2019/09/22 - 2019/09/22
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SamShinobuさん
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代々木公園で開催されたチャイナフェスティバルを訪れた。
この年で3回目を迎えるチャイナフェスティバルは、様々な中国料理を楽しめるグルメブースに物販ブース、観光プロモーションや中国文化を体験できるブースなど実に盛り沢山だ。また中国の有名アーティストのステージライブが無料で観覧できて、中国好きにとっては夢のような2日間である。
ちなみに主催は実行委員会と中国大使館だが、後援には中国側に中国外交部、日中友好協会、在日中国企業協会、日本側からは外務省、経産省、観光庁、文化庁、東京都などが名を連ねている。またスポンサーにはトヨタや全日空、住商はじめそうそうたる大企業がバックに控える。
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2019年9月22日
何はともあれ先ずはお酒コーナーへ。
とりあえず青島缶ビールを購入。アルコール度数の低い青島さんは朝ビールにもってこいだ。朝から青島ビールとは、あたかも中国にいるような錯覚を起こさせてくれて、実にハッピーな気分になる。「中華料理を食べる時は青島ビールを飲もう!」という薄っぺらなキャッチコピーも、青島ビールにぴったりだ笑。
お隣りは貴州茅台酒の輸入販売で有名な日和商事の出店。貴州茅台酒は白酒だが、紹興酒や桂花陳酒のような果実酒まで中国酒を幅広く扱っており、各酒それぞれグラス販売もしている。なんて素晴らしいブースなんだ。 -
青島ビールでいい心持ちになってきた。何か軽く食べよう。
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『陳家私菜』、『在日中国厨師精英協会』、『東京穆斯林飯店』、『重慶特級厨師直伝麺処よっちゃん』の4軒が並ぶ。
ここでは「炎の激辛中華G1グランプリ」といって、来場者の実食投票によって自慢の激辛料理で優勝を決めるイベントを開催している。面白そうなので、それぞれの店を覗いてみた。
①『陳家私菜』は「世界の厨房成都の味」と銘打って、「椒麻香鶏」で勝負。
②『在日中国厨師精英協会』は牛モツの麻辣ソース和えの「夫婦肺片」を出す。「夫婦肺片」に関しては、つい最近NHK BS1の「突撃!ストリートシェフ@四川・成都」で見たばかりなので、聞きかじりのウンチクをひとくさり。昔の成都には回族(イスラム教)が多く、彼らは宗教上の理由で豚肉が食べられない。そのため牛の屠殺場が多くあったが、そもそも牛肉自体口にできない貧しい人もたくさんいた。ある時屠殺場で捨てられていた牛の内蔵を見た夫婦が、なんとかして食べられないかと思ったそうだ。ふたりは試しに調理してみようとそれらを持って帰り、よく煮てから細かく切って辣油で和えてみた。するとこれが意外と美味しいではないか。そこで自分の店で出したところ、格安で肉が食べられると評判になり、店は大繁盛。夫婦で作る廃棄した肉の贓物という意味で「夫婦廃片」と名付けたが、後に廃片という字が聞こえが悪いということで、肺片に変えたそうだ。今では「夫婦肺片」は成都を代表するグルメのひとつになっている。
③『東京穆斯林飯店』は麻辣牛モツ煮込みの「麻辣牛雑」。
④『麺処よっちゃん』は、重慶の汁なし坦々麺。この店は辛さのレベルによってノーマル、赤鬼、閻魔の3種類あり、一番辛い閻魔は完食率8%とのこと。僕には絶対食べられないやつだ。
どの店も大変気にはなったが、ひ弱な胃腸の僕は激辛料理でお腹を壊したくなかったので、今回は断念した。 -
『何鮮○(○は草冠に姑)』!!!
なんと大連にあるお気に入りのきのこ鍋屋が出店していた。大連出張の際よくお世話になったこの店に日本で会えるとは思っていなかったので、感動のあまりテンション上がりまくり。しかし何故ここに?店員に尋ねてみると、昨年日本に進出して上野にお店があるそうだ。マジで?!知らなかった! -
よく見ると、上野店の紹介として「本場中国で人気のきのこ鍋専門店が日本初上陸!飲み放題付き宴会コース お一人様5,000円」と書いてある。是非食べに行かねばっ!
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『何鮮○(○は草冠に姑)』では羊肉の串焼きがあったので、2本注文。1本200円だった。
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炭火で焼く羊肉串はクミンが効いた本場の味で、実に旨かった。
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青島ビールと羊肉串でご満悦。
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『国壱麺』。
御徒町や伊勢崎町にある蘭州牛肉麺の有名店だ。 -
熟練の麺打ち職人が、その場で何種類もの太さの麺を打ってくれる。
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『東来順』。
1903年北京の王府井で創業した歴史ある料理店で、中国では羊肉火鍋を食べによく行った。思わず懐かしくて、パチリ。 -
メインステージでは東京華楽坊芸術学校の古筝の演奏が始まっていた。
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青島ビールと羊肉串、そして中国古典楽器の音色に完全に中国にトリップした。
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東京華楽坊芸術学校の講師による二胡の演奏。美しい旋律にうっとりした。
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中国東北地方の田植の踊りが起源とされる「ヤンコ踊り」。中国各地から芸術団を招聘して、様々なステージパフォーマンスを見せてくれる。また、ステージのみならず会場内をパレードもしていた。
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河北省民族楽団。
中国独特の歌唱法で素晴らしい歌声を聴かせてくれた。 -
展示ブースには、『中国南方航空』『中国国際航空』『中国東方航空』『日本春秋旅行社』他航空会社や旅行社が並ぶ。
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中国東方航空の模型の写真を撮っていたら、CAさんが中国東方航空ロゴ入りボールペンをくれた。ラッキー!
