
2021/12/02 - 2021/12/02
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あまいみかんさん
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この旅行記スケジュールを元に
最近流行のストリートピアノ。世界各国の駅や空港とかにも置かれて
老若男女が演奏している様子がよくテレビに映し出されている。
なんと豊中市では、野菜やお肉を売っている市場のど真ん中に
YAMAHAのグランドピアノがど~~んと置かれているらしい。
ピアノは阪急庄内駅西側にある大阪音楽大学による寄付。
月~土 10~18時 申し込みをすれば誰でも無料で弾ける。
毎週木曜日の11時~11時40分は、プロの音楽家による
コンサート。主催者はピアニストの中野聡子さん。
クラッシク、JAZZ、POPS、童謡、ユ~ミンだって、今流行りの
楽曲だって、ご夫婦でのオペラのアリアだってある。
ヴァイオリン、チェロ、二胡、ハープなどの弦楽器や、
、トランペットやトロンボーン、フルートなどの管楽器。
ゲストには世界大会で優勝した口笛演奏家もいれば、有名な楽団に
属しておられる方々も、活躍中の外国人歌手もいたりする。
それぞれの演奏家の独奏もあれば、ピアニスト中野聡子さんとの
協奏もある。途切れることなく、次々と素晴らしい演奏者の方を
探し出して来て下さる。日常の中に非日常の世界が出現する!
後援ははライオンズクラブ豊中南。ボランティアでお世話をして
下さっている。
- 旅行の満足度
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通手段
- 徒歩
-
「サウンドステーションin 豊南市場」
それが正式名称。豊中市庄内駅東口を出て、東へ進む事80m。
市場の中、自転車置き場の傍らにグランドピアノが置かれた
不思議な空間がある。昨年の5月から開始されたそうだ。
コロナで中止したこともあるが、ほとんど穴あきがないそうだ。
毎週木曜日の朝11時~11時40分はプロによるコンサート。
本日は、アコーディオン奏者の寺田ちはるさんによる演奏。 -
まず「情熱大陸」から軽快に始まった。「パリの空の下セーヌは
流れる」続いて「愛の賛歌」 ウム、気分はすっかりヨーロッパへ。
アコーディオンという楽器の歴史説明もあった。ドイツからロシア
へ広まり、アメリカから日本へ伝わったんだって。重さは14キロ。
ピアノが入って来た後、重いアコーディオンはすたれたらしい。
楽器の各部の説明もして下さった。けど、忘れたな、それらの役割。
ボタンは普通120。左手で伴奏するんだって。
笑顔が弾けるように素敵な人だった。そして笑顔はみんなに伝染
してしまう。こんな急性感染症は好ましい~。 -
3歳からピアノを習ってたって。観客は、シニアが多し。
皆で手拍子で「独のビア樽ポルカ」って楽しい曲にも参加。
ロシア民謡「黒い瞳」とかビートルズの「オブラディオブラダ」
とか、タンゴなどを演奏してくれた。皆さん、大盛り上がり。
大阪人なら誰でも知ってる「吉本新喜劇」のオープニング曲
ホンワカパッパ~ホンワカパッパ~♪♪って言う軽快な曲には
原曲があること、今日初めて知ったわ~。それを楽しく弾いて
下さいました、体もフリフリ~♪♪ -
中野聡子さんはピアノだけでなく、ピアニカ、ウッドブロック
などで競演。ほんわかと温かいムードがお二人から漂う。
固定客も居れば、お買い物ついでの人も居る。
八百屋のオバちゃんも、焼き鳥屋さんも、皆さん、手が空いた時
には楽しんでいる風。広場とも言えない小さな広場によく響く。
地域活性化のために始めたそうだが、音楽は人の心を明るくする!
