2022/10/15 - 2022/10/15
4位(同エリア61件中)
まりあさん
カディスは、今回の旅の、ハイライトとも言える町でした。
なぜなら、スペインの果ての、ほとんどモロッコに近い、という位置にある町で、地図を見た時に惚れ込んだのですが、三方を海に囲まれた、水辺の景色が大好きな私が、めちゃひかれてしまう島のような町なのでした。
とはいえ、田舎町でもあるので、ここのホテル探しには苦労しました。
最初に見つけた旧市街の中にあるホテルは、「海の見える部屋を」と書くと、「うちのホテルからは、海は見えません」とメッセージが来ました。
その他の海の見えそうなホテルは、旧市街が離れすぎるので、車がない旅人としては、スーパーに行くにも不便で、それも困るしなぁ。
となると、選択肢は唯一の、パラドールになります。スペインの国営ホテルとして、クオリティはある程度保証されてますが、カディスのパラドールは、お値段も素晴らしい(笑)。
しばらく、ウジウジ悩みましたが、コロナという「思い通りにならない、自由を奪われた2年間を体験し、人生の残り時間もカウントダウンに入っていく今、使う時には使っちゃえ」と、清水の舞台から、何十回か飛び降りたつもりで、パラドールに泊まることにしました。
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このグーグルマップを見ると、ここって、以前は島だったんでしょうかね。
三つの道が本土と結んでますが、いかにも島のような地形の場所です。
旧市街は、北西のまあるくなったところで、パラドールは北西の端っこにあります。だから、旧市街に隣接した海辺になり、海の景色と旧市街の町歩きの両方を叶えてくれる、とっておきのロケーションの宿になっています。 -
これ、今回、食べた中で、最低の料理でした。
Arros con xx 言い換えると、Rice with xx
xxは、私の好物の帆立貝をチョイスしたたのですが、ロブスターだったり、エビだったり、イカだったり、とにかく、なんらかの魚介類をご飯とともに料理したものです。
スペインといえば、パエジャと思う人が多いかもしれませんが、過去の幾多の経験から、パエジャは、避けてます。なぜなら、塩気がきついことが多く、塩気が苦手で、自宅に塩を置いていないぐらい、塩分を美味しいと思わない私が、塩辛いパエジャに遭遇すると、途中で、苦しくなってしまうからです。
この料理が置かれたときには、「失敗した」とすぐに直感しました。
めげずに、食べ始めましたけど、すぐに塩辛さに辟易として、あまりたくさん残すのもなぁと、頑張りましたが、かなり残しました。
そして、2度と、 RIce with xx の料理には手を出すまい、と固く、固く決意したのでした。
この濃い色は、サフランではなく、えびのビスクでも使ったのでしょうか。その割には、ビスクの味より、塩気が勝ち過ぎて、ただただ塩辛さしか、印象に残ってません。 -
さて、なぜ、あのまずい料理を食べる羽目になったか。
マラガを朝6時台に出て、セビーリャで乗り換えて、カディス到着は、11時半。
パラドールのチェックインは14時です。
スペインのホテルは、フランスのホテルに比べて、到着のタイミングで、部屋に入れてくれることが多いです。私は、いつも、到着時間を事前にメッセージしておくのですが、そうすると、かなりの確率で部屋に入れてくれます。
ただ、私の一つの誤算は、カディスが、こんなにも人気の町だったということでした。それは、スペインの南の海辺の11月、というキーワードの意味を知らなかった私の失敗なのですが、スペインといえば、太陽。その太陽が価値を増すのが、この時期なのです。
11月は、北ヨーロッパのリッチなシニアが、彼らの通貨のパワーを利用して、スペインの海辺で遊ぶ時期なのでした。
そして、私は、ここまでクルーズ船によるツーリズムが、盛り上がっていることを知らずにいました。
パラドールのフロントデスクは、いつ見ても、数人の人が、チェックイン、またはアウトしていて、スペインのフロントマンが、いかによく働くかを感心させられます。
そして、パラドールの彼らは、ここに7泊もする日本人観光客の私の、「部屋に対するリクエスト」をきちんと読んでくれてました。
「海の景色がよく見える部屋が欲しいです。部屋からの景色を楽しみにしています」と書いた、私のメッセージをきちんと精査してくれて、実はあまり海の景色が見えない部屋が多い構造だとは、到着してから知ったのですが、私には、海がよく見える部屋を割り当ててくれてたのでした。 -
ただ、その部屋の清掃が終わるまで待たされました。
「あなたが気に入る部屋を用意しているから、14時まで待ってね」と。
それゆえ、スーツケースをフロントに預けて、町に繰り出したのですが、まだ町の知識が何もなく、フランスのトゥールの寒さに震えたあの日々から、ほんの一週間で、ピッカピカの太陽の下、気温は25度ぐらいまで上がり、私は、熱中症の危機にさらされながら、町を歩いたのでした。
