ウイーンから中欧、バルト海を駆け抜けた５８日間☆彡　28日目 ・・トカイへワインの買出しに行く！・・

2018/06/13 - 2018/06/13

06/12(火)～06/14 ミシュコルツ Miskolc（ハンガリー）

ミシュコルツ2日目です。ミシュコルツの観光で有名なのは洞窟温泉。旧市街は所謂中世の街並みというような感じではありませんが、ヨーロピアンな建物がたくさんあり、コンパクトなので歩いて回るのに丁度いい。
目的もなくゆっくりと歩ける街。

期せずしてオペラフェスティバルも行われておりましたが、残念ながら、今日はトカイへ行きます。

トカイと言えば、貴腐ワイン。
甘口ワインの最高峰で、貴腐ブドウでつくるワインです。しかし、貴腐ブドウという種類があるわけではありません。貴腐菌（ボトリティス・ シネレア菌）による過熟により、干しブドウ状になることを貴腐化といいます。この貴腐菌はどこでも発生するわけではなく、世界でも数か所のみ、トカイの地理的条件がこの菌を生むのです。
このワインを買う為に、トカイへ行く為、ミシュコルツに泊まったんです。
ミシュコルツ観光は言わば、おまけです＾＾


06/14(木)～06/17 コシツェ Kosice（スロバキア）
06/17(日)～06/18 トレンチーン Trencin（スロバキア）
06/18(月)～06/20 ブラチスラバ Bratislava（スロバキア）
06/20(水)～06/24 プラハ Praha（チェコ）
　　　　　06/22 プルゼニPlzen （チェコ）
06/24(日)～06/26 ブルノ Brno（チェコ）
　 　　　　　　 06/26 オロモウツ Olomouc（チェコ）
06/26(火)～06/29 クラクフ Krakow （ポーランド）
06/29(金)～07/01 ワルシャワ Warszawa（ポーランド）
07/01(月)～07/02 ビャウィストク Bialystok（ポーランド）

まだまだ、ミシュコルツから30日も旅は続いています。東京オリンピックまでに旅記を完了できますやら(/ω＼)

エリア トカイ(ハンガリー)

• 旅行の満足度: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

「SenoRita」ソーベの中庭。昨夜、一人佇んでいました。

外観からは想像出来ないアーティスッティクなソーベ。

お部屋事にデザインが違って。

外のドアとは、全く違う趣き。

共同のキッチンダイニング。使いませんでしたが。

セーチェニ・イシュトバーン通り。
ソーベは左側にあり、SPARは右側。トラム駅も近くて便利。そして、家賃安い。

通りの名前のセーチェニ・イシュトバーンさんは、１９世紀の貴族。
ブダペストのセーチェーニ鎖橋は、彼の名をとって 銘々されたそうです。
聖イシュトバーン大聖堂のイシュトバーンさんとはまた違うよ。
ツレから、アレコレ言われても、わから～ん！

ミシュコルツ駅。
メルヘンチックで可愛らしい・・

昨日の事件がなかった様に、見守るミシュコルツ駅。

切符売り場は混んでますよ。

構内もお洒落な雰囲気・・

MAV 「Szerencs 駅」

セレンチュはSzerencsi bonbon（チョコレート）で有名な街。

MAV 「Tokaj 駅」

目指すワインセラーと博物館へは、駅から徒歩15分はかかったと思います。

Hosok 広場。

トカイは小さな街なのに銅像が多い。

ラーコーツィ・フェレンツ二世の銅像がありました。トカイワインを世界に知らせしめた人物で、ハンガリーの大貴族である方。
この人の名前の通りもハンガリー中にありました。
銅像はブダペストの国会議事堂より小振り。

ラコーツィ通り。

小さな街・・村？
通りにはワインを販売しているお店がたくさん・・でもないかな。お店の数が多くない。

Kossuth 広場　
Heart of Jesus Church
広場に面して聳えているのはローマ・カトリック教会で、シンプルな外観だけど内部は意外と装飾的で美しいとか。入れませんでした。

Heart of Jesus Church。

教会から見えているのは・・

バッカスの噴水、樽の上に乗った愉快なバッカス像がある。
まるで、昨日の吾が姿だわよ^^

その後ろの建物は、ラーコーツィ ピンツェ。
ここはハンガリーの大貴族 、ラーコーツィ)家のワインセラーだったそうです。
ワインセラーの見学＋試飲のツアーが４０００Fｔ位だったかな。ここも魅力的だったんですよ。

