、ホテル内でじっくり過ごすことができるようになっています。二泊、三泊して楽しみたいところです。

残念ですがわたしたちは一泊で、大浴場で身体がぽかぽかになったところで、この日は就寝しました。

おはようございます。
今朝の天気は、若干の曇りかな。

朝ご飯は、道路渡ったところの「菊華荘」でいただきます。

菊華荘は、皇室の宮ノ下御用邸として造営された由緒ある純日本建築の建物です。
静かで落ち着いた雰囲気の中での朝食でした。

メニュー。
素材の良さを生かしたお味で、大変美味しくいただきました。
ご馳走様でした。

写真を一枚だけ、ささッと撮らせてもらいました。

食後には、旧御用邸のお庭を散策です。
手入れが行き届いて、気持ちの良いお庭でした。

お庭にはやっぱ赤い橋が似合うわね。

11時ころチェックアウトし、荷物を預けて、
いよいよ箱根ゴールデンルートに出発します。
天気は快晴！
こういう時よく言いますよね、日頃の心がけがナントカってね。
山の上はどんなかな、すごーく楽しみです、行ってきまーす！！！

富士屋ホテルさん、ありがとうございました。

最後まで読んでくださりありがとうございました。