シェラトンワイキキ ～ハワイは、やっぱりここにある～

2019/03/08 - 2019/03/12

ハワイ旅。一週間、現実と決別するこの旅においてホテル選びを妥協することは決して許されない。旅行の目的は人それぞれであるけれども、リゾート旅では”何もしていないひととき”が一番素敵な瞬間であったりする。そう思うと、やっぱり部屋から海が見えたらいい。そして、ダイヤモンドヘッドが見えたらもっといい。部屋を出るまでもなく、ああ、ここはハワイだ。私は今、ハワイにいるのだと実感できるそんな宿がいい。ハワイで最もアイコニックな風景を独占できるホテル、それがシェラトンワイキキであり、我々日本人にとっての”ハワイ”はまずここに存在すると言って間違いない。ハワイでのホテル選びがあまりに難航し、もはや悩みの一つになってしまいそうな方も、良ければ少しでも読んでいただけると嬉しい。

エリア ホノルル(ハワイ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: タクシー 徒歩 飛行機
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

此度、旅のお供は日本航空。最近では、巨大なウミガメくんが日本ホノルル線のマーケットを揺るがしているけれども、今回はJALです。ここで、日本航空のホノルル線のほとんどは、767,787の機材で運行していることは少しポイントだったりします。JAL SKY SUITE仕様のこれら機材において、エコノミークラスの窓側座席は全て2名がけ！カップルでご旅行される方、2人の空間となるかその隣に何者かが座るか。この差は本当に大きいです。精神的にもそうですし、物理的にも1人は窓側、もう1人は通路側となるこの配列は2人旅行の方々にとって本当に余裕のあるフライトになるかと思います。行きは追い風に乗って6時間ほどで到着しますが、帰りは向かい風の8時間越え。なかなかのロングフライトですから、これは意外と重要であります。

特に、787の方は機内湿度や気圧がコントロールされていることもあり、体への負荷が少なく済みます。窓も大きいので、ホノルルアプローチも楽しめます。加えて、JALのエコノミーはスカイトラックス社のベストエコノミークラスを受賞しているだけあって、本当に快適。エコノミーにしては広いな、シートがしっかりしているな、そんな印象を受けるかと思います。

さて、空港からタクシーで30分ほどだったでしょうか。シェラトンワイキキに到着です。扉がなく、南国感全開のエントランスを抜けてロビーに到着です。ホノルル旅行者は、みんな朝早く到着してしまいますから、チェックインまで少し足止めを食らうことになりますね。しかし、例えばアメリカンエキスプレスのspgカードを持っていたりするだけで、少し早めにチェックインさせてくれることもあります。ホノルルではさほど早くなりませんでしたが、先日香港のシェラトンに宿泊した際には朝9時ごろにもう部屋に入れてくれました。ホテルの会員ステータス、というのもあると中々心強いものです。

チェックインまで何をしようか、そんな悩みは簡単に吹き飛びます。なにせ、ワイキキのど真ん中にあるこのホテルは周囲に商業施設が多数あります。ちょうど徒歩1分ほどのロイヤルハワイアンセンターの中にウルフギャングがありました。夜は高級ステーキハウス、という感じですがランチではかなりリーズナブルに楽しめます。ハンバーガーを食べピニャコラーダを飲めば、ああハワイ旅行が始まっのだと実感することでしょう。さあ、お腹を満たしていよいよチェックインです。

オーシャンフロントルーム。ワイキキビーチの先に、ダイヤモンドヘッド。窓は、もう絵葉書のようです。窓を開けば、ビーチで楽しむ人々の音や鳥の声が遠く聞こえ、この上ない心地よさに襲われます。完璧。誇張なしに、この部屋は完璧でした。シェラトンワイキキには、シティビューやオーシャンビューの部屋もあります。シティビューは、ホノルルの街の景色が楽しめます。ホノルルはしっかり「都市」なので、夜景も綺麗だったりします。オーシャンビューでは、どこまでも続く太平洋を楽しむことができます。今回泊まったオーシャンフロントのお部屋から見える景色は、ハワイを象徴するような景色でありました。
実は今回、予約した部屋はシティビューの部屋でありましたが、アメックスspgを持つだけで付与されたマリオットのゴールドステータスが威力を発揮し、最も眺めの良いこの部屋を用意してくれました。年会費3万円強。毎年の無料宿泊特典を考えると、この年会費は信じられないほど安いなあと思ってしまうのです。

朝、目覚めれば何処へ出歩くでもなくこの光景が窓の外に待っているというのはやはり格別であります。私は最近、旅先の宿を選ぶにあたって”部屋からその場所特有のアイコニックな景色が見えること”を一つの物差しにしております。

こちらは夜の景色。ピンク色に煌めくロイヤルハワイアンが妖艶な夜を演出します。青い海、そして空こそがハワイの象徴でありますが、これまた随分と立派な夜景です。

さて、こちらが一つ目のプール。こちらにはスライダーがあり、大人も子供も楽しむことができます。チェアにも清潔感があり、ぼんやりと本でも読みながら過ごすにうってつけです。しかし、やはり特筆すべきは次のインフィニティプールであります。

ダイヤモンドヘッドも、ばっちり。

ここは、もう天国のようです。サンセットも、バッチリです。新設されたこのプールは、このホテルに泊まる目的にもなり得るほどに素敵なものであるように思われました。

シェラトンワイキキには、幾つかのレストランがあります。その一つがこの、ラムファイアー。極上のラム酒と、ハンバーガーなどを楽しむことができます。プールサイドでもオーダー可能で、贅沢なひとときを演出してくれることでしょう。ここでもまた、ピニャコラーダを。ラム酒のお店だけあって、最高のお味でした。どうでしょう、シェラトンワイキキの魅力が少しでも伝わりましたでしょうか！我々の思うハワイは、きっとこの宿に在る。僕には、そんな気がします。

この旅行記へのコメント （2）

• Kenz Kさん 2020/04/25 16:18:39

  素晴らしき解説、ありがとうございます。

  はじめまして。
  今年の8月に初めてシェラトンワイキキに泊まるべく、予約を昨年末に取りましたがあれよあれよと情勢が悪化。今はもうキャンセルするしかないと諦めて傷心中です。
  せめて目だけはシェラトンワイキキに行けたような気分で楽しませていただきました。ありがとうございました。

  ザ・スカイトラベラーさん からの返信 2020/04/26 11:28:34

  Re: 素晴らしき解説、ありがとうございます。

  Kさん。コメントありがとうございます。私の言葉でホテルの魅力が少しでも伝わったならばとても嬉しいです。今日の混乱に耐え、一日も早くKさんがシェラトンワイキキを訪れることができるよう私も祈っております。ワイキキビーチは、Kさんの到来を待っています。