2019/10/01 - 2019/10/10
943位(同エリア1223件中)
川越さん
2019.09.01~09.10に大学の交流プログラムにてリトアニア、ラトビアに訪れた時の旅行記です。
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前回琥珀について書いた記事は、すべてリトアニアの琥珀博物館で学んだ内容です。
そんなリトアニアの琥珀博物館には、一般的に見る黄色やオレンジの琥珀だけでなく、緑の琥珀や青い琥珀、赤い琥珀と、日本ではほとんど販売されていない大変希少な琥珀まで展示してありました。
館内は一部を除き殆どが写真撮影禁止でしたが、どの琥珀も色鮮やかで煌めいているため、無意識のうちに釘付けになってしまいます。 -
琥珀博物館によると、バルト海周辺には、約5500万年ほど前から森が生い茂り、ブナやヤシといった針葉樹の木々が沢山育っていたそうです。そして、木の樹液が地面に流れ落ちて長い年月をかけて化石化したものが琥珀です。
琥珀は密度が軽いので水に流れやすく、雨や川によって湖や海へと流され、最終的にはバルト海へ流れ込みました。
琥珀は、約3000年前から、お守りとしても使われていた歴史があり、琥珀に含まれているコハク酸という成分にはストレスを和らげる効果があるとされ、腸や肝臓に効くと考えられていました。そのため、ジュエリーや装飾品としてだけではなく、薬としての役割を担っていました。
琥珀は、リトアニア語では「ギンタラス」といいます。これは直訳すると「守る」という意味にあたります。
琥珀はバルト海からたくさん採れる為、リトアニアでは比較的安く買うことができます。 -
一方日本では、岩手県久慈市で琥珀が採れますが、バルト海に比べると採れる数がかなり少ない為、価格は高いそうです。
琥珀博物館はなんとリトアニアの現地だけでなく、久慈市にも採掘体験ができる久慈琥珀博物館があるので、こちらもぜひリトアニアを訪れる前の下見体験に訪れてみては如何でしょうか。
〝余裕があって、落ち着けて、堪能できる、そんな旅を〟
近年、世界各国で問題視されているオーバーツーリズム。主要都市で起こる観光者の著しい増加などが、地域住民の生活や自然環境に対してさまざまな弊害を引き起こしています。 私たちは、少しでもオーバーツーリズムの改善に寄与すべく、自身が渡航したバルト三国の魅力を発信していく活動を通して、より多くの人たちに《観光のあり方》について改めて考えてもらうきっかけをつくりたい。
先人たちが遺した素晴らしい場所と、地球からの恩恵を大切に、未来へ引き継ぐために、いつもとは少し違った場所で、余裕のある観光をしませんか。
「AMBER MUSEUM GALLERY」
Šv. Mykolo st 8, Vilnius
公式サイト: http://www.ambergallery.lt/
「久慈琥珀博物館 ギンタロ・リトアニア館」
岩手県久慈市小久慈町第19地割42-3
公式サイト: http://www.kuji.co.jp/lithuania
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