
2020/12/23 - 2020/12/24
1132位(同エリア3828件中)
風待ちさん
数日前には金沢にも雪が降ったようです。それでも当日は、雪も雨もなく車の運転にも支障ありませんでした。なかなか予約が取れなくて、当初は1月に計画。でも、雪の心配もあったので12月に変更して正解でした。
1日目 小松空港からレンタカーにて旅を始めました。友人と二人旅。まず、金沢市内の妙立寺へ。21世紀美術館、10月に開館したばかりの国立工芸館へ。ひがし茶屋街でお麩を買って、夕飯はひろめ市場で。
2日目 朝、金沢駅前の能登さとやま海道を走り、加賀藩十村役 喜多家へ。妙立寺に続き、加賀藩との歴史の深さを感じる旅になりました。
2日目の後半は能登、名倉温泉に向かいます。3日目も含め,旅行記は能登編に続きます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- レンタカー ANAグループ
- 旅行の手配内容
- その他
- 利用旅行会社
- 読売旅行
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1日目。羽田から小松空港へ。よく晴れて、富士山が旅を祝福してくれているように感じました。
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北アルプスを過ぎると一面に雲が。見事に日本海側の天候。
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高度を下げてくると、地表にも雪が・・・この後レンタカーで走る道路が心配。
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取り越し苦労でした。小松空港に無事到着。レンタカーで金沢に向かいまず寺町界隈へ。
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モダン(?)な石垣。
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妙立寺の見学が11:30というので、それまで散策。
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妙立寺。忍者とは関係ないけれど、隠し部屋や落とし穴がたくさんあって通称「忍者寺」と親しまれているよう。
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人数を限定し、11:30からの見学ツアー。正面の三角の入り口から入りました。2階建てのように見えますが、内部は7層4階建ての作りになっているとのこと。外様大名でありながら力を持ちすぎている加賀藩は、幕府の目の上にたんこぶ。お家断絶の機会を絶えず狙われていたため、表向き質素な構えをしている必要があったようです。さらに、万が一のために多くの寺は外城のやくめもになわされていて、妙立寺には、金沢城に通じる抜け道があったという、これは伝説。
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寺の中は撮影できないのですが、正面の左側の入り口の階段をパチリ。階段の縦の面は障子で出来ていて、侵入者があれば奥の下男部屋から見えるようになっているとのこと。
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駐車場への帰り道、竹筆な看板に興味を惹かれ入ることに。
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金沢だけのものですか?と聞いたら、金沢どころかここだけだとのこと。軸の筆の部分もすべて竹です。体験に試し書きもさせてもらいました。
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竹筆購入。550円。布袋もついています。
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極楽寺の駐車場は自己申告制。入庫時間と出庫時間を記入し賽銭箱に料金を入れます。お世話になりました。
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21世紀美術館?実は美術館につながる建物のようでした。正面玄関は反対側に。
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長い廊下の先が美術館。突き当たってさらに右側がチケット売り場でした。
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イチオシ
廊下の奥に、無料の展示物がありました。繊細なガラス細工です。
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朝顔の花。
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美術館の中は撮影できないけれど(唯一撮影OKのプールの下に入るためには長蛇の列があり、あっさり諦めました。)、庭もデザインされてます。
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イチオシ
国立工芸館。東京にあった国立博物館の別館が金沢に移転。金沢は伝統工芸にふさわしい町なのだなあ。
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イチオシ
竹の茶室
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ミニ急須。こんな急須でお茶い飲みたい。
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極細の糸で織った絣。すごい?
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ひがし茶屋街に着いたのはもう17:00になってました。
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閉まってしまった店も。でもいい雰囲気。
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着物姿の観光客。
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お目当てのお麩の店、開いてました。創業 慶応元年の「不室屋」。お湯を注ぐだけでお吸い物やみそ汁になる最中・宝の麩を買いました。
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てまり麩、五色麩、小花麩も。
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レトロな雰囲気。
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近江町市場で夕食。マグロの三種盛り。
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名前を忘れてしまった。タラの何やらの卵をまぶしている。初めて出会うお寿司。美味でした。
これにて1日目終了。駅前のホテルに向かいます。
おやすみなさい。 -
2日目。朝、金沢駅まで散歩。
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駅が見えてきました。
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もてなしドーム。加賀友禅と兼六園で有名な雪つりのオブジェ。
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駅正面の鼓門です。
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イチオシ
迫力あります。
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金沢らしいもてなし。
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駅前広場にあるこの時計は、電光掲示板ではなく、白い点はすべて小さな水が噴き出ていて8:58を表しています。待っていると「ようこそ 金沢へ」「welcome」と違った表示が現れ来て観ていて楽しかったです。金沢、やるな~。
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レンタサイクルも。
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時間があれば利用したかったです。
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さて、今日は和倉温泉を目指します。まず、のと里山海道を走ります。
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米出ICで降りて、加賀藩十村役・喜多家へ。十村役とは、他藩でいう大庄屋に相当するもので、加賀藩の村支配を代行する代官のような役職。喜多家は新田義忠の三男善宗の嫡流とか。その後伊予国喜多郡から能登にきて新田開発や商業活動で大地主になったという経緯があるようです。現在の当主の方が丁寧に案内してくださいました。
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7000坪を越える広大な敷地。門を入り、母屋までのアプローチ。
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母屋の門
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加賀藩の本陣としての役目もあったようですが、加賀の殿様が来られたのは一度だけだったとか。
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槍置き。
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武家と平民を隔てる段差。
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農民の申し立てを受ける部屋。外の白州と隔てる桟は外側の辺が長い台形になっていました。中からは斜めに見ることができるようです。
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イチオシ
ここは殿様の入る入り口。籠のまま戸口から入り、奥の部屋まで畳のヘリをまたがず歩くことができます。
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家人は全く使うことのない部屋。
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。ウサギの釘隠し。
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母屋の見学の後、蔵が資料館になっていました。
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正面には新田氏の家紋。
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加賀藩からの拝領品など、様々な文化財が展示されています。
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広い敷地は森のよう。
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資料館から見る母屋。私たち二人だけしかいなかったのですが、見ごたえのある喜多家でした。
この後、能登に向かいます。旅行記は「能登編」に続きます。
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