ちょっとクラクラ、フラフラしてきたので、やばいと思い、適当に飛び込んだのが、あのレストランです。
そこに塩けのきつすぎるものを食べたから、ますます、水分が足りずに、その日の午後は、何やらボワボワして、熱はないものの、疲れ具合は尋常ではなかったです。 -
でも、その苦労のおかげで、ゲットした部屋がこちらです。
このバルコニーは最高でした。
朝は、日陰になるので、とても涼しく、爽やかで、このホテルはWIFIもバッチリでした。 -
バルコニーで、パソコン開いて、ネットをいじったり、まさに至福の時間をたっぷり過ごさせてもらいました。
ホテルのスタッフには、感謝感謝でした。
ただ、このホテル、湯沸かしポットがなかったんですが、電話でお願いしたら、ポットとコーヒーカップと、コーヒーやらを持ってきてくれました。
(春のパリで、ポットの依頼を初めてしましたけど、このスペインでも、こことグラナダでは、お願いベースで、ポットをゲットしました。もしかしたらコロナ下で、備品はリクエストして、という傾向が強まったのかも知れません。欲しいものは、ダメもとで、フロントにリクエストしてみるべき、と学びました) -
向こうに海の中の道が見えます。城址へと道が伸びているんですが、ここ、私の絶好の散歩道になりました。
夕暮れは、明かりが灯り、ロマンチックです、一人やけど(泣)。 -
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翌朝は、さっそく、あの海の中の道を探検に出かけました。
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ここから、歩いて15分ぐらい、お城は閉鎖中ですが、その手前まで、海の道をずんずん歩けます。
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旧市街の風景
ここカディスで、残りの滞在期間が30日を切ったので、YOIGOのSIMカードを買いました。
日本で、インターネットでヨーロッパ旅行用のSIMカードを買ったのですが、これは、電話番号がついてないので、電話を受けることができません。また、データ量も少ないので、滞在中ずっとはもたない。
それで、データの残り少なくなったこのタイミングで、買い足しました。
YOIGOのプリペイドのSIMカードは、20ユーロで、30日間、35ギガバイトでした。テザリングも可能で、電話番号もついてます。
手続きにはパスポートが必須なので、この日はパスポート持参で事務所に向かいました。
カディスの町は、シエスタの習慣がしっかり根付いていて、事務所も店も、13時半頃には閉まって、再開は4時とか5時とか遅くなるのです。
そのことに気づいて、ランチ前に慌てて出かけて、13:15分に事務所に入りました。
腕に、日本の漫画の入れ墨をしたスタッフは、「僕、日本、大好きで、いつかは旅したいと思ってる」と言いながら、手際よく、手続きしてくれて、あっという間に、開通しました。
後で、電話番号を見ると、過去にSIMカードを買った時と、同じ電話番号をくれてたみたいです。バスポートを出しているから、過去の購入履歴もわかるのかもしれません。
35Gバイトもあれば、ホテルのWIFIがしょぼい時には、テザリングして、乗り切れるので、ひと安心です。 -
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塔にのぼると、螺旋階段の場合は、目がまわってしまうので、避けてるんですが、カディスの町を上から眺めてみたくって、頑張りました。
幸い、螺旋階段ではないので、助かりました。
ただし、下りの階段で、足がひきつって、動かなくなって焦りました。
やはり、歩きはしていても、上がり下がりを急にきつくやると、筋肉が痙攣したり、固まったりする。やっぱり加齢による弱体化ですね。 -
なるほど、真っ白ではないけど、カディスも、白い町ですね。
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入り口からは、計り知れませんが、いくつかの有料の観光スポットに入ると、中には、なかなか素晴らしいものが、ありました。
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エルグレコの絵がありました。
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やはり、港として栄えた歴史があるからでしょうか。
装飾の素晴らしい教会や礼拝堂が、旧市街にはたくさんありました。 -
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そしてこれが、ここのツーリズムの正体です。
この、8階建てのビルが船の上に載っかったような、巨大なクルーズ船。