出演者の方にお断りして、お写真を撮らせて頂きました。
来週はチューバだそうです。来週も来ようかな、運動がてら。 -
市場コンサートの舞台の真横には八百屋さんと焼き鳥屋さん。
駅からの買い物客がひっきりなしに通り過ぎる。そうそう
この焼き鳥屋のお嬢さんも、ここで演奏なさった音楽家とか。
通行人が行きかっても意外と雑音が気にならないのは不思議だ。
聖(生)と俗との混じり合いが、妙に面白い。 -
焼き鳥屋の隣には持ち帰り専門のお寿司屋さん、その向こうには
果物屋さん。かつてよくここのお寿司を買ったわ。手軽で、
お安くて、美味しいの。 -
コンサート会場の真正面にはお安いことでお客さんが群れる
八百屋さん。その傍には自転車置き場。
こんなコンサート会場は滅多にないであろう。
パイプ椅子も置いてあるが、立ち見の人も多し。
中野聡子さんが、「市場で新鮮なものを買って体の栄養を、
音楽で心の栄養を」って、いみじくも仰ってたが、正しく
その通りだ。頭の栄養は4トラでつけよう~! -
本日の箱売り特売は白菜。6個入り 350円。
大根600円。大きな箱の中に一体何本入っているのだろうか。
激安。こんな安い白菜は見たことがないゾオ!
今、私は、この350円の白菜を天日に干している。美味しい
白菜漬になるかな~。お土産付きコンサートってのも珍しい。 -
係の方に、市場の写真を撮りたいなっと告げると、「珍しい店が
あるで~っ」っと言って、まず連れて行ってくれたのが、「鯨の店」
そう~捕鯨がとやかく言われる時代に、こんな店があったんだ~。
かつて、この市場には、とても沢山の生鮮品のお店が入っていて、
品質、お味がとても良いので、車でわざわざ果物を買いに来て
いた。少しお高いが、宮崎のマンゴーも岡山の果物も最高だった。
しかし今は、それらのお店が撤退してしまって少々淋しい市場と
なっている感アリ。 -
鯨のステーキは学校給食や家でよく食べてたし、サラシ鯨も
辛子をつけて食べてたな~。母が好きだったのか、調理が楽
だったのか、お安い食べ物だったせいか、鯨はよく食卓に登った。
今となっては、日本昔話。上はサラシ鯨、下は刺身にもなる鯨肉。
今時の若い人は見た事ないかも知れない。 -
鯨屋さんのお向かいは和菓子屋さん。なんでも混在。
-
各種豆や昆布を売ってる乾物屋さんもあれば、キムチも売ってる。
キンパも売ってる~。今度は韓国気分ダ! -
このお肉屋さんのコロッケは安くて、美味しい。
昔は25円だった?あんまり値上がりしてないな。
手抜きをしたい時に重宝。 -
昔懐かしい感じのお菓子屋さんもあれば、そばにお惣菜屋さんも
ある。お豆腐屋さんもあれば、練り物あげ天屋さんもある。
何の脈絡もなく、雑多なお店が立ち並んでいる様はベトナムか
マレーシアのマーケットのようだ。 -
鶏肉屋さんの隣は、何と介護関係のレンタル店だ~。
この市場の利用者は老人が多いようだから、いいかも~。 -
かと思えば、昔懐かしい家庭雑貨屋さんもある。この辺りは
飲食店関係が多いから、割りばしや、こんな網系が売れるんだろうか。 -
リサイクル店の中古衣類の下には寄せ植えを置いてたりする。
カオスの世界が面白い。 -
市場のド真ん中、屋根が途切れた空には、真上に伊丹空港に着陸
する飛行機が大きく飛んでいる。見惚れる。
今日は飛行機の日になりそうだ。 -
このお寿司屋さんの前には、朝6時から開いていると言う魚屋
さんがある。お昼前には、全て売り切って、床を洗い流してる。
プロ向けの店のようである。そのお店の前にあるお鮨屋さん、
一回は行って見たいなと思うも勇気なし。 -
っと、言いつつ、「ルーロー飯、一日限定20食」を見て、
無性に台湾気分に浸りたくなった。6人しか座れないカウンター
席の小さなラーメン屋さん。暫し悩んだが、「入って見るか~」
築地のお鮨屋さんに一人で早朝入ってみたことはあるが、
大阪で一人で食べたことは一度も・・・ない! -
お兄さんが一人で切り盛りしている小さな店。