この方は誰かしら？

観光客は少な目。

Tokaji Muzeum。

６００Ftから８００Ftに値上がりしてました＾＾

かつてこの地方で使われていた木製の家具などが展示されています。

あんまり興味を引く展示がなかったみたいです。
写真は少ないし、ユニコーンの角がない・・これは編集ソフトの扱いに慣れてないせい。
写真の枚数が多くて、つい、禁断のソフトを購入することに。

ワイン博物館も行けと、係の人からのお勧めです。

このデキャンタが素敵！

ワイナリーをそのままで保存しているらしく・・

ふ～ん、どれどれ？って、ワイン瓶ばかりに興味を示す私・・

これは！？歴史的な発見！
明日香村の酒船石に似てなくもない・・

ワイン博物館でした。

裏庭もイイ感じ！

トカイ博物館 博物館・美術館・ギャラリー

「Himesudvar」 Bem J?・zsef 通り

念願のワイナリーです。

貴腐ワインとは、貴腐菌にて生き乍らにして干し葡萄となった貴重な葡萄から作られたと私は思っている＾＾
でも、そんな単純なことではありません。気象とか手間とかいろんな条件を経て出来た貴重なワインの王。

それ、いただきました～！
この５種を１から５まで、ゆっくりと味わう。
１は辛口。そこから、徐々に甘味を増すごとに、店員さんが饒舌になる・・胡散臭い＾＾
でも、グラスで５杯。１９９０Fｔ。
貴重な5番がもちろん、お薦め。ッチョ～～！ッスゥ～ト！

5番は日本にお送りいたします。箱買いしてくれたらと。しませんでした。

「Himesudvar」

申し訳ございません。
実は、私、辛口のシャブリが好みなのですよ<m(__)m>

ですが・・３，４，５番お買い上げ。
5番は、後生大事に持って帰り去年になってしまったお正月旅で飲みました。

シャブリで良かったかもな。。

街は銅像も多いけど、可愛らしいレイアウトがたくさんあります。
これは・・・・・お好みで！

ポストだって、可愛い。

「Grill Bufe」Rakoczi 通りにて。

ここで、グラスワインとハンバーガーセット、ソーセージセット。ビールはなし。
合計金額、３６５０Fｔ。
ミシュコルツも物価が安いけど、ここも安い。って、お安いものしか食べてない？

Rakoczi 通り。

シュール～！

貴腐ワインの街だけあって、ワイナリーも販売店もレストランもたくさんあります。ワイン好きな人、是非一度来てみたらいかがでしょうか。

MAV 「Tokaj 駅」

MAV 「Szerencs 駅」

MAV 「Szerencs 駅」

微量鉄分な私はヨーロッパの汽車はどうも、ヌボーとした顔に見えて何とも言えません(T_T)/~~~

ミシュコルツ駅からトラムで。
アパートへ一旦帰ります。大切なトカイワインを置きに。

その後は、ミシュコルツの観光しますよ！

Kossuth Lajos 通り。

雄鶏教会を目指しています。緑色の尖塔が見えていますが、雄鶏教会と言われる由縁の雄鶏が切れてる～。

観光します、とは云いながら。
ミシュコルツは○○歩き方にも載っていません。ハンガリー第三の都市？本当？

「Reformatus 教会」 Deak Ferenc 広場

これが雄鶏教会。一番天辺にぶつっとしてるのが雄鶏。大変珍しいことですねぇ＾＾

Deak Ferenc 広場

さて、ここは何屋さん？

マジャール正教会。

悲しいなぁ・・・旅記を書くために調べるなんて・・
中欧最大のイコンがあったそうです。
特に、イコン画に心酔しているわけではありませんが、イコン画は美しく物悲しい。ちょっと好き・・見たかったな。

Tarkanyi Bela 通り

この建物も変わり種。

木造教会。
GoogleMAPだと板張教会ですって＾＾

板張教会 寺院・教会

確かに、ログハウス風です…

ブルーの差し色が効いてイイ感じ！

ログハウス風・・教会。

中に入る事はできませんでした。
そして、観光客も地元民も誰もおりませんでした。

板張り教会から近き、Petofi Sandor 広場.

ぺトフィー・シャンドールは１８２３年生まれで１８４９年、２６歳の若さで死亡したとされている方。革命家にして詩人。数奇な運命の人です。

この方も、ブダペストにあるペトフィー橋の名前の由来者。

Szeles 通り。

ミシュコルツにはナジ・イムレやコシュート・ラヨシュ等々有名人の名の付けられた通りや広場がたくさんあるの。

この通りは建物、新旧共生してます。

Kazinczy Ferenc 通り

Ferenc Foldes 高校.

