2019/12/04 - 2019/12/05
36位(同エリア63件中)
ちふゆさん
19年12月4日(水)、日本からの友人を迎えての観光4日目は終日ホテルでまったり。今回利用したのはオールインクルーシブ(All inclusive)のヒルトンローズホールリゾート&スパ(Hilton Rose Hall Resort & Spa)。ジャマイカ一のリゾート都市モンテゴベイ(Montego Bay)の中心から約15㎞、空港からだと約12㎞西にあるビーチフロントリゾート。1974年オープン。
ここではさまざまなレジャーアクティビティをオールインクルーシブで楽しめる。シュガーミルフォールズウォーターパーク(Sugar Mill Falls Water Park)には、ゆったりと流れる流水プールやスリルのあるスライダーがあり、あらゆる年齢層が楽しむことができる。オールインクルーシブに含まれるのは、1日3回の食事とスナックを含むすべての食事、プレミアムブランドでないお酒、生ビール、グラスワイン含む飲物、モーターを使わないウォータースポーツ、キッズクラブプログラムとアクティビティ、フィットネスセンターへの無制限アクセス、近隣のショッピングや歴史的なアトラクションへのシャトルサービス、グルメダイニング、ビーチでのアクティビティ、プールのコンシェルジュサービスなど。
3泊2人でツインルーム使用で10万円ほどだったので、1人アルコール込みの1泊3食が1万7千円足らずと考えると食事も十分な質と量なのでとてもリーズナブル。ただ、オープンして45年経過しているので、設備がちょっと古いところはある。セーフティーボックスが壊れた話を前に書いたが、その他、カードキーの1枚が効かなかったり、バスルームのドアノブが突然外れてびっくりしたり、エレベータのボタンが壊れたり、効かなかったりとか細かい問題は多少あった。でも、上に書いたように食事は美味しかったし、スタッフもフレンドリーで親切で、なかなか快適なステイだった。
この日は朝はゆっくりで9時前にビュッフェの朝食。食べ過ぎないように注意要だよな、貧乏育ちには。10時頃からビーチへ。ところが11時前からスコール。昨日は夕方に1時間ほどあったんだけど、午前中にも来るんだ。私の住んでるキングストン(Kingston)は島の南岸だが、スコールは午後が多いので、午前中のスコールは意外だった。北海岸にはこれまで何度も来てるが、これまでは雨にあったことがなかったので、それも意外だった。
プールサイドの屋根のある所に避難して朝から今日のお薦めカクテルのバムバム(Bam Bam)んどを一杯やってると1時間足らずで上がって来たので、それからは流水プールサイドで飲んで食べてのんびり過ごす。ピザにナチョス、ビールやカクテルは何杯飲んだろう。流水プールもウォータースライダーも結構楽しくて、何度もやってた。
夕方、最後にホテル正面のプールでもひと泳ぎして、5時半頃部屋に戻り、レストランの予約が8時半しか取れなかったので、シャワー浴びてひと眠り。夕食は海際のレストランでシーフード。友人はシュリンプなどのシーフード、私はサーモンをメインに食べたが、量もたっぷりで美味しかった。たっぷりとビールと白ワインも戴いた。
10時頃食事終えると、ホテル内庭のステージでライブ演奏中。「スタンバイミー」とか「好きにならずにいられない」とか知ってる曲をやっててくれたので楽しかった。こんな感じで過ごすのが1日しかないのが残念と思いながら1日が終わった。
https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/media_set?set=a.3527545903982075&type=1&l=223fe1adec
そして翌日19年12月5日(木)、この日の午後、友人は日本への帰路に就く。7時過ぎに朝食(下の写真1)。この日は目玉焼きを作ってもらった(下の写真2)。9時頃ホテルの部屋で最後の記念撮影をしてチェックアウト、今日は天気がいい(下の写真3)。
フライトは午後の2時過ぎなので、空港へ送る前に最後の観光に。モンテゴベイの町を横切り、少し山に入ったアンカビー(Anchovy)と云う町(村?)の丘の中腹にあるロックランドバードサンクチュアリー(Rocklands Bird Sanctuary)に10時前に到着。ここはハチドリ(Hummingbird)など多くの鳥を見ることのできる鳥類保護区。一部の鳥はジャマイカ固有種で、他の鳥は他の国から島に飛んできて、ここを住み家にしている。バードレディー(Bird Lady)と呼ばれたリサ・サーモン(Lisa Salmon)が1900年代の前半にこの丘を訪れ、魅りおされ、開いたところ。彼女は2000年に90歳代で亡くなったが、彼女の従妹が跡を継いでいる。ジャマイカ居住者は1000JM$で非居住者は20US$で、現金のみだった。
敷地内に入るとおっちゃんがまずハチドリの蜜やりをさせてくれる。最初は何をしたらいいか分からなかったが、蜜が入ったボトルを持って座り、その前に開いてる手の指を出すとハチドリが飛んできて、目の前で蜜を吸い始める。これまでジャマイカに来てから身近でハチドリを見る機会は何度もあったが、指に止まるとは・・・ ハチドリはアメリカ南西部からアルゼンチン北部に生息しているが、ジャマイカにいるフキナガシハチドリ(Red-billed Streamertail)は雄の尾羽が繁殖期に長くなる固有種で、その姿が黒いシルクハットをかぶりロングテールのコートを着た昔の医者の姿を連想させるのでドクターバードDoctorbird)と呼ばれ、国鳥になっている。
敷地の一角からはモンテゴベイの町を見下ろすことも出来、また庭内に置かれた餌には多くの小鳥たちも集っている。
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10時半過ぎ、最後の観光を終えて空港へ。11時頃モンテゴベイ空港(Montego Bay Airport)に到着。土曜日午後に友人を迎えに来た時には大渋滞で参ったが、この時間はすんなりと駐車場に止められる(1時間150JM$=約120円)。
この空港は正式にはサングスター国際空港(Sangster International Airport)(IATA空港コードMBJ)(下の写真4)。国際観光都市モンテゴベイの玄関口であり、首都キングストンのノーマン・マンレー国際空港(Norman Manley International Airport)の3倍の利用旅客数があるジャマイカ一の空港。カリブ海の空港の利用旅客数としても4番目に多い(トップのプエルトリコ(Puerto Rico)サンファン(San Juan)のルイス・ムニョス・マリン国際空港(Aeropuerto Internacional Luis Munoz Marin)の約半分)。
モンテゴベイ中心部からわずか4㎞北東に位置する。1947年開港で、2600m台の滑走路1本を持つ。アメリカ各地との直行便の他、カナダやヨーロッパなどとの路線もある。空港の名前は1967年にジャマイカの第2代首相を務めたドナルド・サングスター(Sir Donald Burns Sangster)に由来している。余談だが、彼は初代首相アレクサンダー・バスタマンテ(Sir William Alexander Clarke Bustamante)の病気に伴い64年2月から首相代理を務め、3年後の67年2月のバスタマンテの死去により第2代首相となった。その後、4月6日にサーの称号を与えられたが、その5日後にクモ膜下出血で死亡した。享年55歳。在任日数はわずか48日だった。
出発ロビーにあるカフェブルー(Cafe Blue)で友人はコーヒー豆を買い、ブルーマウンテンコーヒーで一服(下の写真5)。2杯で1080JM$(1000円足らず)。12時前、チェックインを終え、セキュリティチェックに消える友人を見送って、私は帰路に就いた。いや、楽しい5日間だった。本当に遠路はるばる遊びに来てくれた友人には大感謝。最後に改めてありがとう!
完了
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