2022/08/06 - 2022/08/07
50位(同エリア261件中)
すなふきんさん
- すなふきんさんTOP
- 旅行記87冊
- クチコミ144件
- Q&A回答14件
- 126,550アクセス
- フォロワー34人
中国の中でも温暖で開放的なイメージの福建省。省都の福州は訪れたことがなく、ちょっと様子を見に行ってみた。ほぼ実働1日の強行スケジュールだが、かつて閩(みん)の国と言われた福建省の独自な文化を堪能することができたと思う。
PR
-
上海虹橋T1から厦門航空で福州へ。T1は春秋航空か厦門航空しか使用しておらず、建物は古いものの、非常にコンパクトで便利である。
上海虹橋国際空港 (SHA) 空港
-
福建省の青い翼と言えば厦門航空。CAのユニフォームが昔ながらのノスタルジックさを残しながら、野暮ったくなくスマートな感じで良い。
-
厦門航空の機内で出されたスナック。ボリボリかじりながら読書タイム。
-
1時間程度で着陸。高鉄だと5時間かかるけど、飛行機だと福州は上海から近いね。
-
どんどん施設の更新が進む中国の空港において、古さが目立つ福州長楽空港。まあすぐ隣で新ターミナルを絶賛建設中なんやが。
福州長楽国際空港 (FOC) 空港
-
福州は厳しく規制されている上海と比べると電動スクールヘルメットしていない人が多い。今日は滑るで。
-
ホテルの窓から五一広場と于山風景区を望む。広場内には毛沢東の彫像(中郷)と、「八閩女儿」と名付けられた女性の彫像が佇む噴水(右端)が見える。
于山風景区 文化・芸術・歴史
-
五一広場周辺は福州市の政治や文化の中心となっているが、この広場自体は公園として整備され、市民の憩いの場だそう。このモニュメントは福州市のシンボルである、于山・烏山・屏山と閩江を現している。
-
元旦や国慶節にはこの広場で国旗掲揚のイベントなどが催される。今日は何もないし、小雨が降っているので人影もまばら。
-
福建省と言えば台湾とほぼ同じ緯度。南国らしくマングローブが鬱蒼と茂る街で、別名「榕城(ようじょう)」と呼ばれる。榕はマングローブ的意思。
-
福州市の中心にある三坊七巷は3つの街区と7つの小道からなる一帯をいう。明代に建設された建物の多くがほぼ完全な状態で保存されており、歴史的価値も高い。
三坊七巷 旧市街・古い町並み
-
首席が三坊七巷を訪れた時の様子。首席は指導者でありシンボルなのでどこでももてはやされるのである。
-
厦門市と比較して、世界遺産の無い福州市にとって貴重な5A観光地である。
-
エリアの中には著名人の住居や民族博物館があり、半日かけてじっくり見て回りたいところ。
-
建造物をリノベーションしたハーゲンダッツ!!お洒落な感じ!
-
建築物をリノベーションしたスタバ!!こちらもいい感じ!
-
メインストリートに沿って細い路地(巷)が伸びている。そこには明代の情景が残されており、古きよき中国に出逢うことができる。
-
1821年に創建された海の女神を祀る鼓楼天后宮。このような天后宮と名付けられた祠は川や海のほとりに多く築かれたとのことだが、こちらは福州唯一のもの。
-
暖かく豊かな海に恵まれた福建省らしく、水の守り神とはユニークな民族と信仰文化である。鮮やかでキラキラした飾り物が眩しい。
-
三坊七巷を抜けるとホコ天状態になっていて、小吃店がところ狭しと並んでいる。現状コロナリスクの無い街とは言えオープンすぎる。
-
通りがかった海鮮レストランで食事。こちらは福州のカキオコ!!小さめの牡蠣がたっぷり使われており、シンプルに美味しい。
-
福州のビーフン。薄味でいくらでも食べれる。
-
福州式点心の焼売。他にも色々食べたが、全体的にあっさりした味が多く、何を食べてもウマい。
-
夜はさらに人が増えて賑やかになってきた。街区にはいくつか観光スポットがあり、だいたい20元の入場料が必要。周遊券だと少し割引がある。
-
巷の一つである「安民巷」の一つ。巷は「ちまた」と読むわけで、この路地の界隈で多くの人々が暮らし、「ちまたの話題」で盛り上がったに違いない。
-
水シャ戯台という建物に入ってみた。こちらも元々は個人の邸宅。客間に大きな舞台が施されているのが特徴。三坊七巷の生活を垣間見る上で面白い。福州の伝統的な演劇について解説もされている。
-
水中に建てられた30平米あるという芝居舞台は、現存しているものでいうと福州でもここだけらしい。何かイベントでもやってくれていれば良いのだが、残念ながら眺めるだけ。
-
また街をブラブラ。花生湯という名物デザートのお店があるので入ってみる。
-
あっさり甘いスープにクタクタに煮込まれた落花生が入っている。値段は8元。暑い時期のデザートではないが大人気。
-
銀細工などの工芸品を展示する博物館があったので入ってみる。こちらは無料開放だった。
-
金のトカゲの作品。他にもいかにも中国らしい工芸品の展示がたくさん。無料ということもあり、多くの人でごった返している。
-
一日経って閩江が眺められる船政文化主題公園にやってきた。日本の明治維新を見て慌てた清朝が外資を誘致した経緯もあり造船が盛ん。
船政文化主題公園 広場・公園
-
雄大な川の流れを見られるのは中国ならでは。大陸の川を見慣れると日本の川はどれも小川のようなもの。
-
造船の技術供与などでやってきた欧米人が住む洋館が建てられ、割と綺麗に保存されている。
-
雰囲気は神戸の北野異人街に似ている。今は福州の街に欧米人の姿など微塵も見えないが、かつては多く住んでいたのだろう。
-
福州空港に到着。出発ロビーは端から端まで見えないくらい、かなりの距離がある。暇を持て余した子供が全力疾走でかけっこをしていて怒られていた。さよなら福州。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
もっと見る
福州(中国) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
36