昭島市・くじら12景

2020/12/29 - 2020/12/29

昭島市の多摩川沿いは「多摩川八景」の一つになっています。
ここで、数百年前のくじらの化石が見つかっています。

そのため、市中にはくじらにちなんだものがたくさんあります。
道路の標識やマンホールなど、注意して見るとそこかしこに。

川沿いの公園は「くじら運動公園」という名前がついています。
他の小さな公園ではくじらデザインの遊具をいくつか見ました。

くじらの他にも、史跡や鉄道の遺構など、珍しいものが色々と。
運動公園沿いの土手には、列車の車輪が展示してありました。

エリア 日野・昭島(東京)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0
• ショッピング: 2.0
• 交通: 2.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル 徒歩

秋に落ち着いていたコロナの感染が、冬になり再び拡大し始めました。
遠出はやめることにして、自宅と職場を往復するだけの生活に入りました。
この頃は、当時の通勤経路だった、JR青梅線沿いだけで生活していました。

昭島駅 駅

年末の休暇中、青梅線沿いの昭島市に出かけました。
東京でも人混みのない、のどかなエリアまで散策しに行きました。

くじらの化石が出土した街であるため、駅前にはくじらモチーフのものが色々と。
市内を歩いていて見かけた、くじら12景。
JUDY AND MARYの曲名に似た字面になりました。

昭島駅の南口に出て、くじらが出土した河川敷を目指して昭和通りを歩き始めました。
通りの標識を見ると、そこにもくじらのイラストがありました。

足元のマンホールを見ると、ここにもくじらがいました。

昭和通りを南下していくと、JR八高線の踏切と交差します。
踏切を越えてすぐの住宅街の角に、昔の鉄道の遺構がありました。

五日市鉄道大神駅跡 名所・史跡

河川敷に向かう途中に、「水辺の散歩道」という小川沿いの遊歩道がありました。

遊歩道沿いに小さな公園があり、くじらの遊具がありました。

多摩川沿岸に着くと土手があり、土手を降りたところに大きな公園がありました。
土手から公園へ下る石段を降りきったところに、史跡「平の渡し跡」を見つけました。

平の渡し跡 名所・史跡

公園の向こうにある、多摩川沿岸まで行ってみました。
ここを昔、舟で渡ったようです。対岸は八王子市になります。

土手に戻って東に向かうと、多摩川を渡るJR八高線の鉄橋がありました。

鉄橋を越えると、そこにも大きな公園があり、「くじら運動公園」という名前でした。

付近には東京都下水道局の多摩川上流水再生センターがあります。
再生センターと運動公園の間の土手に、アキシマクジラ出土地の掲示がありました。

アキシマクジラ出土地 名所・史跡

アキシマクジラ出土地の掲示の隣に、2対の車輪のモニュメントがありました。
八高線列車衝突事故のモニュメントで、鎖の柵に囲まれていました。

八高線列車衝突事故モニュメント 名所・史跡

更に土手を東に向かい、多摩大橋に着きました。

ここは、「多摩大橋付近の河原」として、「多摩川八景」の一つに数えられています。
多摩大橋は、上流から5番目のスポットになっています。
2月の二子玉川兵庫島、10月の多摩川台公園に続き、この年3か所目のスポットです。

多摩大橋近くの土手の上には、史跡「築地の渡し跡」があります。
説明板の前には船の形をした石碑があり、ベンチとしても使えそうでした。
児童遊園が隣接していて、ここにもくじらの遊具がありました。

築地の渡し跡 名所・史跡

福島通りを北上して、多摩川沿いから青梅線沿線に戻りました。
出発地点の2駅手前、東中神駅付近に着き、駅前の商店街を歩きました。

ドラマ「凪のお暇」のロケ地になっていた商店街で、壁に当時のポスターがありました。
そのポスターの横にもくじらの姿がありました。

駅前には「昭島くじら あきちゃん たまちゃん」のモニュメントがありました。
大きなくじらと小さなくじらが並んでいました。

東中神駅 駅