2019/12/21 - 2019/12/23
40位(同エリア4061件中)
rairaiさん
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- 旅行記31冊
- クチコミ2件
- Q&A回答0件
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- フォロワー31人
大学のAO入試の結果発表数日前、倍率高かったにもかかわらず合格を信じて疑わない娘。
「受かったら台湾行こうよ~。現地でタピりたい~。」
その言葉につい台湾行き航空券を調べる私。すると高雄行きがなんと残席5!
まだ結果出ていないし、落ちる可能性ありありだし、でも残席5だし、、、。しばらく葛藤の末、ええい、合格を信じて購入をポチリ!
そして結果発表。ガーンまさかの不合格、、、。
落ちたショックで呆然とする娘。落ちたショックと航空券を買ってしまった後悔で呆然とする私。
どうしようどうしよう、返金不可だしホテルも予約しちゃったし、でも娘を置いて母親だけ行くわけにもいかないし。
一応恐る恐る聞いてみる。
「えっと、台湾はどうする? さすがに無理だよね、、、?」
すると泣きはらした目でしばらく考えた娘がこう言いました。
「タピオカミルクティー、飲みたい」
え、行く方向でいいの?
でも二泊三日だし、勉強なんてどこでもできる!飛行機の中とホテルで勉強、観光は一切しない、いわば直前合宿。旅行代も無駄にならないし。
言い訳はどんどん積みあがっていきます。
主人にも恐る恐る聞く。すると意外にも「まあ勉強はどこでもできるしね」との返事。おお、こんな無謀な計画引き止めないのか!
こんなわけで当然周囲には極秘、心はブルーなまま空港に向かったのでありました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- その他
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
タイガーエアの持ち込み重量は10キロまで。
出発前に家の体重計で荷物を計測しますが、娘のリュックが重くてあっという間に重量オーバー。
開けてみると、さすがに赤本は入っていませんが分厚い資料集やら参考書やらがでてくるでてくる。
「なるべく薄くて軽いのだけ持って行って」「そんなのムリに決まってじゃん」と出発直前まで言い合いに。
さて当日。順調に機内へ。
さあ、高雄到着まで時間はたっぷり、存分に勉強してください! -
空港到着。
入国審査に向かう途中、高雄名所の何ともポップで可愛いイラスト壁画がお出迎え。わーい高雄に到着だ!嬉しいね~と娘に話しかけると、「ホントに来ちゃったね、、、」とうつろな笑顔。早くも後悔してるのか、、、。
入国審査は全く並ぶこともなくあっという間に通過。次は両替。しかし検疫後すぐの銀行はかなりの行列です。
あきらめて到着ロビーにある別の銀行へ向かうと、そこは数名しかいない、ラッキー。
ただそこの不愛想な職員、パスポートをチェック後、こちらへ放り投げてよこすでは! なぬ~パスポートくるくる回転して戻ってくるし!
イエーイ台湾到着というテンションだったので、サーっと冷水を浴びさせられた気分に。
でも台湾人全てが優しく友好的というのは自分の勝手なイメージだなと反省、気持ちを立て直しました。 -
タクシーでホテルへ。
七賢一路の「LA INN 楽逸旅居」にチェックイン。
フロントの女性は日本が話せました。
朝食付き二泊で14000円くらい。
室内はモダンでとてもきれいです。
機内では飲食を我慢したのでお腹ペコペコ。
ホテルすぐ横の「庄脚囝仔火雞肉飯」へ。
店内は開放的で、壁のメニューを見ながら注文する方式のようです。
日本語を少し話せる愛想の良い女性が対応してくれました。 -
店内の様子。広々していて清潔です。食べた後は自分で片づけるシステム。
4時前という中途半端な時間にもかかわらず、数名の客がいました。 -
ルーロー飯と鶏肉飯、みそ汁と玉子付き。
ルーロー飯は予想通りの安定感。八角臭くもなく好きな味。
鶏肉飯は見た目で薄味かと思いきや、しっかりした味付け。鶏肉のうまみが感じられてとってもおいしい!
みそ汁は少し甘め、九州のみそ汁と似ています。
高雄一回目のご飯は大満足です! -
これから巨蛋駅へ向かいます。
-
じゃん!!!
