2020/01/02 - 2020/01/02
46位(同エリア49件中)
七面鳥さん
この日は以前より計画していた虎尾精糖のサトウキビ列車を撮影する予定でした。
公式に発表されている運行情報が全く無く、ネットの情報のみが頼りで晴れていれば年末年始も含めて毎日運行されているとの事でしたが・・・
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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目が覚めると私は台湾の地方都市「斗六」に居た。
ガイドブックや観光案内のサイトでは殆ど紹介される事の無い、日本人観光客には無名の町ですが、何故ここに泊まったかと言うと、ここから西へ10kmほど行った「虎尾」と言う町に地球で最後(かもしれない)になった現役のサトウキビ列車が運行されているからです。
ここのサトウキビ列車自体は日本の鉄道マニアの間でも知られているのですが、そこまでのアクセスが難しく、旅馴れた人でないと困難な場所です。メトロ ホテル ホテル
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ここからバスで向かおうとも思いましたが、タクシーで行っても特別に高額な料金ではなく、速く行けるので駅前に停まっていた「カローラアルティス」のタクシーに乗り込んで向かいます。
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時代の流れなのか、タクシーの運転手も目的地までカーナビでなくグーグルマップを使っています。
私も同じくタクシーが本当に目的地へ向かっているか確認していたのですが、運転手は私が高鉄の雲林駅へ行きたいのと勘違いしていたようで、私が慌てて「虎尾(フーウェイ)」と、スマホの地図を見せると、私のスマホを見ながら目的地を変更・・・思いっきり「ながら運転」になってしまい、片道2車線のバイパスをフラフラしながら30km/h以下で走行(汗 後ろから他のクルマに追突されると怖いので、路肩に停車させて目的地設定してもらいました。
何とか虎尾に着きました。 -
料金は400元でしたが、日本のタクシーより安いから良しとしましょう。
早速虎尾の製糖工場の周辺を歩いて回りました。 -
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とりあえず線路沿いを歩いてみましたが、数日以上列車が走った形跡が無い・・・
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列車が走っているなら鉄道マニアは大興奮な光景です。
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旧虎尾駅にはかつて使われていたSLが保存されていました。
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ところが、事前にネットや鉄道趣味本で見た情報と異なり、工場から伸びる引込み線の入り口の門が閉まっています。
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列車が出入りする度に門を開け閉めする訳無いし、踏切にも警備の人が居ない・・なので、近くを通りかかったバイクの兄ちゃんに聞いてみたら、今日は運転していないとの返事が(泣
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この日は1月2日で日本であれば年始休暇で工場が稼働していないのが当たり前ですが、台湾でも一部の企業等で同様に休業している事があるようです。私にとっては、この日しか虎尾に来る事が出来ないので、正直ショックですが文句言う訳にもいかないので、適当に街を散策してからバス停を探して台鉄の駅へ向かう事にしました。
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本来の予定では、ここで昼過ぎまでサトウキビ列車の撮影をするつもりだったのです(泣
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どんなに事前調査しても、計画通り行かない事はあるものです。落ち込んでも仕方ないので、本来は夕方に向かう予定の関仔嶺温泉へ早めに向かう事にしましょう。
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台西客運バスで「斗南」に到着。
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駅前にはサトウキビ列車に使われていたDLが展示されていたので、気分だけでも味わいます。
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斗南駅前の様子。
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ここから嘉義駅まで区間車(各駅停車)に乗りますが、やってきたのは昨日と同じ形式のEMU800系・・・何だかこの車両しか見かけない気が・・・10年前には沢山居たEMU500系を全然見ていない。
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斗南から40分ほどで嘉義駅に到着。ここは私が始めて台湾旅行をした時に、台北の次にやってきた街なので思い出深いです。 当時は台北からPP自強号でやってきました。
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嘉義は鉄道マニアの間では「阿里山森林鉄道」が有名で、ナローゲージの線路ながらも標高2,000m以上の高山地へ登っていく、世界三大登山鉄道の一つでもあります。今回は目的地が違うので乗れませんが、お茶の産地でもある阿里山はお勧めの観光スポットです。
台鉄嘉義駅 (嘉義火車站) 駅
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関仔嶺温泉へ行くバスは嘉義駅の東口(メインターミナル)でなく、西口なので初めて行かれる方は注意しましょう。
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約1時間おきに便が出ており、このバスも悠遊カードが使えます。
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嘉義の街中の様子。
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嘉義の街を抜けて、鉄道や高速道路では見られない台湾の本当の田舎の光景が見られます。
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日本とは違って地方都市の更に郊外へ出ても、道端には果物屋さんや個人商店があるので、田舎でも人の営みを感じます。日本中に増えてしまった郊外型のスーパーは(今の所)少なく、地域社会に活気があり、衰退しつつある日本の地方都市の人間から見ると羨ましく感じます。
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嘉義の街を出発して1時間、バスは山間を走ります。この辺りの景色は日本の行楽地へ向かう雰囲気とそっくりです。
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いくつかのヘアピンカーブを登ると目的地「関仔嶺温泉」に到着します。
この日の記事も長くなるのでここで区切らせて頂きます。
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メトロ ホテル
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