そろりそろりと武雄温泉へ　：「御宿　竹林亭」《梧竹》

2021/09/25 - 2021/09/26

暑さもひと段落したこの時期になると
どこからか聞こえてくる
「温泉に入ってゴルフがした～い！！」という声。

コロナの第５波が落ち着きを見せ始めたとはいえ
まだまだ不安がいっぱいの中、
車で行けて、安心・信頼のお宿といえば
やっぱりア・ソ・コ！！

こちらの旅行記でも３回目の投稿になりますが、
武雄温泉の「御宿　竹林亭」に行ってきました。

前回と同じ「梧竹」のお部屋で
コロナを忘れて、
ほっこり、まったり寛いできました。

エリア 武雄・多久(佐賀)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 3.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

武雄の街のはずれにある
こちらの坂を登って、

細い脇道に入ると、

本日のお宿の竹林亭に到着です。

佐賀藩武雄領主の別邸庭園が前身とされる
１５万坪の御船山楽園、

その広大な敷地内にある
わずか11室のお宿です。

落ち着きのある玄関で、
芒の生け込みが出迎えてくれます。

ほっこり感とでもいうのでしょうか、
静寂でありながらも、ぬくもりがあり、
“今風”のお宿では感じられない雰囲気です。

玄関から一番奥のお部屋、
前回と同じ「梧竹」のお部屋です。

建坪450坪のお部屋の配置です。

前回の貴賓室「秀峰」の他
和室5室に、和洋室5室で、
すべてのお部屋に露天風呂が付いています。

それでは、
「梧竹」のお部屋に入りますね。

（前回と同じですが）
50平米の観月台がついた
和洋室のお部屋です。

このお部屋の特徴は、
角部屋ならではの広～い窓。

窓があることが分からなくて
ゴッツンしそうになるくらい
丁寧に磨かれています。

ロール式の簾のカーテン。

決して豪華ではないけれど

隅々まで
手が行き届いていて

しっとりとした落ち着きを
感じさせてくれます。

ここに座ることはないのだけれど
なんとなく嬉しくなる空間。

バードウォッチングの
双眼鏡がありますが、
鳥の声もよく聞こえてきます。

実は今回、予約時には
このお部屋は埋まっていたのですが、

直前にキャンセルが出て、
お部屋を移動していただけました。

ですので、
お願いしていたテーブルは、
到着後に入れていただくことに。

なにぶんにも
腰が痛かったり、膝が悪かったり（笑

テーブルに変えていただいたお陰で、
快適な滞在ができました。

ここでようやく
お茶を出していただきましたぁ。

こちらは寝室。

もう少し年齢を重ねたら、
この段差は危ないかも・・・。

この前も書きましたが、
窓から見える緑が
絵画のようです。

こちらの窓も。

部屋がシンプルなだけに
外の風景が映えます。

こちらは水屋。

棚の中には、グラスや
有田焼のコーヒーカップに・・・

あら、これは
ロイヤルコペンハーゲンだわ。

しかも
タイ製ではなくて、
デンマークで作られた正規品。

持って帰る人がいないのかしら
なんて余計な心配を・・・（笑

あとは
お紅茶やコーヒーがあったり、
小瓶の中には金平糖。

冷蔵庫の飲み物も
フリーです。

洗面台。
いつも綺麗に整えてくださり、
タオルも使ったら
すぐ新しいものに交換されていました。

こちらが内風呂で、
ここからも月見台に出られて、
出たところに

露天風呂があります。

木造りの露天風呂で、
とっても風情があります。

そして、
広い観月台の先が

私の一番好きなスペース。

緑に囲まれて
鳥の声や虫の音を聞きながら
ボ～ッと過ごすひとときが
最高です！！

この椅子も
なんとも言えない座り心地です。

サイドテーブルも
とってもオシャレ。

丸太が
ガラスに閉じ込められています。

・・・と、
前回と同じような
お部屋案内をしたところで、

大浴場に行ってきま～す。

いろいろ入っていますが、
すべて大浴場にも
セットされています。

畳敷きの廊下を通りながら

お庭の緑が楽しめます。

こちらが大浴場。

こじんまりとしていますが、
11室しかありませんし、
すべてのお部屋に
内風呂と露天風呂が付いていますからね。

嬉野温泉ほどのとろみはありませんが、
しっとりした泉質です。

こちらが内風呂で

こちらが露天風呂。

浴室を出たところに
湯上がり所があって、

ビールや梅酒、
水出しコーヒーなどがあります。

さて、お風呂から上がると、
夕食タ～イム♪

心遣いの行き届いたお宿で、
前回、私が貝がNGだったので、
蒸しアワビのお料理を
カニのほぐし身に変えてくださっていました。

お造りは
伊勢海老にヒラメやヒラマサなど。

クエのお吸い物。

赤ムツの中に
ウニやしめじが入っていて、

「きのす」という佐賀の柑橘が
添えられていました。

シャンパンで乾杯したあとは、
ニュイサンジョルジュ。

和食でありながらも、
ワインの取り揃えもなかなかでした。

鯨のサエズリのシャブ鍋。

竹崎蟹の春巻き。

栗と蓮根の蒸し物。

そしてメインの
佐賀牛のヒレステーキ

・・・と、
地元の名産品が続きます。

ハモ南蛮。

あとはサラダに、

ご飯とお漬物に

伊勢海老の赤出汁。

デザートは
いちじくの紅茶煮でしたが、
いちじくが苦手な相方さんは、

メロンを出してもらっていました。

どのお料理も
とても良いお味で、
素敵な器に品よく盛られて、
大満足のお食事でした。

11月8日までは、
「かみさまがすまう森」と称して
御船山楽園で、
チームラボの催しがありましたので、
お庭から突っかけを履いて
食後のお散歩に出かけました。

御船山の岩肌をライトアップしたり、

滝の映像を映し出したり・・・

夜景モードで撮影したら
ピンボケばかりでしたので、

パンフレットの写真を。

翌日の朝食です。

今回も
下から炙って乾燥させた
お海苔がありました。

お箸置きは
御船山の形でしょうか。

この後ゴルフが入っていましたので、
最後にもう一度ここで一息ついて
早めにお宿を出発しました。

この旅行記へのコメント （2）

• ぎっちゃんさん 2021/10/03 22:43:37

  憧れの竹林亭

  らるたんさん　こんにちは～
  
  やっぱり　行きつけのお気に入りのお宿は
  こんな時期にも安心ですね。
  竹林亭　らるたんさんの旅行記で拝見するたびに
  ああ～　いいなあ～　こんなお宿がいいわ～
  といつも憧れています。
  
  今は　近くの温泉ばかりですが
  コロナが落ち着いたら　私も竹林亭に泊るための旅を計画したいなあ。
  
  
  

  らるたんさん からの返信 2021/10/04 11:49:06

  Re: 憧れの竹林亭

  ぎっちゃんさん、こんにちは。
  変化に富んだぎっちゃんさんの旅行記に比べ、
  いつも同じような旅行記です　^^;
  
  今のところ、佐賀県では、一番お気に入りのお宿です。
  趣が異なるお部屋がいろいろあるのに、
  このお部屋の開放感が好きで、
  同じ部屋をお願いしてしまいましたぁ。
  
  今の第５波の谷間を利用して、
  ぎっちゃんさんのお住まい周辺に伺おうと
  現在計画中で～す！！