2021/07/07 - 2021/07/07
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パリ好きおばさん
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テレビや新聞の力は大きい。いつも思うのです。ネットで見ても、宣伝と思ったりする。
今回は、テレビ(地デジかBSか、忘れました)でこの料亭が伊藤博文や木戸孝允、大久保利通など明治の大物が集っていたこと、書画等がたくさんあることを知って、俄然興味が湧いたところに、新聞で連載が始まったので、調べてみました。名前しか知らなかった、北浜の名店。浪花レディさんと京子さんに連絡して一緒に行くことにしました。はっきり言って、高いです。でも、興味の方が大きい。食事券が使えることが分かったので、予約しました。
当日は、雨模様の日。ちょっと残念です。でも、料理は値段の通り、最高でした。今まで大谷山荘、加賀屋、万平ホテルなど有名処に行ったけれど、ここの出汁の味が何とも言えず素晴らしい。
きれいな女将さん(マスクしていても、分かります)にいろいろ説明してもらって、いっぱし勉強した気分。
気持ちよく帰ることが出来ました。
でも、お腹はちょっと苦しい。お願いです。一品減らして、ダイエット中の人もOKな税抜き1万円コース、作ってください。あの味、また食べに行きたいです。
それから、いつものように間違いが多いのではないかと思うので、花外楼さんに確認が済むまで(仮)にしておきます。
*いっぱい、訂正がありました。もう、穴があったら入りたいというか、入らなければいけない気分です。花外楼のみなさん、どうもありがとうございました。
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帰ってから後で、お品書きをメールで送ってもらいました。
PDFファイルだったので、どうすればいいか分らない時は、写せばいいじゃん!
カメラで撮った写真です。
鬼灯の下の魚偏の漢字は、ゴリと読むようです。 -
橙色の鬼灯の中に、ちりめんじゃこみたいな感じの魚。ゴリ、なんですね。
ヤマモモは、久しぶりです。子供の頃は、田舎で食べていたな。
最初から、さすがにおいしいです。 -
煮物。早く開けたい!
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なんときれいでしょう。
ジュンサイのとろんとした感覚も、いいですね。卵豆腐、煮物に入れるなんて初めてです。
そして、出汁が美味しくて、飲み干しました。 -
そう言えば、新聞に「7月は天神祭りのイメージ」で用意すると書いてありました。
ガラスの器が素敵です。 -
天然アユだそうです。蓼酢は自家製。アユが大きい!食べ切りました。
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イチジクの天ぷら。初めてです。かき揚げも、おとなしい味です。
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蓋を開ける楽しみ
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蓋の裏も、きれいです。
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でも、写真としてはこっちの方がいいかな。
アワビに冬瓜。ご馳走です。 -
炊き込みご飯が来ました。混ぜます。
「炭水化物は控えめにお願いします」と言っておいたけれど -
美味しすぎて、ちょっともう一杯…
これが、いけないんですよね。
「ちょっと待て その一口がブタになる」って、よく言うではありませんか。 -
漬物の切り方が、凄いのです。アートだ!
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外を眺めると、ゆったりした気分になります。
こんな気持ち良い場所で、会議なんかできた?私なら、眠ってしまいます。 -
デザートは、西瓜のゼリーがメイン。
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ころころ丸いのが、西瓜。
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この軸は、天神祭りだったっけ?
*祇園祭船鉾(山本紅雲作)でした。 -
下にあるのは
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昔の花外楼の模型が載っている本と
*大阪歴史博物館「西郷どん」展の図録でした。 -
特別に用意してもらった軸は、井上馨と木戸孝允です。
これは、井上馨でしたっけ?
*軸なんて言って、我ながらバカ丸出しです。山県有朋が箕面で書いた扁額でした。 -
木戸孝允?
聞いたのに、覚えていない…
*岩崎小弥太でした。
もう、間違いばかり…恥ずかしいです。 -
廊下は7月の飾りつけです。
右は、上村松篁。さすが、大物! -
逆光で、うまく撮れませんでした。
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そうだ、これも天神祭りに因んで用意してあるのでしょうか?
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花外楼の名前は、元々加賀出身で「加賀伊」という名前だったのを、木戸孝允が「花外楼」と名付けたそうです。色々な花外楼があって、
これは誰だったっけ?西郷隆盛の字に似ているように思う(お宝番組でよく見ていたから)
*伊藤博文。おおらかな字ですね。 -
これが木戸孝允と思います。
*明治8年の大阪会議の成功を祝って、木戸孝允が命名した揮毫。
めでたい作品です。確かに、花外楼の店は、この字です。 -
達筆です。
私は、この「香涯楼」が好き。字がきれいだから、余計そう思うのかも。でもって、誰の字でしょう?
*これが、井上馨。こんな繊細な字を書く人、憧れます。 -
入ってすぐのところにありました。堂本印象です。
いつでもOKで縁起のいい、松竹梅。抽象画でなく、万人向けにしてもらったとか。
注文したというのも、凄い。
名店は、色々お宝があって楽しいです。本当はもっとあるけれど、倉庫に入れておかないと保管できないそうです。もうちょっと見たかったな~ -
玄関にありました。
昔、近辺にはたくさん小さな料理旅館があったそうです。店の存続も難しいけれど、味の継承も難しい。生き残っているのは、地道な努力があるのでしょう。
*木戸孝允が描いたのだそうです。昔の人って、字が上手だし、墨絵も描けるのか。能力が高い! -
入り口にあった、大阪会議の記念碑。
いい体験ができました。 -
絵葉書をもらいました。
伊藤博文。消して書き直してあるのが、お宝的です。 -
木戸孝允。
最後が松菊生って書いてあるように見えます。
そして、最後まで旅行記をご覧いただき、ありがとうございました。
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