福建省厦門市へ。夏は猛暑の上海に比べ穏やかで気分がいい街です。

2022/08/04 - 2022/08/07

　上海は40℃を超える日も多く、湿度も高くかなり酷暑の2022年7月。8月初旬に厦門で博覧会が開催されるため、それに参加するために上海虹橋空港から厦門高崎空港へ移動。丁度アメリカのペロシ議長が台湾訪問した関係で中国の軍事演習が始まり、福建省は台湾に近いこともあり飛行機便がかなり影響を受けていたらしい。私の飛行機は早々と1時間遅延が決まったものの、他の便では欠航になったり、複数回遅延になるものもあったようです。
　また、上海はまだコロナ禍であることから、ゼロコロナ政策の中国では省から省を移動するのは面倒ではある。上海市の健康コードに加え、出張前から福建省政府に対して健康状態、宿泊先などを登録していかないといけず、滞在中も毎日PCR検査を受けながらの滞在であった。
　到着時は小雨であったが気温は25℃で久しぶりに快適な気候。翌日からは晴天でヤシの木並木などが南国の雰囲気を盛り上げており綺麗な街並みでした。気温は高くなりましたが、湿気は少なく32-33℃程度で過酷な気温ではなく過ごしやすい。
　福建省には過去にも何度か訪問しており、ついでにその時の写真も併せて添付します。

エリア 厦門(中国)

• 旅行の満足度: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: その他
• 交通手段: レンタカー タクシー 徒歩 飛行機
• 航空会社: 中国東方航空

初日の会場になっていた厦門帝元維多利亜大酒店（Xiamen Royal Victoria Hotel）の内部

Xiamen Royal Victoria Hotel ホテル

同ホテルの3F喫茶室。この喫茶店のバルコニーからは金門島が見えます。

Xiamen Royal Victoria Hotel ホテル

初日のビールは青島ビールの白ビール。少し薄いテイストでした。

宿泊したのは厦門白海豚大酒店でした。道路から写真のような白イルカが見えるので直ぐにホテルが分かります。会場ホテルのすぐ近く。

写真は部屋番号表示部。白イルカらしく海の雰囲気の表札になってます。

部屋はかなり綺麗です。玄関とテレビ台附近。

ベッドとソファ。壁には額に入っている貝殻と珊瑚などでホテル名とマッチングしている。

夕食は写真の会場の6Fで食しました。食事は海鮮が主ですが、人がかなり多く、料理の写真撮りにくく残念ながらありません。

2日目の会場は展覧中心。ここから厦門日航飯店へ昼食を取りに散歩がてら歩きました。椰子の木と青空がきれいで南国気分で清々しい。少し汗ばむ程度。

厦門国際会展中心から厦門日航飯店に向かう道。向こうの建物が厦門国際会展中心エリア

厦門国際会展中心。大阪のINTEX OSAKAのようなところです。

厦門国際会展中心B5棟の前に並ぶ観光バスVIP用

韋拓生物という展覧がC3で行われていたようです。C3には入っていませんがバイオテクノロジーのようなものでしょうか。

C3棟は写真のような中華鍋型の建物です。香港のビクトリアピークにあるピークタワー（凌霄閣）にそっくり。

こちらはB2棟の鷺江庁、会議区となっており、環境衛生博覧会を行っているエリア。こちらは中を見学しました。色々な環境ビジネス企業の出展がありましたが、コロナの影響でかなり規模は縮小されたらしい。

このレストランで夕食。珍膳美・尚品会とあり。
ここは厦門温徳姆大飯店の中にあります。

レストラン外観

厦門は沿海にあるため海鮮料理が豊富。海老料理。非常に新鮮で旨い。

ミネラルウォーターと赤ワイン、キュウリ。中国のキュウリはレストランでは味噌をつけて食べるみずみずしいものが多い。これはポン酢のようなものでつけられているが、パリパリで食感がいい。

牛肉加工品だと思います。ラー油と味噌のようなものにつけて食べます。

鶏肉料理。オーソドックスな味。

イカとパクチーの入ったスープのようなもの。中国独特の黄色いトウガラシが効いていて結構酸っぱ辛い。私は好物です。

キノコ類のスープ

個人に1杯ずつ。最初に並べられた貝の入った濃厚なスープ。

きゅうりと貝を炒めたものに大蒜ソースのようなものがよく合う。旨い。いくらでも食べれそうな味。

ドライアイスで演出された刺身盛り合わせ。ネタはサーモン、フォアグラ、アワビと、ドライアイスで隠れてしまっているが右側にサザエがありました。

魚の煮つけ。手前に添えられているロマネスコは知ってはいたが食べたことがなかったので食べてみた。カリフラワーやブロッコリーより断然固く正直美味しいと思えず。料理方法が何かあるのでしょうけど。

