たっぷり“黄金の湯”森秋旅館２泊の温泉旅。

2021/05/20 - 2021/05/22

　その名を轟かす伊香保温泉“黄金の湯”
伊香保は以前も来たことがあったのですが、その時宿泊したのは会社契約の旅館で、残念な事に“黄金の湯”ではありませんでした。初めての“黄金の湯”
　“黄金色”にキラキラ輝いている、と思いきやさにあらず。黄金色というよりは鉄色？その濃さに最初は多少驚きました。それだけ鉄分を多く含んでいるという事だと思いますが、色の濃さとは裏腹に湯そのものは優しい感触がして、名湯を何度も楽しむ良いお湯、,良いお風呂でした。

エリア 伊香保温泉(群馬)

上野から“草津号”で出発。入線した時は“赤城号”でした。

写真を撮る人も多く。

このサボ、懐かしい。その昔の上野らしさを思い出します。
あの頃に戻って、ゆったりと列車の旅を楽しみたい！！

高崎を出ると、右手に赤城山の稜線が見えてきました。

渋川で下車して、バスで水沢に向かいました。

１日に４便だけの、水沢経由伊香保温泉行です。

目的はここ、田丸屋。

一度食べたかった『水沢うどん』です。
こちらで順番待ちです。

コシのある饂飩は美味しく、そして天ぷらもサクサクで美味しい。
薬味がないのは？

何しろ本数の少ないバス便。時間を確認の上でうどんを食べ、伊香保までのバスを待ちます。

伊香保バスターミナルから徒歩数分。お世話になる森秋旅館に着きました。１５時前でしたがすぐにチェックインして頂きました。

10畳の和室はリニューアルしたようで清潔で落ち着きます。

早速温泉に入ります。まずは露天風呂「雨情の湯」

そう広くはない露天風呂。
初めは泥色？に多少ビックリ。

湯口から流れるときは透明。

良い湯加減です。
風も気持良く、長時間入っていられますね。

続いてこちらは大浴場「地蔵之湯」少し離れているのが難ではあります。

地蔵之湯入り口に飾られていたのは、これが有名な「小間口」ですね。
かつて、本当に使われていたもののようです。

脱衣場。畳敷きが良いですね。

広めの大浴場。とうとうと湯が流れています。

透明から、“黄金”に。
その変化の様子がよく分かります。

ゆったり出来るいいお風呂でした。

お湯を楽しんだ後、すぐ近くの石段を散歩することに。
有名な石段。日曜ですが人は少ないですね。
休業中の店も多くみられ、コロナの打撃は相当大きそうです。

石段の真ん中を温泉が流れています。石段の違いがクッキリ。
伊香保らしさを感じます。

石段を登りながら、誕生日の段数を探します。自分の誕生日にあった段でお祈りするとご利益があるとか。

もうかなり上まで来ました。伊香保神社の鳥居をくぐると３６５段。石段の終点です。

堂々とした伊香保神社の佇まい。
こちらは、朝の散歩時。早朝で朝陽を浴びる姿は神々しい感すらします。

伊香保神社裏手の「風と気の谷」
パワースポット的な“気”を存分に味わいました。

石段の一番上の辺りにある「勝月堂」
温泉饅頭発祥の店だそうです。
甘さ抑えめの饅頭は美味しい。

森秋旅館の夕食風景です。
女将さんが丁寧に挨拶に来られました。

地酒を頂きながらの夕食。

朝食。

朝食会場の入り口。

帰路はJRバスで新宿まで帰ることにしました。
高速バスが早くて安くて便利かも知れませんが、鉄道好きにとって、やはり片道は電車に乗りたい、とはいつもの思いです。

何度見ても、泥色。黄金色とは言い難い、けれどお気に入りの湯ではあります。