2022/12/06 - 2022/12/06
460位(同エリア627件中)
うりむーさん
この旅行記スケジュールを元に
逗子葉山でジオツアーに参加してきました。
葉山の海岸といえばマリンスポーツが有名ですが、ジオツアーでも見どころがいっぱいあるそうなんです。
そして、地層や岩石がむき出しになっている場所=露頭の観察を行うのは、暑すぎず寒すぎずの今の時期が最適ということで行ってまいりました。
今回歩く場所は、地層の特徴から葉山ー嶺岡帯という名前のついた一帯で、三浦半島と房総半島で同じ時代に作られた類似する岩石や地層が見られる場所です。三浦半島では一番古い、その名も葉山層群と呼ばれる岩石や地層が見られます。
また、最近では三浦半島の地層は、深い海の中で起こったイ様々なベントが見られる場所であり、海溝から本州の間の海底の地層、それも比較的若い(地質的には!)時代の海底の堆積物がプレートの働きにより、現在目の前に現れている、世界的にも珍しいものが見られちゃう場所であることがわかってきました。
なお、写真の説明は私が聞いたり調べたりしたもので、学術的には正しくない内容もあると思いますので、ご注意くださいね。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- その他
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
-
まだちょっと雲っていますが、これから晴れの予報。ジオツアー開始です。
田越川沿いに海に向かって歩きます。 -
地層の名前の由来
河の名前はタゴエガワとありますね
地層の名前は確かタゴシガワ -
細い道をちょっと入ると、県の天然記念物を示す看板がありました。
-
早速、不整合面に近づいてみました
上の砂っぽい層が逗子層 田越川砂礫岩部層
下の岩っぽい層が葉山層群 鐙摺層
葉山層はほぼ垂直に立っているらしいのですが、私には良くわからないです -
あっ、逗子層の中に貝の化石発見です
-
こんな表札も立っています
アピール度高し! -
ちょっと引いて見てみました
岩相の違いが良くわかります。
そして、上の層は右に傾いて下の層に乗っかっているのがわかります。
2つの地層は重なっていますが、年代には大きなギャップがあり、なんでこんな風になったか諸説あるそうです。不思議ですね~ -
防空豪跡の右上にも貝化石がありましたが、うまく撮れてないです。
なんとなく貝らしきものがあるように見えますか? -
鐙摺不整合の地層の説明看板。
かなり詳しく説明がされています。
でも、解説の写真よりも現在は草が生い茂っていて見えない部分もありますね。
説明説明がついている部分は防空壕を埋めた部分ですので地層面ではありません。 -
鐙摺不整合を後にして、さらに海に向かって歩いていくと、
漁船がたくさん係留されています。
葉山というとボートがたくさんというイメージでしたが、漁港なんですね。
漁船の向こうには対岸の披露山が見えています。 -
葉山マリーナを過ぎて、森戸海岸の端?の岩場にやってきました。
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海岸に降りてみると地層がきれいな縞模様を見せています。
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近づいてみてみると細い縞模様ができているのが見られます。
深い海の、海流の流れが速い場所でできた並行葉理だそうです。
よく見ると、グニャグニャとうねっている部分もあります。
海底で何が起こってこんな模様になったんだろうか? -
地層の中に赤い部分がありました。
周りの地層とは違う砂の塊のようなものが入り込んでできたとか。
赤いのは、成分が酸化しているからだそうです。
コンクリーションとか、リップアップクラストというようです。 -
海岸線を進んでいくと、縞々の地層の柔らかい部分が削れて
洗濯板のような見た目になってきました。 -
岩の間に蛇貝を見つけました。
生きてるのかな? -
縞々でこぼこな岩が続く海岸線。
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さらに進むと、岩の感じが変わってきました。ヒビ割れが見られるようになりました。
そしてこの岩は先ほどと同じく、地層の中に他とは違うものが入り込んでいて、赤く変色したようです。 -
岩の表面を近づいて撮ってみました。
大きさのスケールを見るために私の足先を入れてみました。
バリバリに割れています。 -
斜交層理を探して、海底当時の水の流れの向きを見ることで、岩石の上下を確かめられるということでしたが・・・一所懸命探して見つけたのがこれ。
層の幅がとても狭くて、ちっちゃすぎるし、よく読み取れませんでした(涙) -
小さな川を越えたら砂浜になりました。
露頭がないのは寂しいですが、小さな生き物に出会いました。
キンセンガニと云う蟹のようです。
肢がヒレになっていてひらひらした感じの蟹です。
でも、よく見ると角もありますね。 -
今来た海岸線を振り返ってパチリ
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これから向かう、森戸神社の方角をパチリ
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森戸海岸から森戸神社へと渡るみそぎ橋の上から海を望んでパチリ。
すっかりいいお天気になってきました。
でも残念ながら富士山は見ることができません。 -
みそぎ橋のたもとから川の中をパチリ。
川底に水の流れでできた模様が見えます。
