セビージャ市場散歩、mercado de Feria

2017/06/14 - 2017/06/14

海外からお客さんが来ると、一通り観光地案内した後必ずリクエストされるのが市場、京都だと「錦市場」大阪だと「黒門市場」東京だと「築地市場」、観光客には生活様式が解かりやすく興味があるのだろう、私もご多聞に漏れず海外へ行けば市場を周る事が多い、見た事も無い海産物や野菜・果物出来れば食べてみたいものです。

スペイン・セビージャには大きな市場（mercado）が５カ所あります、大きい順にフェリア市場・アレナル市場・カルネ市場・トリアナ市場・エンカルナシオン市場、ほゞ地元の方が利用する生活に密着した市場ですが、日本からスペインに行くと興味深いですよ、通り一遍の観光地だけ見るのではなく市場観光散歩などいかがですか？。

エリア セビリア(スペイン)

セビージャのメルカド・デ・フェリアは何処に在るかから説明しますね、観光の中心セビージャ大聖堂の路面電車の走るコンスティトゥシオン通りを北へ向かい歩くと、セビージャ市役所に突き当たります、そこで道が市役所を挟んで二つに分かれます、右側のプラサ・デ・サン・フランシスコ側に進みます、道なりに真っ直ぐ進むとシェルペス通り（セビージャ一賑やかな通り）です。

シェルペス通りを最後まで通り抜けると、右側にラ・カンパナ（私が好きでよく行くケーキ屋）が在ります、大きい通りを渡り真っ直ぐスターバックス側へ、まだまだ真っ直ぐ進みます（その通りの名がアモール・デ・ディオス通り）、１０分ほど歩くとフェリア通りに出ます（ボーダフォンの販売店の在る通り）左へ曲がります。

歩いてスグの所右にイグレシア（Iglesia de Omnium Sanctorum）が現れます、その前で市場方面を撮った写真です。

イグレシアの北側一帯がメルカド（市場）です。

正面はこんな感じです。

市場内はコーナに別れていて、鮮魚・野菜・果物・乾物・精肉・チーズ・BAR、ゆっくり見て周るだけでも１～２時間は持ちますよ。

イグレシアとメルカドの細い路地はBARが並んでますよ、市場内のBARは何処へ行っても美味しいですよね。

早速市場内へ入りましょう。

さて？これは何でしょう、CARACOLｓ（カラコレス）

袋ごと動いています、アホとサルサで食べると美味しいんですよ。

答えは：カタツムリです。

この時期には並んでいないのですがpercebes（ペルセベス）も日本では見ない食材です。

percebes(ペルセベス）とは亀の手、亀の手とは本物の亀の手ではなく、磯の岩にかたまって群生している貝の一種。

カルネ（肉）売り場には牛・豚・鶏・ウサギ・ヤギ・羊・何でも揃います。

もちろんチョリソー・モルシ―ジャなども日本では手に入りません。

調理をしてもらって食べる処も在ります。

もしセビージャを旅程に入れておられるなら、木曜日にセビージャを訪れる事をお奨めします、何故ならシェルペス通りから散歩して、フェリア市場へ行かれる途中、「フェリア木曜市」（俗称：骨董市）をゆっくり見て市場へ、市場で昼食を摂り見て周った後、レラトル通りからサン・ルイス通りに出て、北へ３～４分歩くとマカレナに行けますよ。

マカレナに行ったら道路を渡り向かいのティエンダ（屋台）で、チューロスを買って食べてね！セビージャ１美味しいよ。