見てくださいこのつやつやのイチゴたち。
「芒果好忙」のいちごかき氷です。140元、だったかな。
写真で見るより実際はかなりのボリューム。
イチゴ一粒一粒が大ぶりで甘酸っぱく、中のミルクかき氷もさっぱり。
練乳がたっぷりかかっていますが、甘すぎることはありません。
アイスも安っぽいものではなく、濃厚なちゃんとしたアイスクリーム。
日本で食べたら1000円は超すよね~、原宿だったら1500円くらいかもよ
なんて品のない話をしながらゆっくりと完食。
お店のお姉さんも感じがよく、このお店が日本人に人気があるのがよくわかりました。 -
体が冷え冷えになったので、今度はあったかくてしょっぱいものが欲しくなります。
散歩がてら瑞豊夜市へ向かいます。
前回来た時に大行列だった「天使雞排」。今回は数名だったので並んでみることにしました。
屋台中央には大きなモニター。テレビのレポーターがかぶりつく様子がアップになっていますね。これはおいしそう! -
来ましたあっつあつの雛排。75元。オリジナルと辛いタイプと選べます。
衣はカリカリというかザクザクというか。
中の胸肉は柔らかく、意外にもけっこう甘めの味付け、、、。
最初はおいしいおいしいと夢中になりますが、だんだん甘さが気になってきます。
台湾の人にはこの甘さがいいのでしょうね。
塩コショウのシンプルな味付けがちょっと恋しくなります。 -
お腹一杯になったのでホテルへ戻ります。
ホテルは高雄駅からも美麗島駅からも徒歩5分くらい。
七賢一路に面していてとても良い立地です。
ホテルすぐ近くには「加賀屋」というマッサージの大型店がありました。
全身マッサージ一時間800元。店内は清潔で足湯付きで満足できました。
時間は夜6時過ぎ。
さあ、娘はこれからホテルで勉強タイム。
「誰かがノックしても、決してドアを開けてはいけないよ」
グリム童話みたいなセリフを残し、私は一人夜の高雄をお散歩へ。 -
この美しい天井を見上げながら、一人で勉強している娘の姿が頭によぎります。
メインは一般受験といいつつもAOについ力を入れすぎた分、落ちたショックは相当なものでした。
学校が遠いため毎朝5時半に家を出て、塾を終えて帰宅は夜の22時半。分厚い赤本が何冊も入った通学リュックを測ったらなんと10キロ。重さでふらついてホームに落ちるんじゃないかなんて心配も。
リュックの重さに比例せず、偏差値はなかなかあがりません。
当日の小論文も面接も手ごたえはあったと言っていたけど、やっぱり上には上がいたんだなあ、、、。
今更だけど、この時期に連れだしたのは親のエゴだったかなあ。 -
鬱々と考えつつ向かったのは三多商圏駅。大遠百デパート地下のパン屋さん「方師傳 點心坊」です。
かまどの中に可愛らしく並べられているのが、このお店の看板商品「羅宋パン」。
ほんのり甘くてバターたっぷり、きめ細やかな生地のこのパン、一度食べたら病みつきのおいしさ。トースターでカリッと焼くとさらにおいしくなります。
誰か日本でも流行させてください~。 -
店内はパステルカラーで明るい雰囲気。
日持ちのする洋菓子やパイナップルタルトも売っています。
パッケージもお土産によさそうな上品な感じ。
ここでパイナップルタルトをいくつか購入しました。一つ20元。
帰国して食べてみたら、中の餡がサニーヒルズ的な繊維たっぷりのタイプで、値段以上のおいしさでした!丸い形で小ぶりなタルトです。 -
そのままエレベーターに乗り17階にある誠品書店へ。
文具コーナーと書籍コーナーに分かれていました。 -
この書店、天井が高く両端が階段状になっています。
そのおかげで遠くの本棚もよく見え、立体的に迫ってくる感じにワクワク感が増してきます。
日本の絵本の翻訳コーナーが充実していました。
日本の絵本が台湾の子供たちに読まれるなんて嬉しくなりますね。
映画「星空」などで知られる台湾の絵本作家「幾米 ジミー・リャオ」
皆さんご存じですか?
彼の絵が好きな方は多いかと思いますが、私もその一人です。
彼の描く世界、そして製品書店の雰囲気、この暖かくて柔らかい感じが台湾の魅力の一つだと思っています。 -
高雄市立図書館です。立派ですね。
明日はここで勉強させようと思い下見に来ました。
ライトアップ、キラキラでまばゆいほどです。 -
こんなかわいいものが入り口でお出迎え。
本でできたスノーマンなんです。真ん中に目と鼻があるのがわかるかな?
