ろう中古城 (Lang Zhong）

2017/08/30 - 2017/09/06

今回は8月30日に成田から四川航空直行便で成都に行き、9月6日に帰ってきました。成都二泊、綿陽三泊、阆中二泊で、当初は成都―綿陽、阆中ー成都は汽車の予定で、綿陽ー阆中は車をハイヤーして片道1,000元という行程だった。成都のホテルの中にレンタカーの会社があったので7日間のレントの料金を聞いたら900元以下なので、急遽汽車をキャンセルしてレンタカーで回ることにした。
最近家で飲んでいるプーアール茶が少なくなってきたのと、日本の急須ではチョット大きいので、綿陽のお茶の店で急須とお茶を買い、常宿の富臨大都会に泊まり綿陽ではのんびりしていました。今回の旅行の主目的である阆中古城は綿陽から3時間弱のドライブで、しかも全部高速道路で行けるので問題はないはず。

阆中古城は中国四大古城の一つで、他は溦州古城、平遥古城、丽江古城。居る間の三日間とも天気が悪く、しょっちゅう小雨が降っていた。その方がしっとりした古い町の趣が出てよいのかなとも思っていました。古城の中は軒並みに小さい店と宿や（客栈）がありその中に寺院、廟、貢院、文院などが散在している。城内は電動カートが走っているのでそれほど歩く必要は無い。全部は行けないので張飛廟、貢院、華光楼に行ってみた。
宿泊したホテルは古城の直ぐ脇にあり、庭園が立派でさぞ部屋からの景観が良いのではと期待したが、梅の木とその下の溝で泳いでいる金魚しか見えない。ホテルは長江の支流である嘉陵江にも面しており丁度清民節の時期だったので川辺で沢山の人が焼香をしていた。
そこら中に張飛牛肉の広告が出ていたので食べてみたら、中国風Bresaola（風干牛肉）で白酒のよいツマミになる。かなりしょっぱい！
成都に帰ってきたら古代から近代にタイムスリップした気分です。全行程700キロ、ガス240元、高速料金320元でした。

エリア 中国

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

嘉陵江と宿泊したホテル。

張飛廟

貢院（科挙の試験場),　華光楼、古城の街並み。

張飛牛肉、果実入りの白酒、古城内の旅館。

成都のホテルの上から見た天府広場。

茶と茶器。