芦ノ湖　和心亭豊月

2021/10/03 - 2021/10/04

緊急事態宣言が解除されたので、90歳になった母親と家族計4人での久々の温泉旅行です。
妹とも相談しながら宿泊に選んだのは和心亭豊月という芦ノ湖にある旅館です。
マイカーで出発したのは日曜日朝でしたが、心配していた渋滞もなく、予定通りのドライブでした。
私と妻は住んでいる千葉県船橋市から実家のある東京新宿区へ、母と妹を乗せて出発。
まずは第三京浜経由で湘南へ、ランチは予約していたアマルフィイレストランテで七里ヶ浜コースを。
台風一過で晴天に恵まれ、海を見ながらのランチ。
母と私はここでのランチは今年5月に続き2回目、スタッフさんはとても丁寧な対応で気持ちが良いです。
因みに、江ノ電を跨ぎ、階段をかなり上った方のアマルフィイデラセーラは昨年妻と私で利用していますが、景色的にはレストランテの方が個人的にはグッド。
ランチ後は和心亭豊月へ約1時間半のドライブ。
評判通りの宿で、温泉も最高、個室夕食の内容もスタッフの笑顔、対応もさすがでした。
この宿は、今は亡き父が昔訪れており（母と妹と）、当時父が「旅の想い出」というノートに記入した宿帳を発見、何と27年前のものでした。
スタッフの女性が父の名前から調べていただき、何年の何月までわかったため、家族で手分けして探し出しました。
母はとてもびっくりし、泣きそうな顔で当時を思い出していました。
気温が高く熱い日だったので部屋ではエアコンを常時ONにしていましたが、就寝時には室温かなり熱く感じ、皆が寝苦しく感じたようです。温度設定がないエアコンのためか、外気が下がると冷房が暖房のようになったのかと思います。
宿の全体評価は5段階で5に近いレベルでしたが、翌日の朝食での出来事で一気に総合評価はゼロに近くなってしまいました。
全てにおいてすばらしい感一杯の宿でしたが、たったひとつのそれだけの対応で・・・残念です。
それは何かというと、朝食の海鮮サラダに私が食べたものだけガラスの破片が入っていたのです。
噛んだ時に奥歯で何かが”ガリっ”と・・・卵の殻かな？と思ったが卵は入っていないし。
出してみると小さなガラスの破片、皆に確認したが確かにガラスの破片。
口に入れた中身を再度確認した際、噛んで割ってしまったようなもうひとつの細いガラスの破片。
配膳のスタッフさんに報告しましたが、口にはおケガはなかったのでそれは良かったです。と。
当然、料理長には報告されたかと思いますが、その料理長からの一言のお詫びもなく、原因追及報告もなく、翌朝チェックアウト時も全スタッフが何の問題もなかったのような態度。これって一体何？
全てのスタッフが情報共有している雰囲気がチェックイン以降伝わってきましたが、この件に関しては本当にびっくりでした。おそらく料理提供側も、ガラスの破片？そんなものが入っているわけがないだろ。で済ましてしまったような感じです。（調理場で何かグラスを割ってしまったとか、そんなことがあったとかの報告が来るものかと思っていた）
この事件だけは一生忘れることはないでしょう。
その後、大涌谷の黒たまご、強羅で自然薯そば九十九へ。九十九は内装がすてきなお蕎麦屋さんで予約なしでは並ぶような人気のようです。
そばの量も多めですが、満足です。お勧めは妻が注文した天ぷら付きのそば御前が最高です。
ハプニングはあったものの、久しぶりの楽しい1泊2日の家族旅行でした。

エリア 元箱根・芦ノ湖周辺(神奈川)

アマルフィイ　七里ヶ浜コース

和心亭豊月　個室ディナー

大涌谷

じねんじょ蕎麦九十九