フロントのスタッフに、クルーズ船のスケジュールを尋ねてみたら、パソコンを叩いて、教えてくれました。
私の滞在中に、この日は、4隻、この日は、小さいのが二つ、この日は大きいのと小さいので6隻。
それにより、混雑の激しい日と、マシな日があるわけで、その数字をカレンダーに書き込みました。
大きい船って、5000人から7000人ぐらい乗せてるようで、人口12万人の小さい町ですが、人口の1割、2割にも相当するクルーズ船客が、毎日出入りしているわけです。
彼らは、船で、ご馳走を食べますから、町では、しっかり食事する必要はなく、日帰りベースで、町を楽しみます。
となると、スペインの安いワインと、少しのおつまみ。
なるほど、だからこの町には、レストランが少なく、タパス屋が多いのです。
タパス屋は、残念ながら一人旅の下戸の私とは相性が悪い。
コロッケ一皿に8つのコロッケがあるとして、二人や三人でつつくといいのですが、一人で食べたら、飽きます(笑)。 -
この日は、バルドールから、東の方へと海沿を歩きました。
日本の島は、海の景色を期待して行っても、海沿いの遊歩道は、あんまりないんですよね。展望台に登って、ひとつの景色を楽しむパターンが多いです。
が、カディスの気に入った点は、海を見ながら、ズンズンと歩いていけることでした。 -
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スーパーに、生ハムが並んでました。
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7日間、雨は降りませんでした。
少し曇る日と、ピッカピカの晴れの日が、半々でしょうか。 -
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レストラン探しには苦労しました。
で、この日は、The Forkのサイトで、イタリア料理を予約しました。
オステリア・ミラノ -
ミラノ出身のイタリア人マダムと、スペイン人のご主人の経営のようです。
マダムは、私が少しイタリア語を話すと、喜んでくれました。なかなか気配り満点で、お客さんと会話するのが好きな、まさにイタリア人そのもののマダムでした。
煮込んだ肉を入れたラビオリ
Casoncelli -
グリーンサラダが、ものすごく美味しい。
いつも思うのですが、日本のサラダより、レタスがシャキシャキで、野菜が新鮮なんですよね。
日本の野菜は、流通が悪いのか、スーパーに並んでるときに、すでにシナッとしおれてるのも多いですよね。 -
マーケット近くのレストラン。
いつも、大賑わい。
生牡蠣とか、魚介類が人気のようです。 -
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今日も出入りする、ビルを載せたクルーズ船。
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ホテルのバル
レストランもあるのですが、どうもメニューがいまいち。
コースのメニューがあると、一人でも楽しめるのですが、アラカルトだけになると、でっかい魚の塊、でっかい肉の塊になり、途中で飽きてしまいます。 -
ホテルの外観
海がよく見えるのは、左端側の部屋だけで、右の方へ長い建物なので、半数以上の部屋は、海が見える、といっても、景色はイマイチなのです。
私には、端っこのスイートの、隣の隣の部屋をくれてました。 -
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ホテルのプール。
北からの旅人は、北ヨーロッパからの人は、曇りの日でも泳いでますが、私にはちょっと寒いかしら。
インドアのプールもあるようです。
実は今回、荷物を少なくするため、水着も断念してました。
一人だと、貴重品の管理も難しいので、また、コロナ対策もあり、潔く断念しました。 -
このパラドールだけが、朝食なしのプランを選択できず、毎日、同じメニューの朝食を食べました。
いや、あまり大したことないので、2日か3日は食べずだったかな。
このカディスまでの期間、実は、病み上がりの咳をする人が多く、また、フランスやドイツなどでは、感染者数が増えてました。
バスに乗ると、斜めの人が、飛行機も前の席の人が、そしてパラドールでは、両側のバルコニーから、病み上がりの人の咳が、5分おきに聞こえるんです。
何せ北ヨーロッパからの旅人が多いので、コロナでないにせよ、ただの風邪にせよ、気管支炎かインフルエンザかにせよ、うつされたくないです(笑)。
ただ、逆に見れば、もうヨーロッパは、こんなひどい咳を連発しながらでも、旅行しても許される。
日本で、あんな咳の人が電車に乗っていたら、文句を言われないにせよ、白眼視のキツーい視線が四方八方から、飛んでくること間違いなしです。
