2019/12/30 - 2019/12/31
277位(同エリア1056件中)
船尾唯智さん
全国に複数の夜行フェリーがありますが、ここ四国の松山と九州の小倉を結ぶ松山小倉フェリーはリニューアルしたとは言え、30年以上前の古いフェリーを今尚使っている。たいていは25年たてば取り替えであるが。
そんな哀愁漂う夜行フェリーの旅人となってみた。
(続きです)
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船内には電子レンジも置いてある。名物のおでんはここで売っていたような気がする。やはり残念だ。
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フロントの様子。記念スタンプや意見箱が置いてあったが、意見箱に投書しても、新しいフェリーにしないと抜本的な問題の改善にならない気がしました。
例えば23時30分まで使用可能なお風呂に行きましたが、浴室の戸のたてつけが悪かったり。5人浴室に入ったらすぐいっぱいになったり。
接客に従事するここの船員さん、3人とも全員女性でしたが、何故かちょくちょく走り回ったりして大変そう。船の老朽化が大きく関わってるような気がします。 -
廊下には昔の観光航路としての栄華を極めた写真が飾られてました。しかしこれに目をつける客は私以外殆どいないのが悲しいところ。
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売店ではポンジュースを売っていたので買って飲んでみる。今回の旅は愛媛の滞在時間が非常に短かったので、ここで愛媛の味を堪能する。
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フロントにあった意見箱への紙、スタンプ、そして時刻表を記念に持ち帰る。
前の会社が航路を廃止すると言い、それを拾った今の会社も30年以上前のフェリーを新しくする訳ではなくリニューアル。ゆえにこの航路の経営状況は推して知るべし。
今日は客が多いが、いつまでもこの航路があるとは残念ながら思えない。むしろ今日までよく残ったものだと感心するレベル。 -
これがリニューアルされた2等の寝具類。今日の寝床である。
幅が狭いので隣の人に気を使うが、これでも高速バスよりは横になれるからありがたい。
2等の部屋は23時頃に消灯された。すぐ近くにはイビキのうるさい人、赤ちゃんが泣いたり大変だが、自分は耳栓を持ってきていたからなんとか眠れる事ができた。
自分がフェリーの雑魚寝で必ず持参するのは、耳栓とトリプルタップ。
トリプルタップは雑魚寝スペースのコンセントが少ないので、携帯の電源確保に重要。他の客がコンセントを使っていても、許しを得てトリプルタップを挟めば携帯の電源を確保することができる。 -
翌朝小倉着岸の船内アナウンスで目が覚めた。時計は4時50分前。えらい早いお目覚めのアナウンスだ。船内に7時までいる予定の人も容赦なく目がさめる(笑)
窓の外を見ればやはり夜の中。小倉の港のネオンが寝ぼけ眼を目覚めさせるほどきれいだ。 -
船内をぶらぶらと歩くが、薄暗くて狭い廊下。30年以上前の船のつくりだ。
昨今長距離フェリーに追い風が吹いている。長距離トラック運転手の休息確保と人手不足で、貨物取り扱い輸送が増えているからだ。ゆえにトラックの更なる大量輸送と燃費アップを目的に、新しいフェリーが続々と登場している。
しかしこの松山小倉フェリーはそれとは縁がなく、必ずしも快適とは言い切れない。いつまで残るかも分からない。しかし新造船が次々と出ているからこそ、古いフェリーのまま営業しているのは貴重だと言える。夜行フェリーでここまで古いのは、あとは博多(対馬)比田勝航路のフェリーだろうか。 -
小倉に着岸。船内の客は降りる客もいるが、私のように7時まで残る客もいる。船内に残ったら6時半までは地上に降りることはできない。
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フロントの中を覗いてみたら、年代物の古い機器がそのまま残る。こりゃあ、浴室の戸のたてつけが悪いのも無理はない。
慌ただしく走る女性船員さんの姿。この老朽船相手に悪戦苦闘しているのだろう。
だからフェリー好きである者は、この航路に乗って船が古いという苦情を言ってはならない、と思う(笑) -
目覚めに自販機で缶コーヒーを買う。
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朝食にと、自販機奥のカップラーメンが小腹にせつなく響くが、中性脂肪が気になるおじさんなので、我慢してやめておく(笑)
やっぱり昔みたいに夜におでん食べてビール飲んで、フェリー旅できればいいのにねえ。 -
6時半になったので、遂に小倉の地に降り立つ。なんだかんだ言って四国から九州へ移動するには便利な航路である。
外装は親会社・石崎汽船のロゴが大きく入ったものに変更となった。船内のリニューアルが軽微な程度に留めたのどから、外装は昔の関西汽船カラーのままでも良かったのだが。 -
お世話になったフェリーくるしまの横顔。
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小倉のフェリー乗り場の待合所。実は福岡天神から高速バス「なかたに号」が、フェリーの時間に合わせてここまで乗り入れてくる。だから福岡天神に行くにも非常に便利なのだ。
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閑散期は旅客が少ないと言いながらも、小倉側のアクセスは非常にいい。
小倉駅へも徒歩10分あれば余裕で間に合う。ただこの日は夜がまだ明けず、それも北風ピューピューの中1人だけ歩くのは非常に辛かった。 -
ただクルマでこの乗り場に行くのはつらいかな?渋滞も半端ない小倉の町の中をつっきらなけばならない。今の早朝はまだしも、松山行きは夜の20時頃に小倉の町を通らないといけないからなぁ。
松山側の松山観光港はまだ郊外のエリアだから、まだいいが。 -
帰りは新幹線で南九州へ。新幹線は当然楽で早く、午前中に自宅に帰り着きました。
松山小倉フェリーはレトロですが、徒歩客にとって利便性が抜群に良い。できればおでん復活を期待したいのですが。
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