ルーロー飯を注文すると「ここはそば屋なんで・・・」っと申し訳
なさそうに言われた。どうやらラーメンと丼をセットで食べるのが
主流のようだ。「二つ食べるのは無理なので、ラーメンは次回に」
っと謝る。
台湾で食べた甘めのお肉が美味しくて、お安くて、スッカリ
気に入ったんだっ。普段味の薄いものを食べてるせいか、一口目は、
「醤油きつっ」っと感じたが、豚肉はホロホロねっとりと柔らかく
ご飯は少なめで丁度よい量だった。冒険をしてやっと大人になれた。 -
市場は梅田から10分位、庄内という駅にある。かつては
豊中の胃袋的存在だったのではないだろうか。 -
線路の西側の商店街。ダイエーなどがあるが行ったことはない。
商店街の入り口にお好み焼きやたこ焼きのお店があり、写真を
撮ってると、年配のご婦人から声を掛けられた。「コンサートで
お見かけしました」暫し、お話。自分は人生で一つだけやり残した
事があると思うようになったと。ご主人も逝き、商売も閉じ、
今は年金生活者だけど、好きな曲をピアノで弾きたいが為、
ピアノを習い始めたとか。お安い料金プランのものだけど・・・。
それで、ピアノが聞けるコンサートを毎週楽しみにしてるって。
何て素敵な話なの!では、また来週お会いしましょうねっと言って
お別れした。この辺りは、まるでかつての香港の女人街に似てる。 -
子供達とよくコンサートを聴きに行った大阪音楽大学のオペラハウス
に行って見ようと思った。その途中の線路沿いにあった自販機。
通り過ぎようとして「エッ、こんな安い自販機あるの~!」と
思わず、口から出た。そしたら、通りがかりのおじちゃんが、
「そうなんや~」っと言って、一本買って行かれた。庶民的な街と
音楽大学とのギャップが愉快。 -
音大への道は阪急電車の線路沿いに歩く。そして、こんなピアノの
鍵盤のようなのが見えたら左折。 -
曲がり角に、こんなタイルがあるか探して見て下さいとの看板アリ。
いつの間に、こんな飾り道できたんだろうか。 -
音大へのプロムナードに嵌め込まれたタイル。。道案内人だ。
-
上は、大阪音楽大学の学舎。
下は、カレッジオペラハウスの正面。
本当によくコンサートに行ったな~、随分ご無沙汰。 -
カレッジオペラハウスの後ろ姿。そして、伊丹空港へ降りて
行く飛行機が、こんな感じで飛んでいる。 -
次のコンサート催しの案内が掲示してあった。
-
空を見てたら、見たことのない飛行機が飛んで来た。
IBEXと言う名の飛行機。初めて見た。ネットで調べたら
随分前から飛んでるらしい、ANAと共同運航で。ほんま、
何にも知らんわ~。そして、JALのミッキー仕様。これも初めて。
最近、飛行機も電車も、ラッピング仕様が増えたね~。 -
トボトボと来た道を戻る。線路伝いに一区画庄内駅方面へ歩くと
歩道の上に方角を描いたタイルが歩道にあった。豊中市の市花は
薔薇らしい。丁度、飛行機は西へと降下して行く。 -
方角が埋め込まれた場所前の紅葉した桜の木に、飛行機は
突っ込んで行くかのようだった。この辺は、空港に行かずとも
飛行機がまじかに見れる。楽しい! なんて思いながら
歩いてたら、角のお店のガラス越しに、ミッキーマウスのような
サボテンが見えた。可愛いな。 -
昨日、開店したばかりの「最終的にサボテン」ってお名前の
サボテンのショップだった。ふうん、サボテン、若い人に
人気だとか聞いたことあるけど、そうなんや~。なんて覗き込んで
たら、「中へどうぞ~」と声をかけられた。 -
「お邪魔します。見るだけになってしまうかも知れませんが」
っとお断りして、珍し気に見ていると、写真は自分も含めて撮って
良いですとのお許し。先月、池田の温室で、「いいな~」
と思ったトゲトゲの大サボテンがあったので、オーナーと
一緒に撮らせて頂いた。エコバッグもサボテンだったので
面白がったら、拡げて見せてくれた。この人のサボテン愛に
脱帽。素敵な人だった。 -
大きいのから、手のひらサイズまでのサボテン。
-
