近場の温泉宿探訪　榊原温泉　神湯館

2020/09/19 - 2020/09/20

９月もGoToで新規宿開拓です！
今回は自宅から下道で２時間掛からない三重県の榊原温泉
源泉浴槽が素晴らしい湯元榊原館には何度か日帰りで行っているので
神湯館に行ってみました

エリア 白山・榊原温泉(三重)

榊原温泉へは家で昼ご飯を食べてから一般道で向かいました
４連休は高速道路の渋滞が酷かったとニュースで見たけれど
こちらは渋滞とは無縁でスイスイ

新名神の下を通過

三重県入り

１号線も新名神が出来てからは走る車もだいぶ減ったのですね

旅の計画を立てる際に関宿に寄ろうか迷ったものの
きっと暑くて疲れるなと今回も自宅⇔宿のドアツードア
唯一寄ったのは関宿近くにあるミニストップ
ハロハロメロンを購入♪

榊原温泉へは今まで高速を使っていたけれど下道で来てみたらなんと１時間半ほどで到着して今後は下道利用に決定！
宿の駐車場は玄関の並びに数台、後は少し離れた場所にあるようでしたが
私たちは玄関並びに停めたため詳細不明

フロントで健康シート記入と非接触の検温をしてロビーに案内されました
冷茶を頂き夕食と朝食の時間を決めたらスタッフの案内で部屋へ

予約したのは温泉風呂付きの特別室（禁煙和洋室）
入口で靴は脱がずのホテル仕様であることは案内されて知りました
館内はリノベされ綺麗ではあるのですが
室内は古い建物特有のにおいがありました

ベッドルーム
写真は明るく見えますが窓が小さく照明は暗め
枕元にはコンセントが無く不便

洋室内のクローゼット
コロナ対策で大浴場や食事に行く時は
スリッパの間違いを防止するために籠に入っている
クリップを持参してくださいと案内がありました

和室と洋室は段差がありバリアフリーではありません

特別室は建物の一番奥の角部屋で和室には窓が２面あります

広縁もあるので和室はこじんまりでも気にならず
畳も綺麗なんですけどコンセントは少ないです

到着後は陽があたって明るかった広縁
テーブルの上には冷水が置かれていました
冷蔵庫の中は空

神湯館は川沿いに建っています
川の向かいに見た目綺麗な旅館があるのですが既に閉館されていて
綺麗な旅館の後ろに建つ旧館が古びているので少々怖かったです

こちらは和室からベランダに出て撮った写真
ベランダがあるのは特別室だけだと思います

お茶セットとお茶請けの「ななくりせんべい」
榊原温泉は枕草子に書かれた「七栗の湯」と言われています

洗面、トイレ、お風呂はワンフロア
ドライヤーは壁に固定されている風量の弱いもので
スイッチを押していないと風が出ないので使い勝手はよくありません
スキンケアアメニティは無し、手拭きはペーパータオル

トイレはバリアフリー仕様でとても広い

トイレの隣がお風呂
籠の中には足ふきマット
タオル掛けはフェイスタオルサイズ

トイレは広いのにお風呂は狭い不思議
窓は二重構造で外の風は入りません

コンパクトな湯船で大人が足を伸ばすのは無理
温泉は加温されているものの浴感はスベスベ感がかなりありました
しかし榊原館の源泉浴槽なような温泉の匂いは感じ取れませんでした
大浴場と比べると部屋風呂の方が断然温泉力はありますが
なにせこの小さな湯船なのでリラックスはできません
温泉宿に来て自宅より小さな湯船に入るとは思いもよらず・・・

温泉成分や利用状況
加温ありなので榊原館の源泉浴槽には適いませんが
湯使いとしては好感が持てる利用状況
なので湯船の小ささが本当に残念

浴衣、温泉タオル、アメニティ

１階にある大浴場入口にはアルコール消毒

男湯は入口入ってすぐの場所で女湯は道なりに進んだ奥に位置しています
利用時間は15：00～23：00 翌朝 6：00～9：30
10時から12時が掃除時間なので連泊の場合その時間は入浴できません

男湯入口の向かいに日帰り利用者用の貴重品入れや自販機、マッサージチェアなど置かれていました

女湯　脱衣所
部屋と同様にスキンケアアメニティなどは置かれていません

内湯のみのシンプルな大浴場

洗い場

湯船の外は緑で雰囲気はいいですが窓は開けないようにと張り紙がありました

お湯は部屋の掛け流しの温泉よりトロっとした浴感があったけれど
それはフルセットの循環湯のなせるわざかも
部屋の温泉のスベスベ感とは明らかに違いました
なので大浴場に入ったのはチェックイン後の１回のみ

夕食時間は17：30　18：00　18：30からの選択で18：30に
場所は２階の大宴会場とありましたが襖で２部屋に分けてあり
案内された部屋には５組分の席が設けられていました
全てお二人様だったのでこちら側は静かでしたが
襖の向こうには三世代家族もいらして賑やかでした
（襖は写真の手前側で私たちの席のすぐ横）

手作りのマスク入れがあり心遣いを感じました
宿での食事の際にマスク入れにお目にかかったのはこちらが最初でした

夕食はスタンダードな四季会席プラン

最初にセットされていたもの

先付　　銀杏豆腐　　　
前菜　　ずいき旨煮・穴子寄せ・鯛金紙巻・蛸含せ煮

造り　　鮪赤身・鯛・炙り鰆　　

吸物　　清汁仕立　鱧新丈

焼物　　三重県産鰆雲丹焼
鰆の上にマヨネーズ、その上に雲丹

台物　　鱧鍋
鱧は骨が少し気になりました

油物　　天婦羅（海老・キス・南瓜・ししとう・さつまいも）
海老は衣が立派で海老はほっそり

食事　　三重県産伊賀米コシヒカリ
　　　　味噌汁（袱紗仕立て）・香物（伊勢たくあん）
白飯は普通に美味しいと言えないものでした

デザート　　メロン・一口ケーキ

スタッフさんは親切でおもてなしの心を感じましたが
食事は特別室の料金ではお値段なりとも言えずでした

～翌朝～
この価格帯の宿で朝刊サービスがあるとは意外でした
ただ部屋のドアの下から半分滑り込ませる届け方は
土足で歩く場所なので気になりました

朝食も夕食と同じ場所、同じ席にて
時間は7：30か8：00の選択だったので８時に

残念ながら朝食の白飯は更に美味しくなかったので食が進まず
朝のマスク入れは紅葉のイラスト入りで好印象だったのに～

もうひと品、キャベツたっぷりな蒸し野菜

朝食後部屋に戻ると広縁でＧを発見
主人もGが出るところは・・・と

宿のスタッフさんは皆さん親切でおもてなしの心も感じたのですが
大浴場は循環湯で特別室は宿泊料も割高なのにあの湯船では温泉が良くてもまた利用したいとは思えず、今回はGoToの割引きとじゃらんポイントも使ったので妥協の範囲内としました