今年はマスクして手を洗ってトルコの旅（イスタンブール～ダッチャ）

2020/09/11 - 2020/09/11

今日から本格的にトルコ旅行の始まりだ。ミラス・ボドルム行きのペガサス航空にのる為に宿を９時半にチェックアウトしてサビハ空港に向かう。しかしここでネコブル（トラブルの小さい奴）、ネコブルその１は空港行のバスに乗ったはいいが、カードが残高不足でチャージしたくても少額紙幣がない、幸い親切なトルコ人親子が残高不足分を建て替えてくれた。ネコブルその２はコロナ禍で機内に持ち込める荷物が極端に制限されていて、各自小さな荷物一個のみで、その他すべて預けなくちゃならなくなり、バッケージドロップの窓口でかなりバタバタしてしまった。きつねは１０インチのタブレットと２つと１３インチのノートパソコンをこれでもかと小さなショルダーバックに押し込んで大変だった。日本でこのぐらいなら大丈夫ですよ、と言われていたのに、ちっとも大丈夫じゃない。

エリア ダッチャ(トルコ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー 飛行機

トルコのLCCペガサス航空はミラス・ボドルムまで２匹で往復約１１０００円（手荷物15kgと機内持ち込み分8kg込で）と信じられないくらい安い。機内持ち込みは手荷物分に加算されて預ける。しかし、チェックインやボーディングパスの発行はすべてネット上で行わなくちゃなんない。なので、お得で快適な旅をしたいならスマホとネット環境は必須だ。

ほぼ定刻通り１０時０５分に離陸。ほぼ満席だ。到着後の運転に備えて、しばしたぬき寝入り。

天気もよく眼下には青いエーゲ海。そろそろ空港の近くだ。

予定よりも早く、１１時１０分にミラス・ボドルム空港に到着。写真の通り飛行機と建物の到着口は歩いていける距離なのにわざわざバスに乗って移動する。

２匹の預け荷物も、イスタンブールの時とは違い、ターンテーブルの先頭（付近）ですぐ出てきた。ここでレンタカー会社のスタッフと合流するのだが、"たぬき"と書かれたプラカードを持って立っている筈だ。しかしおかしいな？どこを探しても居ないのできつねが連絡しようとすると、出口の一番目立つところに別の名前のプラカードも持って立っていた男性が「たぬきさん？」と言ってきた。なんだたぬきのプラカード重ねてもってるじゃないか、まったくちゃんと提示しとけよ、それにあんたとは何度も目を合わせただろう。

ボドルム ミラス空港 (BJV) 空港

そしてあてがわれたのがこの車。ルノーのsymbol2という４ドアセダン（１８日で約３６０００円）。ハッチバックじゃないのでスーツケースが積めるかと不安だったが、トランクスペースはスーツケースどころか２匹分の荷物すべて収まるくらい広い。しかしまあ傷だらけで、貸し出すとき傷のチェックもしない。前世代のsymbolで１０年以上前の古い車だと思われるが、ピカピカの新車並みの車を借りるよりは気が楽だし、最低限、故障しなければ問題ない。ここから今日の目的地ダッチャまで約２００KM。遅くてもPM５時までには着きたいものだ。日本から持ってきたチオビタドリンクを飲んでいざ出発、安全運転でいこう。２匹の旅の役割は、たぬきは現地移動手段（航空券・バスとレンタカー手配）・運転（走行ルート把握を含む）・食事（料理、店選び）、きつねは現地での交渉連絡・ナビ・宿泊（ホテル選びと手配）・会計（旅行中の家計簿）と決まっている。

空港から順調に車を走らせること約２時間、きつねが喉が乾いたと、言い出したので、マルマリスを過ぎたところで休憩を兼ねた昼食。朝食べたきり、飲まず食わずだ。日射病にならないようにしないと。ここからダッチャまで後１時間程だ。

朝は昨日失敗した不味いバクロバとポテサラしか食べてなかったので、お腹が空いていた。メネメン（トルコ風オムレツ）とチョルバ（スープ）は美味しい。

食事を終えて、山越えのくねくね道を走ること約１時間。

午後４時少し前にダッチャ市内に入り目指す宿に向かう。しかし、道は狭く坂も急だ。おまけにGoogle Mapsは宿の場所とは違うところを指している。看板を頼りに500ｍも離れたところに目的の宿はあった。ここからはきつねの出番だ。宿の入り口にたぬきと車を待たせて交渉に向かう。宿を探している間、近所に住む女性が日本たぬきだということが解って、お家においでと言ってくれたので、宿の交渉が不調に終わり、お邪魔することにした。現地の人に知り合いの紹介してもらおうかという魂胆があった。見晴らしのいい家のバルコニーで。

この辺はアーモンドの産地で有名。ここのご主人がアーモンドをことさら勧めてくれる。美味しいのだが、いかんせん宿がまだ決まらないうちは、落ち着かない。いろいろ親切に教えて、電話までしてくれるのだが、話し好きでなかなかお暇を言えない。ホテルを3軒紹介されたが、、、１軒目のホテルをきつねが見てだめだったので、その前のアパートメントのレセプションに尋ねると、満室だと言われ、その宿の兄弟だという男性の部屋が一泊だけなら部屋空いてるよ、というので見に行き決めた。

それがBORAホテルの隣のマリーナサービスアパート。３階にこの男性が家族と住んでいる。４階の２LDKを貸している。一部屋使わないから、１泊500TLというのを400TLに値切った。

４階の眺めのいい部屋で、

バルコニーも広いし。

広々としたダイニング、インテリアや家電も新品でピカピカ。

リビングエリアも綺麗にしている。

ベットルームが２つもあり。

２匹には広すぎる。

夕日を見てたたずむたぬき。下が道路でレストランやバーが密集しているので、夜は結構騒がしい。

夕食を終え、運転疲れで、たぬき寝入り。