時間は19時過ぎでしたが、各階の自習コーナーは半分ほど埋まっていました。
おしゃべりする人など誰もおらず、みんな真剣に勉強しています。
窓際を囲むように自習机が配置され、ブースごとにライトもついています。
音が響いたらとシャッターを押すのもはばかられ、館内は撮影しませんでした。
台湾の学生の姿を見たら娘もやる気スイッチに火が付くかも、明日は絶対ここに来よう。 -
図書館の屋上庭園。
誰もいないかと思ったら、ちらほらカップルが。
夜景を見ようと前に進むと、植栽の陰からガードマンのおじさんと鉢合わせ。
一人だとこの薄暗さは怖いので、ガードマンの存在は心強かったです。
高雄の夜景。港の風情やこれからもっと開発されていく様子が何となく横浜と重なります。 -
2時間ほどの散歩を終えてホテルへ戻ります。
休憩がてらホテル2階のスナックコーナーへ。
ここでは珈琲やジュースなどのドリンク類、アイス、ケーキ、パン、クッキーなどが15時~22時までフリーです。 -
娘の英単語帳。途中のページまでが半分に折られてそこに無数の付箋が、、、。
これは答えを隠すためなんだそうです。
折りたたんだ内側が見えなくなるじゃんと聞くと、内側は例文だから必要ないとのこと。
こんな使い方初めて知りました。
いや、例文必要ないってそんな使い方で大丈夫か? -
二日目朝。6時半からの朝食に6時31分に到着。まだ客も従業員も誰もいません。
照明が薄暗いのは気のせい?
サラダコーナー、洋食、中華、おかゆ、パン、フルーツと充実しています。どれもおいしそう!
勝手に料理をよそっていると従業員がやってきました。
何やら中国語で話しかけてきます。まったくわかりませんが、とりあえず怪しいものではないことを伝えようと「スーリンイー」と部屋番号を伝えると、納得してくれた様子。にこっとして厨房へ消えていきました。
テーブルの案内ボードに、玉子焼き、大根餅、蛋餅がオーダーできると書いてあったので、厨房へボードを持っていき片言中国語で2品をオーダー。どちらも出来立てでおいしかったです。
日本のしょうゆをかけたら最高だったかも。 -
今日の予定を娘と確認。
昼までホテルで勉強。
昼食は評判の焼肉飯、そして念願のタピオカミルクティー、ご褒美の足裏マッサージ。
そのまま図書館へ移動し勉強。
夕飯後ホテルでまた勉強。
よしよしこれなら直前合宿にふさわしい内容だわ。
さて、お昼まで4時間、私は何しよう、、、。
ムリだとあきらめていた台南観光、4時間あるから弾丸で行っちゃえ~。
あわててネットで自強号の時刻を調べ、近くのセブンイレブンへ走ります。
親切などなたかのブログを参照しつつ、ドキドキしながら機械で往復チケット購入。さあ、高雄駅へ急げ! -
私はグーグルマップを見るのが趣味で、旅行の際はある程度現地の地図を頭に入れておくのですが、どうしても謎だったのが高雄駅の北側への行き方。
いくら拡大しても線路を横切る通路がわからなかったのですが、今回やっと判明!
どうやらこの細道が連絡通路のようですね。 -
おおっ!
駅構内のファミリマートの入り口に、昨日見たかまどを発見。
なんとあの方師傳のパンコーナーがこんなところにも。 -
自強号は日曜ということもありほぼ満席です。
窓際の席だったので景色を楽しみます。
サバヒーの養殖池が見え始めてきました。いよいよ台南が近づいてきたとワクワク。 -
台南到着。大勢の人が降ります。
気温は28度の予想。長袖Tシャツ一枚の私はすでに鼻の頭に汗が。
なのに台湾の人はみんなダウンを着たり上着を重ねたり。
ええ、何で?汗かかないのかしら? -
台南に来るのは3回目。毎回この写真を撮ります。
駅はずっと工事中ですが、このホームはどうなるのでしょうか。
この風情は残してほしいなあ。 -
さて、実質2時間の台南観光。
バスも自転車も使いこなせないので、徒歩で回ります。
見たいところはたくさんだけど、確実に時間内に駅に戻れるコースにしなければ。
サバヒーや蝦飯、豆花に粽、食べたいものはたくさんあるけど、お腹は全然減っていないので、まずは気になっていた鴨母寮市場へ。
時間を浮かせるために競歩並みの速さで成功路を進みます。
途中見つけた歯医者の看板。リボンのついた歯に思わずくぎ付け。 -
10分もかからず市場に到着。
この市場の裏は路地が入り組んでいて、迷いたい人は心ゆくまで迷えるゾーンとガイドブックに書いてありました。
グーグルマップでもいい感じで路地が入り組んでいるのがわかります。
心ゆくまで迷えるとかそんな殺し文句、最高じゃないか!