器もメキシコ辺りのものを使っているらしい。それが気に入ったわ。
何と右のサボテンには「ドラゴンフルーツ」が実るんだって。
今日は、お天気も良いし、お散歩のつもりで、木曜コンサート
に来て、いっぱい豆知識が増えたなあ。出てきてよかったア。 -
「サボテンってトゲがあって危ないですよね」って言ったら、
「イエイエ、トゲのないこんなフワフワ綿毛のようなんもある
んです」ってアンパンマンのような○○としたのを見せて
下さった。 -
「ほら、これもトゲないでしょ」
なんて可愛いんだ~。天然の配色の美。 -
「ほらほら、これだってトゲないでしょ」
う~~ん、確かに。
でも、好きか嫌いかは別問題かも。これを美しいと見るか否や。
水やりは、一か月に一回位で良いって。それは楽。 -
このサボテンだってトゲはない。
アメリカ大陸の荒野を駆け回ってる気分で、西部劇の人となる。 -
どっちが生きてるサボテンで、どっちが作り物だかわかりますか。
・・・ ・・・ ・・・ ・・
オーナーが両手に持って質問。ハッキリ言って私にはわからなかった。
作り物は、左で~す。土もなく育つのかな~。 -
外にサボテンウォーターーターって書いてたので、どんなお味なのか
尋ねると出して来てくれた。これだけサボテンを見させてもらって
何も買わずに出てくるのは・・・・なので、サボテン水を頂くことに
した。興味津々。そばに愛らしい色のサボテンがあった。
お名前は「緋牡丹」 色々、多肉植物を育てているので、
残念ながらサボテンは買わなかった。ごめんね。 -
お店はまだ準備中ですがっと言いつつ、奥に招き入れて下さった。
こんな飾り方もあるのか。壁の色とよく合ってた。
お洒落で、手間いらず、で良いかも~。 -
将来は、店の奥まったところで、精神障害者の作業所をやりたい
っとおっしゃってた。土と触れ合うのは、心が落ち着くことかも
知れないし、いいですね。優しい方である。 -
開店のお手伝いに来られていた近所のBarのマスター。
メキシコで食べられているのと同じ種類のサボテンのピクルスと
マスタード和えを準備していた。どんな味がするのかな。
「僕、写って、全然かまいませんよ」って仰る心広い人。
まあ、とっても格好良い人だから、いいっか。お店のガラスに
阪急電車がバッチリ映ってる。線路沿いのサボテンのお店。 -
「僕の店にもサボテン沢山あるよ」って、とっても素敵なイラスト
の描かれた、まるで絵本のようなお名刺を下さった。「KORU」
国道176号線沿い。丁度帰りがけだったので寄ってみたら、
ホントあの大きなサボテンやら、見たことがない種類のものも
店頭に沢山あった。 -
こんな高価そうなサボテンを無造作に置いておけるのも、平和な
日本だからかな~っと思った。ほんと不思議な一日だった。 -
「最終的にサボテン」の店主さんが、私の根ほりん、葉ほりんの
質問に、「食べれるサボテンは愛知県で作ってますよ」と教えて
くれた。日本で食べるサボテンを作っていることが不思議過ぎて、
家に帰ってネットで検索。愛知県の春日井市に農場はある。
サボテンは低カロリー、繊維質が豊富。糖尿病、高血圧などに
効果的とあった。ういろう、饅頭、カステラ、アイス、パイ、
どら焼き、サボテン粉末を使っている商品も沢山あるらしい。
春日井市に行って確かめなくっちゃ。どんな味なんだろう。 -
帰りがけ、お祝いに頂いたお花を下さった。私はたった1本だけ
お試しのサボテン水(ヘルシー炭酸水)を買って来た。
お酒やジュースと割っても美味しいらしい。早く試して
みなくっちゃあ。
短いようで長い、実り多き一日であった。
しようもない旅行記に最後までお付き合い下さいまして
深く感謝致します。お散歩って心と体にいいワ、スッキリした!
どなた様も、お体お大事に、健やかな師走をお過ごしください。
今日も、オシャベリが過ぎましたようで・・・。
あまいみかん
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