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伊勢崎市「赤堀歴史民俗資料館」の企画展「赤堀茶臼山古墳 ~東国屈指のハニワたち~」を見に行きました。(2022年12月25日まで開催中)<br /><br />「赤堀茶臼山古墳」は、”家形埴輪”が発掘されたことで知られていますが、今回の企画展では「鶏形埴輪」が初公開されています。<br /><br />「赤堀茶臼山古墳」から出土した「鶏形埴輪」の右羽根の欠損部分が、約3km離れた「釜ノ口遺跡」から見つかったことで、そこが埴輪の生産工房だったことが分ったそうです。

「赤堀茶臼山古墳」から出土した「鶏形埴輪」を見に行きました(2022・伊勢崎市)

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2022/10/25 - 2022/10/25

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minaMicaze

minaMicazeさん

伊勢崎市「赤堀歴史民俗資料館」の企画展「赤堀茶臼山古墳 ~東国屈指のハニワたち~」を見に行きました。(2022年12月25日まで開催中)

「赤堀茶臼山古墳」は、”家形埴輪”が発掘されたことで知られていますが、今回の企画展では「鶏形埴輪」が初公開されています。

「赤堀茶臼山古墳」から出土した「鶏形埴輪」の右羽根の欠損部分が、約3km離れた「釜ノ口遺跡」から見つかったことで、そこが埴輪の生産工房だったことが分ったそうです。

旅行の満足度
4.5
観光
4.0
同行者
一人旅
交通手段
自家用車
  • 「赤堀歴史民俗資料館」は、伊勢崎市西久保町(旧 赤堀村→後に赤堀町)にあります。<br />

    「赤堀歴史民俗資料館」は、伊勢崎市西久保町(旧 赤堀村→後に赤堀町)にあります。

  • 2022年10月14日から12月25日まで、令和4年度の企画展「赤堀茶臼山古墳 ~東国屈指のハニワたち~」が開催されています。<br />

    2022年10月14日から12月25日まで、令和4年度の企画展「赤堀茶臼山古墳 ~東国屈指のハニワたち~」が開催されています。

  • 「赤堀歴史民俗資料館」は、昭和60年(1985)に「赤堀村歴史民俗資料館」として開設された歴史博物館です。地域の考古・歴史・民俗資料を収集・保存し展示しています。(コトバンクによる)

    「赤堀歴史民俗資料館」は、昭和60年(1985)に「赤堀村歴史民俗資料館」として開設された歴史博物館です。地域の考古・歴史・民俗資料を収集・保存し展示しています。(コトバンクによる)

  • 今回の企画展では、「赤堀茶臼山古墳」から出土した家形埴輪、盾形埴輪、円筒埴輪などが展示されています。<br /><br />さらに「赤堀茶臼山古墳」から出土し、初公開となる復元された「鶏形埴輪」が展示されます。