でもそんな余裕は今日はなし、、、。
市場をささっと抜けて次の目的地、新美街へ向かいます。
気温の高さと速足のせいか冷たい飲み物が欲しくなってきました。
そういえば赤カン楼の近くに大人気の緑豆スムージーの店「双生」があったなあ。
あそこに行ってみよう。 -
赤カン楼に到着。道路の向こうからお久しぶりですとご挨拶。
内側はまだ工事中のようです。 -
オープンちゃん発見。こんにちは~!
確かこの付近に「双生」の大行列があるはず。
ウロウロするものの一向に行列が見当たりません。あれれ?
グーグルで調べるも表示される場所には何にもなく。
しばらく探しましたが、どうしても見つけられない。
残念ですがあきらめます。
はい次行くぞ! -
新美街の有名な壁画。いつ見ても引き込まれます。
-
こちらの絵も独特の雰囲気。
このあたりに有名なバーがあるはずですが、シャッターが下りていると全くどこだかわかりません。 -
台湾に来ると、店の看板やキャラクター、ホテルのオブジェなどで頻繁に鹿を見かけませんか?
日本に上陸した有名なタピオカミルクティーにも鹿のロゴだったはず。
ずっと気になっているのですが、どなたか理由わかる方教えてください。
幸福の象徴とか? -
街歩きをしながら突然こんな素敵なお店を見つけられるのも台南ならでは。
-
ブーゲンビリア。鮮やかなピンク色の花が南国の空に映えます。
-
またまた素敵なお店を発見。
このお店、ガイドブックに載っていたような。
グリーンの配置が上手ですね。 -
ちょっと離れて全景を見てみると、レトロモダンな造りになっていました。
2階と3階の窓のデザイン、いい感じ。 -
思わず体が吸い込まれていくような魅惑の路地。
この先には何があるのだろう、、、。 -
ひたすら速足で歩いていると、突然「蝸牛巷」と書かれた矢印が目に入りました。
あ、ここも行ってみたかったところだ。
時間はないけどちょっと寄り道してみます。 -
小道を入ると、あちらこちらに可愛い蝸牛のオブジェやイラストがあります。
若いカップルが写真を取り合う横を、邪魔しないように撮影。 -
なかなかドリンクスタンドが見つかりません。
そういえば昔ながらのおいしい紅茶屋さんが近くにあったはず。
たしか「雙全紅茶」。
迷いながらやっと店へ通じる路地見つけますが、なんとお店は無情にもシャッターが、、、。
ああ、心にもガラガラとシャッターが降りる。
もう汗はだらだら、のどはカラカラ、足はフラフラ。
でもタイムリミットあと40分。がっかりしている暇はありません。
近道しようと小道に入ったら素敵な木を発見。 -
次に目指したのは台湾文学館向かいのパイナップルタルトのお店
「鳳盒子 FUN BOX」です。
店内は思っていた以上に高級な雰囲気で、様々な商品がきれいに陳列されています。
色々なタイプがあって迷いましたが、定番のものを購入。
6個入り270元。なかなかのお値段です。 -
半透明のおしゃれな箱に入っています。
小ぶりなのでそんなにかさばりません。 -
やっとドリンクスタンドを発見。
ブルータスに載っていそうなイケメン風おしゃれお兄さんが注文を聞いてくれます。
目に入ったのはパイナップルティーの写真。
これこれ、これください、と指さし注文。
出来上がるのを待っていると、後ろに3人の若い日本人女性が。
この旅で見かける初めての日本人。
3人とも女子大生なのかな?服装も可愛らしく一気に場が華やぎます。
「やだー、ここのお店おいしそうじゃん。」「えー迷っちゃう~」
盛り上がっているその前に立っている全身ユニクロコーデのおばちゃんが、日本人とは3人とも気づいていないことでしょう。
残り20分。ドリンクをゲットしたら台南駅まで急げ急げ。 -
何とか無事に台南駅に到着。
もう疲労感半端なし。結局台南名物何も食べられなかった、、、。
絶対また来ようと心に誓う。
あれだけ急いだのに、自強号がまさかの10分遅れ。 -
ホテルに着いたら娘は机に向かって頑張っておりました。
色々な方のブログで評判だった復興一路の「阿霞焼肉飯」に向かいます。
歩いて7,8分。到着したもののものすごい行列です。しかもテーブルの数が少なく店内で食べるには相当時間がかかりそう。
あきらめてその先のお店に入ります。お客さんで賑わっているからおいしいに違いない!