厦門白海豚飯店の部屋からの景色。厦門は気候も良さそうなので別荘なのか分かりませんが、欧風の建物が多い印象です。

上海へ戻るため、厦門高崎空港へ。
龍頭路と示された通りの再現のようなモニュメントあり。
龍頭路は、鼓浪嶼で最もにぎやかなショッピング街で、鼓浪嶼を訪れる観光客が必ず訪れる場所らしく、三丘天埠頭から約10分の距離にあります。黄元堂・辛斯海・黄生記・趙姐・蘇暁糖などの有名店が集まっており、文学や芸術の天国となっているそうです。この空港には黄聚徳とあり、北京ダッグで有名な「全聚徳」みたいな名前です。この通りは、叶氏麻糍（ごまの餅？）、林氏魚丸（魚の団子）、?記沙茶面（お茶の麺）、康家龍頭海蛎煎（シーオイスターパンケーキ）等などの軽食が人気だそうです。-このほかにも、パイや茶葉、ピーナッツやパイナップルケーキなど、きれいに包装されたお土産もあります。
パイナップルケーキはどちらかというと台湾で有名だと思っていましたが、台湾に近いこともあり厦門にもかなり販売されていました。パイナップルケーキを会社用に、マンゴーケーキを個人用に購入しました。

廈門高崎国際空港 (XMN) 空港

厦門印巷とあります。色々なありますが、厦門を印象付けるものが売られているというような意味だそうです。土産物屋などの集まったところなどにあります。

廈門高崎国際空港 (XMN) 空港

空港保安検査後すぐの所にあったモニュメント。手前にある木製看板に「鷺港商盛」とあります。鷺港という居住区とか鷺港集団という企業が厦門にあるようです。

廈門高崎国際空港 (XMN) 空港

ここにもモニュメント。龍頭路や鷺港商盛と同じように木造人形が置かれてあり落ち着いた雰囲気です。本のような背景の前で読書をしている人です。本の表紙には、「鼓浪嶼」とか「鷺江道」などとあり、厦門のことを表現しているのでしょう。

廈門高崎国際空港 (XMN) 空港

上のモニュメント手前にあった説明額縁には、「国語西韵」とあります。
福建省のこの辺りはミン（門がまえの中に虫）南語という言葉も在りますが、額の英文説明タイトルは「Origin of Minanese」とあるので、多分その言語の起源を記載しているのでしょう。

廈門高崎国際空港 (XMN) 空港

「黄遠堂鳳梨酥」の店（黄遠堂というパイナップルケーキのお店）の前にあるモニュメント。ここが音楽を演奏しています。この黄遠堂は空港ロビー内にも店舗があり、パイナップルケーキを購入しました。洋風でおしゃれな感じのする一角です。

廈門高崎国際空港 (XMN) 空港

空港の搭乗ゲートは62番でしたが、この周辺に飛行機の運転をシミュレーションするゲームのようなものがありました。4人乗りのようなので飛行気分を味わえる体験型のアトラクションかもしれません。手前左にパイロットなどの着用する服も在り、借りて搭乗できるようです。

手前の機体は四川航空。奥に3台見える尾翼が水色でアヒルのような鳥の飛んでいるマークの機体が厦門航空。マークはルフトハンザドイツ航空っぽい。

【2016年7月17-18】厦門経由漳州へ
厦門高崎空港に2016年7月17日到着時のもの。空港に厦門（アモイと称しているが中国ではXIAMEN）でもI 愛（ハート）XIAMENの文字。

文字には建物や橋が描かれていて観光地でしょうか。

翌18日には、高速鉄道厦門北駅より漳州市へ移動

高速鉄道到着前に並ぶ人の列。中国は高速鉄道ではきちんと並んでいます。
個人の印象ですが高齢者ほど列を無視している感じがある。

云霄駅に到着。二つの字とも雲を意味している。
漳州市にある県名です。

云霄駅広場。というか何もない広いスペースです。

云霄駅前広場より車道。

クラウンプラザホテル厦門前の広場（夜）

クラウン プラザ ホテル ホテル

近くの活魚レストランへ。沙魚（カジカ）の水槽。

店内の料理サンプル写真と平価天然海鮮の表示。
水槽の魚介類を選び、料理方法を指定します。メニューは参考です。大体、茹でる、煮る、焼く、炒めると、味付けなどを指定できます。

特色煎蟹の看板。ビールはドイツのBECK’Sを販売していた。

牡蠣フライみたいなものを注文

雪津（SEDRIN）というビールを注文。バドワイザーの子会社が製造しているビールらしい。あまり見かけない。

厦門市島内の湖里区にある万達広場。建築面積は530000m2と非常に広い。
万達影城IMAX付近。万達グループは以前アメリカの映画会社を買収しました。

万達広場の右隣と、背面の高層ビル。特徴的な形状をしている。

家友福餐庁前附近、老北京火鍋、重慶老火鍋などもあり。

厦門島内には15件くらいある京城御面堂という中華ヌードルの店。
人形がいます。写真は后江埭路だったと思います（？）