2021/06/12 - 2021/06/12
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kirinbxxさん
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オーストラリアの国家元首であるエリザベス二世女王陛下のお誕生日は、もちろん公休日です。実際のお誕生日は4月21日だそうですが、エドワード7世時代に始まった慣行で「本国で」「より天候のよい」6月に公式行事が行われます。オーストラリアではまったく「より天候のよい」時期ではなく、ここSA州だと雨が多く寒い時期ですが、6月の第二月曜日に制定され三連休となっています。
相変わらず、海外旅行は実質禁止、他州への旅行も新型コロナのリスクを伴うので、今回も州内ドライブ旅行となりました。
行き先はお正月に訪れたマユラ・ステーションのテイスティングルームとナラコートの洞窟でしたが、おもいがけず1910年代に作られた古い蒸気機関車を2両も見ることができました。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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今回はあまり予定を詰め込んでいないので、のんびりと10時に自宅を出発、マレーブリッジに到着したのは12時半くらいのことでした。
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マレー橋(Murry Bridge)が見える船着き場でちょっとのんびり。
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桟橋の駐車場に、「なんとなく」という感じで蒸気機関車が置いてありました。これはRX160という、1913年にノースブリティッシュロコモティブ(NBL)という会社によって製造された機関車です。RXシリーズは優れた機関車でしたが、1920年代により大型の機関車が導入され、やがて主要路線からは消えました。
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Australian Nationalとは、2000年までこの国に存在したオーストラリア国立鉄道です。(業務そのものは1998年までに別の組織にすべて移管されました)当時の古い車両が他にもいくつか置かれていました。この写真の左手の方で工事が始まっているので、このあたりを公園や屋外博物館などとして整備するのでしょう。
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桟橋は木製です。
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休憩を終え、橋を渡って先に進みます。
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TAILEM BENDという町にやってきました。マレー川の左岸、実は崖の上にあります。現在の人口は1700人足らず。立派な駅舎があります。
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古い駅舎を利用したインフォメーションセンターがそのまま鉄道博物館を兼ねます。
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入場は無料です。小さな建物ですからそれほど収蔵物が多いとも思えません。ですが土曜日は休館。
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時代を感じさせる壁の文字。
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テーレムベンド駅はかつてマレー線の旅客列車の重要なジャンクション駅であり、機関車の停車場がありました。
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これまた時代を感じさせる「はかり」です。
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駅から公園の方に歩くとこんなものが。
Tailem Bend Uneek Animalsとは・・・ -
じつはこれは、2017年11月10日にオープンした、クーロン地区の野生生物をブリキで作った作品の展示場です。
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なかなかよくできてます。
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展示物には番号がつけられているので、見ただけではわからないものは建物の横にある説明板で確認することができます。
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展示されている野生生物は40点以上もあります。他にはなかなかない、まさにユニーク(Uneek)な動物園です。
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鉄道博物館は休館日ですが、公園にはちゃんと蒸気機関車の展示もありました。これはRX201型、やはりNBLによって製造されたものです。1920年代の大型機関車導入によりメイン路線からは外され、1967年に展示物となりました。屋外展示の宿命で劣化・腐食が激しくいくつかの部品はすでに取り去られています。
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クーロンの市庁舎と図書館です。人口が少ないので建物は当然小さいですが、うちの地元のと比べると、凝った、町に調和した建築です。うらやましいなぁ。
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次に通りかかったのは、Meningieという町です。人口は900人足らずですが、クーロン国立公園にもっとも近い町なので、湖でのレジャーを楽しむために季節を問わず、多くの人が訪れるそうです。
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大きなペリカンの像がありました。
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アルバート湖のほとりにあるこの町のシンボルになっています。