お店の中央にカウンターがあり、いろいろなお惣菜が並んでいます。
壁に書いてあるメニューを指さしながら注文。
感じの良いお兄さんで、私のつたない中国語を一生懸命理解しようとしてくれました。 -
またまたルーロー飯とスクランブルエッグ的なもの。
味は良かったのですがちょっと脂身多めでした。
もう一品、エビワンタンの麺を注文しましたが、味が薄いというか
出汁の味がしないというか、、、。
テーブルの豆板醤と胡椒で何とか調整しました。 -
日本でも大人気のタピオカミルクティー「タイガーシュガー 老虎堂」へ。
中央公園駅から徒歩五分くらい。新堀江の地区にあります。
日本だと大行列のようですが、高雄では一人しか並んでない!
にやっとする娘。
旅行中娘のテンションが上がったのは、イチゴかき氷が出てきた時とこれを受け取った瞬間だけでした。
定番のミルクティー 55元。 -
三多商圏駅まで歩き、興中夜市を散策します。
3時ごろですが道路沿いのお店は活気づいています。
大きなせいろから蒸したての肉圓が見えました。湯気が上がっておいしそう。みんなバイクで買いに来ています。
お店の人に「ネイヨン」とイートインの意思を伝えると
奥の席を案内してくれました。
みたらしのような餡がかかった熱々の肉圓はクセもなくとってもおいしかったです。一つ10元。 -
次に見つけたのは麺線の屋台。
これも一度食べてみたかったもの。お店の人にモツと牡蠣を入れるかと聞かれオッケーと答えます。にんにくは断りました。
「ネイヨン」と伝え店の奥のテーブルで待ちます。
とろとろアツアツの麺線。かつおだし風味で食べやすい。
娘に食べてみなよと薦めるも、かたくなに拒まれます。
「屋台の牡蠣とか、大丈夫なの?お腹壊したら大変じゃん」
言われてふと我に返ります。屋台、牡蠣、気温28度、、、
危険ワードが頭をよぎる。だ、大丈夫か、、、。
この夜市、バイクが多すぎて本当にヒヤヒヤ。
屋台に気を取られていると轢かれそうになるので気を付けてくださいね。 -
お腹の調子を気にしつつ次は図書館へ。
夜市から10分ほど。
自習コーナーはほぼ埋まっています。3階から6階まで必死に空席を探し、ようやく一席発見しました。日曜の午後なのに誰一人しゃべらず皆さん集中しています。
ささやき声すら聞こえません。
娘もこの雰囲気にはびっくりした様子。
さっそく勉強開始です。
2時間後に戻る旨を伝え、私は一人次の目的地へ!
ライトレールで「夢時代」駅へ向かいます。
夕日を浴びた高雄85大楼、迫力あります。
高雄の高の字を表しているとか。確かに「高」に見えますね。 -
「夢時代」ショッピングセンターは駅を降りてすぐです。
クリスマスライトアップが見事です。
たくさんの親子連れやカップルでにぎわっていました。 -
地下のフードコート。
日本のお店もいくつか入っています。 -
再びライトレールに乗り、図書館へ娘を迎えに行きます。
夕飯の場所を求めてウロウロし
やっとホテル近くで「小向之店」というこじんまりしたお店を見つけました。
ガイドブックにもグーグルマップにも載っていませんが、このお店が期待以上においしかったのです!