    今回の企画展では、「赤堀茶臼山古墳」から出土した家形埴輪、盾形埴輪、円筒埴輪などが展示されています。

    さらに「赤堀茶臼山古墳」から出土し、初公開となる復元された「鶏形埴輪」が展示されます。

  • 入館すると、ハニワ達が迎えてくれます。

    入館すると、ハニワ達が迎えてくれます。

  • そして、玄関ホールの正面に、「鶏形埴輪」が展示されています。<br /><br />高さ:86.4cm、長さ:75.0cm、思っていた以上の大きさでした。

    そして、玄関ホールの正面に、「鶏形埴輪」が展示されています。

    高さ:86.4cm、長さ:75.0cm、思っていた以上の大きさでした。

  • この埴輪、1995~1997年の調査で、「赤堀茶臼山古墳」から、胴体、翼、脚の一部などが見つかりました。

    この埴輪、1995~1997年の調査で、「赤堀茶臼山古墳」から、胴体、翼、脚の一部などが見つかりました。

  • このとき、頭部、頸部、尾部は、見つかりませんでした。

    イチオシ

    このとき、頭部、頸部、尾部は、見つかりませんでした。

  • 帝室博物館(現在の東京国立博物館)が、1929年に「赤堀茶臼山古墳」から、鶏形埴輪の頭部などを発掘しており、それを参考にして、復元されました。

    帝室博物館(現在の東京国立博物館)が、1929年に「赤堀茶臼山古墳」から、鶏形埴輪の頭部などを発掘しており、それを参考にして、復元されました。

  • 「赤堀茶臼山古墳」から3kmほど南に「釜ノ口遺跡」があります。「釜ノ口遺跡」からは、「赤堀茶臼山古墳」から出土した家形埴輪と同じ埴輪が、火災で焼成されて出土しており、”赤堀茶臼山古墳の埴輪工房”と考えられていました。

    「赤堀茶臼山古墳」から3kmほど南に「釜ノ口遺跡」があります。「釜ノ口遺跡」からは、「赤堀茶臼山古墳」から出土した家形埴輪と同じ埴輪が、火災で焼成されて出土しており、”赤堀茶臼山古墳の埴輪工房”と考えられていました。

  • そして、「釜ノ口遺跡」から出土した”埴輪の羽破片”が、「赤堀茶臼山古墳」から出土した鶏形埴輪の欠損部に(ピッタリと)接合する、ことが分りました。

    そして、「釜ノ口遺跡」から出土した”埴輪の羽破片”が、「赤堀茶臼山古墳」から出土した鶏形埴輪の欠損部に(ピッタリと)接合する、ことが分りました。

  • 復元されていた鶏形埴輪の、右の羽根の縁、色が変わっているところが欠損部です。「赤堀茶臼山古墳」からは、この部分は出土しませんでした。

    復元されていた鶏形埴輪の、右の羽根の縁、色が変わっているところが欠損部です。「赤堀茶臼山古墳」からは、この部分は出土しませんでした。

  • 「釜ノ口遺跡」から出土した”埴輪の羽破片”です。<br /><br />これが、鶏形埴輪の右羽根の欠損部に、ピッタリと接合することが分りました。

    「釜ノ口遺跡」から出土した”埴輪の羽破片”です。

    これが、鶏形埴輪の右羽根の欠損部に、ピッタリと接合することが分りました。

  • その説明が書かれていました。

    その説明が書かれていました。

  • 「釜ノ口遺跡」から出土した”埴輪の羽破片”が、「赤堀茶臼山古墳」から出土した「鶏形埴輪」の欠損部に(ピッタリと)接合することから、「釜ノ口遺跡」が「赤堀茶臼山古墳」の埴輪を生産した工房である、と裏付けられました。

    イチオシ

    「釜ノ口遺跡」から出土した”埴輪の羽破片”が、「赤堀茶臼山古墳」から出土した「鶏形埴輪」の欠損部に(ピッタリと)接合することから、「釜ノ口遺跡」が「赤堀茶臼山古墳」の埴輪を生産した工房である、と裏付けられました。

  • 今回の企画展では、鶏形埴輪の他に、家形埴輪、盾形埴輪、円筒埴輪などが展示されています。

    今回の企画展では、鶏形埴輪の他に、家形埴輪、盾形埴輪、円筒埴輪などが展示されています。

  • 昭和4年(1929)の、帝室博物館による発掘調査では、家形埴輪8棟などが出土しており、家形埴輪研究の原点になったそうです。

    昭和4年(1929)の、帝室博物館による発掘調査では、家形埴輪8棟などが出土しており、家形埴輪研究の原点になったそうです。

  • どちらも「家形埴輪寄棟高床倉庫」です。<br /><br />左は「赤堀茶臼山古墳」からの出土品(複製:群馬県立歴史博物館蔵、現品は東京国立博物館蔵)、右は「釜ノ口遺跡」遺跡からの出土品(赤堀歴史民俗資料館蔵)です。<br />大きさ、形態、仕上げ方法などが酷似することから、同じ埴輪職人が作ったと考えられます。この事からも、「釜ノ口遺跡」が「赤堀茶臼山古墳」の埴輪の生産工房であったと考えられます。