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うちわもくれたので、記念にパチリ。
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中国文化センターによる剪紙(ジエンヂー)体験。
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「やってみますか?」と誘われたが、ぶきっちょなので見せてもらうだけにした。
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2019成都グルメ文化観光-パンダグッズ展。
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日本中国旅行社による内モンゴルの観光プロモーション。
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多元文化会館は、広東省から「糖画」を出展。民族芸術のべっこう飴細工は、中国の無形文化遺産だ。細かい絵柄も一筆書きであっという間に作り上げる。
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福建省観光局海外推進センター(創世紀旅行)では、少数民族の衣装をまとった方が、福建のお茶を試飲させてくれた。
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曜変天目茶碗。
約800年前に福建省で作られた幻の茶碗だ。こちらの女性曰く、あまりにも高価な物なのでここに展示するのが怖いそうだ。一体幾らなんだろう? -
確かに美しい。
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花文字の展示即売会。
花文字とは言ってみれば絵と書の融合で、運気上昇を願い縁起の良い絵柄で文字を描く中国伝統芸術のひとつだ。一説によると2000年以上の歴史があるそうだが、中国はよく数字を盛るので本当かどうかは定かでない。ただ色彩豊かに吉祥の絵柄で描かれた文字は、当時の皇帝や皇族たちを大いに喜ばせたに違いない。
今でもメールの絵文字やLINEのスタンプ等、文字を可愛く装飾したくなる気持ちは昔から変わらないのかも。 -
オフィシャルキャラクターの福気(ふっき)くん。
パンダハウスというブースでは、上野動物園のシャンシャンのライブ映像を流しており、その映像を見ながら子供たちがイラストを描くというイベントをやっていた。 -
ガソリンが切れてきたので、再びお酒コーナーへ。
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江小白(40度の白酒)をスプライトで割ったJIANG MIXを300円で買った。割ってはいるものの、濃い〜!
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天気も良く、人がだんだん増えてきた。2日間で14万人の来場者だったそうだ。
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中国グルメや協賛企業に混ざって、中国統一戦線工作部の指揮下にある『孔子学院』や『中国平和統一協議会』等のブースもある。華やいだお祭りの中でも、注意深く見回すと中共の隙あらばという浸透工作が垣間見られる。
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さて、もうひとつの舞台サテライトステージも見てみよう。この後、漢服を着た子供たちの踊りもあってほっこりした。
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東京華楽坊芸術学校のストリートパフォーマンス。
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『東京里道斯紅腸』。
ハルピン名物の紅腸は、120年前に里道斯(リトアニア)人が伝えたそうだ。 -
「韭菜盒子(ジウツァイフーズ)」。卵入りニラパイ、美味しそう。
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中国ではソーセージのことを香腸というが、紅腸とは別物。紅腸は豚肉にニンニクやブラックペッパーを混ぜ、何種類もの樹木で真っ赤になるまで燻して作られる。
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「タピオカいかがですか!」と、タピオカティー専門店『Te a Mo(ティアモ)』の前で声をかけられたので、タピオカ抹茶ミルクティを購入。
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抹茶が濃厚で美味しい。飲みながら再びメインステージへ。
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同江市赫哲族非遺展示展演団。
ロシアとの国境沿いで暮らす少数民族、赫哲族(ホジェン族)の民族舞踊。毛皮の帽子が寒い地方を思わせる。素朴な狩猟の踊りで可愛かった。 -
中国武当功夫団。
本格的なカンフーの演技に目はくぎ付けである。 -
天津シルクロード芸術団。
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綺麗どころが揃ってクルクル回るので、こちらも目が離せない。
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天津シルクロード芸術団のカンフー。
楽しすぎてずっと見ていられる。 -
チャウチャウ(喬喬)登場。
彼女が『踊るさんま御殿』のひな壇に出た時は、さんまに「ちゃう、ちゃう!」と何度もいじられて面白かった。太田プロ所属の中国人タレントだが、最近は全く見ないなあ。まだ日本にいるのだろうか。
引き続き二胡奏者のウエイウエイ・ウーや、紅白歌合戦にも出た歌手のamin(巫慧敏)、映画「レッドクリフ」の主題歌を歌ったalan(アラン)等が登場したが、僕はこのあと小用があって観られなかった。 -
まだまだ熱気に包まれる会場に後ろ髪を引かれながら帰宅した。
さて、2日間どっぷり中国に浸れるチャイナフェスティバルだが、実行委員のメンバーや一部の協賛及び出展団体を見ると、日中の政治的な意図が濃厚な催しであることが窺い知れる。でも現場のスタッフやキャストにとっては政治の思惑など関係ないし、それぞれの国の人が一生懸命フェスを盛り上げようと協力する姿には心を打たれるものがあった。その点では民間の交流が目的だという本来の主旨には大いに賛同できる。そしてさりげなく散りばめられた中共の陷穽には細心の注意を払いつつ、思いっきり中国を楽しませてもらった。
この時以来、新型コロナウイルスのせいで、チャイナフェスティバルは開催されていない。
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