【山口】 回天記念館 【大津島】

2022/07/15 - 2022/07/17

長いことずっと訪れてみたいと思っていた「回天記念館」

小規模でしたが、心に響きました。

大津島唯一の食事処「ひなた」さんも訪れました。

エリア 徳山・周南(山口)

徳山港で往復の乗船券を購入し

高速船「鼓海Ⅱ」に乗り込みます。

1階席は冷房が効いていていいのですが

船の風を感じたい身としては、2階席を選択

20分ほどで大津島・馬島港に着きました。

念願の大津島上陸

馬島港から徒歩10分ほどで回天記念館に着きます。

舗装はされているものの
野趣あふれる道中を進みます。

回天記念館に到着。

両側の石碑には
回天烈士たちのお名前が刻まれています。

第二次世界大戦
終戦間際の秘密兵器だった人間魚雷

国はその計画を日本国民に隠しており
その延長で、回天烈士たちは親にもそのことを告げられず
最前線に出向きました。

出撃の盃をいただき

お国のためにと突撃する若者・・・

志願者はそれなりにいたようですが
回天烈士は、20歳前後が多かったそうです。

回天記念館のはじめに
当時、その指導に従事した方
潜水艦に乗っていてギリギリ生還した方
本当は回天烈士として突撃するはずだったけど、終戦を迎えて行かなくて済んだ方

生の声を聞くことができるビデオ上映がありました。

ビデオ上映でも涙があふれてきました。

個人的に、展示物より生の声の方が心に響きました。



しかしながら・・・



私はフルで観ましたが
入館早々、全30分上映は長すぎると思う。

回天記念館外にある魚雷のレプリカ

これに独りで乗り込んで、敵艦に突撃するなんて。

お国のためという使命感に突き動かされているとは思いますが
若い命がこんなことで失われる・・・なんて残酷なことなのでしょう。

戦争という
愚かなことは繰り返してはいけないと
改めて思いました。


2022年
残念ながら、現在進行形で戦争している地域もありますが


どうか
世界が平和であることをお祈りいたします。

「回天基地跡」につながるトンネル。


ここから魚雷をトロッコで運んだそうです。


この先の「回天基地跡」まで行きたかったのですが
トンネル内に大量に蠢くフナムシの恐怖に耐えられそうになかったので
入口で引き返し

海辺から見える「回天基地跡」を眺めました。

冬ならフナムシもいないのかな・・・（--;

再度訪れることもなさそうな場所なので
回天基地跡の先端まで行ってみたかったなぁと少し残念に思いました。

大津島唯一の食事処

「ひなた」さん

メニュー。


アジフライバーガー・・・


鯵とパンって合うのかなあ、思いましたが
他のふたつの食事にあまり興味が持てなかったので
消去法で選択。

「アジフライバーガー」と
大津島産「すだいだいスカッシュ」

アジフライバーガーは絶妙な美味しさ。

この美味しさは、新鮮な鯵に限るだろうとは思いました。
オニオンリングフライとお野菜とソースのバランス
これが合わさってこその美味しいハンバーガーでした。

「すだいだいスカッシュ」は
高温多湿な大津島にぴったりの爽やかな味わいでした☆

帰りのフェリー。

フェリーらしく
靴を脱いであがるスペースあり

二階席

1階席

宴会スペース？
いや
家族団らんスペース？完備

フェリーの出航時間となりまして

さらば馬橋港

大津島は広いので
刈尾港という、もうひとつの港があります。

フェリーはこちらに立ち寄りまして

今度こそ本当にさよなら大津島。

帰りのフェリーは約50分。

のんびり
島々の雰囲気を楽しませていただきました（^^）