    どちらも「家形埴輪寄棟高床倉庫」です。

    左は「赤堀茶臼山古墳」からの出土品(複製:群馬県立歴史博物館蔵、現品は東京国立博物館蔵)、右は「釜ノ口遺跡」遺跡からの出土品(赤堀歴史民俗資料館蔵)です。
    大きさ、形態、仕上げ方法などが酷似することから、同じ埴輪職人が作ったと考えられます。この事からも、「釜ノ口遺跡」が「赤堀茶臼山古墳」の埴輪の生産工房であったと考えられます。

  • 「釜ノ口遺跡」からの出土品です。どれも、火災で焼けたと思われる煤が付いています。<br /><br />左列の一番奥は「家形埴輪の”戸”」、奥から3番目は「埴輪から丸穴を抜いた部分」で、ここが埴輪の生産現場であったと思わせます。

    「釜ノ口遺跡」からの出土品です。どれも、火災で焼けたと思われる煤が付いています。

    左列の一番奥は「家形埴輪の”戸”」、奥から3番目は「埴輪から丸穴を抜いた部分」で、ここが埴輪の生産現場であったと思わせます。

  • 「赤堀茶臼山古墳」から出土した”器財埴輪”です。

    「赤堀茶臼山古墳」から出土した”器財埴輪”です。

  • 「赤堀茶臼山古墳」から出土した”形象埴輪の破片”です。<br /><br />ここまでが今回の企画展で、今年(2022)の12月25日までの特別展示です。

    「赤堀茶臼山古墳」から出土した”形象埴輪の破片”です。

    ここまでが今回の企画展で、今年(2022)の12月25日までの特別展示です。

  • こちらは常設展示です。1階には、旧石器時代から平安時代までの埋蔵文化財を展示しています。

    こちらは常設展示です。1階には、旧石器時代から平安時代までの埋蔵文化財を展示しています。

  • 2体の大きな「埴輪馬」は、「蛇塚古墳」からの出土品で、群馬県内でも最大級の大きさです。伊勢崎市指定重要文化財です。

    2体の大きな「埴輪馬」は、「蛇塚古墳」からの出土品で、群馬県内でも最大級の大きさです。伊勢崎市指定重要文化財です。

  • 土器などです。

    土器などです。

  • 円筒埴輪などです。

    円筒埴輪などです。

  • 壺形埴輪です。

    壺形埴輪です。

  • 右は「赤堀村16号古墳」から発見された「凝灰岩製舟形石棺」です。<br /><br />左は「お富士山古墳」の「長持形石棺(レプリカ)」です。

    右は「赤堀村16号古墳」から発見された「凝灰岩製舟形石棺」です。

    左は「お富士山古墳」の「長持形石棺(レプリカ)」です。

  • 家形埴輪も常設展示されています。

    家形埴輪も常設展示されています。

  • 土器も沢山展示されています。

    土器も沢山展示されています。

  • 弥生時代の土器です。

    弥生時代の土器です。

  • 縄文時代の土器です。

    イチオシ

    縄文時代の土器です。

  • 「三和工業団地遺跡」からは、縄文時代中期の集落跡が発見されました。

    「三和工業団地遺跡」からは、縄文時代中期の集落跡が発見されました。

  • 屋外には「丸塚山古墳の箱式石棺」が展示されています。<br /><br />今回は「鶏形埴輪」を目的に訪れましたが、常設展示も含めて期待以上の内容でした。企画展開催中に機会があれば、再訪したいと思いました。<br /><br />( おしまい )

    屋外には「丸塚山古墳の箱式石棺」が展示されています。

    今回は「鶏形埴輪」を目的に訪れましたが、常設展示も含めて期待以上の内容でした。企画展開催中に機会があれば、再訪したいと思いました。

    ( おしまい )

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