国境 麻薬 検査 インドネシア ドゥマイ の 場合 ( 復刻 改訂版 ) 2012

2012/05/21 - 2012/05/21

それは　かなりの　圧迫感
恐怖　そして　　追い込まれ
外国人 への　脅迫 尋問
麻薬 所持 検査
着ている 衣類も 全て 脱がされて

それは　約 30 分間 も　 続きました
これは　もはや　 国際法 違反
人種差別
国際的 イジメ

エリア その他の都市(インドネシア)

この　2012 年 当時
わたくしは　
Air Asia ばかりの　利用　でした
それは　　LCC では　画期的な　
キャンペーン 料金で　
購入 出来たからで　あります
クアラルンプール ~ ジョホールバル 300円 とか？
　　　（笑）

クアラ から
四方八方へ　飛び
そして
アジアを　周遊　してしまう
これぞ　　個人旅行
バックパッカー　旅行 で　あります

現在では　もう　存在 しない
クアラルンプール　　LCCT
この　空港には
当時　ハエが　たくさん　おりました

その日　マレーシア　クアラルンプール から
バスで 　マラッカに 着いた わたくしは　
船で インドネシア の スマトラ島にある　
DUMAI と 言う 街へ 辿り着きました
この　ドゥマイ と いった 街

何にも　無いですが
日本にいる 友人にも そんな所 へ 行くなよ
きっと 海賊が出るぞ！　 と
脅かされ
反対され 軽蔑された わたくし ですが
そんな 声も　聞きもせずに
すかさず 出かけて 行ったので あります
。。。。。。。。。。。。
マラッカの 船着場から出た FERRYは　
約一時間半　インドネシア領　DUMAI へ 到着！
そこで 生まれて 初めて受けた
身も凍る 恐怖の麻薬検査！！
全て 恐怖 の 実話で ございます。

スマトラ島 (インドネシア 領 DUMAI ドゥマイ )

ドゥマイはインドネシアのスマトラ島のリアウ州の都市面積は2039.35km2、人口は29万3355人。
リアウ州で2番目に大きい
ピナン・カンパイ空港が有る
ドゥマイは交通・商業の拠点で、特にマレーシアとの関係が深い。
ドゥマイでは石油と椰子油が採れるという

インドネシア 通貨の 両替も
マラッカで 前もって 済ませて いたので安心でございます

先程 スマトラ島 行きの　船に　乗船 致しました
今 わたくしは 先程 お知り合いに なった
イタリアの お爺ちゃんと いっしょでございます
たぶん　75 歳 くらい
船の中から とても 仲良くなり
お互いに 下手な英語 で 会話を 致します
お爺ちゃん の 英語も かなりのヘタクソで
ヘタどうしで 良く通じます
彼は 仕事で ドゥマイへ 来ていると 聞きました
あまり 英語が わたくしと 同じく 上手くないので
たいへんに 親近感を覚え とても 仲良くなりました
そして　いよいよ 船が ドゥマイへ 着きました
彼が 到着して 入国には VISA が 必要だと 言うので
カウンターで ２５ドルを払います
彼も払いますが
なぜだか イタリヤ人は料金が違うみたい
国に よって まちまち なんですね

まあ よろしいか！
とりあえず イミグレを抜けて 税関検査のエリアに入って 行きます
この かなりの 異様な 雰囲気の中
すごく 冷たい 緊張感が 漂います
何も やましい事 なども してい無いのに なぜだか？

まずは イタリア の お爺ちゃんが 先に 検査へ 行きました！
こちらは たいへんに 静かな 空間で ございます
彼は 検査部屋の 中へ
すぐに 消えてしまいました
なんか すごく よく調べるな～ ここは？？
麻薬 所持の　検査 で　しょ？

次は わたくしの 順番でございます
まずは 係官が 　
君？　何か　変なもの 持ってない？
Drug ?? と
英語で 聞いてきますので！
私は タバコも 吸わないし 薬も大嫌いなので　
すかさず　 　NO　！！！
そして お次は 身体検査　
検査官 の男が わたくしの 上半身を
くまなく 触りまくります。
何か 隠して いないか　　 どうか？
じっくりと　 これでもかと触り
次は下！ 　ズボンを 上から下まで ネチッコク
いじられます
そして 彼が 「ポケットの中の物を全部出せ」と！！　 わたくしは 素直に 従い ポケットの 中のものを 全て出しました！
と？ 　　言っても
コイン や　紙くずしか 入って おりません！
そして 更に　椅子に座らされて
君 今度は 「ズボンを脱いでくれ」と！
え？　
仕方が 無いので　脱ぎます

ちゃんと 従わないと いけない この空気～！
わたくしは 言われた通り全て脱ぎ！
検査員に　従いました
彼は　もう一人の　係官と　今度は 「靴も 靴下も 脱げ」と言う！ え？
靴も 靴下も ？
わかりました　OK !
言われた通りに 靴と　靴下を 脱ぎ
すると その　もう一人の 検査官は
私の靴の 隅々まで 調べはじめているので あります
それは？ 靴底や 表も裏も 先の部分も！
念入りに 触り 押したり 摘んだり して！
そして 次は 更に私の 荷物のリュック の 中身を
全て出し 　中まで 全て 調べまくります
布地の　縫い目や　繋ぎ目 まで　きちんと　調べます
ここで もしもの 　何かが　出てきたり
麻薬類 などの　 所持を していたり したら
瞬間的に
わたくしは　　死刑 が 確定