そう、だから、咳する人が自由に旅行できる、これこそが、「Withコロナ」の実態です。日本が、このレベルに到達するには、あと何年かかるのか(笑)。 -
これは、この町の古いカフェ。
ここでは、タパスのテイスティングメニューがあったので、食べてみました。 -
テイスティングのセットメニューだから、一つの皿の量は少ない目。これが助かります。
コロッケ -
中は、枝豆のようです
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タイ風だったかな、さつま揚げ。
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ビーフの串焼きと、野菜のグリル
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デザートは、ケースの好きなのを選べて、りんごのタルトにしました
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これは、カディスのカテドラル。
海辺にあり、景色はインパクトがありました -
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オステリア・ミラノが気に入って、再訪しました。
山羊のチーズのサラダ。
前のより大盛りで、シェーブルのチーズがアクセントになって、ものすごく美味しい。 -
Tagilatelle al Puttanesca
トマトソースに、オリーブやケッパーがアクセントになってます。
このパスタ、めちゃ気に入りました。 -
パンナコッタも、甘さを抑えてあり、イタリアで食べたやつより私には合いました。
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さて、カディスの後、スペインの友人夫婦と合流する予定だったのですが、カディス到着日に、ちょっと体調を崩していたのが心配で、どうしたものかと悩んでメールすると、「心配だったら、薬局で、抗原検査キットを買って、検査すればいいのよ」と言われて、買いに行きました。
なんと、こんな田舎町に、日曜日にでも開いている薬局がいくつかあり(当番薬局制とかで、必ず開いている薬局があるとか)、値段は驚きの、一つ2ユーロでした。
鼻用と口用があると言われて、口の中で唾液を採取するタイプを買いました。 -
Cだけに、線が出れば陰性。
両方に、線が出れば陽性。
Tだけに線が出れば、無効だそうです。
説明書は、5-6ヶ国語で説明があったのに、日本語はないので、英語とスペイン語の説明書を、1時間ぐらいかけて、熟読しました。疲れた。
隣においたのは、乾燥剤ですが、なぜかこの乾燥剤にだけ、「これは食べられません」という日本語が。日本人に、乾燥剤を食べてしまう人が多いのでしょうか??? -
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光の具合で、景色は毎回、印象が変わります。
この海の中の道、毎日のように散歩を楽しみました。 -
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最後にもう一回、ここの料理が食べたいと思いましたが、火曜水曜は休みと言われて、二日続けて、食べに行きました。
山羊のチーズのサラダ。 -
メニューにはなかったけど、タリアッテーレのラグーソース、ミートソースをリクエストしたら、作ってくれました。
今日が最後と彼らもわかっているからか、いつもより2割増の量で歓迎してくれました。 -
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この日は、観光客があまりいないエリアを歩いてみたら、Menu del diaのセットメニューのある店が見つかり、食べました。
ツナサラダ -
豚頬肉の煮込み
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二階建てバスにも乗りました。
この町の、コルテイングレスは、ちょっと町から離れていて、二階建てバスを使いこなして、出かけました。
イーペルコルというスーパーが入ってました。 -
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ホテルの近くに植物園がありました。
いつも、海辺を歩くので、気づかずにいました -
カディスの名物の、魚のフライ。
これは、エビとチピロンというイカの一種
エビは、衣がデカすぎてイマイチでしたが、イカの方は、唐揚げ的で、ものすごく美味しかった。 -
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ここの公園の木なんですが、じっくり見ると、迫力の大きさです。
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