ウクライナに平和を！

2014/04/18 - 2014/04/19

ロシアによるウクライナ侵攻のニュースが2022年2月24日から連日報道されています。
ウクライナの人たちの安全と平和を祈って、2014年ウクライナ東部紛争・クリミア危機の直後、外務省の安全情報でレベル１（レベル２だったかも？）に引き下げられたのを見て訪問した時の旅行記をアップします。

エリア キーウ (キエフ)(ウクライナ)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ベラルーシの首都ミンスク21:35発の夜行列車がウクライナのキエフ駅に着いたのは翌朝8:36
まず次の目的地ワルシャワまでのチケットを購入。クレジットカードは使えないと言われて焦りましたが、駅構内にATMがあったのでキャッシングして事なきを得ました。
荷物は駅のロッカーに預け、駅前の地図を確認。
駅前は至って平和な雰囲気で紛争があったとは微塵も感じられません。

ケバブ屋のキッチンカーがあったので、ここで朝食です。

20分くらい歩いたでしょうか、ウラジミール聖堂が見えてきました。

東欧の古い都市の雰囲気を楽しみながらさらに独立広場方向へと歩いてみました。

地下道をくぐると出口はバリケード封鎖

独立広場は戦場のテント村が残り、戦い終えて一休みの兵士たちでいっぱい。
ウクライナの置かれている状況などを熱く語ってくれました。

独立広場は至る所に痛々しい戦禍の跡が残っていました。

多くのウクライナ人がこの紛争で命を落としたそうです。

紛争跡の平和広場を横切って買い物に行くのが、このおばちゃんの日常なんだろうな。

平和広場のバリケードの向こうには、平和な経済活動が始まっていました。

平和広場を出て少し歩くと、聖ミハイル黄金ドーム修道院が見えてきました。

さらに少し歩くと世界遺産のソフィア大聖堂
窓口で入場券を買おうとしたら、中も見学するか庭だけにするかと聞かれたので、「折角なので内部も見る」ということにしました。

中は見ごたえのあるフレスコ画やモザイクは見学できましたが、あちらこちらで修復工事中

更に歩いて黄金の門にも立ち寄ってみました。

入場料の看板があったので一番安い料金のところを指さして、これで入場できるかって聞いたところ、即答でOK！
どうやら学生料金だったようです。

キエフの街を迷いながらウロウロ

15時過ぎに駅にたどり着いて荷物をピックして、15:52キエフ発---＞翌朝7:32ワルシャワ着の夜行列車で一路ポーランドへ

夜行列車では5人のウクライナの学生さんたちが恐る恐る話しかけてきました。
そのうち2人がカタコトながらも英語が話せて、ウクライナのことやロシアとのことを（英語とロシア語とウクライナ語を織り交ぜて）熱く語ってくれました。
彼らは国境近くの駅で降りていきましたが、あれから8年、今頃どうしているでしょうか。無事でいることを祈っています。