2021/09/08 - 2021/09/08
595位(同エリア1198件中)
まりあさん
私が、この旅行を計画した時にはまだ、三重県には緊急事態は出てなかったのですが、出発の少し前に緊急事態が発令されて、すると、最初に泊まろうと思っていた、大和ロイヤル系のホテルから、休業する旨の連絡がありました。(あとで検索してみると、このホテルは、集客の望める週末だけ営業してて、平日に3連泊を予約した私は、キャンセルを食らったのでした)
このコロナで、北海道の屈斜路プリンスに、4日前に休業でキャンセルされたり、その他、数回、宿からキャンセルされる憂き目には合っています。
屈斜路プリンスのスタッフの話によると、緊急事態になると、やはり真面目な日本人の半数近くは、旅行をキャンセルするようで、営業しても、赤字が膨らむなら、むしろ休業する方がいい、と言う判断も成り立つのでしょうね。
そしてまた、宿のスタッフとの立ち話では、地方都市の場合、営業を続けていると、地元の人たちから抗議の電話があったりと、地方都市であればあるほど、そう言う同調圧力も強くなるようです。
私も、コロナ期の体験で、日本の村社会が大嫌いになってしまいましたもんね。
しょっぱなのホテルに、休業キャンセルされて、もともと低い低い意欲で計画したこの旅行、やっぱりやめようかと思いましたけど、計画の中心のスペイン村は、営業を続けるようで、それなら、行ってやろうと、気持ちを持ち直す努力をしました。
じつは、家に居たくないコロナゆえの理由があります。
隣室の騒音なんですが、昨年の春に引っ越して来られて、最初の半年は、静かだったんですよね。ところが、昨年の年末年始あたりから、「ステイホームで、ご馳走を食べよう」みたいな空気が強くなり、隣室は、どうやら三世代で、子育てをしているようで、小さな子供が走る回る騒音は、まあ、小さな子供がいるファミリーが多いゆえ、仕方がないなと思うのですが、大人4人が、夜10時過ぎに酒盛りしている気配があり、それが11時、12時、長い連休時には午前1時になっても、甲高い笑い声などが伝わってきて、隣室が「居酒屋状態」なんですよね。
私は、世間と同じことをするのが大嫌いな天邪鬼な性格なので、コロナゆえの「ステイホーム居酒屋」には、イライラしてしまうんですよね。
それゆえ、Go to トラベルが始まらず、地元のスーパーより、地方都市の海岸が静かな今は、なるだけ家に居たくないのです。
平日にゆったりと旅できるのは、リタイヤ後のシニアの特権ですが、そのシニアである私は、年々、体力や意欲の衰えを実感しています。
つまり、「人生の残り時間が少ない」んですよね。
当たり前のことですが、その事実を突きつけられて、今の儚い自由を謳歌できる「少なくなりつつある残り時間」を、どんなことがあっても無駄遣いはしたくない、という思いが強いです。
さて、しょっぱなのホテルが休業になったので、またまた、宿を探して、計画しなおしました。
今回は、四つの「伊勢海老フレンチを食べさせる宿」をつなぐ旅ですが、新たに見つけたホテルは、人気が高いようで、空室がある日が限られていました。
行ってみて分かったことは、やたらコスパがいいんですよね。
料理の一皿の量がものすごく多くて、四つのホテルの中の最安値で、料理の量は、その他のホテルの1.5倍ぐらいありました。
で、さらに年齢を感じてしまったのは、毎晩フレンチを食べ続けることができない「胃の加齢」でした。
月火水を、一つ目のホテルで三連ちゃんフレンチして、その次は、鳥羽のホテルで二連ちゃん、土日はレストランも混みそうなので、そして胃を休めるためにも、素泊まりのビジネスホテルにしていたのですが、翌週の月火は、もっとも値段の高いホテルを予約してました。
伊勢志摩エリアの食の特徴的なものは、伊勢海老と鮑なんですが、私は、この大人気高級食材の「アワビ」が、苦手です。今まで何度か食べたけど、ちっとも美味しいとは感じないし、いったい何がいいのか理解できずにいて、このコスパのいいホテルで、丸ごとのアワビステーキが出た時に、食べる意欲を無くしてしまい、月火と予定していたアワビが売りの高級ホテルで食べ続ける自信が失せてしまいました(笑)。
で、また旅程をいじって、月火の宿を、駅前のビジネスホテルに変更しました。おかげで、予算はバッチリ余りました。
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コスパのいい宿ですが、宿泊者1人で検索すると、ふつうのツインしか出てきません。少し古い施設ですが、十分な広さと、バルコニーも付いてます。
宿泊者2人で検索すると、露天風呂付きの広い部屋などもあるようです。 -
イチオシ
鳥羽の景色も抜群。
ただ、ホテルは高台にあり、周辺に散歩をするところはありませんでした -
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スタンダードなツインですが、小さなバルコニーがついてます。ただし、椅子などは置かれてません。
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値段から想像して、アワビが出たとしても、ほんの少しと思っていたのに・・・
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前菜の量に圧倒されました
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アワビの丸ごとステーキ
今回、アワビが苦手なことを再認識してしまいました
刺身が苦手だというと、日本人の多くは、へぇーっと驚き、さらに、チョコレートが苦手だというと、フランス人やイタリア人が、もっと大きな身振りで、ヒェーッとびっくりします。
どうも、天邪鬼的な性分が根強いようですが、美味しいと思わないのだから仕方がないですよね。
アワビは食べきれずに残してしまったのですが、スタッフの方が、お皿をひくのをためらわれるところからも、「アワビ=天下の高級食材」なのだと、実感しました。 -
手前のホテルの伊勢海老は、ちっこかったけど、ここのは大きな伊勢海老が出て、こちらは大満足でした。海老・蟹、ホタテは大好きです。