店先に厨房があり、作っている様子がよく見えます。台湾式オープンキッチンスタイル。
お玉でフライパンをガンガンかき回す音やお肉がジュージュー焼ける音、中華スパイスの香りに期待が高まります。
寡黙な中年のご夫婦がてきぱきと働かれています。
この写真は牛肉の乾麺。麺の下に醤油ベースのタレがあり、熱々を絡めていただきます。140元。 -
蝦チャーハン80元と玉子とトマトの炒め物50元。どちらもしっかりした味付けで
ボリュームたっぷり。
お腹がいっぱいだったのですが、残しては申し訳ないと頑張って完食しました。
とても感じのの良いご夫婦で、おいしかった旨を伝えると忙しい手を止めて、何度も謝謝と言ってくれました。
今回の旅、訪れたお店の方がみなさん感じよく、一回も嫌な思いをしませんでした。 -
ホテル並びにオープンしたてのデザート屋さんを発見。「清原」というお店です。
入り口に花や風船が飾られ、出来立てほやほやのようです。
イートインの席も広く、女の子が喜びそうな可愛らしい内装。
芋圓や仙草ゼリーが看板商品のようで、どれもおいしそう。
温かい湯圓を持ち替えり、ホテルでいただきました。 -
帰国の朝。
7時50分発の便のため、前日にフロントで5時40分にタクシーを予約してもらいました。
チェックインを済ませたら到着ロビーに降りて、スタバでしばし休憩。
同じフロアのファミリーマートは6時と同時に開店していました。 -
あっという間の二泊三日。
受験直前の娘を連れての旅行。
色々考える余裕もなく、勢いだけで決行してしまいましたが、旅行中も何度か
「これでよかったのか」と罪悪感にかられました。
当の娘は「別に悪いことしたわけじゃないし、勉強は一応できたし」
と旅行に来たことは後悔していない様子。
高雄の温かい気候とタピオカミルクティーで、どん底のメンタルが癒されたことを願いつつ、気持ちを新たに1月のセンターと2月の本番に向けて頑張ってほしいところです。
皆さまの旅行のヒントになる情報はほぼない旅行記でしたが、読んで下さりありがとうございました。 -
最後に、今回購入したパイナップルタルトの写真を。
左上がパン屋さん「方師博」。
左下が三多商圏駅の新光三越地下の「旺来山」。
(これがサニーヒルズとほぼ同じ大きさです)
右が台南の「鳳盒子」。
3つとも気に入ったので、次回もきっと同じものを購入することでしょう。
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この旅行記へのコメント (8)
-
- ねんきん老人さん 2021/08/28 18:02:54
- いやはや・・・人生なんとでも理屈はつけられますね。
- rairai さん、旅の達人というか人生の達人というか・・・、勉強になりました。
お嬢様がすばらしいですね。 同じようなシチュエーションで多くの娘さんが言うであろうセリフは「ワタシをダシに使って!」というものでしょうが、「タピオカミルクティー飲みたい」という一言で親の罪悪感を一掃してくれる幅の広さに感動しました。
私の特技は諦めと妥協なので、大学AO入試に落ちたなどということは屁とも思わないのですが、お嬢様にとっては一大事だったことと思います。
移動、食事等での時間を差し引いたら事前合宿にどれほどの効果があるかは疑問ですが、それでも参考書等を持ち込んで、機内でも現地でも勉強を続けていらっしゃったお嬢様のメンタルに敬服しますし、同時にお母さまの行動にも舌を巻きます。
ご自分が勉強の邪魔になってはいけないというお気持ちと、お嬢様が「人の気も知らないで!」と憤慨なさる恐れを天秤にかけて中途半端にうろつくのが普通だと思いますが、スパッと決断されてお嬢様の声の届かない場所でご自分の時間を過ごされたのは、お嬢様にとって、最も望ましい行動だったに違いありません。
またお父様が「まあ勉強はどこでもできるしね」と言ってお二人を送りだしてくださったというお話に、父親としてよくぞ言ったと膝を打つ思いです。
つまるところ、お三人がそれぞれ立派で、胸が熱くなる思いがしました。
蛇足ですが、お嬢様はその後大学に合格されたそうで、おめでとうございます。
私は中学3年のときに就職試験に落ちて、触れ腐れ気味に数日間を過ごしたような気がしますが、そのおかげで経済的に諦めていた高校進学をすることになり、その後教員への道を歩くことになりました。
その縁で妻と知り合い、私にとって、あくまでも私にとってですが、世界一の妻をもつことができました。
人生万事塞翁が馬。 試験に落ちるなどということは長い人生すごろくの中で細事も細事。それがもとで良いことも悪いことも起こってきますから、それをどう生かすかが勝負なのでしょうね。
お父様の力強さ、お母さまのさりげない優しさ、お嬢様の気丈さ。 久しぶりにほのぼのとした気分になりました。
お嬢様のご多幸をお祈りいたします。
ねんきん老人
- rairaiさん からの返信 2021/08/29 08:15:05
- Re: いやはや・・・人生なんとでも理屈はつけられますね。
- ねんきん老人さま
コメントをどうもありがとうございます。
温かいメッセージ、とても嬉しく拝読しました。
人間万事塞翁が馬、本当にその通りですね。
若い頃は目先の結果にとらわれがちですが、私も少しずつその言葉の意味が
分かってきた気がします。
そして、世界一の妻とおっしゃるねんきん老人さまと、言っていただける奥様、とても素敵なご関係ですね。うらやましいです。
このようなご時勢ですが、どうぞお身体に気を付けてお過ごしくださいね。
-
- salsaladyさん 2020/12/10 10:01:54
- 心はブルー~でもよくぞ愉しんだ高雄飯 !