このような水の流れが作った模様が地層の中に残ることがあるんですが
(リップルマーク)
今見ている模様は今だけのものですねきっと。 -
さーて、森戸神社・・・
には寄らず、いきなり神社下の海岸に来ました。
海岸に出る階段の海に向かって左側です。 -
浜辺は砂でなくて小石になっています。
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近づいてみるとこんな感じ。
岩の様子が変わりました。
みそぎ橋を超えると、森戸層に変わるとのことです。 -
沖には裕次郎灯台と小さく鳥居も見えます。
岩が海岸から沖合に向かって続いています。 -
灯台が見えるのとは反対側、森戸海岸側の階段を降りると小さな浜があります。
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浜をまっすぐ進むと・・・
何やらとんがった岩が見えますが、
これは、森戸層の中に貫入してきた砂の固まったものだそうです。
(私はがけ崩れをコンクリで固めたのかと思いました、全然違った) -
近づいてみてみるとこんな感じ。
下のほうはひび割れた森戸層が見えますが、上のほうは確かに砂っぽいです。 -
もっと近づいて境目付近を見てみると、
うん、岩相が明らかに違います。
ボールペンはスケールがわかるように置いたも。 -
角度を変えて撮ってみました。
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砂の層は崖だけでなく、海岸のほうまで伸びているようです。
水を含んだ砂が、強く揺さぶられたことにより(地震など?)
森戸層の中を突き抜けるように上がってきたのではないかとのことでした。
海底で激しい動きがあったんでしょうね・・・ -
砂の層に赤線を入れてみました。
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砂の入った露頭の向かい側にある、海岸線の岩の中にも砂があるのが見られます。
ここまでずっとつながっている砂の層・・
すごい大きなスケールで起こったもののようです。 -
更に、砂の崖を超えて森戸海岸側に進んでいくと・・・
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神社の裏手にある断層。
岩と岩の間のスパっと切れたような境目が断層だそうです。
他にもこの付近にはたくさんの断層が見られました。 -
森戸神社から真瀬海岸に向かう途中。
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ここにも砂でできた貫入岩がありました。
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真瀬海岸に来ました。
またちょっと岩の様子が違います。 -
砂浜から沖に向かって伸びる岩の列・・・
なんかずれているように見えませんか?
もとはまっすぐ1本だった岩の並びが、断層の動きでずれたのではないかとのこと
そういわれると・・ -
岩の列に断層ってこんな感じ?の赤線を引いてみました。
右ずれ断層?? -
芝崎海岸は、潮が満ちているため立寄ることができませんでした。
残念。 -
一色海岸にやってきました。
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一色海岸から長者ヶ崎の方面をぱちり
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タマガイを拾ってみたら・・・
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ヤドカリのお家でした。
ごめんごめん。
海に帰しました。 -
一色海岸の終わりに急に出てきました縦じまの岩石。
砂っぽい感じで、今まで歩いてきた海岸の岩石とは様子が違うのがわかります。 -
上の写真の裏側。
地層がほぼ垂直に立っていますね。 -
磯の様子。
黒っぽい、スコリアっぽい感じ? -
足元は逗子層の岩石。
写真の上に入っている岩石は葉山層群(森戸層っぽい)岩石だそうです。 -
ここ葉山御用邸前は、時代が異なる地層が複雑に入り組んでできている土地のようです。
海底で大きな岩が転げ落ちたりした跡なのではないかと推測されたり、
地層が大きな力を受けて褶曲した結果ではないかと推測されたりしているようです。 -
今日は渡れませんでしたが、
写真の真ん中あたりの岩は石灰岩の岩で
近づいて観察できれば、フジツボなどの化石が見られるとのことです。
渡って見に行ってみたかったなー -
小磯の鼻から奥の方角をぱちり。
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陽がかなり傾いてきました。
夕陽の一歩手前の雲と陽光がきれいです。 -
大浜海岸の砂浜から小磯の鼻方面を望みます
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御用邸へ続く橋も夕日に染まっています。
御用邸前からバスに乗って、逗子葉山駅まで帰ることにしました。
今日のジオツアーはおしまいです。 -
今回拾って、持ち帰ってきた貝殻
左上から下に、ヒバリガイ、キサゴ、オニアサリ
右上から下に、タカラガイ、サクラガイ2枚、アワビ
(同行した方が拾ってくれたものの方が多いかも・・・)
サクラガイが拾えたのはうれしい。
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