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トカゲ?でしょうか。
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ウォーターフロントはピクニック場として整備され、バーベキューコーナーが2カ所ありました。冬だというのに、ひとつは家族連れが使用中。
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時間も遅めだし、夕食のための旅行ですからお昼は軽くしなければ。
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運が良ければ、クーロンマレットという特産の魚(ボラ)にありつけるようですが、この日はなし。なんと、チップスは別注文が必要で、バターフィッシュを頼んだらこれだけ・・・・さすがに軽すぎる・・・
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コーヒーは味はいいんだけど、ぬるい。これはいけませんね。
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ステーキサンドイッチは、薄いステーキ、ベーコン、そしてたっぷりの野菜が挟まれたボリュームたっぷりのものでした。お味もなかなか。
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ドライブを続けて、キングストンに到着。名物の巨大ロブスターがお出迎えです。
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はじめて後ろに回ってみました。
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触ってみたら、普通の張りぼてでした。
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この日の泊りはミリセント。
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前回も泊まったモーテルにチェックインしました。値段は安く、部屋は広め、デスクも二人並んで座ってラップトップを使える広さがあるのが気に入ってます。
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ミリセントに泊まるのは、このレストランに来るためです。お正月休みに初めて来て、気に入っての再訪。前回は道に迷って遅刻しましたが今回は余裕をもって到着。入口の写真をとることができました。
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客室はいくつかに別れています。今回はこんな感じの部屋。私たちのテーブルの側の壁には牛の毛皮が飾られていました。
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ワインがどっさり。
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化粧室への通路にもワインセラーが。
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いろんな賞をとってますね。
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早めに着いたのでかなりの待ち時間がありそう、ということで食前酒を。グラスで飲める泡は1種類だけ、リストには「シャンパン」となっていたけれど、地元ライミルのスパークリングワインです。味は一杯15ドルというお値段なりのもの。でもグラスがよくない。とても飲みにくいグラスでした。
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前回同様、全員揃ったところで前口上があり、コースが始まりました。あくまでもTasting roomなので、料理は一人145豪ドル、3皿+デザート(チーズに変更可)のコースのみ、すべてここで生産されたWagyuの料理です。突き出しもなし。
一皿目は牛肉の等級・マーブリング(MBS)9+のサーロインの「ロリポップ」。キャンデーみたいに丸くしてあるのかと思ったらただの串焼きでした。卵の黄身とタスマニアのわさびで食べろ、というのですが肉にはしっかり味がついているのに、黄身にも醤油の味がついている。すき焼きや串焼きからの発想なんでしょうが・・・・ -
二皿目。MBS9+のザブトンと呼ばれる部位を、桜のチップでスモークしたもの。
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切り口はこんな感じ。
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前回は「3皿それぞれに合う赤ワインをグラスで」とお願いしたらちゃんと3種類出してくれたし、そのたびにボトルを見せに来てくれたのに、今回は最初からグラスに入れて運んできました。これは何?と聞くと「シラーズ」とだけ。どこのワイナリーだ?と聞いてやっと出た答によればPatrickというワイナリーのシラーズらしい。
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最後はMBS7のサーロインのステーキです。ここのシェフは皆さんFurikakeなるものがお好きのようです。
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二皿目のワインもグラスだけ持って来ました。そしてこの日はグラスワインは2種類しかない、というので三皿目も同じ物で。さすがにそうなると、ボトルを持ってくるしかなかったようです。ほんと、気の利かないウェイトレスでした。どちらのワインも、グラス1杯14ドル。
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そして、あらかじめデザートをチーズに変更、とリクエストしたのにお構いなしに運ばれて来たクレームブリュレ。もっとも、こちらはすでにおなかいっぱい、今更チーズを食べる余裕はないし、グラスで飲める赤ワインがもうないなら、どうでもいいや。オーストラリアらしく、甘さ強烈なデザートでした。
今回は前回と違って、一皿目がハズレ、ワインのサービスも良くない、せっかくの事前リクエストも意味なし、ということでちょっと不満が残る豪華ディナーとなりました。
次回に期待です。
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