- ☆思いっきりの良い母親で幸せなお嬢さん~家でめそめそするより旅先で猛勉強!
☆AO試験って当たり外れがあるんだね。その後きっとお気に入りの学校へ~
☆30数年前のギリシャ旅行に連れ立った友人が、娘の大学入試を楽観視した余裕で旅立って。。。帰国すると日大に落っこちた?そんな分けねえだろ?なんて良いながら一年間愉しませてやったとか~親にとっては大学入試なんて人生のほんの一部だけど?
☆色々ある和ね~と言う教訓でした。今は美人娘の自慢ばかりで。。。see you~
- rairaiさん からの返信 2020/12/10 19:46:37
- Re: 心はブルー~でもよくぞ愉しんだ高雄飯 !
- salsaladyさん、コメントどうもありがとうございます。
その後娘は何とか無事大学生になれました。台湾の神様のおかげかな?
無謀な旅でしたが、今では笑い話になっています。
-
- ももであさん 2020/01/08 21:30:11
- 旅に一票
- rairaiさん
大学受験
その後の人生設計に少なからず影響してくるのだから
重要であることに間違いはないのでしょうが...
やりようによっては大学教育以上にどデカイ経験が
得られ、その後の人生に大きく影響してくるのが
'旅'かも知れませんね。
- rairaiさん からの返信 2020/01/09 05:48:34
- Re: 旅に一票
- ももであ様
旅行記を読んでくださりありがとうございました。
コメントといいね、フォローもありがとうございます。
この無謀な旅に一票頂き嬉しく思います。
おっしゃる通り本人の心に何か残れば、、、。
少なくとも高雄の学生の真剣さ、そして台湾の食べ物のおいしさは
驚きだったことでしょう(笑)
ももであ様の「ひとり山手線一周ゲーム」興味深く拝見しました。
私もいつかチャレンジしてみたいです。
一日では無理なので分割で(笑)
次の旅行記も楽しみにしております。
rairai
-
- ぽぽさん 2020/01/04 16:18:45
- 切替(^^)
- rairaiさん
はじめまして(^^)ぽぽと申します。
反省記読ませて頂きました。
同じような立場だったら私も予約しちゃいます。娘を信じる自分、行きたい自分自身に勝てません。
落ち込んで家にいるより、場所変えてリセットできて良かったとおもいますよ。
高雄行ってなければいちごカキ氷、タピオカで癒されれことないし、他国の図書館での勉強は実になったとおもいます。
月日が経てば笑い話に変わる日がきますよ。
試験まであと少しかな?
娘さん、rairaiさん、ご家族の皆さん
体調崩さないようにベストで試験受けれるように頑張ってください!
次の旅行記楽しみにしてます。
ぽぽ
- rairaiさん からの返信 2020/01/04 19:02:38
- Re: 切替(^^)
- ぽぽ様
はじめまして。
拙い旅行記を読んでくださり、どうもありがとうございました!
フォローもありがとうございました。
そして温かいメッセージ、とても嬉しく拝見しました。
本当にいつか笑い話になることを信じて、、、。
本番まであと少し。あとはおとなしく(笑)、娘を見守ろうかと思います。
ポポ様の旅行記も拝見しました。
とっても楽しそうな様子が伝わってきました~!
また次回の旅行記も楽しみにしております。
rairai
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