当時の　資料を　調べますと　
マラッカ の　雑貨屋さんで
事前に 5000 円　だけ　チェンジ　しています
当時の　レートで　　490000 ルピー
590 円　程　　損を　しています

私は死刑！
私は 日本には　永遠に　帰れなくなるでしょう
とても　 緊張 致します！
キッチリ　全てを　調べられ
検査官が OK！ もう良いよ！！ と 言います！
わたくしは ズボンをはき　シャツを着て 靴を履き、
立ち上がると 検査官が一言、、、
お前の 英語は　下手だなー！！
たいへんに ムカ つきます！ じゃあ あなた 流行りの 日本語や　関西弁を　しゃべって みなさい！！
どうせ　しゃべれない　だろ
そして廊下へ 出てみると
なんと あの優しい
イタリア　お爺ちゃんが
パンツ 一枚だけで　
廊下を　うろうろ しているので あります！
なんて　可愛そうに！
なんなんだろう　ここは？？
イタリアの　お爺ちゃんに 何するの？
お年寄りなんだから！ 　やめなさい
酷い事を するのは？
Dumai くん
ダメだよ！
やり過ぎは！
ここは　　やり過ぎ　だよ
やり過ぎの　　検査だ

最後に　わたくしは　検査官に　たずねました
マラッカ海峡に　海賊は　いるのか？
もしも　海峡に　海賊が 出たら　どうするのか？

彼は　答えました
海賊は　見つけ次第　インドネシア軍が ミサイルで　沈めるよ！　　瞬間的にだ！

ほんとか？　　　　笑

そして 税関を 出て 表へ 進むと？
まるで わたくしを　待ち構えて いたように
Dumai の バイタク 街案内人　
MR　イルサットさん　４２歳　が
カモを　待ち伏せ しておりました

何処でも　　こういった方は　おりますが

わたくしは　まさしく　その　　カモ

俺 子供が 三人いて 生活が 大変なんだよ！
助けてくれよ！　
ガイド　やらせて　くれよ！
そんな事 言われても？
わたくしも 困ります ～
あなたの 事 全くの　知らないし？
今 初めて会った ばかりで
私が あなたに　何 するの ～？
一人で　　歩けるよ

街 案内を　　させて　下さい
少しの　　チップで　　よろしい　ですから
私が　ドゥマイを
ご案内　　します

わたくしは　彼の　根気に　負けて
案内を　　お願い　する事に　　しました
値段も　決めないで
ただ　　　なんとなく

この 街は　　油の　精製工場
あとは　　わからない　工場　しかない

イルサット　が
お連れ　した　
ドゥマイ　　の　　中華料理店

ここは　　なんでも
美味し　かった

この　レストランを
知った　だけでも
ドゥマイ　へ　　来た　価値は　ありました

娘さん　も　　カワイイ　し

食事も　美味しい

モンキー バナナ の　揚げ物
ビサシ ゴレン

イルサット　が
カラオケ クラブを
教えて　　くれました

彼女の　名前は　わからない

あえて　　ドゥマイ ちゃん と
お呼び　 致しましょう
21 歳

ドゥマイ チャン　は
日本の　歌が　大好きでした
それは
わたくしの　知らない
日本の　ポップス　までも

２時間 ほど
付き合って　　くれました

インドネシア　で　　カラオケ　なんて？
それは　　　なぜに　 このように ？　　　

笑

また　次の 日にも
中華料理店

ナシゴレン　を　　食べて
娘さん　と　　店で　　遊ぶ

そんな　　毎日が

帰りの　船に　　乗る 時です

イルサット が　　わたくしの　
パスポートを　こっちへ　よこせという

優先的に　わたくしを　出国を　させると　言う のだ
彼は　出国 審査官 と　友人　らしい
わたくしは　　丁寧に　お断りを　すると
イルサット　は　わたくしの　パスポートを
無理やり　勝手に　持って 行って　しまった
頼んでも い無いのに　　優先的に　
スタンプが　　押されて　　いるのだ

更に　　彼は
もう　インドネシアの　外の　はずの
国際船 の　 座席に　座って　いるのだ
ここは　　いったい
何なん　だろう　？

この　イルサット は　　出入国を　
自由に　　出来るのだ
そして　　わたくしに
最後の　チップ を　要求　するのだ

10 ドル で　良いから　下さい
生活が　大変 なんです
子供達に　　食事を 与えないと　ならないんです

わたくしは　　とても　　悲しくなり
この　　最後の　最後まで
自分に　　タカってくる
イルサット に　20 ドルを　あげました

インドネシア　は　辛い
日本 よりも
まだ　辛い

わたくしは　　イルサット　を
全く　　恨んでは　　おりません
むしろ
インドネシア 政府に
違和感を　　覚えて　しまいました

何故に　　こんなにも
貧し　過ぎて　　しまったのか
この　　お国は

この旅行記へのコメント （2）

• hidezouさん 2022/06/14 23:10:26

  軍人がぁ～

  Sting氏、こんばんは～
  
  以前マラカのフェリーターミナルで休憩した時、
  インフォの係員が迷彩服着た軍人さんでした～
  なるほど幸せの白い粉や羽ばたく草の関係で兵隊さんなのね～（汗）

  Sting boyさん からの返信 2022/06/14 23:20:37

  Re: 軍人がぁ～

  はい　そのようで