湯の山温泉・・御在所岳ロープウェイで別世界へ

2022/02/24 - 2022/02/25

ずっと行ってみたかったなばなの里へ。いつも大混雑してるイメージだったけど、このコロナ禍で団体さんや外国人が来てないそうで今がチャンスかもしれないと。
日帰りでも行けたけど、せっかくだから近くの温泉を探して一泊することにした。

２５日

温泉でのんびりしたらロープウェイで御在所岳の登ってみた。
サラサラの雪が数メートル近く積もってた。
眺めもとっても良かったけど、寒かった。

エリア 湯の山温泉・御在所(三重)

なばなの里から車でどんどん山の中に入っていき２０時半には到着。
湯の山温泉はなばなの里から近いということで選んだ温泉で初めて聞く温泉。

傷ついた鹿を癒したという温泉だそうで、鹿の湯ホテルの入り口にはマスクをした鹿さん

このホテルにしたのは夕食無しの遅い時間の到着でもウェルカムスイーツが食べられたから。
ロビーでお盆いっぱいスイーツを乗せて部屋で食べたのでした。

温泉は２２時過ぎに入ったので一人でのんびり。露天風呂の岩がいい感じ。

朝食は半個室で、旬野菜のせいろ蒸し、がんもどきと里芋の煮物、あおさの味噌汁、ひじき煮、納豆、温泉卵などなど・・少しずつのおかずが何種類も。

手書きのイラストお品書きが可愛い！

入口には七段飾りのお雛様

貝のお雛様

木目込み人形のお雛様

・・いろんなお雛様が飾られていた。

今日はロープウェイで御在所岳に登る予定だと言ったら、ホテルの裏口からの近道を教えてくれた。

５分ばかり坂を上る。結構、きつかったけど、谷あいに湯の山温泉街が佇んでた。

ロープウェイの駅
・・誰も居ない・・運行してるのかなっていうくらい。

ロープウェイは殆ど待つことなくすぐに乗れた。１グループに1台なので安心。

どんどん上っていくと温泉街はみるみる遠くへ。

目の前の山

その山をだんだん上から見る感じになってきた。
ゴンドラの足元は雪をかぶった木々やそびえる巨岩・奇岩・・。

それにしてもとっても高いところをどこまで登るのだろう？と思うくらい長い距離、時間だった。

１０分くらいでやっと駅が見えてきた。

１５分ほどで山上公園駅に到着。
せっかくだから展望台に行ってみようと外へ出る。気温は－５℃で空気が冷たい！

雪が積もっててどこが段差なのか分からないような階段を必死で登り、一番近くの朝陽台広場へ。

目の前に雨雲レーダー

向こうに鳥居が・・

大きな鳥居の向こうは四日市の市街や伊勢平野の向こうに伊勢湾のほうまで見えた。霞んでいなければ知多半島やセントレア空港、そして富士山まで見えるのだそうだ。

南側にはモノトーンの鈴鹿山脈の山々が連なってた。

木の枝の雪はふわっとしてて払えばすぐ落ちるのかと思いきや、しっかり固まって（凍って）くっついていた。これが樹氷

半分埋まっているような看板

標高１２１２ｍ

雪が深くて他の展望台へは行けなかったけど朝陽台広場の反対側・・北側からも絶景。

どこかの小さな町が見え、その向こうに遠くの山々。
琵琶湖が見える時もあるそうだ。

雪でほとんど埋まっている鳥居

いつまでも居たい所だけどやはり寒いので、またこんな階段（！？）を下る。

温かいものでも飲もうとロープウェイ駅の展望レストランへで紅茶を飲み、パンケーキを食べた。

窓下はソリのゲレンデで子供たちがスノーーボードなどで遊んでいた。

向こうの頂上駅まで観光リフトがあり、スキー場になっていた。
夏に来たらリフトに乗ってみたい。

駅の上の階にはロープウェイ博物館があり覗いてみる。
何と「日本初めてのロープウェイは三重県なのです。」とロープウェイ発祥地宣言。
開通当時（昭和３４年）は高さとか世界一だったそうだ。
今でも御在所岳の標高約９４3ｍ地点に建つ御在所ロープウエイの支柱である「白鉄塔」（正式名６号支柱）は日本一。鉄塔の高さは６１ｍもあるそうだ。
博物館ではその鉄塔の構造とか建設中のこととか展示してあった。

そのロープウェイに乗って日本一高い「白鉄塔」を通過。

少し朝もやが晴れたのか伊勢平野の向こうに四日市コンビナートまで見えた。

工場の煙突の煙

湯の山温泉街がだんだん近くなってきた

帰路から鈴鹿山脈