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デザートも大きい。
ひたすら胃が苦しくなってきました -
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イチオシ
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プールのイルミネーションがステキ
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翌朝の朝焼けが素晴らしかったです。
長々と、窓からの景色に見入ってました
コンパクトデジカメでは出せないのですが、オレンジ色の光が浮かび上がり、日の出の神々しさを見せてくれました -
イチオシ
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イチオシ
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朝食のレストラン。お客の数も少ないし、スタッフが空いたエリアに誘導してくれたので、この景色を見ながら、ゆっくり食事を楽しめました
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翌日は、今回のベストの快晴だったんで、懐かしい伊勢志摩スカイラインを走りました。ここは、通訳ガイド時代に、何度も何度も通った、いわば私の「元職場」です。
数えてないけど、10年ぐらいは、月に数回レベルで通った道だったと思います。
その後、定番観光ルートでは、ここを通らなくなっていたので、来るのは、めちゃ久しぶりです。 -
朝熊山の展望台。仕事で来た頃は、ほんの10分ぐらいのトイレ休憩ですが、今は、あちこち探検する癖がついているので、展望台からの散歩ルートをガンガン歩くと、いろんな景色を楽しめました。
伊勢市側の景色ですが、大きな川が蛇行して、市内を流れてるんですね。 -
イチオシ
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緊急事態を受けて、伊勢の内宮の駐車場は全て閉鎖です。
でも、どこかとめれないかなと、やってきました。
まずは、猿田彦神社です。広い駐車場もあります。
猿田彦って、神様を案内した神様なので、ある意味、ガイドの守護神なのかな、なんて思ってます。
インドの神話でも、ハヌマーンという猿の神様が、案内役をしたり、孫悟空もまた、三蔵法師のエスコートとして出てくる猿なので、猿とガイドって、何かの因縁がありそうなんですよね。
で、この猿田彦神社で、「みちひらきのお守り」を買って、そこで尋ねてみると、「神宮会館」の駐車場は営業していると、分かりました。神宮会館は、宿も持っているので、そうかなとは思っていたのですが、ここで確証を得られました。 -
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緊急事態のおかげ横丁。
ガラーンとしてます。
もっとも、私がよく通った頃の内宮さんって、私の率いる外国人団体以外、ほとんど参拝客のいないところだったんですよね。 -
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五十鈴川の清らかな水は大好きでした。
あまり見るもののない内宮なんですが、時々外国人は、京都の有名寺より、内宮の静けさが印象的だったと、私に感想を語るのでした。
ところが、この10年ぐらいは、スピリチュアルブームや、願掛けブームで、日本全国、神社の人気がうなぎ上りで、時々、駐車場争奪戦に巻き込まれてびっくりします。
おかげ横丁も、大発展を遂げて、前回にそこを歩いた時の感想は、「ぼったくりの店が多い」ということでした。
松坂牛のコロッケが300円とか、伊勢海老の何ちゃらが450円とか、ものすごい値段を掲げてるんですよね。
伊勢神宮のおかげで、大儲けしている横丁なので、値段の判断は、冷静になった方が良さそうです。
その意味では、今回、緊急事態宣言のおかげで、昔ながらの静かな内宮のお参りが叶いました。もちろん、このことは、計画時に、チラリと期待していたことでした。 -
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イチオシ
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コスパのいい宿での2日目のメニューです。
アワビは避けてもらいました。連泊者用のメニューもあるようで、とても美味しかったです。 -
スパークリングワインと、赤ワイン二杯セットが1500円というので、それを頼みました。
と、スパーグリングワイン、と言っても、スペインのCavaですから、シャンパーンと実質同じクオリティの飲み物ですが、なみなみとついでくれるのにびっくりしました。
美味しいCavaでしたが、何せ下戸な私なので、飲みきれません。
半分ぐらいで断念して、赤ワインは、半分だけでいいよ、と少なくついでもらいました。そちらも美味しいワインでした。 -
前菜からまた、お腹がいっぱいになります
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アワビの代わりでしょうか、フォアグラのステーキ
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バルサミコ酢のソースがとても美味しく、またでかい伊勢海老をいただきました
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なぜか、初日は満席状態で、2日目は数組だけと、ホテルの入りも、波があるんですね。初日は、常連さんが多い雰囲気だったんですが、周りの席での、食べっぷり、飲みっぷりに感動してました。
ワインも比較的安いので、この宿は、しっかり食ってやろう、飲んでやろう、という人には、大のオススメです。
それゆえ、常連客もしっかりついているようです。
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