レリーフが素敵だったのでパチリ！

Nagyboldogasszony Minorita 教会。

大変情けない。
この教会を検索したらば、この名称。

Mindszenti Church。

次はこれ。

Roman Catholic Church of the Assumption。

これは、GoogleMAP。取り敢えずこれにすることとします。
それと、歴史のご紹介も出来ず、ツレ！

Hosok 広場.

Hosok 広場.

Kazinczy Ferenc 通り

18時過ぎで２８℃もあります。避暑地のリラフレッドもそれなりに暑かったので、スーツケースのワインを入れるスペース確保の為に、厚手の服や下着を捨ててしまった。
これが後々の旅で大変な事になりました。
季節はすっかり夏とは行きませんでした^^;

セーチェニ・イシュトバーン通り。

で、なんと昨日のトラム内で会った検札係の人にお会いしました。
お互い、わぉ～な感じ！
♪これを縁と言うのでしょ～♪

何で免れたんだろうな。憐れみの心でしょうか。疑問点は残るものの記念写真を一緒して貰いました＾＾

てへっ！(/ω＼)

懲りずにBORSODI。生ビールを頼むとこれが多い。お安いよ～！薄いよ～！
お値段はこの2杯で５４０Ftですよ。重ねて申し上げます。１Ftは０・４円ですからね。

セーチェニ・イシュトバーン通り。。

マンホール蓋ありましたよ。

「Adria Fagyivil?・g」セーチェニ・イシュトバーン通り。

すごい人気店のジェラート屋。

Szinva 公園。

Szinva 公園。

Varoshaz 広場。

ミシュコルツ市庁舎前のレストランでディナーをいただきました～！

Calypso Kisvendeglo」 Varoshaz 広場。

これは、リゾットでしょうね。

ワイン2本、おつまみセットにこのリゾットとマルハ・プルクルトで〆て、12000Fｔ。
トカイで食べた値段のほぼ３倍。だけど、それでもお安い！

マルハ・プルクルト。
ハンガリー風ビーフシチュー。添えてあるのは、ガルシュカというニョッキみたいな食感のもの。

「Calypso Kisvendeglo」 Varoshaz 広場。

Varoshaz 広場。

大音響でオペラフェスティバルとは無縁のロックが演奏されてました＾＾

ところで、そのオペラフェスティバルですが・・
トカイから戻って、アパートの前のセーチェニ・イシュトバーン通りの辻々でオペラが行われておりました。
カーペットを敷いただけの簡易なステージに、当然カラオケ。チラッとだけ見たら、カルメンでした。もう、クライマックス。
そのまま見ていけば良かったのに、一旦帰ったのが失敗。

観光する前に、どこかで演じてないか探したんですが見つかりませんでした。

で、この雲行。
空がどんどんと黒くなって行きます。

魔笛・・

まだ、帰るつもりではなかったんですが、土砂降りとなりましたので残念。

部屋にはトカイアス―も待っています。

でもね、辛口のワインをSPARで買って帰りました＾＾）

明日はどこへ行く？コシツェ？思い出しました。アパートの大家さんの強面お爺さんは本当に怖かった！それと、冷蔵庫も・・

この旅行記へのコメント （2）

• chieko2014さん 2020/08/11 20:28:49

  ありがとうございます(^^♪

  mom kazukoさん、ご訪問頂きありがとうございます。
  
  ハンガリー旅の予定だったんですか・・残念でしたね。早く薬が出来て、コロナ騒ぎが終息するまで当分の間は海外旅行は無理かしら？
  私もイタリア狙いだったんですが、やはり断念しました。もう一度、ブダペストにも拠る予定でした。
  ブダペストは4泊したんですが、見所満載な街並みはそれだけでは足りませんでしたよ。トカイワインを買いに行く位なら、ブダペストで観光していれば良かったと後悔。
  ブダペストは、本当に凄い街です。楽しみになさってて下さいませ(^_-)-☆
  
  それではこれからもよろしくお願いいたします。

• mom Kさん 2020/08/10 23:18:47

  今年の無念

  chieko2014さん　コウベ記に共感ありがとうございます。どなたが？とお邪魔すれば、「ハンガリー」！6月に旅する計画でした。ウィルス禍、多くの方が大変な状況の中、旅が吹っ飛んだことぐらいなんのその。とは思っていたのですが、お写真拝見して、残念な思いがまた少し。「で、この雲行」のお写真、素敵な色ですね。雰囲気も映り込んでいるようで、私はまるごとハンガリーにワープさせていただきました。ではまた。