オニバス（於大公園：愛知県東浦町）2020.8.25

2020/08/25 - 2020/08/25

オニバスの花が咲いているとのことで、於大公園に見に行きました。
またハスとスイレンの論争です。
再建なった乾坤院も訪問します。

エリア 知多・東浦(愛知)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

2020年８月２５日（火）。
於大公園に来ました。
ここは愛知県東浦町にあります。

大池の向こうに管理棟の「このはな館」が見えます。
まだまだ暑い日です。

小川が流れていますが、人工のものです。

中池です。
於大公園には４つの池があります。

おだいプレーパークです。

こどもが夢中になって遊べる場所を提供しているようです。

桜の時期は見事なトンネルになります。

オニバス池に来ました。

誰もいません。

これがオニバスです。

オニバスと熱帯スイレンを同時に楽しめます。

オニバス栽培の歴史です。

オニバスの名の通り葉の表面に棘が密生しています。

花は紫色の見たことがないような形で咲いています。

こちらは熱帯スイレンです。

熱帯のスイレンは茎が立っています。
一般的にスイレンは水に浮かべたように花が咲く。

タイで見たスイレンを思い出します。
それは見事なものでした。
https://4travel.jp/travelogue/11460766

黄色のスイレンもあります。

こんなところで熱帯スイレンにお目にかかるとは思ってもいませんでした。

こちらのオニバスも見事です。

花はこの時期だけのものなので、珍しい植物を是非見に行ってください。

於大公園は竹林もきれいです。
というか、この近辺は竹林だらけです。

梅林です。

梅林のすぐ上の一般のお宅に「旧大樹寺裏一門」がある。
これは愛知県指定文化財で岡崎の大樹寺の東門を移築したものです。
大樹寺は徳川家（松平家）の菩提寺として知られ、徳川家康ともゆかりのある由緒ある寺院です。

葵の紋がその証拠です。

八重桜の咲くころはそれはもう見事です。

薬草薬木園です。

ここを抜けると管理棟に出ます。

その手前にも熱帯スイレンがあります。

スイレンの葉の特徴である切れ込みがよく観察できる。

花の名前は分かりません。

このはな館（管理棟）はクーラーが利いていて休憩にもってこいです。

曹洞宗の乾坤院に向かいます。
乾坤院の敷地に入ると、右手に「宇宙稲荷」がある。

宇宙は仏教的には天地の意味だそうです。

土俵があります。

「於大公園」は「於大の方」にちなんで名付けられています。
元々「於大公園」は乾坤院所有であったという。
「於大の方」は徳川家康の実母です。

桜の時期の旅行記は下記をご覧ください。
https://4travel.jp/travelogue/10996061

平成２８年（2016年）３月、失火によりお寺の大半が焼失してしまいました。

この山門は焼失を免れたようですが、屋根は葺き替えられたようです。

本堂は元の姿で再建されていました。
「於大の方」の出身水野家の菩提寺ですので、その歴史が蘇ったようです。

その庭も美しく、京都に行かなくてもその雰囲気を味わうことができます。

於大公園の全体図です。
公園の西に乾坤院がある。